重松象平の空間構成によるgallery koko”NEW YORK The Loudest”展

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重松象平の空間構成によるgallery koko”NEW YORK The Loudest”展

architecture, art, feature

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photo(C)Shin Suzuki

OMAパートナー、NY事務所代表を務める、重松象平の空間構成によるgallery koko"NEW YORK The Loudest"展です。、NYのTeamギャラリーのグループ展です。展覧会期は10月29日~11月21日。


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以下、建築家によるテキストです。
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恵比寿のある一角に建つ4階建てのビル。その2階に普段はKOKONOEの事務所として使われる約10m四方の空間がある。古いビルの一室をリノベーションした空間は、東側に二つの大きな窓があるため、心地よい開放感がある。
この空間の元来持つキャラクターを保ちつつ、二つのアクティビティを誘発する。くつろぐこと(ラウンジ)とアートを鑑賞すること(ギャラリー)である。また、ここでNYにあるTeam ギャラリーのグループ展を催すため、写真やドローイングからオブジェ、映像まで多種多様な表現とサイズの作品を同時に展示しなくてはならない。よって両極端な光のレベル(自然光が入る場所と暗い場所)を作る必要がある。
二つの領域と光のレベルを作り出すために、部屋の対角線上に一枚の壁を作る。
壁の自然光が当たる側は一般のギャラリーのように白く塗られ、反対側は暗さを増幅せるため黒く塗られる。白い壁側に、9つの作品を全て並べる。次に壁を各作品の大きさに従って分割し、少しずつずらしていくことよって、作品の個性を確保する。だが、ある一定の角度からは全作品を眺めることができるため、Teamギャラリーのアイデンティティと多様性も明確に表現できる。
壁をずらす作業は、各作品に合った光のレベルと領域を作り出すことでもある。それは結果的に空間全体に光のグラデーションを作り出す。単なるグラデーションではなく、作品の個性によって生まれる陰影の図である。またそれは同時にラウンジとギャラリーの境目を曖昧にする。「くつろぐ」か「鑑賞する」のどちらかではなくて、どちらもできるし、どちらもしなくてよい場所ができる。
二つの異なる機能の融合と明暗の必要性。白か黒かではなく、グレーゾーンに溢れた空間はアクティビティのグラデーションを創りだす
重松象平
1973年福岡県生まれ。建築家。OMA(Office for Metropolitan Architecture)パートナー、NY事務所代表。主な作品はCCTV(中国中央電視台)新社屋、プラダ巡回展「ウェイスト・ダウン」など。ハーバード大学デザイン学部大学院、コーネル大学建築学部大学院の非常勤講師も務める。
■展覧会概要
「NEW YORK The Loudest」
会期: 10月29日~11月21日
Cory Arcangel, Slater Bradley, Gardar Eide Einarsson,
Ryan McGinley, David Ratcliff, Banks Violette
gallery koko/ギャラリー ここ
東京都渋谷区恵比寿南2-8-13キョウデンビル2階
Tel: 03-5794-9940
営業時間:12:00-18:30 無休(11月21日まで)
twitter.com/gallerykoko www.gallery-koko.com


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