鈴木亜生 / ARAY Architectureによる鹿児島の住宅「SHIRASU」

( )

Photo at random

鈴木亜生 / ARAY Architectureによる鹿児島の住宅「SHIRASU」

architecture, feature

shirasu01
photo(C)DAICI ANO

鈴木亜生 / ARAY Architectureが設計した鹿児島の住宅「SHIRASU」です。

shirasu02

shirasu03

shirasu04

shirasu05

shirasu06

shirasu07

shirasu08

shirasu09

shirasu10

shirasu11

shirasu12

shirasu13

shirasu15

以下、建築家によるテキストです。

**********

SHIRASU

住人(夫婦2人・子供4人)は、エネルギーに頼らず、自然や気候風土に開かれたエコロジーな暮らしを望んでいた。敷地は鹿児島市中心市街地から程近いシラス台地上に広がる住宅地。そこで、この台地を形成する地質、シラスを再利用して地域の気候風土に根差した家を計画した。

シラスは断熱性・調湿性・蓄熱性など他の地質にはない特性をもっている。街で普及し始めていた舗装用シラスブロックの加圧成型技術を生かし、建築の組積材として初めての使用を試みた。外壁ブロックは、材料強度を確保するためシラスの配合を変え、内壁ブロックには吸放湿性を高めるためシラス原石を象嵌した。このシラスの性質は、同時にブロックに積層した記憶の表情として表れている。こうして外周全体を内外中空層二重壁に積み上げた家は、シラスの洞窟のような台地に包まれた空間となった。内部は、夏はひんやりと涼しく、冬は暖かく年間を通して安定した温熱環境となる。

台地に蓄積された地質やその地形は、この土地の自然や気候風土をつくりだす要因となっている。自ら空調設備の設置を拒んだ住人は、ブロック壁全体に内外環境のコントロールを任せ、その身近な自然との生活を拠り処としている。これから台地とのつながりを一層一層積み重ねていって欲しい。

■建築概要
住 所:鹿児島県鹿児島市西伊敷
設計監理:鈴木亜生/ARAY Architecture
構造設計:tmsd萬田隆構造設計事務所
施  工:株式会社アルカンシェル
ブロック:株式会社ストーンワークス
構造規模:鉄骨造 地上2階
敷地面積:228.9㎡
建築面積:88.0㎡
延床面積:143.9㎡
設計期間:2011.08-2012.08
工事期間:2012.09-2013.07
■主要仕上げ
屋上緑化:シート防水+シラス緑化基盤敷
外壁:シラスブロック+撥水剤
内壁:シラスブロック (シラス原石象嵌)
内部床:杉フローリング+浸透性自然オイル仕上


前後の記事を読む

RSSフィード

このサイトの最新情報をRSSフィードで配信しています。
RSS RSSリーダーで購読する

メールマガジン

メールマガジンで最新の情報を配信しています。
»メールで architecturephoto.netを購読する

情報募集

建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
»詳しくは、こちらをどうぞ

Search"サイト内検索"

amazon search"書籍検索"

最新ニュースを受け取る

feature"特集記事"

remarkable"注目情報"

book"書籍情報"

Exhibitions"展覧会情報"

Competitions"コンペ情報"

最近のTopics

Ad

広告掲載ついてはこちらにどうぞ

ap job"求人情報"

ap product"建材情報"

ap books"入荷情報"

Tags

※ニュース・リリースなどはこちらのフォームをご利用ください
>>contact