フォルム・木村浩一建築研究所による滋賀・東近江の住宅「奏でる家」

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フォルム・木村浩一建築研究所による滋賀・東近江の住宅「奏でる家」

architecture, feature

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photo(C)浅田美浩

フォルム・木村浩一建築研究所が設計した滋賀・東近江の住宅「奏でる家」です。

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以下、建築家によるテキストです。

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敷地は、新旧の住宅が混在した住宅地の一角にある。
クライアントの要望は、”標準のコストで建てられる豊かな生活が過ごせる家”であった。
周囲の環境から導かれた閉鎖的な外観は、両端部に立ち上がる垂直壁と縦長の開口部そして水平ラインを強調した庇で構成されている。
周囲と馴染みながらも醸し出す不思議な感覚は、この家の内部に特別な空間が内包していることを暗示させている。
玄関を入るとスリットのある建具で仕切られたスペースが現れる。このスペースは、音楽室として利用され、リズミカルに並ぶスリットは、この部屋らしい雰囲気をつくり出している。
また仕切られた建具を引き込むことで玄関・ホール・廊下が繋がり視覚的な広がりを持つ一体空間としても機能する。
2階には、LDKが計画されており一室空間の中に様々な空間演出がなされている。
室内にはトップライトからの光を鈍く反射し素材感を際立たせた壁が配置されている。
この壁は、構造壁であり、空間を分節するエレメントでもある。
分節されることで生まれた回遊性のある動線は、魅力あるシークエンスを作り出す。
そして注意深く取り付けられたテーブル・ベンチ・照明によって美しい生活シーンが生み出される。
視覚的効果と光の演出は、対面する階段室周りにおいても計画されている
階段室に配置した植栽スペースは、階段室と吹抜けを穏やかに分節し心地よい距離感をつくり出している。
温かみのある木肌の壁と木製ルーバーからの拡散光は、スペースを優しく包み込み日々の生活を心地よく演出する。
この家を豊かにしているのは、凝ったディテールや高価な素材ではなく視覚的効果をもたらす空間構成なのである。

■建築概要
所在地/滋賀県東近江市
主要用途/専用住宅
設計・監理/フォルム・木村浩一建築研究所
竣工年/2014年
構造/木造軸組
規模/地上2階
敷地面積/124,76㎡
延床面積/130,02㎡


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