宮原輝夫 / 宮原建築設計室による群馬・高崎の住宅「House_IM」

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宮原輝夫 / 宮原建築設計室による群馬・高崎の住宅「House_IM」

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photo(C)宮原建築設計室

宮原輝夫 / 宮原建築設計室が設計した群馬・高崎の住宅「House_IM」です。この住宅は、今年の東京建築賞 優秀賞を受賞作品でもあります。

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以下、建築家によるテキストです。

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House_IM -箱と自在な内の家-

「先の事は判らないが、今は収集してきた美しいものに囲まれて生活したい」
施主の求めるギャラリーとしての機能と、様々に移り変わる日常への対応性。私たちはこの2つの機能を高度に、そしてローコストで実現する住宅を創りたいと思った。

66坪の敷地に対して建物のボリュームは一辺10m、高さ4m程の直方体、これを全周に約1メートルの跳出しを持つ全面フラットなステージ状のRC造基礎を用いて、地盤から50cm浮かせて配置した。少しでも自然界に寄り添うよう、外壁には雲の様に見えるまだらな塗装を施し、建物全周に高窓を配置している。エキスパンドメタルにより浮遊感のあるエントランスへ向かう浮遊感のあるスロープは、外の日常から施主の日常へのアクセスツールとして捉えた。
内部は、構造部材でない高さ1.9mの目隠し壁・家具を用いて、必要な機能・スペースを構成している。空間はお互いに緩やかに接続され、各スペースも完全に区画されていない。約100平米の一室空間である。屋根・天井は全て中庭へ勾配させることで、全周にある連続高窓と空を連続させ、また中庭に面した時室内から最大限の空(自然)を感じられるよう考えた。また中庭を中心に配置した正方形のプランを採用や、全周に連続高窓を設け外界との接続を均一化する事で、人々の定位感を失わせ方角からも解放しようと試みた。
一方、全面フラットなステージ状基礎と木造在来工法による構造は、構造解析により外周と中庭の柱によりのみ成立させているため、大きな一室空間を移り変わる施主の生活のステージ毎に、ギャラリーとして、個室として、子育てに必要なスペースとして、無理なく再構築出来るよう考えられてる。

こうしてHouse_IMは、永く続く施主だけの日常空間を得る事が出来た。

宮原輝夫
宮原建築設計室

■建築概要
物件名 : House_IM
敷地 : 群馬県 高崎市 ,
設計期間 : 2011 – 12 2012
施工期間 : 06 2012 – 12 2012
建築家 : 宮原輝夫 / 宮原建築設計室
構造設計 : 泉 秀知 / 泉秀知建築構造設計事務所
施工 : 安松伊知郎 / 安松託建
写真 : 宮原建築設計室
敷地面積 : 220.21m2
建築面積 : 92.74m2
構造規模 : 木造 地上1階


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