A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇による、京都の、チョコレート専門店「Dari K(ダリケー)大宮本店」

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A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇による、京都の、チョコレート専門店「Dari K(ダリケー)大宮本店」

architecture, feature

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外観1。

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インドネシア産のマンデリン材を使ったショーケース。

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エントランスより店内を見渡す。 all photos(C)沼田俊之

A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇が設計した、京都の、チョコレート専門店「Dari K(ダリケー)大宮本店」です。お店のウェブサイトはこちら

Dari Kはインドネシア産のカカオ豆を現地で栽培から収穫まで深く関わり、日本でチョコレートを製造して販売するというユニークなBean to Barのチョコレートショップです。(※Bean to Bar=カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造までを手がけること)

ショップをデザインする前に、オーナーの吉野慶一氏やスタッフの方々から企業の理念、目標、活動、店舗でのオペレーション等について多くのヒアリングを行い、実際にインドネシアのスラウェシ島にあるカカオ農園や現地法人の視察に行き、企業として何を大切にして活動しているのかを知ることからプロジェクトがスタートしました。ヒアリングする中で、空間化が可能と思われる重要事項を整理した結果、以下の3つのコンセプトに沿ってデザインすることとしました。

※以下の写真はクリックで拡大します

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カカオパウダー入りの漆喰壁と棚。

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店内より入り口を見渡す。

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ガラス張りの厨房。

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カカオリカーのボトルを使ったインテリアエレメント。

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カカオ豆を練り込んだ土壁サインパネル。

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カカオ豆の加工過程を見せる。

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外観2。

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夜景。

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フレッシュなカカオの実。

以下、建築家によるテキストです。

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Dari K(ダリケー)大宮本店

Dari Kはインドネシア産のカカオ豆を現地で栽培から収穫まで深く関わり、日本でチョコレートを製造して販売するというユニークなBean to Barのチョコレートショップです。(※Bean to Bar=カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造までを手がけること)

ショップをデザインする前に、オーナーの吉野慶一氏やスタッフの方々から企業の理念、目標、活動、店舗でのオペレーション等について多くのヒアリングを行い、実際にインドネシアのスラウェシ島にあるカカオ農園や現地法人の視察に行き、企業として何を大切にして活動しているのかを知ることからプロジェクトがスタートしました。ヒアリングする中で、空間化が可能と思われる重要事項を整理した結果、以下の3つのコンセプトに沿ってデザインすることとしました。

・カカオ豆からチョコレートが作られる製造工程を見学出来ること。製品としてのチョコレートが出来るまでの過程をインドネシアの農園にまで遡って紹介出来る店舗であること。

・自然由来の素材には着色をせず、シンプルな形状や色彩を用いることによってチョコレートを引き立てる空間を目指す。店舗のデザインは背景であり、商品としてのチョコレートそのものや顧客が主役であるという考えに基づく。

・新商品や、新たなアイデアと活動が店舗のディスプレイに素早く反映されるように大型のショーケースと横長の展示棚や展示台を設置する。
常にフレッシュな店舗のイメージがキープ出来るように、様々なサイズや、形状の商品の並べ替えが簡単に出来るようにする。

その他、インドネシアと日本の両国で活動する企業であることから、内装にはインドネシア産の木材やカカオ豆を練り込んだ漆喰壁、土壁などを用いました。漆喰壁は城や民家、蔵などに用いられる日本の伝統的な左官材料です。又、定番商品であるカカオリカー(日本酒)のボトルが良い形だと感じたので、少々手を加えて、木製(チーク材、ウォルナット材)の栓を製作し、天井から吊すインテリアエレメントとして用いました。
単にチョコレートを買い求めるだけの空間では無く、チョコレートやカカオ豆とその産地であるインドネシアについて興味を持って訪れてもらえるような「チョコレートミュージアム」としての店舗づくりを目指しました。

■建築概要
設計者:A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇
所在地: 京都府京都市北区
用途:店舗(チョコレートショップ)
延床面積:66.7 m2
竣工:2016.10
家具:坂田卓也製作所(ショーケース・土壁サインパネル・カカオリカーボトルペンダント・ベンチ)
左官:丸浩工業(漆喰壁・土壁サインパネル)
施工:株式会社高橋工務店
写真:沼田俊之


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