長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・品川区のカプセルホテル「ドシー五反田」

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長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・品川区のカプセルホテル「ドシー五反田」

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all photos©株式会社ナカサアンドパートナーズ

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・品川区のカプセルホテル「ドシー五反田」です。建築の場所はこちら

このºC二号店は五反田東口ピンク街中心に位置する。もともとカプセルホテルとして営まれていたところで、当時使用されていたカプセルユニットをほぼそのままの位置で改修した。流石に場所柄男子専用のカプセルホテルだが、男子すら知らないでくると、この街の様子にうろたえ、ここで本当によかったのかと途中戸惑う。その不安を抱えて間もないくらいのころ、交差点の角にこのºCが見え、そこで看板を見つけホッとする間もなく、中に入るとまた再び別な不安に襲われる。これ、完成してんのか⁈と。本プロジェクトは究極なまでに削ぎ落とすことで空間を作ったプロジェクトである。

※以下の写真はクリックで拡大します

以下、建築家によるテキストです。

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ºC(ドシー)五反田

このºC二号店は五反田東口ピンク街中心に位置する。もともとカプセルホテルとして営まれていたところで、当時使用されていたカプセルユニットをほぼそのままの位置で改修した。流石に場所柄男子専用のカプセルホテルだが、男子すら知らないでくると、この街の様子にうろたえ、ここで本当によかったのかと途中戸惑う。その不安を抱えて間もないくらいのころ、交差点の角にこのºCが見え、そこで看板を見つけホッとする間もなく、中に入るとまた再び別な不安に襲われる。これ、完成してんのか⁈と。本プロジェクトは究極なまでに削ぎ落とすことで空間を作ったプロジェクトである。地下にはもともと共同風呂があり、そこを使ってサウナとシャワールームを計画した。しかし既存の解体後の状況がどこか洞窟のような場所で、凸凹の躯体だとか奥まった部分だとかあった。我々は、既存のスケルトンを洞窟のように見立て、個々の形状にふさわしい用途を想像し空間を作った。細長く意外に高い階高を利用し、壇上の高さによって暑さの変化を楽しめるサウナや、もともとトイレがあったのか小さく囲われた洞窟のようなスケルトンにウォームピラー(TOTO)を設置し、より打水感を高めた。客室の方はほとんどいじくれないことから、壁紙をはがしたり、新規のところは壁紙を貼らずに完成させ、それらとカプセルユニットを対比させ、昭和の時代のカプセルホテルの印象を払拭させた。

■建築概要
題名:ドシー五反田
設計:長坂常/スキーマ建築計画
建築担当:山本亮介
家具担当:上野黄
所在地:東京都品川区東五反田1-20-15
主用途:カプセルホテル
施工:
ジーク株式会社(建築)
テルマリウム株式会社(サウナ)
株式会社 岡村製作所(什器)
コトブキシーティング株式会社(カプセル)
水野製陶園(レンガ)
デザイン協力:
廣村デザイン事務所
Design Studio S
階数:8階
敷地面積:127.44㎡
建築面積:108.80㎡
延床面積: 891.57㎡
構造:B1F-1F RC造、2F-7F 鉄骨造
竣工:2018年4月
写真:株式会社ナカサアンドパートナーズ


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