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青木淳による東京藝大での講義「表面の論理」の参加者達の感想

青木淳による東京藝術大学教授就任を記念して行われた講義「表面の論理」の参加者の感想をまとめます。

■会場の様子

最も注目を集めたトピックス [期間:2019/4/15-4/21]
最も注目を集めたトピックス [期間:2019/4/15-4/21]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/4/15-4/21)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、五十嵐淳 / 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・北見市の美容室「world love」

2、山田誠一建築設計事務所による、静岡の住宅「富士南麓の家」

3、山田伸彦建築設計事務所による、埼玉・久喜市の「こどもの塔 保育園」

4、篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の内覧会が開催

5、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」

6、長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくり I』のプレビュー

7、青木淳による、国立西洋美術館でのル ・コルビュジエ展の解説テキスト

8、アトリエ・ワン パートナーの玉井洋一による、長谷川豪の上賀茂神社・休憩所のレビュー

9、「ノートルダム大聖堂の尖塔再建、デザインを世界中から公募へ」(AFP BBnews)

10、アトリエ・ワン(協力:東京工業大学塚本研究室)による、福岡・八女市の集合住宅「里山ながや・星野川」の写真

11、三木達郎+本橋良介 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の内覧会が開催

12、木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポで、千田建築設計が最優秀作品に。入選作品には、柳澤潤・坂茂・篠崎弘之・御手洗龍が選出

13、大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of Michelangelo」

14、中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」の予告動画

15、成瀬・猪熊建築設計事務所による大阪の宿泊施設「ナインアワーズなんば駅」の誰でも参加可能な内覧会が開催

16、中村好文の新しい書籍『湖畔の山荘 設計図集』

17、arbolによる、教育施設の廊下の為のインスタレーション「杜のオブジェ」

18、ヴァレリオ・オルジアティが2007年に完成させた、スイスの「バーディルのアトリエ」をスイス国営放送が特集した連載動画(日本語字幕付)

19、田辺雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の商業施設「鎌倉笹目座 / Kamakura Sasameza」

20、火災に見舞われた「ノートルダム大聖堂」の前後の様子を比較して伝えるガーディアン誌制作の動画


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

アトリエ・ワン(協力:東京工業大学塚本研究室)による、福岡・八女市の集合住宅「里山ながや・星野川」の写真

アトリエ・ワン(協力:東京工業大学塚本研究室)による、福岡・八女市の、移住希望者の為の集合住宅「里山ながや・星野川」の写真が8枚、公式サイトに掲載されています。施設が建てられた目的などはこちらのページで閲覧できます

青木淳による、国立西洋美術館でのル ・コルビュジエ展の解説テキスト

青木淳による、国立西洋美術館でのル ・コルビュジエ展「絵画から建築へ-ピュリスムの時代」の解説テキストが、家庭画報.comに掲載されています。会期は2019年5月19日まで。

中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」の予告動画

中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」の予告動画が公開されています。
会期は2019年5月23日~8月4日。

以下は展覧会公式の概要です。

TOTOギャラリー・間では、建築家・中山英之氏の個展「, and then」を開催いたします。独自の繊細な作風で注目を集めている、中山氏の建築の魅力がどこから生まれてくるのか、建築模型や図面では伝えきれない研ぎ澄まされた感覚や思考、さらに作品がもつ魅力や質、完成後の時間の流れを映像で表現します。
本展覧会ではギャラリー全体がミニシアターとなり、中山氏ではない5人の監督が今回のために撮り下ろした短編映画5作品を上映します。ロビーに見立てた展示室には、映画のメイキングや、撮影された建築を紹介するためのドローイング、模型なども置かれる予定です。
建築は完成後、住まい手によってどのように使われ、どのような日常が繰り広げられているのか。中山氏は、建築家自身も知ることのできない「建築のそれから/, and then」が重要だと考えています。室内だけでなく、取り巻く周囲の環境も含めて、どのような時間が流れているのかをこれらの短編映画を通じて紹介します。
客観的な視点で自身の建築と向きあうユニークな視点に裏打ちされた、中山氏の「思想」と「実験」を提示します。

長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくり I』のプレビュー
長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくり I』のプレビュー image courtesy of フリックスタジオ

長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポーザルを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくりⅠ――設計プロポーザル編:公募で設計者を選ぶ』をプレビューします。発売は2019年4月27日を予定。当プロポーザルの結果はこちらでまとめています

2020年秋に竣工予定の長野県・木曽町の本庁舎・防災センター。2017年秋に行われた設計者選定のための公募型プロポーザルには、全国から204もの案が集まり、その中から若手設計者が選ばれ話題を呼んだ。応募作品の紹介や審査のプロセスだけでなく、関係者による座談会を収録した本プロポの全貌がわかる1冊。発注者はどのように準備し、応募者はどう考えたのか。成功するプロポのヒントがみえてくる。

山田伸彦建築設計事務所による、埼玉・久喜市の「こどもの塔 保育園」
山田伸彦建築設計事務所による、埼玉・久喜市の「こどもの塔 保育園」 photo©見学友宙

山田伸彦建築設計事務所が設計した、埼玉・久喜市の「こどもの塔 保育園」です。

こどもの塔保育園は栗橋駅前からすぐの場所に建つ3歳児以下の小規模な保育園です。

敷地が狭小で、要求を満たすために3階建てのコンクリート造の建築となりました。

施主は1階を地域に開放することも考えられていたため、1階を地域交流センターと厨房、2階を保育園、3階を事務所(保育室)となっています。階によって用途が違うため内装の仕上げ材をそれぞれのプログラムに合うような仕上げを選定しています。

三木達郎+本橋良介 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の内覧会が開催
三木達郎+本橋良介 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の内覧会が開催 image courtesy of MMAAA

三木達郎+本橋良介 / MMAAAによる、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の内覧会が開催されます

三木達郎+本橋良介 / MMAAAが設計した、東京・世田谷区の集合住宅「玉川台のアパートメント」の内覧会が開催されます。開催日は2019年4月20日です。詳細はリンク先でどうぞ。

この度、私共が設計・監理しました21戸からなる集合住宅が世田谷区玉川台に竣工いたします。
つきましては 、事業主さまのご厚意により内覧会を開催する運びとな りましたので、ご案内申し上げます。
ぜひご高覧いただき感想をいただければ幸いです。

日時:2019年4月20日(土)10 : 00 ~ 17 : 00
最寄駅:東急田園都市線用賀駅 南口から徒歩3分
    (敷地内に駐車場はございません 。お車でお越しの方は 、近 隣のコインパーキング等をご利用ください 。)

意匠:MMAAA
構造:ロウファットストラクチュア
電気:泉設備設計
機械:喬設備計画
施工:SAS

用途:共同住宅(21戸)
構造:RC造
階数:4階建
敷地面積:359.12m2
建築面積:202.28m2
延床面積:562.40m2

ペーター・メルクリとオレグ・クドリャシォフの作品をアレクサンドル・ブロツキーがキュレートした展覧会「PLANETARIUM」

ペーター・メルクリとオレグ・クドリャシォフ(Oleg Kudryashov)の作品をアレクサンドル・ブロツキー(Alexander Brodsky)がキュレートした展覧会「PLANETARIUM」がスイス連邦工科大学チューリッヒ校で2019年5月19日まで開催されています。オレグ・クドリャシォフはロシアの現代美術家です。日本にも屋外彫刻の作品があるようです。キュレートしたアレクサンドル・ブロツキーはロシアの建築家です。
展覧会の公式ページはこちら
以下はインスタグラムに投稿された会場写真です。

火災に見舞われた「ノートルダム大聖堂」の前後の様子を比較して伝えるガーディアン誌制作の動画 「ノートルダム大聖堂の尖塔再建、デザインを世界中から公募へ」(AFP BBnews)

「ノートルダム大聖堂の尖塔再建、デザインを世界中から公募へ」という記事が、AFP BBnewsに掲載されています。
大聖堂は、2019年4月15日夕方に火災に見舞われていました。
以下はその様子を伝える動画です。

山田誠一建築設計事務所による、静岡の住宅「富士南麓の家」
山田誠一建築設計事務所による、静岡の住宅「富士南麓の家」 photo©川辺明伸
山田誠一建築設計事務所による、静岡の住宅「富士南麓の家」 photo©川辺明伸

山田誠一建築設計事務所が設計した、静岡・富士宮市の住宅「富士南麓の家」です。

建築を設計するということは、自然と建築をどう秩序立てるのか、人の深い部分で繋がる共通の感情を建築にどう結びつけるのかを反復的に思考することだと思う。それは、目の前の自然と人の記憶との豊かな応答だ。大きな欅の木を見上げる、あるいは足下に落ちている木の実を拾いあげることから、すでに思考は始まっている。

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」 photo©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」です。建物の場所はこちら(GoogleMap)

本店はデサント新旗艦店となる。
明治通りとの交差点に位置し、比較的周辺の建物が少ないため、遠くからでも目立つ位置にある。ただ、元々1階と全面道路の高さにギャップがあり、少し入りにくい印象があるためそこの改善が第一と考え、そこから計画を始めた。まず、遠くから見た時にデサントを印象付けお店に入りたいという衝動を早くに産むように考え、上階の外装と縁を切り、モルタル面を見せることで際立たせ、そこに大きなロゴをその交差点に向けて置くことにした。その上、2階のdescente blancを象徴する昇降式ハンガーシステムを設置し、上がる欲求を産むように計画した。さらに正面建具をフルオープンとし、内外の境界を曖昧にし、気軽に入れるよう計画し、さらにその1階にすすむ屋茶店のティースタンドを配置し一度入ったお客さんの滞留時間が長くなるように計画した。
また、本店はDESCENTE BLANCとは異なり、フラッグシップであることから野球グッズなど他のジャンルとの融合が図られているのが一つの特徴である。

【ap job更新】 株式会社フォーアイズが、シニアアーキテクト・アーキテクト・外部スタッフを募集中
【ap job更新】 株式会社フォーアイズが、シニアアーキテクト・アーキテクト・外部スタッフを募集中
【ap job更新】 株式会社フォーアイズが、シニアアーキテクト・アーキテクト・外部スタッフを募集中緑豊かな公園の中にある保育所。ファサードの白いルーバーは、卒園時に子どもたちが好きな色を自分の背丈と同じ高さに塗ります。10年後にはカラフルな外観に変貌します。

 
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株式会社フォーアイズの、シニアアーキテクト・アーキテクト・外部スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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フォーアイズは、仕事も生活も楽しめる人材を募集しております。

【株式会社フォーアイズについて】
 弊社は、建築・インテリアデザインの設計事務所です。幅広い用途の建築設計や、インテリアデザインのご依頼を頂きます。 
新築では住宅、保育所、オフィス、ホテル、店舗等、リノベーションでは、住宅、マンション大規模再生、各種用途変更など多種多様な建築・内装の設計をしております。 近年では、設計だけでは無く、新しいビジネスプランの提案や運営などもございます。
 案件ごとにリサーチ、ヒアリング、調査を行い、クライアントの潜在的な要望をカタチにするのが我々の仕事です。
フォーアイズでは、クライアント、家族や社会のために、自らが仕事や生活を楽しみ、常に進化をし続けられる組織を目指しております。 ご自身の感動、体験、思いを仕事に活かせる職場であり、仕事だと思います。

【ap job更新】 上海で建築・内装の設計とコワーキングの運営を行う建築系デザインファーム「COLORFULL DESIGN」が、設計スタッフ・夏季インターン生を募集中
【ap job更新】 上海で建築・内装の設計とコワーキングの運営を行う建築系デザインファーム「COLORFULL DESIGN」が、設計スタッフ・夏季インターン生を募集中
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私達は上海で建築や内装の設計とコワーキングの運営を行っている建築系デザインファームです。アジアにおいてWORK・PLAY・LIVEの体験をより楽しく豊かにしていくことを目標に日々設計活動に取り組んでいます!

プロジェクトは10万㎡の複合施設から10㎡以下のインテリアまで様々なスケールのものを設計します。また、スタジオに併設してオリジナルブランドのCOLORFULL WORK(コワーキング)を運営しており、異業種交流も可能です。

進行中の設計プロジェクトは以下のようなものがあります。
・ドローンとITを活用した新しい物流、情報システムを備えた新しいオフィス複合施設
・大手出版社が運営する次世代型書店 300㎡
・上海フランス租界地における洋館を含むリノベーション 1万㎡
・緑と運河のある商業施設、次世代キャナルシティのリノベーション 10万㎡
・スポーツとショーを融合させたエンターテイメント施設 3,000㎡
・日本の空きビルや路地をエリアリノベーションしたミニコンプレックス 500㎡
その他様々なプロジェクトがあります。
興味のある方はHPを御覧ください。
www.colorfull-design.com

arbolによる、教育施設の廊下の為のインスタレーション「杜のオブジェ」
arbolによる、教育施設の廊下の為のインスタレーション「杜のオブジェ」 photo©下村康典

arbolによる、教育施設の廊下の為のインスタレーション「杜のオブジェ」です。

「杜のオブジェ」制作の契機となったのは、大阪の帝塚山学院住吉校のコモンズルームの改修計画である。帝塚山学院は、100年以上の歴史を持ち、小学校・幼稚園・女学校に始まり、現在は幼稚園から大学まで男女共学を含めた教育を展開する帝塚山エリアの名門校として知られている。今回の計画地は、小学生から高校生までが在籍している住吉校である。新しい教育の場としてコモンズルームを計画されており、図書館や多目的ホール等の生徒の共用エリアを改修するものであった。

全体計画は、株式会社山田綜合設計が統括し、そのなかで、廊下部分のインスタレーションをarbolが担うこととなった。廊下は、生徒のためのアクティビティスペースを生み出しながら、コモンズルームエリア全体を繋いでいく場所として位置づけられた。

インスタレーションをデザインするにあたって、まず、コモンズルームエリアの軸となる廊下は、コミュニケーションを誘発する場であり、それぞれの学びの空間を往来する際の思考の切り替えの場でもあることから、身体的には「動」だが、精神的には「静」の空間として捉えることとした。感覚が研ぎ澄まされる凛とした雰囲気、それでいてどこか優しく包まれるような空間を目指した。そして、帝塚山学院がかつて松林であった歴史や、初代校長である庄野英二先生の森の中で学ぶという教えより、コンセプトは、「森の逍遥」「やわらかな人だまり」「五感に響く新しいシンボル」とイメージした。

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