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ヴァレリオ・オルジアティが、instagramアカウントを開設しています

ヴァレリオ・オルジアティが、instagramアカウントを開設しています。ヴァレリオは以前より自身の建築を伝えるための画像を大切にしており、それらは自身の公式サイトに不定期で公開されたり、日本を含む世界各地での建築展でも出展物として重要な役割を果たしました。ヴァレリオはそれらを「図像学的自伝」と呼んでいて

「私の思想の背景や、多様な決断にいたった過程について、より良い理解を与えてくれる(ヴァレリオ・オルジャティ 東京国立近代美術館2011-2012、p35)」

と語っています。
また

「書くことは、他の建築家たちとのコミュニケーションの手段としてはよくないからね。なぜって、彼らは実際には読んでいないのだから。建築家たちは図版を見て研究しているんだよ。たから私は、かわりに図版で語ることを決めた(ヴァレリオ・オルジャティ 東京国立近代美術館2011-2012、p36)」

とも語っています。もちろんこれは一つの考え方ですが、instagramでオルジャティが公開する図版は彼の建築を理解する助けになるのではないでしょうか。
その他にも、44人の建築家に、自身にとって重要な画像を提出してもらい、オルジャティが編集した書籍も過去に発行されています。

黒川智之に、自身が勤務したH&deMや隈研吾などのデザインプロセスの話や自身の最新プロジェクトについて聞いているインタビュー

黒川智之に、自身が勤務したH&deM(ヘルツォーグ&ド・ムーロン)や隈研吾建築都市設計事務所などのデザインプロセスの話や自身の最新プロジェクトについて聞いているインタビューがAGCのウェブサイトに掲載されています。

谷尻誠に事務所体制や働き方の考え方等を聞いている、聞き手の浅子佳英の実直な質問も印象的なインタビュー

谷尻誠に事務所体制や働き方の考え方等を聞いている、聞き手の浅子佳英の実直な質問も印象的なインタビューが、LIXILビジネス情報に掲載されています。

元木大輔 / DDAAによる、TAKAIYAMAの個展の会場デザイン「TAKAIYAMA inc. EXHIBITION 3F/B.C.G」
元木大輔 / DDAAによる、TAKAIYAMAの個展の会場デザイン「TAKAIYAMA inc. EXHIBITION 3F/B.C.G」 photo©Ogawa Masaki
元木大輔 / DDAAによる、TAKAIYAMAの個展の会場デザイン「TAKAIYAMA inc. EXHIBITION 3F/B.C.G」 photo©Ogawa Masaki

元木大輔 / DDAAによる、TAKAIYAMAの個展の会場デザイン「TAKAIYAMA inc. EXHIBITION 3F/B.C.G」です。TAKAIYAMAは山野英之によるグラフィックデザイン事務所です。

グラフィックデザイン事務所TAKAIYAMAの山野さんから、個展をするから会場をデザインしてほしい、という依頼を頂いた。会場はデザイン小石川という2018年まで運営されていたスペースだ。実は僕らが設計をはじめたときすでに、建築家の中山英之さんが書いた「デザイン小石川とグラフィックデザイン」というテキストがあった。山野さんのグラフィックデザインと会場になるデザイン小石川を起点にしつつ、建築とグラフィックデザインのとても重要な接点「グリッド」についての文章だ。これがとても面白く、僕らの計画もこのテキストに引っ張られながら「グリッドをどう扱うか」ということを大きな要素の一つとして考えはじめたのだった。

建築とグラフィックデザインにおけるグリッドには決定的に違うことがひとつある。グラフィックデザインのグリッドシステムはあくまでもシステム上の罫線で実際には見えてこないのに対して、建築のグリッド(通り芯)の交点には「柱」がおちてくるという点だ。建築のグリッドは目に見えるのだ。ただ、むしろこの違いはうまく使えるのではないかという気もしていた。なぜならグラフィックデザイナーが使いこなしているグリッドを可視化することで、彼らの作業の背景そのものを展示できるのではないかと思ったからだ。

古谷俊一の書籍『みどりの建築術』のプレビュー
古谷俊一の書籍『みどりの建築術』のプレビュー image courtesy of 古谷デザイン建築設計事務所

古谷俊一 / 古谷デザイン建築設計事務所の書籍『みどりの建築術』をプレビューします。アーキテクチャーフォトでは「東京クラシック」を過去に特集記事で取り上げていますamazonの販売ページはこちら

みどりを建築のように、建築をみどりのようにデザインできないだろうか。

「都市空間とみどりと人の幸せな関係」をテーマに多角的な建築デザインを手掛ける古谷デザイン建築設計事務所。同事務所は、みどりを軸としたデザインが評価され日本建築設計学会賞・グッドデザイン賞など数々の建築賞を受賞している。

みどりと建築という一見相反するデザインは私たちに一体なにを伝えているのか。

古谷デザイン建築設計事務所を主宰する、自然派の新鋭建築家・古谷俊一が手掛ける「みどりの建築」の数々を、豊富な写真や図面と共に紹介する。

二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・目黒区のショップ兼ギャラリー「LICHT(リヒト)」
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・目黒区のショップ兼ギャラリー「LICHT(リヒト)」 photo©水崎浩志

二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・目黒区のショップ兼ギャラリー「LICHT(リヒト)」です。お店の公式サイトはこちらです。

クライアントは1950年代を中心とした、ヨーロッパ・北欧の家具を扱うファニチャーショップのオーナー。古い雑居ビルにある一画を、彼らのショップ兼ギャラリーとして使えるような、ホワイトキューブにしたいというのがリクエストだった。しかし区画は開口部の多いハコであったことから、光の制御が重要となった。そこで窓廻りの一部は壁量を増やしつつ部分的にフロストのFIX窓とし、さらに光量を調整する機能として透け感のあるカーテンを組み合わせた。また空間自体は既存の柱や梁型を基準にすべてのラインを整えることで、連続的な4つのゾーンが生まれている。床の仕上は既存のコンクリート研ぎ出しをそのまま活かし、柔らかさや無骨さがありながら適度な緊張感のある空間を意識した。

ターナー賞の受賞などで注目されるアッセンブルが、日本の資生堂ギャラリーでワークショップを開催

ターナー賞の受賞などで注目されるアッセンブルが、日本の資生堂ギャラリーでワークショップを開催するそうです。会期は2019年1月16日~3月17日。

資生堂ギャラリーでは、2018年10月19日(金)より開催中の「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」展の2nd(第2弾)として、2019年1月16日(水)~3月17日(日)まで、「アートが日常を変える 福原信三の美学 Granby Workshop : The Rules of Production Shinzo Fukuhara/ASSEMBLE, THE EUGENE Studio Ⅱ」を開催します。

本展の1st(第1弾)では、THE EUGENE Studioの参加により、資生堂の初代社長である福原信三が企業の経営、あるいは写真家としての活動領域を超えて、社会創造的な活動に積極的に関わりつつ、彼が重視した出会いやさまざまな新しい価値観を現代に提示するスペース/プラットフォームをギャラリーの中に創りました。第2弾となる本展では、アート、デザイン、建築の領域で今日の社会創造的な活動と芸術の新しいあり様を提示するイギリスの建築家集団、ASSEMBLE(アッセンブル)のメンバーが来日し、彼らがイギリスのリバプールで地域住民と協同して実践しているグランビー・ワークショップ※を資生堂ギャラリーの中で展開します。

福原信三は、資生堂の中でアートやデザインを重視する経営を行うことにより、商品が顧客に届けられ、日々の生活で使用されるまでのすべての過程を美しく統一することを目指すと同時に、当時は未だ新しい芸術ジャンルであった写真の普及を通じて、アートによって人々が日常に美しさを取り込むことを世に伝えようとしました。本展への参加においてASSEMBLEは、社会、日常の中にある美や創造性を追求した福原信三の美学的な考えに共感を示し、「アートが日常を変える」というテーマを掲げます。
ASSEMBLEは、資生堂ギャラリーでグランビー・ワークショップを行うにあたり、日本の工芸品が日常に美しさを取り込む要素として、生活とともにあることに注目します。彼らはそうした関心のもとに日本の陶芸に対するリサーチを行い、土が陶器にもたらす個性に着目します。それは、彼らが日本の陶芸家との出会いから見出した、土はその土地の長い年月の中で生成されるものであり、それぞれの土がもつ特性との向き合い方が陶器がもつ個性にもつながるという発想です。本展においてASSEMBLEは、こうした日本の伝統的な陶芸のプロセスを彼らのグランビー・ワークショップの中に取り込み、日本の土(益子)を丹念に研究し、スリップキャスティング(鋳込み成形)という現代的な方法で日常づかいの陶器を制作します。

こうしたASSEMBLEのワークショップにおける日本の陶芸の融合には、実は資生堂ギャラリーともつながる歴史的ストーリーが埋め込まれています。それは、日本の陶芸家、濱田庄司とイギリスの陶芸家、バーナード・リーチによる1世紀前のコラボレーションです。柳宗悦や富本憲吉らとともに民芸運動に関わった濱田庄司は、1920年にバーナード・リーチの帰国にともないイギリスに移り、コーンウォール州セント・アイヴスに日本の伝統的な登り窯を築窯し共に活動します(濱田庄司は、帰国後に栃木県益子町で作陶を開始)。また同時期に資生堂ギャラリーでは、福原信三と交友のあったバーナード・リーチの紹介により、陶芸家、富本憲吉の個展が実現し、その後、富本は資生堂の購買顧客向けの記念品として陶芸作品を制作するなど資生堂との協力関係が続いていきます。

本展でASSEMBLEは、このような1世紀前のストーリーにヒントを得て、資生堂ギャラリー内のワークショップで制作された陶器を現代の日本の陶芸作家とのコラボレーションによって窯焼きし完成させます。時空を超えた出会いとコラボレーションにより実現する日本でのワークショップが、ASSEMBLEによる今日の社会価値創造を促す活動と魅力を紹介する貴重な機会となれば幸いです。

※リバプールのクランビー・フォー・ストリーツの人々とASSEMBLEが都市再生に取り組む長期的なヒューマンスケールの協力関係は、地域が直面する都市空間の荒廃という社会的課題に芸術的な側面からアプローチしてそこに住む人々の日々の生活を美しく活性化していく新たなモデルを示してくれます。その活動が評価され、2015年にイギリスの現代美術のアーティストに授与される権威ある「ターナー賞」を受賞しました。

最も注目を集めたトピックス [期間:2018/12/31-2019/1/6]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/12/31-2019/1/6)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、2018年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100

2、MoMAに収蔵された事が話題となっている携帯電話の「絵文字」のデザインを手掛けたのは、建築家の青木淳だった

3、2018年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10

4、石上純也による、中国・上海のJINSメガネ店舗「JINS SWFC Shop(JINS上海環球金融中心店)」

5、Arup 東京 プロジェクトチームによる、東京・千代田区の「Arup 東京 新オフィス」

6、長坂常 / スキーマ建築計画による、名古屋の商業ビル内の店舗「DESCENTE BLANC 名古屋」

7、佐々木慧+佐々木翔 / INTERMEDIAによる、長崎県長崎市の「あたご保育園」

8、多様な活動で注目される落合陽一が、建築や都市のブランド化などを提唱している対談記事

9、レンゾ・ピアノが2018年4月にTEDで行ったトーク「世界有数の著名建築物を生んだ鬼才」の動画(日本語字幕付)

10、柿澤高子+下門英治 / カキノミファームアーキテクツによる、山口・長門市の住宅「3つの内倉と8つの屋根」

11、タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所による、大阪の「宮本町の住居」

12、山﨑健太郎デザインワークショップによる、医療施設・神戸アイセンターのエントランスも兼ねた空間「ビジョンパーク」

13、石上純也が設計して建設が進められている、山口のレストラン兼住宅の写真

14、SANAAが「新香川県立体育館」設計プロポで最優秀者に。二次審査通過者には日建・タカネ、SUEP.、藤本、坂・松田平田が。

15、ツバメアーキテクツによる、ミナペルホネンの通販事業部配送センター兼オフィス「minä perhonen metsä office」

16、石上純也の講演会「建築:自作について」が京都で開催

17、リライトデベロップメントによる、東京都小金井市の「中央線高架下プロジェクト コミュニティステーション東小金井/モビリティステーション東小金井」

18、日建設計・山梨知彦が、ラッパーのZeebraの家庭教師をしていたことをtwitterで公開し、本人とのやりとりも発生し話題に

19、西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」

20、SANAAによる、スイスの「ロレックス・ラーニング・センター」のコンペ時のプレゼンの様子や主催者の当時を回顧するコメントも収録した動画(日本語字幕付)


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

石上純也の講演会「建築:自作について」が京都で開催

石上純也の講演会「建築:自作について」が京都で開催されます。開催日は2019年2月9日で要事前申し込みです。
会場の「丗|SEI」は、西沢立衛が築約100年の町家を改修した作品で「徳田邸」として発表されています

SANAAの設計で2010年に完成した、スイスの「ロレックス・ラーニングセンター」の現場の様子を収録した動画(日本語字幕付) ステファノ・プジャッティによる、イタリア サン・クイリーノの、石を並べてルーバーとしている住宅「STONED」の写真

ステファノ・プジャッティ(stefano pujatti)が設計した、イタリア サン・クイリーノの、石を並べてルーバーとしている住宅「STONED」の写真が17枚、designboomに掲載されています。
この作品に近いコンセプトを持った建築として、ヘルツォーグ&ド・ムーロンが1998年に完成させた「ドミナス・ワイナリー」という建築があります。金網に岩を詰め込んだモノで外観を包むことで印象的な光と影が内部に生まれる建築です。

多様な活動で注目される落合陽一が、建築や都市のブランド化などを提唱している対談記事

多様な活動で注目される落合陽一が、建築や都市のブランド化などを提唱している古市憲寿との対談記事が、文春オンラインに掲載されています。

レンゾ・ピアノが2018年4月にTEDで行ったトーク「世界有数の著名建築物を生んだ鬼才」の動画(日本語字幕付)

レンゾ・ピアノが2018年4月にTEDで行ったトーク「世界有数の著名建築物を生んだ鬼才」の動画です。日本語字幕付。

伝説的な建築家レンゾ・ピアノーロンドンの「ザ・シャード」、パリの「ポンピドゥー・センター」そして新しくオープンしたニューヨークの「ホイットニー美術館新館」等、印象深い代表作を生み出した巨匠が、自らのライフワークを辿る素晴らしい旅の案内をします。美しい画像を活用しながら、ピアノは建築で叶えられる私たちの夢、願望と美の追求について雄弁に解説します。「世の中に変化をもたらせることが可能な数少ないものが、普遍的な美」と、ピアノは説明します。「この美が世界を救います、一人づつに働きかけ、必ず成し遂げます」。

山﨑健太郎デザインワークショップによる、医療施設・神戸アイセンターのエントランスも兼ねた空間「ビジョンパーク」
山﨑健太郎デザインワークショップによる、医療施設・神戸アイセンターのエントランスも兼ねた空間「ビジョンパーク」 photo©千葉正人

山﨑健太郎デザインワークショップによる、医療施設・神戸アイセンターのエントランスも兼ねた空間「ビジョンパーク」です。神戸アイセンター自体の設計は日本設計が手掛けています。

病院に、遊びに行こう。

ビジョンパークは、診療から研究・治療、臨床応用・リハビリまで行う神戸アイセンターのエントランスであり、公園のように様々な人々が行き交う場所として構想された。
ここで求められるものは、目に障がいのある人々が一人ではないことを実感でき、生きることに勇気を持てるような空間である。そこには、安全に楽しむための段差によって空間が規定され、目的を持った場所のみに誘導する手すりや、段差を知らせる点字ブロックはない。ここは、目に障害を持った方々がただ守られるのではなく、また病院がリスクヘッジに注力しすぎることもない。目に障害を持った人々が、自らの身体を活かして、のびのびと空間を楽しむ場所として設計をしている。

設計に際して、「目に障がいのある人の方が楽しめる空間」を目指すための試みとして、視覚に頼らずに空間を認知できるレイヤーを複数重ねた。一繋がりの家具を空間全体に巡らせ、見えない中心を生み出すこと。硬さや柔らかさの違うマテリアルを選び足裏で変化を感じ取ること。色の違いを使って、薄目で見ても領域の境が感じられる床を作ること。これらの、目に障がいを持った人の身体が拡張するような工夫を行った。見えないレイヤーの重なりは、振る舞いを見出すための地形のようなものであり、「思い思い」、「惚ける」、「打ち込む」といった様々な『居方』を生み出している。

柿澤高子+下門英治 / カキノミファームアーキテクツによる、山口・長門市の住宅「3つの内倉と8つの屋根」
柿澤高子+下門英治 / カキノミファームアーキテクツによる、山口・長門市の住宅「3つの内倉と8つの屋根」 photo©山内紀人

柿澤高子+下門英治 / カキノミファームアーキテクツが設計した、山口・長門市の住宅「3つの内倉と8つの屋根」です。

敷地のある東深川、仙崎地域は、砂嘴(さし)と呼ばれる平坦な地形で、北西には深川湾、北東には仙崎湾があります。 自然豊かなこの敷地に、3つの内倉と8つの屋根を設けました。3つの内倉(クローゼット、パントリー、 エントランスクローク)を中心に、関連する振る舞いを行う場所をまわりに配置して、回遊性のある動線計画とすることで、住む人の生活に流れやリズムを生みます。また、8つの屋根をずらしながら 段々に掛け、屋根と屋根の間に隙間をつくることで、様々な光や風を室内に取り込むことを可能にしました。3つの内倉と8つの屋根が日々の生活に彩りを与え、暮らしを愉しむことができる住まいを目指しました。

長坂常 / スキーマ建築計画による、名古屋の商業ビル内の店舗「DESCENTE BLANC 名古屋」
長坂常 / スキーマ建築計画による、名古屋の商業ビル内の店舗「DESCENTE BLANC 名古屋」 photo©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、名古屋の商業ビル内の店舗「DESCENTE BLANC 名古屋」です。場所は名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング2F」です。店舗のサイトはこちら

DESCENTE BLANC初の名古屋店がインショップとして計画された。元々売場が奥に浅く、そして横に広いため、その面積いっぱいに左から右へと昇降式ハンガーシステムをならべた。それによって前面の共用通路が売場の一部のように膨れ上がり店内移動のために利用されるようになった。それによって前面の静かな通路に人が染み出し、結果、共用部とテナント部の境界が薄れ気軽に入れるお店が出来あがった。

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