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永山祐子とNTTファシリティーズが設計を手掛けている「ドバイ国際博覧会 日本館」の写真が公開。アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザインが特徴的
永山祐子とNTTファシリティーズが設計を手掛けている「ドバイ国際博覧会 日本館」の写真が公開。アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザインが特徴的

永山祐子NTTファシリティーズが設計を手掛けている、アラブ首長国連邦の「ドバイ国際博覧会 日本館」の写真が公開されています。アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザインが特徴的な建築となっています。

万博会場では、日本館の建築工事も引き続き進められており、現在までに外観の正面部分であるファサードや諸室の内装仕上げが完成するなど、来年の開幕に向けて着々と準備が進められているとの事。

ドバイ万博は新型コロナウイルス感染症の影響による、当初の予定から約1年間の後ろ倒しされ2021年10月1日~2022年3月31日の期間開催されます。

こちらには、永山に日本館について聞いているインタビューがあります。

建築設計者コメント

永山祐子氏

「コロナ禍の中現地に赴くことができず、先日初めて完成に近い姿を目にすることができました。遠い中東の地での建築、山あり谷ありでしたが日本館の特徴である繊細な表現が見事に実現できました。施工者の方々、プロジェクトに関わる全ての人々の努力と熱意の表れです。多くの方に体験して頂きたいです。」

株式会社NTTファシリティーズ

「中東初の登録博において、日本と中東とが共感でき、現地の気候風土やコンテンツ文化とシンクロする建築をデザイン+エンジニアリングの両面から実現します。COVID-19のパンデミックにより、万博のテーマである”CONNECT”の重要性がより鮮明になった今こそ、技術的・文化的な繋がりを日本らしいきめ細やかな感性を通じて伝えたいと考えています。」

リリースより
「老朽化インフラ 教訓はなぜ生かされていないのか」(NHK クローズアップ現代)

「老朽化インフラ 教訓はなぜ生かされていないのか~笹子トンネル事故8年~」という番組の内容が、NHK クローズアップ現代のサイトに掲載されています。

藤本壮介の設計で千葉の小湊鉄道に新たな公衆トイレが完成。2012年にも同鉄道沿線駅にガラス張りの公衆トイレを設計し話題に

藤本壮介の設計で千葉の小湊鉄道に新たな公衆トイレが完成しています。写真が2枚掲載されています(こちらでは大きな写真が閲覧可能)。2012年にも小湊鉄道の沿線駅にガラス張りの公衆トイレを完成させ話題となりました。また2018年にも小湊鉄道の沿線駅にトイレを完成させていたようです。

日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化問題を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」

日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」が公開されています。

「非接触のエレベーター開発相次ぐ 新型コロナ感染リスク削減へ」(NHK NEWS WEB)

「非接触のエレベーター開発相次ぐ 新型コロナ感染リスク削減へ」という記事が、NHK NEWS WEBに掲載されています。

リュウ・ジャークンが2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画。市民に建築が使いこなされる様子をレポート

リュウ・ジャークン(Liu Jiakun)が2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画です。制作は一条。市民に建築が使いこなされる様子をレポートしています。こちらのページに写真と図面が18枚掲載されています建築家のサイトでも生き生きとした写真がたくさん見られます

Chengdu architect Liu Jiakun designed and built the 45,000㎡ Chengdu West Village, which resembles a giant “hot pot” but looks unfinished. Hot pot in bamboo forest, rooftop runway, square dance stage, creative market… people of all ages can find fun in this “unfinished building”. This fall, YIT went to Chengdu to meet Liu Jiakun. In the West Village, we captured the leisure time of Chengdu people after the outbreak.

安藤忠雄が1991年に世田谷区に完成させた住宅「伊東邸」が売り出されています。価格は7億5千万円

安藤忠雄が1991年に東京・世田谷区に完成させた住宅「伊東邸」が売り出されています。リンク先の不動産サイトに現況写真が17枚掲載されています。価格は7億5千万円との事。こちらのページは、植田実による「伊東邸」に関する論考が掲載されています(図面も掲載されています)

安藤忠雄への、テレビ朝日による約15分のインタビュー動画「安藤忠雄が語る未来 この世界をどう生きぬくか」

安藤忠雄への、テレビ朝日による約15分のインタビュー動画「安藤忠雄が語る未来 この世界をどう生きぬくか」です。番組公式アカウントがyoutubeにアップしたものです。

日本を代表する建築家、安藤忠雄さん。
世界中で数々の名建築を世に送り出してきました。
今年7月に開館した、「子ども本の森 中之島」は、安藤さんが設計し寄付したことで話題になりました。
児童書から漫画、小説、哲学書など、さまざまなジャンルの書籍、約1万8千冊の本が収蔵されています。
「世界に通用する子どもを育てるため感性を育てたい」という安藤さんの思いが込められているというこの場所で、安藤さんが見る未来について聞きました。
報ステ「未来を人から プロジェクト」のインタビュー完全版です。

VUILDの秋吉浩気が、お菓子メーカーの企画で考案した「ポテロングのおかしのいえ」
VUILDの秋吉浩気が、お菓子メーカーの企画で考案した「ポテロングのおかしのいえ」

VUILDの秋吉浩気が、お菓子メーカー森永製菓の企画で考案した「ポテロングのおかしのいえ」です。
建築とお菓子というテーマで過去を振り返ってみると、2016年に藤本壮介がポテトチップで制作した建築模型がニューヨーク近代美術館(MoMA)に収蔵されたことが話題となりました。

「#おうちでおかしのいえ」企画では、様々な職種のプロに森永製菓の菓子を使った「おかしのいえづくり」に挑戦していただき、その作品を順次SNSを中心に公開していきます。

第1弾は、11月11日(水)が“建築の日“にちなみ、いえ作りのプロであり、賞を多数受賞する注目の建築家・秋吉浩気さん(VUILD代表)に木の角材の形に似ているお菓子「ポテロング」だけを使ったいえ作りに挑戦していただきました。斬新で芸術的な「ポテロングのおかしのいえ」をぜひご覧ください。

完成後、秋吉さんは「テーマは接着剤不要の“ねじれポテロングのいえ”」。「螺旋状のタワー形式という古典的な作り方を発展させ、ポテロングで作ることの可能な建築を生み出した。」などと作品への想いを語りました。

リリーステキストより

秋吉のコメントは以下に掲載します。

ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「ある1日。」が公開。ズントー事務所でのコロナ禍での働き方を紹介

ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「ある1日。」が公開されています。ズントー事務所でのコロナ禍での働き方を紹介する内容です。

アートディレクターの北川フラムに、新型コロナウイルス下での活動について聞いているインタビュー

アートディレクターの北川フラムに、新型コロナウイルス下での活動について聞いているインタビューが、国際交流基金のウェブサイト「をちこち」に掲載されています。「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」という特集の一環で制作されたものです。

藤本壮介による、群馬・前橋市の宿泊施設「白井屋ホテル」。新築のグリーンタワーと既存改修のヘリテージタワーの二つの個性的な空間が完成
藤本壮介による、群馬・前橋市の宿泊施設「白井屋ホテル」。新築のグリーンタワーと既存改修のヘリテージタワーの二つの個性的な空間が完成グリーンタワーの外観。
藤本壮介による、群馬・前橋市の宿泊施設「白井屋ホテル」。新築のグリーンタワーと既存改修のヘリテージタワーの二つの個性的な空間が完成ヘリテージタワーの内観。

藤本壮介による、群馬・前橋市の宿泊施設「白井屋ホテル」が完成しています。新築のグリーンタワーと既存改修のヘリテージタワーの二つの個性的な空間からなる施設です。2020年12月12日より開業するとの事で予約が可能になっています。

「白井屋ホテル」は、日本を代表する建築家、藤本壮介が本質的な新しい都市空間を模索して導き出したひとつの答えです。かつての老舗旅館のコンクリートの構造を剥き出しにした、大胆な吹き抜けが印象的なヘリテージタワー。前橋のビジョン「めぶく。」の象徴であり、旧河川の地形を活かした「土手」を模したグリーンタワー。これら2棟が、暮らす人と訪れる人にとっての集いの場、前橋のリビングルームとなるべく、藤本壮介が建築、内装の設計を主導しながら、多彩なデザイナーやアーティストとコラボレーションを展開しています。

リリーステキストより

「白井屋ホテル」では、独創性のある建築、多彩なアートやデザインを至るところで堪能できます。国道50号線側のファサードには、一際目を引くローレンス・ウィナーの大胆なアート、入館するとすぐフロントでは杉本博司の「海景」がゲストをお迎えします。またヘリテージタワーの4階までの吹き抜けには、金沢21世紀美術館の常設作品や森美術館の展覧会などでも話題のレアンドロ・エルリッヒによる幻想的な光を用いた「Lighting Pipes(ライティングパイプ)」をはじめ様々なアートが展示されています。またグリーンタワー頂上の小屋には宮島達男の作品が展示され、宿泊客のみが体感することができます。
ヘリテージタワー、グリーンタワーにある全ての客室では、群馬を拠点に活動する作家の作品、ホテル開業に合わせて世界中から厳選した作品など、それぞれ個性ゆたかなアートをお楽しみいただけます。

リリーステキストより

ヘリテージタワーには、英国の著名デザイナー ジャスパー・モリソン、イタリアの建築界の巨匠、ミケーレ・デ・ルッキ、レアンドロ・エルリッヒ、藤本壮介による4つのスペシャルルームをご用意致しました。それぞれの作家が、ひとつの客室を作品のように内装設計を一から手がけた、世界にひとつだけの空間です。
その他の客室のデザイン・設計は藤本壮介によるもので、穏やかな色調の中に、素材へのこだわりやディテールが楽しめます。グリーンタワーの客室にはバルコニーがあり、タワーを覆う植栽との一体感を覚えます。
ベッドマットレスには国内外のラグジュリーホテルに採用されているサータブランドを、カーテンはテキスタイルデザイナー、コーディネーターとして活躍している安東陽子がデザインし、備品はスタイリストの長山智美が厳選しました。各客室にはそれぞれ異なるアート作品がしつらえてあり、毎回異なる空間に泊まることがリピート滞在の醍醐味にもなります。環境、衛生面への配慮に重きを置き、プラスティック製品、ビニル包装を最小限に留める姿勢を大切にしています。またミニバーでは地元水上の名水「雪花水」及びソフトドリンクを無料提供。1階「the LOUNGE」営業時は、ラウンジのドリンクメニューからルームサービスをご利用いただけます。

リリーステキストより
田根剛へのインタビュー『建築の「主役」は誰なのか。』 経済産業省が建築物と内装で初めて意匠登録が行われた事例を紹介。藤本壮介によるユニクロパーク、佐藤可士和によるくら寿司の意匠も含まれる

経済産業省が建築物と内装で初めて意匠登録が行われた事例を紹介しています。藤本壮介による屋上が公園状になっているユニクロパーク佐藤可士和によるくら寿司の意匠も含まれています。特許庁が公開している、この件に関するPDF資料はこちらで閲覧可能です。

イノベーションの促進とブランド構築に資する優れた意匠を保護可能とすべく意匠法が抜本的に改正され、令和2年4月1日から、建築物、内装、画像の意匠が新たに保護対象となりました。この度、建築物、内装の意匠が初めて意匠登録されましたので、お知らせします。

昨今、企業が店舗の外観や内装に特徴的な工夫を凝らしてブランド価値を創出し、サービスの提供や製品の販売を行う事例が増えています。また、近年、オフィス家具・関連機器を扱う企業が、自社の製品を用いつつ、特徴的なオフィスデザインを設計し、顧客に提供する事例も生じています。
そこで、令和元年、意匠法が抜本的に改正され、令和2年4月から、建築物の外観デザインが意匠権で保護できるようになりました。また、机やいす等の複数の物品等の組み合せや配置、壁や床等の装飾により構成される内装デザインも、全体として統一的な美感を起こさせるようなときは、一つの意匠として意匠権で保護することができるようになりました。

2020年度のグッドデザイン大賞等が発表。金賞には建築分野から「まれびとの家」「延岡駅周辺整備プロジェクト」「ソーラータウン府中」等も選出

2020年度のグッドデザイン大賞等が発表されています。大賞は「自律分散型水循環システム [WOTA BOX]」でした(「まれびとの家」は、ファイナリスト5選に選ばれ決選投票の末2位だったようです)。金賞には、建築分野では、VUILDによる「まれびとの家」乾久美子建築設計事務所らによる「延岡駅周辺整備プロジェクト」、テレイン一級建築士事務所らによる「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」野沢正光建築工房らによる「ソーラータウン府中」ALTS DESIGN OFFICEによる「みいちゃんのお菓子工房」が選出されています。

アーティストの村上隆へのインタビュー『生前は雑音。評価は僕が死ぬまで分からない」――現代美術家・村上隆が語る創作とお金』

アーティストの村上隆へのインタビュー『生前は雑音。評価は僕が死ぬまで分からない」――現代美術家・村上隆が語る創作とお金』が、Yahoo!ニュースに掲載されています。

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