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トラフによる「エルメス 2020A/W ウィンドウディスプレイ 動物のパレード」の写真

トラフのウェブサイトに「エルメス 2020A/W ウィンドウディスプレイ 動物のパレード」の写真が4枚掲載されています。全国16店舗で展開され2021年1月まで閲覧できるようです。

全国16店舗で展開する、エルメスのウィンドウディスプレイ。 「(外に向かう)人々の喜びや楽しさ」をテーマに、カラフルな動物たちが街中をパレードする祝祭感に満ちたストーリーを提案した。

立体的におられた折り紙を思わせる、少しデフォルメの効いた動物たち。素材として用いた鮮やかな色彩のパンチカーペットが、フェルトのような温かさが添える。首元にスカーフをあしらったキリン、シューズを履いたペンギン、帽子を被ったゴリラなど、擬人化された動物たちが商品を纏い、ユーモラスに躍動する。
ワントーンの背景色に世界のさまざまな街を描いたイラストレーションが、動物たちを引き立たせ、空を舞うフラッグは、イマジネーション溢れる賑やかなパレードを演出する。

動物たちが楽しげに行進する様子が街に活気を与え、道行く人々に喜びや楽しさをもたらすウィンドウを目指した。

トラフによる「エルメス 2020A/W ウィンドウディスプレイ 虹の公園」の写真

トラフのウェブサイトに「エルメス 2020A/W ウィンドウディスプレイ 虹の公園」の写真が5枚掲載されています。2021年1月まで全国12店舗で見られるようです。

全国12店舗で展開する、エルメスのウィンドウディスプレイ。 「外に向かう人々の喜びや楽しさ」をテーマに、冬の公園を舞台に色鮮やかな虹が遊具や木々の間を巡るストーリーを提案した。

既製のフラットチューブでつくられた鮮やかな虹が、遊具や木立をすり抜け、ねじれてカーブを描き、滑り台のスロープになったり、空にかかったりと縦横無尽に駆け巡る。遊具や木々も自由に動き回る虹につられて、フリーハンドのスケッチのような柔らかいラインを描く。虹の上では、軽やかに動き回る商品や、トロッコに乗せた人に見立てた電球が、明るい気配をもたらす。
各ウィンドウの背景には、それぞれ赤、黄、緑、青のグラデーションで表情を持たせた。また背景や遊具、木々の一部に白のグラデーションをあしらうことで、降り積もる雪を表現した。

色鮮やかで躍動感のある虹が街を彩り、寒い冬でも人々の心を明るくするようなウィンドウを目指した。

ドローグデザインが公開したマスクの写真。カラフルなタッセルが特徴的なデザイン

ドローグデザインが公開したマスクの写真が7枚dezeenに掲載されています。カラフルなタッセルが特徴的なデザインです。オンラインショップで購入も可能

安藤忠雄が、イタリアの歴史あるデザイン・建築誌「domus」のゲストエディターに。2020年はデイビッド・チッパーフィールドが務めたポジション

安藤忠雄が、イタリアの歴史あるデザイン・建築誌「domus」のゲストエディターを務めるそうです。2020年はデイビッド・チッパーフィールドが務めたポジションです。domusは1928年にジオ・ポンティによって創刊された雑誌だそう。

グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー
グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー photo courtesy of UMA

グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビューします。

京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)空間演出デザイン学科でゼミをもつデザイナーの著者が、今年4月1日から自主的にスタートした1日1問の出題形式のオンラインゼミ「One Day Esquisse(ワンデイ・エスキース)」。
本書は同ゼミで出題された課題と参加学生の作例、講師による講評コメントをもとに、自宅の環境や身近な素材からクリエイティブなアイデアを発想し、具体的な形やプレゼンテーションとしてアウトプットするための視点と手法を解説する書籍です。

5月末まで約1ヶ月半にわたり実施されたゼミから課題をテーマごとに章立て。
出題の詳細内容と出題意図、学生の提出作品、作品に対する講評コメントを作品画像を中心にレイアウト。
解説文から考え方のヒントを読み解き、具体的な作例も制作意図とともに見ることができます。

大学の新1年生から修士課程2年生まで、幅広いレベルの学生たちにむけられるゼミの柔軟な課題の数々は、現役の学生だけでなく、コロナ禍で一般化したオンライン授業に悩む教員の方々のヒントとなる内容。
また、デザイン系の学校・職種を目指すひと、広告関係や商品開発などクリエイティブな業務に関わるビジネス層にとってもデザイン的な思考法に触れる入口となるでしょう。

リリーステキストより
ザハ・ハディド・デザインが、ロンドンを拠点とするizé社の為にデザインしたレバーハンドル「NEXXA01」
ザハ・ハディド・デザインが、ロンドンを拠点とするizé社の為にデザインしたレバーハンドル「NEXXA01」 photo courtesy of izé

ザハ・ハディド・デザインが、ロンドンを拠点とするizé社の為にデザインしたレバーハンドル「NEXXA01」です。

以下はプレスリリースの要約。

ザハ・ハディド・デザインがデザインしたNEXXAハンドルは、レバーハンドルのアイデアを根本的に再考したものです。ボールとソケットのような回転範囲を持ち、ハンドルのアクションをドアに誇らしげに設定しています。また、他のレバーハンドルとは異なり、静止位置は水平ではなく角度がつけられています。ザハ・ハディド・デザインのデザイン思想が、ハンドルの流動的な形状に反映されており、彫刻のような質感を醸し出しています。このハンドルには、標準的なアイゼ仕上げの他に、ザハ・ハディッドデザインが選択した特別な仕上げがあります。

坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」 photo©仲野康則
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」 photo©仲野康則
坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」 photo©仲野康則

坂本拓也 / ATELIER WRITEが設計した、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」です。2020年11月26日まで見ることができるとの事。

ニューヨークを拠点とするユニセックスブランド「OVERCOAT」と、NEW BALANCEが展開するブランド「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」のコラボレーションによるカプセルコレクションのためのディスプレイデザインです。

コレクションの特徴は、論理的にデザインされたパターン(型紙)。
その仕立ての良さを伝えるために、面から立体を作るというルールで設計を進めました。
薄さ0.2mmの紙をキーマテリアルとし、その紙をプリーツ状に折りたたんでから伸ばして、形を作っています。
模型検討から実寸にスケールアップさせながら、折り目の角度やピッチを調整していきました。そうして、重力と拮抗させながら立体に立ち上がらせました。

敢えて残している紙の歪みやシワは、衣服のような表情をしています。
また、アパレルのデザインディテールを際立たせるため、ハンガースタンドはディテールレスな作りとしました。

建築家によるテキストより
2020年度のグッドデザイン大賞等が発表。金賞には建築分野から「まれびとの家」「延岡駅周辺整備プロジェクト」「ソーラータウン府中」等も選出

2020年度のグッドデザイン大賞等が発表されています。大賞は「自律分散型水循環システム [WOTA BOX]」でした(「まれびとの家」は、ファイナリスト5選に選ばれ決選投票の末2位だったようです)。金賞には、建築分野では、VUILDによる「まれびとの家」乾久美子建築設計事務所らによる「延岡駅周辺整備プロジェクト」、テレイン一級建築士事務所らによる「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」野沢正光建築工房らによる「ソーラータウン府中」ALTS DESIGN OFFICEによる「みいちゃんのお菓子工房」が選出されています。

長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展」の会場写真とレポート。建築現場で見られるディテールとスキーマの創造性が融合した不思議な感覚のプロダクトを展示
長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展」の会場写真とレポート。建築現場で見られるディテールとスキーマの創造性が融合した不思議な感覚のプロダクトを展示 photo©architecturephoto
長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展」の会場写真とレポート。建築現場で見られるディテールとスキーマの創造性が融合した不思議な感覚のプロダクトを展示スタイロを加工した椅子。周辺部に熱を与えることでディテールが変わり、スタイロと話思えない質感になっている。 photo©architecturephoto
長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展」の会場写真とレポート。建築現場で見られるディテールとスキーマの創造性が融合した不思議な感覚のプロダクトを展示見慣れた合板が使用されているが、現代アートも想起させる。 photo©architecturephoto

長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展/長坂 常」の会場写真とレポートです。会場は、東京・千駄ヶ谷のスキーマ事務所の1階です。会期は、2020年10月26日・27日・28日・29日・30日・11月2日・11月3日の7日間の開催(※土日休廊)。時間は13:00-18:00。観覧料は無料。

※会期に2020年11月3日(祝)が追加されました

建築設計に携わるものなら、誰しもが現場で目にしている、施工者たちによる簡易的な家具たち。この展覧会では、そこに着目し素材やディテールを現場を訪問し観察・収集、それらを参照した上で長坂常 / スキーマ建築計画ならではの創造性が加えられたプロダクトが9つ展示されている。実際にそれらを目にすると、現場での記憶が呼び起され懐かしさを覚えるのであるが、同時に、その組み合わせの絶妙さや、完成度の高さに、何か現代美術の作品でもあるような感覚をも覚える。そのような不思議な感覚のプロダクトがこの展覧会では提示されている。

更に、その制作性や実用性も考慮されており、専門家でなくとも短時間で完成させられるというような隠れたルールをもってデザインされたのだという。確かに制作の観点で見てみると自分でも作ることが出来そうというような感覚も覚える。それが、このプロダクト群に、更に何か親しみやすさの感覚を与えているようにも感じられた。

長坂はこれらのプロダクトが、展示に値するものになるのかを、会期数日前まで悩みながら考え続けていたのだという。実際にこれらのプロダクトを目にすると、感想をひと言で表せない色々な感情が湧き上がってくる。既存の価値観を踏襲するのではなく常に新しい価値観を提示し続けてきた長坂のスタンスが、これらの小さいプロダクトにも込められていることがよく分かる。

“まかない家具”とは

大工などが現場の工事中に必要になる家具を、あり合わせの材料で手間をかけずに作るモノがある。
よく知られているところとして相欠(あいがき)で作られたベニヤの作業台や道具置き場などがある。
いずれも人に見せるために作られていない。あくまで、機能的で必要最低限な加工で作られ、とても素っ気ない。
ただ、その素っ気なさが最近やけに気になっている。
それはどの国の現場に行ってもある。そして、その「手間」の捉え方、ルール、そこにある材料が変わるので当然各々の国でそのあらわれ方は異なる。
国内においても気にしていなかったわけではないが、見慣れているせいか整理しようなどと思わなかったものの、最近海外でお仕事させていただく機会が多くなり、事情の違う現場で生まれたそれを見てその魅力に取り憑かれ、ちょくちょく写真を撮り集めるようになってきた。
そして、我々はそれらを総称し「まかない家具」と名付けた。
本展示はその恣意性のない「まかない家具」に、作意満々の建築家であり、デザイナーである我々が挑んだ結果というかその考察の過程を見ていただく展示である。
もはや「まかない家具」ではなく、そこから抽出した要素をデザインと捉え、我々として形に落としたギリギリ家具と言えるものだ。
そして、この「まかない家具展」は #まかない家具 というハッシュタグを介してその概念を皆で共有し、その魅力を広く堀りさげるきっかけになればと思っています。

リリーステキストより
長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展/長坂 常」が開催。東京・千駄ヶ谷のスキーマの事務所1階が会場

長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展/長坂 常」が開催。東京・千駄ヶ谷のスキーマの事務所1階が会場

日程
長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展/長坂 常」が開催。東京・千駄ヶ谷のスキーマの事務所1階が会場「まかない家具」が生まれるきっかけとなった、様々な場所の風景。

長坂常 / スキーマ建築計画による、展覧会「まかない家具展/長坂 常」が開催されます。東京・千駄ヶ谷のスキーマの事務所1階が会場となっているのも注目です。会期は、2020年10月26日・27日・28日・29日・30日・11月2日・11月3日の7日間の開催(※土日休廊)。時間は13:00-18:00。観覧料:無料です。また2020年10月23日には長坂常・福元成武・高本貴志・芦沢啓治・門脇耕三が参加するオンライン座談会も行われます。

※会期に2020年11月3日が追加されました

“まかない家具”とは

大工などが現場の工事中に必要になる家具を、あり合わせの材料で手間をかけずに作るモノがある。
よく知られているところとして相欠(あいがき)で作られたベニヤの作業台や道具置き場などがある。
いずれも人に見せるために作られていない。あくまで、機能的で必要最低限な加工で作られ、とても素っ気ない。
ただ、その素っ気なさが最近やけに気になっている。
それはどの国の現場に行ってもある。そして、その「手間」の捉え方、ルール、そこにある材料が変わるので当然各々の国でそのあらわれ方は異なる。
国内においても気にしていなかったわけではないが、見慣れているせいか整理しようなどと思わなかったものの、最近海外でお仕事させていただく機会が多くなり、事情の違う現場で生まれたそれを見てその魅力に取り憑かれ、ちょくちょく写真を撮り集めるようになってきた。
そして、我々はそれらを総称し「まかない家具」と名付けた。
本展示はその恣意性のない「まかない家具」に、作意満々の建築家であり、デザイナーである我々が挑んだ結果というかその考察の過程を見ていただく展示である。
もはや「まかない家具」ではなく、そこから抽出した要素をデザインと捉え、我々として形に落としたギリギリ家具と言えるものだ。
そして、この「まかない家具展」は #まかない家具 というハッシュタグを介してその概念を皆で共有し、その魅力を広く堀りさげるきっかけになればと思っています。

リリーステキストより

以下、展覧会とイベントの情報です。

吉岡徳仁による、東京メトロ銀座駅に設置された、636個のクリスタルガラスを使用した作品「光の結晶」
吉岡徳仁による、東京メトロ銀座駅に設置された、636個のクリスタルガラスを使用した作品「光の結晶」
吉岡徳仁による、東京メトロ銀座駅に設置された、636個のクリスタルガラスを使用した作品「光の結晶」

吉岡徳仁による、東京メトロ銀座駅に設置された、636個のクリスタルガラスを使用した作品「光の結晶」です。
作品の輝きを設計する際に世界地図を用いており、光で世界を表現する構成となっているとのこと。そして、その光には「地球に生きるものとして世界がひとつになる」という平和への願いが込められているそうです。
設置場所は、東京メトロ銀座駅 B6出口付近。

クリスタルガラスにより放たれた無数の光彩は、一つの結晶となる。
その光の結晶には、世界の平和と未来への希望が込められている。

デザイナーによるテキストより
吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開
吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開完成イメージ (CG) 。
吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開

吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開されます。詳しい設置場所は、東京メトロ銀座駅 B6出口付近とのこと。

吉岡徳仁はこれまで、自然が人間にもたらす感覚を追求し、作品を生み出してきました。

ガラスの茶室「光庵」、プリズム の建築「虹の教会」、オルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water
Block」など、非物質的な光を独自の手法で表現してきました。

2020年10月16日(金)、新たに生まれ変わる銀座駅に吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が設置されます。この作品は、クリスタルガラスから放たれる光により構築された“光の彫刻”です。

特殊なファセットを施した636個のクリスタルガラスが集積することで、ひとつの巨大な光となります。
作品の輝きを生み出すプロセスには世界地図が用いられており、そこには“地球に生きるものとして世界がひとつになる”という平和への願いが込められています 。

「光の結晶」が人々に未来への希望を感じさせる、銀座の新しい文化のシンボルとなれば嬉しいです。

リリーステキストより
並木通りに竣工した商業施設の環境デザインを手掛けたINVITATIONと、そのアートワークを担ったイラストレーター黒田潔、写真評論家 清水穣とユミコチバアソシエイツ千葉由美子による座談会「まち_タテモノ_アート」の内容が公開。アートの世界の話から建築に二次元表現を組み合わせるプロセスを対話
並木通りに竣工した商業施設の環境デザインを手掛けたINVITATIONと、そのアートワークを担ったイラストレーター黒田潔、写真評論家 清水穣とユミコチバアソシエイツ千葉由美子による座談会「まち_タテモノ_アート」の内容が公開。アートの世界の話から建築に二次元表現を組み合わせるプロセスを対話

銀座並木通りに竣工した商業施設「阪急阪神銀座ビル」の環境デザインを手掛けたINVITATIONの竹田大輔と平井崇と、内外装に施されたアートワークを担当したイラストレーター黒田潔写真評論家 清水穣ユミコチバアソシエイツ千葉由美子が参加した座談会「まち_タテモノ_アート」の内容が、INVITATIONのウェブサイトで公開されています。アートの世界の話から建築に二次元表現を組み合わせるプロセスを対話しています。主に建築について語られている後編はこちらです。【ap・ad】

今回は、弊社で企画・環境デザインを担当させていただいていた阪急阪神銀座ビルが竣工したので、アートワークを担当した黒田潔さんを招いて「まち_タテモノ_アート」をテーマにトークします。
進行役はギャラリー・ユミコチバアソシエイツを運営する千葉由美子さん、同志社大学教授・写真評論家の清水穣さんを迎え、前編後編に分けてお送りします。

以下に、「阪急阪神銀座ビル」の写真と動画も掲載します。

nendoによる、イタリア・ミラノの、大理石ブランド マルソットの新ショールームの写真。ファサードにも大理石が使われ、一部が窪んでいてベンチにもなるデザインが特徴的

nendoが設計した、イタリア・ミラノの、大理石ブランド マルソットの新ショールームの写真が9枚、dezeenに掲載されています。ファサードにも大理石が使われ既存建物の素材と対比すると共に、その一部が窪んでいてベンチにもなるデザインが特徴的です。

フランク・ゲーリーがデザインした、ヘネシー社の商品の150周年を記念するボトル「ヘネシー X.O マスターピース」。ゴールドとシワを表現した素材感が特徴的
フランク・ゲーリーがデザインした、ヘネシー社の商品の150周年を記念するボトル「ヘネシー X.O マスターピース」。ゴールドとシワを表現した素材感が特徴的

フランク・ゲーリーがデザインした、ヘネシー社の商品の150周年を記念するボトル「ヘネシー X.O マスターピース」です。もう一種類の150周年を記念するスペシャルデザインの限定ボトルもフランク・ゲーリーが手掛けているとの事(こちらは販売されるようです)。こちらの特設サイトでゲーリーのインタビュー動画もみることができます

フランク・ゲーリーのコメント

この作品に命を吹き込むには、ヘネシー誕生の地であるコニャックを訪れ、多くのインスピレーションを得ました。コニャックで造られるヘネシー特有のパワーを表現するために、クシャッとしたギャザーのようなデザインを取り入れることで、動きのある活き活きとしたものにしました。今回のデザインのために選んだ素材は適度に光を取り入れ、それだけでも佇まいのあるオブジェとして成り立つように考えました。それはヘネシー X.Oのボトルとは思えないような存在感になったことでしょう。

リリーステキストより
ミュラー・ヴァン・セーヴェレンに、アトリエで話を聞いている動画「Furniture for Life」。制作はルイジアナ美術館

ミュラー・ヴァン・セーヴェレンに、アトリエで話を聞いている動画「Furniture for Life」です。制作はルイジアナ美術館。

We had the pleasure of visiting the acclaimed Belgian design duo Muller Van Severen in their home and greenhouse-turned-studio in Ghent. In the video, the two designers present and talk about their material-driven, playful designs, and share the thoughts behind.

Van Severen and Muller talk about how they collaborate and the contemplations that go into their choice of materials – and colours: “It’s not something we do as an addition to the design. For us, it’s like a material. We don’t play with it afterwards. It’s there from the beginning.” Changing the colour of an object, they feel, changes it completely, which reflects their way of thinking about design: “We just try to make – with the same objects – as many combinations as possible. We want to try different things in one object.” Architecture and space are also essential to them, and when they design an object, they are always very aware of the floor, the walls and the ceiling: “It’s important for us to also grab the room behind it, and to see it through the furniture.” Finally, the couple emphasize the importance they place on designing things that last a long time: “We want to make tables or furniture that are for life.”

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