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トラフの会場構成による、田中一光の作品をモチーフとしたイッセイミヤケの4回目のコレクションの展示会の写真

トラフの会場構成による、田中一光の作品をモチーフとしたイッセイミヤケの4回目のコレクションの展示会の写真が12枚公開されています。

代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催された、IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.4の展示会場構成。
グラフィックデザイナー田中一光氏の作品をモチーフとした4回目のコレクションとして、モノトーンでシンボリックなグラフィックが特徴の「Continuous Symbol」というシリーズが発表された。

展示什器は、幅900mmの1本の帯を折り曲げたような形状とし、シンプルでユーモラスな曲線のグラフィックが際立つよう、直線的な要素で構成した。また、表裏を白黒に塗り分けることで、「連続する記号」というテーマと、モノトーンの対比を会場全体で表現した。ハンガーラックを高めに設定し、作品を軽やかに、そしてユーモラスに見せている。さらに高い位置に、原画のポスターを掲げ、2Fのキャットウォークに堂々と打ち出されたメインビジュアルと同時に鑑賞することができる。

丸みのあるグラフィック、直線的な帯、モノトーンといった個々の要素がコントラストを成す、メリハリのある空間を目指した。

路面店、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTEでは、グラフィックを半透明のカッティングシートでウィンドウ面いっぱいに展開し、その隙間から原画のポスターやモノトーンの棚什器が顔を覗かせる、遊びのあるディスプレイとした。

川久保玲が2019年のイサム・ノグチ賞を受賞して、それについて語ったコメント

コムデギャルソンのデザイナーで経営者の川久保玲が2019年のイサム・ノグチ賞を受賞して、それについて語ったコメントがhypebeastに掲載されています。

ヴァージル・アブローが、ハーバード大で行った特別講義の日本語翻訳書籍「複雑なタイトルをここに」

ヴァージル・アブローが、ハーバード大学デザイン大学院で行った特別講義の日本語翻訳書籍「複雑なタイトルをここに」がamazonで発売中です。ヴァージル・アブローは大学院で建築を学んだ後、ファッション分野で活動、昨年よりルイ・ヴィトンのメンズラインのディレクターにも就任した人物です。発売は2019年3月7日を予定。
こちらのサイトで建築的視点でのインタビュー記事が日本語で読めます

ファッション・レーベルOff-Whiteを率い、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターも務めるヴァージル・アブローが、ハーバード大学デザイン大学院で行なった特別講義の記録。図版59点。

“僕のDNAとは?” 満員のハーバード大学デザイン大学院の講堂で、ヴァージル・アブローは問う。アブローは“チートコード”――学生時代の自分が知っていたらどんなによかっただろうと思うアドバイス――を聴衆に紹介する。そして、“独自のデザイン言語”を培うための“ショートカット”を、次々に示していく。建築とエンジニアのルーツを持つアブローは、学生時代に築いたツールやテクニックを、ファッション、プロダクトデザイン、そして音楽の言語へと変換させてきた。彼のブランドOff-Whiteは、ストリートウェアとクチュールという相反するように見える要素を結びつけ、ナイキ、イケア、赤十字といったブランド、リル・ウージー・ヴァートやリアーナなどのミュージシャン、レム・コールハースのような“メンター”とのコラボレーションを実現させてきた。さまざまなハードルをものともせず(“そんなものは実際には存在しない”)、デザインプロセスの舞台裏、エディティングの本質をシェアすること、問題解決、ストーリーの紡ぎ方を、アブローは解説していく。彼は自らのDNAを描き出し、そして問いを投げかける――君のDNAとは?

本書The Incidentsは、1936年から続くハーバード大学デザイン大学院での特別イベントを記録したシリーズである。

本書より

大学の外の社会に出てみると、ひとつの専攻に縛られないで自分の進む道を見つけるヒントがいろいろある。僕の仕事も、自然に異なる領域を横断しているんだ。

自分自身のやり方を初めてちゃんと立ち止まって考えてみた。iPhoneのメモ帳からそのまま引っ張ってきて、なんとかして作ったリストだよ。

完璧主義じゃなくてもいいんだって気づいた途端に、山のような仕事を同時進行しながら安らかに眠りにつけるようになった。これは大事なこと。完璧になろうとすると、かえって思考停止になってしまう。

イケア。ほんとに夢みたいだよ。最初連絡がきたときは、絶対にイベントのDJの依頼だと思ったし。

僕は自分が取り組むクリエイティブワークに情熱を感じている。仕事だなんて思っていない。僕にとって生きることそのものなんだ。

君たちは最高に恵まれた、これまでになかったような時代に生まれてきたんだ。いまはルネサンスだと思う。だから、「まるで最低、もうおしまいだ」みたいなメンタリティに囚われないでほしい。

また、講義の動画はyoutubeに掲載されています(ハーバード大公式)。


複雑なタイトルをここに

ザハ・ハディド・デザインが、スイスのスポーツウェアブランド・オドロと開発したアクティブウェアの写真

ザハ・ハディド・デザインが、スイスのスポーツウェアブランド・オドロと開発したアクティブウェアの写真が5枚dezeenに掲載されています。

中村拓志 / NAP建築設計事務所が基本設計を担当する、千葉の、ZOZOグループ新拠点の画像と概要

中村拓志 / NAP建築設計事務所が基本設計を担当する、千葉の、ZOZOグループ新拠点の画像が2枚と概要がfashonsnap.comに掲載されています。

川久保玲がデザインするメンズライン「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の19AWコレクションの写真

川久保玲がデザインするメンズライン「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の19AWコレクションの写真がWWDに掲載されています。パリコレクションで発表されました。

ヴァージルがディレクターに就任したヴィトンの、原宿の期間限定店舗の内装の写真

ヴァージル・アブローがディレクターに就任したルイヴィトンの、原宿の期間限定店舗の内装の写真などが73枚、WWDに掲載されています。ヴァージルは建築を学んでいて、現在コールハースとも協同していることで知られています。詳細はこちらに

川久保玲への、ニューヨーク・タイムズ社のTマガジン日本版によるインタビュー記事「ファッションの偉大なる解放者」

コムデギャルソンのデザイナーで経営者の川久保玲への、ニューヨーク・タイムズ社のTマガジン日本版によるインタビュー記事「ファッションの偉大なる解放者」が公開されています。様々なエピソードとともに川久保の思想や発言が紹介されています。

ファッションブランドのJ.W.アンダーソンが、ギルバート&ジョージとコラボしたアイテムの写真

ファッションブランドのJ.W.アンダーソンが、アーティストのギルバート&ジョージとコラボしたアイテムの写真が5枚、dezeenに掲載されています。

Diorのショーの中心に配置された、近未来的なロボットをデザインした空山基へのインタビューと、メイキングの様子を収録した動画

Diorのショーの中心に配置された、近未来的なロボットをデザインした空山基へのインタビューと、メイキングの様子を収録した動画です。ショーは東京のテレコムセンターで行われました。また、この中心に据えられた高さ11mのロボットの兆候の台座を、構造家の金田泰裕設計したとの事。(金田は、403dajibaなどのアトリエ系建築家の構造を多数手がけていることでも知られています。)

以下は、ショーの動画です。

OMA / 重松象平が会場構成した、デンバー美術館で始まった、ファッションブランド・ディオールの展覧会の写真

OMA / 重松象平が会場構成した、デンバー美術館で始まった、ファッションブランド・ディオールの展覧会の写真が31枚、designboomに掲載されています。

ロサンゼルスにオープンした、ファッション店舗 ドーバーストリートマーケットの内装の写真

アメリカ・ロサンゼルスにオープンした、ファッション店舗 ドーバーストリートマーケットの内装の写真がdezeenに掲載されています。同店舗はコムデギャルソンを率いるデザイナー川久保玲がディレクションしていることでも知られています。

トラフによる、銀座・資生堂のディスプレイデザイン『SHISEIDO THE STORE 「水」の章』の写真

トラフのウェブサイトに、銀座・資生堂のディスプレイデザイン『SHISEIDO THE STORE 「水」の章』の写真が14枚掲載されています。

銀座 SHISEIDO THE STOREのウィンドウディスプレイ。 2018年の年間テーマである”木火土金水”の中の”水”がテーマとして与えられた。 展示時期がクリスマスのため、水の中でも「雪」をコンセプトに、藍師・染師BUAISOUとコラボレーションしウィンドウの空間演出を行った。 BUAISOUは、阿波藍の産地、徳島県上板町を拠点に、藍の栽培から染色、製作までを一貫して行っている。 中央通りのウインドウは、屋根に雪が積もったような家型のオブジェをつくった。金属の細いパイプを用いた、変形した家型のフレームに、藍で染められた屋根をかける。 藍染は白が際立つようなグラデーションを臈纈(ろうけつ)染めという技法を使用し、屋根に積もる雪の立体感を演出する。また、雪が地面に不定形な形で積もっている様子も表現している。 花椿通りのウインドウでは、染色した木や糸を使って作られた丸いパーツを繋ぎ合わせ、雪の結晶と雪だるまに見立てたオブジェをつくった。雪の結晶と雪だるまは、モビールのようにゆらゆらと揺れ、藍染の染め重ねによる濃淡や、裏表の素材の違いで、多彩な表情を見せる。 背景には暖色のメタリックなストライプを配し、無限の階調を持つ藍染のオブジェが際立つようなウインドウを目指した。

コールハースと、ファッションデザイナーのヴァージルが「未来の生きる・働く・売る」について対話した内容

OMAのレム・コールハースと、ファッションデザイナーのヴァージル・アブローが「未来の生きる・働く・売る」について対話した内容が、Buro247に掲載されています。
ヴァージルはルイヴィトンのメンズディレクターに就任したことでも話題になったデザイナーです。建築のバックグラウンドを持つことでも知られています。彼がデザインしたナイキのスニーカーは発売と同時に完売することでも知られています。
日本で個展を開いたこともあり、その際に収録された浅子佳英によるインタビューが、ヴァージルの建築的背景にも切り込んでいて日本語で閲覧可能です。

コムデギャルソンの川久保玲への、ガーディアン紙によるインタビュー記事「仕事に楽しみは感じない」(日本語)

コムデギャルソンの川久保玲への、ガーディアン紙によるインタビュー記事「仕事に楽しみは感じない」が公開されています。インタビュー時の場の雰囲気をテキストで再現しようとしている記事で、インタビュー現場の緊張感も伝わってくる記事となっています。

妹島和世ら女性建築家3人が、プラダの為にバッグをデザイン

妹島和世ら女性建築家3人が、プラダの為にバッグをデザインしたそうです。WWD JAPANが伝えています。過去にプラダは、メンズ2018年秋冬コレクションで、ヘルツォーク&ド・ムーロンやOMAに洋服のデザインを依頼したこともありました。

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