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JKMM・アーキテクツによる、ヘルシンキの、地上に飛び出るトップライト部分が公園の要素にもなっている地下美術館「Amos Rex」の写真など

JKMM・アーキテクツが設計した、フィンランド・ヘルシンキの、地上に飛び出るトップライト部分が公園の要素にもなっている地下美術館「Amos Rex」の写真などが14枚、dezeenに掲載されています。

御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビュー
御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビュー photo©remgoto

御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビューがnoteに掲載されています

御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビュー「中心に据えられた存在感のある階段が、未来に”建築”であることを担保する」がnoteに掲載されています。

建築家の建てた住宅というと、その美意識に従って、使う家具や住まい方までも建物に合わせなければいけない。と想像する方も多いと思います。実際にそのような使われ方を想定して設計をする建築家もいます。
しかし、篠原の住宅はそうではありません。クライアントによって使い倒されているにも関わらず、その建築は篠原一男の作品なのです。

今回拝見した、御手洗龍さんの「階段」もそのような役割を果たすであろうことが想像されました。
そして、御手洗さんのアプローチは、篠原の建てていた時代よりもより合理性が推し進められた現代に沿っているようにも感じます。つまり、ただオブジェ的なモノを建物内に挿入するのではなく、「階段」という実用的な、必ず建物に必要とされるものを、ちょっとスケールを変えることで、その役割を担わせたのだと。

二俣公一 / ケース・リアルによる、石川・金沢の店舗「イソップ 金沢店」
二俣公一 / ケース・リアルによる、石川・金沢の店舗「イソップ 金沢店」 photo©Aesop

二俣公一 / ケース・リアルが設計した、石川・金沢の店舗「イソップ 金沢店」です。

金沢に多く残る蔵付き町家。その多くは、通りに面する長屋の中に手前から奥へと延びるように「トオリニワ」と呼ばれる半屋外の土間があり、そこを抜けると小さな中庭と真っ白な漆喰壁の土蔵がある。台所などの水回りはトオリニワに集約され、居間などの各部屋はこの土間に沿うように並んでいる―。
今回のストアの敷地にも、古い町家に見られるようなそういった空間構成の長屋があった。しかし数年前に蔵を残して通り側の建屋は建て替えられ、2Fは住居として使用されつつも、1Fは倉庫と避難動線のみが確保された閉じられた空間になっていた。わたしたちはこの場所を、再度この場所らしい町家の空気感をもった場所として再構築したいと考えた。まず通路と室内とを隔てていた壁はその多くを取り払い、既存の躯体をそのまま現している。そしてそれらの空間をコモ(藁)を押し当てたモルタルの床で仕上げ、町家特有の半屋外の土間とそれを介して広がるひとつながりの空間を目指した。

御手洗龍による、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真

御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真が21枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は、内覧会開催時のリリーステキストです。

人の気配が漂う狭い路地、分刻みで電車が行き交う鉄道高架、2020年に向けて建設中の幅の広い都市計画道路。敷地は異なる三つの環境に挟まれた特異な場所に位置しています。その異なるスケールや距離感、速度、音、明るさといったものに反応しながら、環境と共に立ち上がる建築を考えました。
4層で構成された建物は、1階が店舗、2~4階が住宅となっています。そしてこの積層されたスラブを繋ぎ、内外を練り上げて(ステアして)いくように、階段を敷地全体に大きく廻していきます。人の動きを纏い、人の気配を定着させるそれは、暮らしの中心にありつつも、どこか人から離れた都市の骨格のようなスケールを持っています。
路地を歩いていくとその延長として階段が立ち上がり、高架をかすめるように建築に潜り込んでいきます。動きを持ったこの階段は空間を圧縮したり緩めたりしながら、そこに連続した居場所を作っていきます。それが周囲の環境を引込みつつ、場所の発見を促します。こうしてここに、この土地固有の豊かな開放感が生まれることを期待しています。

ネリ&フーによる、上海の、ネオン管とステンレスの素材使いが印象的なハイエンド・コンビニエンスストアの写真

ネリ&フーによる、上海の、ネオン管とステンレスの素材使いが印象的なハイエンド・コンビニエンスストアの写真がdezeenに掲載されています

ネリ&フーが設計した、中国・上海の、ネオン管とステンレスの素材使いが印象的なハイエンド・コンビニエンスストアの写真が9枚、dezeenに掲載されています。

小林幹也が、自社店舗の移転に合わせて開催した、公園をテーマに行ったプロダクト展「PLAYSCAPE」の会場写真

小林幹也が、自社店舗の移転に合わせて開催した、公園をテーマに行ったプロダクト展「PLAYSCAPE」の会場写真がdezeenに掲載されています

デザイナーの小林幹也が、自社店舗の移転に合わせて開催した、公園をテーマに行ったプロダクト展「PLAYSCAPE」の会場写真が10枚、dezeenに掲載されています。※会期は終了しています。
彫刻家のイサム・ノグチがプレイグラウンドという名称で公園の設計も手掛けていたことを、デザイナーの立場から参照した展示のようにも読み取れ興味深いです。

モノアーキによる、中国の村に建設された、自由な形状の屋根が作る軒下空間の陰影が印象的なヴィラの写真

モノアーキによる、中国の村に建設された、自由な形状の屋根が作る軒下空間の陰影が印象的なヴィラの写真がdezeenに掲載されています

モノアーキ(Monoarchi)が設計した、中国の村に建設された、自由な形状の屋根が作る軒下空間の陰影が印象的なヴィラの写真が11枚、dezeenに掲載されています。

SOMによる、アメリカ・ロサンゼルスの、ファーサードのひだのように配置されたガラスが特徴的な裁判所の写真

SOMによる、アメリカ・ロサンゼルスの、ファーサードのひだのように配置されたガラスが特徴的な裁判所の写真がdezeenに掲載されています

SOMが設計した、アメリカ・ロサンゼルスの、ファーサードのひだのように配置されたガラスが特徴的な裁判所の写真が12枚、dezeenに掲載されています。

ファッションデザイナーのクレイグ・グリーンが、モンクレーの為にデザインした彫刻にも見えるウエアの写真

ファッションデザイナーのクレイグ・グリーンが、モンクレーの為にデザインした彫刻にも見えるウエアの写真がdezeenに掲載されています

ファッションデザイナーのクレイグ・グリーンが、モンクレーの為にデザインした彫刻にも見えるウエアの写真が11枚、dezeenに掲載されています。SSENSEにも同ウエアの別カットの写真と日本語での紹介記事があります。クレイグ・グリーンについては、こちらの記事にプロフィールなどを聞いている日本語のインタビューがあります。

会田誠への、表現の不自由時代というテーマでのインタビュー「エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由?」

会田誠への、表現の不自由時代というテーマでのインタビュー「エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由?」がアートローグに掲載されています

会田誠への、表現の不自由時代というテーマでのインタビュー「エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由?」がアートローグに掲載されています。

フランク・ゲーリーが、紙にドローイングを描いている様子を撮影した動画

フランク・ゲーリーが、紙にドローイングを描いている様子を撮影した動画です。キュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリストがinstagramに投稿したものです。投稿後約一日で1万4千回以上再生されています。

Frank Gehry #frankgehry

Hans Ulrich Obristさん(@hansulrichobrist)がシェアした投稿 –

最も注目を集めたトピックス [期間:2018/8/20-8/26]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/8/20-8/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、藤本壮介が計画を進めている、ハンガリーの、地元音楽の歴史などを伝えるミュージアム施設「Magyar Zene Háza」のCG動画

2、中村拓志 / NAP建築設計事務所の設計で2019年に完成を予定する、広島の斜面に建つ舟底屋根の宿泊施設の画像

3、元木大輔 / Daisuke motogi Design And Architectureによる、東京・西麻布のプライベートラウンジ「Dappled House 4F / Private Room」

4、保坂猛による、神奈川・横浜の、約半分が半屋外の用途のない空間となっている住宅「HOUSE IN KOZUKUE」の写真

5、隈研吾による「日本平山頂シンボル施設及び展望回廊」が11月3日にオープン

6、平田晃久による、東京・豊島区の3戸の賃貸住宅「Overlap House」を平田自身が解説している動画

7、隈研吾による、フランスの丘の上に作られた木製パヴィリオン「KOMOREBI/シャトー・ラ・コスト」の写真

8、元木大輔 / DDAAによる、ローテーブル「Strange Tensegrity Table2」

9、ジョン・ポーソンによる、イスラエル・テルアビブの歴史的な修道院を改修した宿泊施設「Jaffa Hotel」の写真

10、中村拓志 / NAP建築設計事務所のサイトに、台湾やブータンのリゾート施設などの進行中プロジェクトの画像が追加

11、畑友洋による、大阪・池田の「大地の家」の様子と、設計者による解説を収録した動画

12、小室匡示+下司歩 / 小室下司建築設計事務所による、群馬・前橋の保育施設「おおてまちこども園」

13、黒川紀章の「中銀カプセルタワービル」に関して、再開発の話が進んでいるようで、それに対する署名活動が行われています

14、建築家養成所・デザインファーム建築設計スタジオの「プロ向け設計計画講座」が10月に開講


15、「東京五輪で用いる基本デザイン発表、グッズや会場装飾に使用」(fashionsnap.com)

16、森美術館での「建築の日本展」の入館者数が40万人を越えたそう

17、藤原徹平による書籍『国宝・閑谷学校』のレビュー「永遠と現在を行き来する建築」

18、mosakiの田中元子に、朝日新聞が喫茶ランドリーについて聞いているインタビュー記事「洗濯機にミシンにドラム…“内”と“外”をつくらないカフェ」

19、トラフによるインスタレーション『いわさきちひろ生誕100年「Life展」子どものへや』の写真

20、OMAのリサーチ部門AMOが会場構成した、中国・北京での、現代の自撮り文化を切り口にアートを紹介する展示「True Me」の写真


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

元木大輔 / DDAAによる、ローテーブル「Strange Tensegrity Table2」
元木大輔 / DDAAによる、ローテーブル「Strange Tensegrity Table2」 photo©長谷川健太

元木大輔 / DDAAがデザインした、ローテーブル「Strange Tensegrity Table2」です。元木によるテンセグリティー・テーブルの最初のプロダクトもアーキテクチャーフォトでは特集記事として紹介しています。

奇妙なテンセグリティー・テーブルの第二弾。 有機的な枝とステンレスパイプをワイヤーのみで固定する、テンセグリティ構造によって天板を支えているテーブル。

【ap job 更新】 テレデザイン一級建築士事務所が、スタッフ(正社員・契約社員/パートタイム・アルバイト)を募集中
【ap job 更新】 テレデザイン一級建築士事務所が、スタッフ(正社員・契約社員/パートタイム・アルバイト)を募集中
【ap job 更新】 テレデザイン一級建築士事務所が、スタッフ(正社員・契約社員/パートタイム・アルバイト)を募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

テレデザイン一級建築士事務所の、スタッフ(正社員・契約社員/パートタイム・アルバイト)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

テレデザイン一級建築士事務所がスタッフを募集しています。
詳しい情報は以下でご確認ください。

テレデザイン一級建築士事務所は、住宅を中心として、様々なタイプのプロジェクトにチャレンジする設計事務所です。
http://www.tele-design.jp

以下の職種の方を募集しています。興味のある方は応募方法に従いご連絡下さい。
正社員/契約社員/パートタイム/アルバイト

保坂猛による、神奈川・横浜の、約半分が半屋外の用途のない空間となっている住宅「HOUSE IN KOZUKUE」の写真

保坂猛のウェブサイトに、神奈川・横浜の、約半分が半屋外の用途のない空間となっている住宅「HOUSE IN KOZUKUE」の写真が掲載されています

保坂猛のウェブサイトに、神奈川・横浜の、約半分が半屋外の用途のない空間となっている住宅「HOUSE IN KOZUKUE」の写真が8枚掲載されています。

神奈川県横浜市のクリスチャンであるご家族の住宅です。
この住宅は、ほぼ半分が半屋外となっており、住宅で必要とされるリビング、ダイニング、キッチン、寝室、子供室などの合計は全体の約半分です。必要空間に対して余剰空間(用途を定めない空間)を屋内としても屋外としてもゆったりとつことで得られる空間と時間が、この住宅にはあります。楽しく住む家であり、かつ神を学ぶ空間ともなる住空間をつくるため、平面全体に掛け渡される木の柱梁フレームを茶色塗装とし、その上にかかる小梁を白塗装とし、柱梁の交点に十字形の陰を落とすトップライトを11カ所配置しています。

隈研吾による「日本平山頂シンボル施設及び展望回廊」が11月3日にオープン

隈研吾による「日本平山頂シンボル施設及び展望回廊」が11月3日にオープンするそうです

隈研吾による静岡の「日本平山頂シンボル施設及び展望回廊」が2018年11月3日にオープンするそうです。2016年4月に隈がプロポーザルで最優秀者に選ばれていました。当時の提案書のPDFはこちらで閲覧可能です。

静岡県と静岡市が、日本平山頂で一体的に整備を進めている「日本平山頂シンボル施設及び展望回廊」を、平成30年11月3日(土・文化の日)に開館します。

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