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2019.9.30Mon
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山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」

748.03 山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」

architecture|feature
リノベーション住宅図面あり山本想太郎東京立川市
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」リビングルーム 既存の柱梁・土壁、新設の天井・建具の全てに和紙調塗料(開発中)を塗った。柔らかく光が拡散する空間。 photo©山本想太郎

山本想太郎設計アトリエが改修を手掛けた、東京・立川市の住宅「紙の家」です。

 既存建築のリノベーションにおいて、そこに新しい要素と、古い要素が並存することは必然です。しかしそのこと自体に寄り添って建築表現に価値を与えることは、リノベーションがまだ特殊な行為である時代においてのみ有効な刺激であるともいえます。
 リノベーションがこれから日本で一般化していく段階においては、新築の模倣でも、ノスタルジーへの訴求でも、新旧の対比でもない、新しい空間価値が表現されていかなければ、それは文化的な行為とはみなされなくなってしまうでしょう。本計画はそこにひとつの提案を示そうと試みたものです。
 その表現の中心となった「和紙調塗料(ハーモフィブコートTM)」は、この場にある新旧の建築要素の色や素材感を残しつつ、そのすべてに立体的な和紙繊維をオーバーレイするものです。この視覚的にも触覚的にもインパクトと柔らかさを併せもった塗料を重ねることによって、リノベーション空間に錯綜しているすべての空間・時間の文脈を等しく相対化し、アーティスティクな刺激と柔らかな素材に包まれる緩さを同時に感覚できる生活空間を生み出すことを目指しました。
 変形によって配光を調整するアート照明もまた、この空間の繊細な印象バランスを調整するためにデザインされたものです。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」新旧の素材を意識させつつも、和紙に包まれた柔らかな調和のある空間。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」和紙繊維を混入した透明塗料であるため、下地の木(既存・新設)やジュラク壁のテクスチャーなどが透けて見える。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」天井の和紙調塗料仕上げが効果的に見えるようにデザインされた照明器具。照明製作:studio alumina photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」リビング、ダイニング、玄関 大天井と照明が連続しているため、外光も人工照明も空間全体に伝達される。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」直管型LED+アルミフレーム製の照明器具。アームを開くと間接照明のようになる。開き具合で天井の和紙調塗料の表情も変化。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」新旧の素材の混在に和紙調塗料が調和をもたらす。擬新築でも、ノスタルジーでも、新旧対比でもないリノベーション空間。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」内部より庭園をのぞむ W2.6m×H2.2m の引き違い大窓(Low-E 複合サッシ)の連窓。庭園は盛土により立体的に造園された。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」リビング、ダイニング、玄関 主な生活空間は一体的に連続しているが、玄関・ダイニングは扉で仕切ることも可能。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」ダイニングからリビングを見る 大天井と構造体の連続が空間に一体感をもたらす。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」天井見上げ 照明器具の開きを調整することで、天井面への光の拡がりを調整できると同時に、造形の変化も楽しめる。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」外光が天井面に柔らかく反射して室内に拡がる昼間は人工照明は必要なく、照明器具は天井を飾るオブジェとなる。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」玄関部分南面 この部分を残して、建物南の1 スパン分を減築。屋根と外壁は全面改修。玄関扉周りのみ既存のままとした。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」庭園 減築により大幅に明るくなった。テラスの床面は改修前の屋根瓦小口敷き。植栽もすべて植え替えた。造園:村上素子 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」全体外観 玄関扉には思い入れがあったため、この部分のみ既存のままで残された(屋根は形状を変更)。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」玄関 大窓でテラスと庭に連続する、庭の一部のような土間空間。 photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」敷地図。 image©山本想太郎設計アトリエ
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」改修後平面図。 image©山本想太郎設計アトリエ
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」天伏・軒天図。 image©山本想太郎設計アトリエ
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」断面図-1。 image©山本想太郎設計アトリエ
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」断面図-2。 image©山本想太郎設計アトリエ

改修前の写真と図面。

以下の写真はクリックで拡大します

山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」玄関はかなり以前に増築された部分であるため、屋根の形状が複雑になっている photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」南側庭は狭く、南側隣接建物が近いため日照が少ない photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」和室2。外光が入りにくく、昼でも薄暗い photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」今回減築対象となった縁側。これがあることで庭が狭く、居室(右)が暗い photo©山本想太郎
山本想太郎設計アトリエによる、東京・立川市の住宅「紙の家」改修前平面図。 image©山本想太郎設計アトリエ

以下、建築家によるテキストです。


①減築リノベーション
 東京郊外に建つ築55年の木造平屋建て住宅のリノベーションです。南側の庭が狭く屋内外ともに日当たりが悪くなっていた状態を改善するため、まず建築の南側の約2割を減築して庭園を拡張することを提案しました。そしてそれによって採り入れた外光を家全体に行きわたらせるために、メインの住空間を一体の連続空間としました。
 屋根の軽量化と壁の補強により、高度な耐震性能(上部構造評点=1.66)も実現しました。

②大天井・アート照明
 玄関からキッチンまで部屋をこえて居住空間全体を覆うように作られた折板ヴォールト天井が、南側から入る外光を家全体に行きわたらせています。
 また天井にはstudio aluminaがこの空間のために製作したアート照明が並び、夜の光を演出し、各空間の雰囲気を繊細に調整することができます。直管型LEDランプの配光の偏りを利用しており、アームを動かすことで通常照明から間接照明のようにまで配光が変化し、和紙調塗料(下記)のテクスチャーの印象もそれにしたがってダイナミックに変わります。

③和紙調塗料
 設計者が塗料メーカー(日本ペイントホールディングス)に開発協力している「和紙調塗料」(和紙繊維を混入した透明塗料)を、世界ではじめて本格的に実地使用しました。これが竹小舞の土塗壁や古い木材といった強い素材感のある旧要素と、新設する壁・天井・建具といった新要素のすべてを半透明に包み込んで、テクスチャーの調和と、柔らかな光の拡散を実現しています。

「新しいものvs古いもの」をこえて
 既存建築のリノベーションにおいて、そこに新しい要素と、古い要素が並存することは必然です。しかしそのこと自体に寄り添って建築表現に価値を与えることは、リノベーションがまだ特殊な行為である時代においてのみ有効な刺激であるともいえます。
 リノベーションがこれから日本で一般化していく段階においては、新築の模倣でも、ノスタルジーへの訴求でも、新旧の対比でもない、新しい空間価値が表現されていかなければ、それは文化的な行為とはみなされなくなってしまうでしょう。本計画はそこにひとつの提案を示そうと試みたものです。
 その表現の中心となった「和紙調塗料」は、この場にある新旧の建築要素の色や素材感を残しつつ、そのすべてに立体的な和紙繊維をオーバーレイするものです。この視覚的にも触覚的にもインパクトと柔らかさを併せもった塗料を重ねることによって、リノベーション空間に錯綜しているすべての空間・時間の文脈を等しく相対化し、アーティスティクな刺激と柔らかな素材に包まれる緩さを同時に感覚できる生活空間を生み出すことを目指しました。
 変形によって配光を調整するアート照明もまた、この空間の繊細な印象バランスを調整するためにデザインされたものです。

■建築概要

敷地・計画概要
敷地:東京都立川市
用途地域:第一種中高層住居専用地域(60/200/第一種高度+20M地区)
     +第一種低層住居専用地域(40/80/第一種高度)、準防火地域
敷地面積:224.35㎡(67.86坪)
既存建物:木造平屋建て、100.09㎡(30.28坪) (竣工年1964年)
減築後面積:80.32㎡(24.30坪)
高さ:最高高さ 4.56m 軒高さ 3.31m
改修内容:既存建物の減築、間仕切・内装の改修、外壁の改修・再塗装、
     屋根の形状変更・葺替え(瓦→鋼鈑)、造園・外構、設備更新
工期:設計 2018年1月~2018年12月
   工事 2019年2月~2019年7月(竣工)
関係者概要
設計:山本想太郎設計アトリエ(担当:山本想太郎)
施工:永井工務店、日本ペイントホールディングス(和紙調塗装)
照明デザイン:studio alumina
造園デザイン:村上素子
主な仕上
外部
屋根:鋼板平葺き(セキノ興産 ダンネツトップS&S耐磨カラーGL)
外壁(新設):モルタル下地用構造合板(ラスカット)下地、モルタル塗り。ウレタン樹脂塗装(N-40色)
テラス:施釉瓦小口敷き(既存屋根の瓦を再利用)
内部
壁・天井(新設):石膏ボード下地、壁紙(リリカラLW2235)貼の上、「和紙調塗料」塗り
既存壁・柱・梁:シーラー2回塗の上、「和紙調塗料」塗り
床:フローリング(ウッズ・マイスター WM-804)
  天然リノリウム貼(ABC商会 アームストロング 125-003、125-075)
窓サッシ:Low-E複合サッシ(LIXIL サーモスⅡ-H)
ブラインド:ダブルロールスクリーン(タチカワ ラルクシールド)

主な設備製品
キッチン :ノーリツ システムキッチン レシピアプラス
トイレ:TOTO CS597BMS#NW1
システムバス:TOTO サザナHS Sタイプ
洗面器:大洋金物株式会社 ADF70-2602 +混合栓 FHT73-1906(GROHE Essence)
鏡棚:サンワカンパニー ホテルミラーW750/ KT03919N
ダウンライト:パナソニック LGB76310 LE1、LGB73520 LE1
インターホン:パナソニック VL-SV38XL
スイッチ類:パナソニック アドバンス・シリーズ ほたるスイッチ

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リノベーション住宅図面あり山本想太郎東京立川市
2019.09.30 Mon 11:52
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    4,664.04 北澤伸浩建築設計事務所による、神奈川・横浜市の、住宅+賃貸住宅「笹沼邸」

    architecture|feature
    三嶋一路住宅佐竹雄太北澤伸浩図面あり横浜神奈川鈴木研一集合住宅高橋寿太郎
    北澤伸浩建築設計事務所による、神奈川・横浜市の、住宅+賃貸住宅「笹沼邸」 photo©鈴木研一
    北澤伸浩建築設計事務所による、神奈川・横浜市の、住宅+賃貸住宅「笹沼邸」 photo©三嶋一路

    北澤伸浩建築設計事務所が設計した、神奈川・横浜市の、住宅+賃貸住宅「笹沼邸」です。北澤はSANAA出身の建築家です。
    今作品は、SANAAによる作品等の撮影で知られる鈴木研一と、鈴木理策に師事したアーティスト・三嶋一路によるコンセプトの異なる二人の写真によってお伝えします。

    ひとつの建物の中に、専用住宅と賃貸住宅2戸を内包する計画である。

    敷地は旗竿敷地で、周辺に2~3階建ての住宅やマンションが立ち並ぶ街区の中央に位置しながらも、南側と西側は開かれた明るい大きな場所だった。

    賃貸に出す部屋は、学生や若い社会人などを想定したワンルームで、数年で住み手が変わり、それぞれの生活スタイルや、家にいる時間帯も異なるだろうと思った。一方、専用住宅は、建主が長くこの地で暮らし、家族と共に年月を重ねていこうと考えていた。
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    建築家によるテキストより
    • 残り52枚の写真と建築家によるテキスト
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    菊竹清訓の旧都城市民会館のスキャンモデルを、スマホを通して実空間と重ね合わせられる「旧都城市民会館AR β」が一般にも公開

    2,013.12 菊竹清訓の旧都城市民会館のスキャンモデルを、スマホを通して実空間と重ね合わせられる「旧都城市民会館AR β」が一般にも公開

    architecture|culture|remarkable
    テクノロジー保存関連菊竹清訓
    菊竹清訓の旧都城市民会館のスキャンモデルを、スマホを通して実空間と重ね合わせられる「旧都城市民会館AR β」が一般にも公開されています
    xrarchi.lilea.net

    菊竹清訓の旧都城市民会館のスキャンモデルを、スマートフォンを通して実空間と重ね合わせられる「旧都城市民会館AR β」が一般にも公開されています。クラウドファウンディングファン支援者先行公開だったものが、広く一般にも公開されたようです。
    twitterにも沢山写真が投稿されています。

    渋谷ストリームに遊びに来た旧都城市民会館。#旧都城市民会館AR pic.twitter.com/KBz7zKmt56

    — masanaga (@tasklong) August 3, 2019

    クレジットは以下。

    『旧都城市民会館デジタルアーカイブプロジェクト』
     ・ドローン撮影:大隣昭作 facebook
      (福岡大学工学部社会デザイン工学科)
     ・フォトグラメトリ/WebAR制作:藤原龍 twitter
      (ホロラボ / 龍lilea@xRArchi)

     主催:gluon+KUMONOS

    xrarchi.lilea.net
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    ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、スイス・バーゼルの、集合住宅・オフィス・店舗等の複合ビル「meret oppenheim hochhaus」の写真

    515.53 ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、スイス・バーゼルの、集合住宅・オフィス・店舗等の複合ビル「meret oppenheim hochhaus」の写真

    architecture|remarkable
    スイスバーゼルヘルツォーグ&ド・ムーロン事務所複合ビル集合住宅
    ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、スイス・バーゼルの、集合住宅・オフィス・店舗等の複合ビル「meret oppenheim hochhaus」の写真がyohanzerdoun.comに掲載されています
    yohanzerdoun.com

    ヘルツォーグ&ド・ムーロンが設計した、スイス・バーゼルの、集合住宅・オフィス・店舗等の複合ビル「meret oppenheim hochhaus」の写真が13枚、yohanzerdoun.comに掲載されています。designboomにも他の写真が掲載されています。外壁全周に取り付けられた可動式建具によって、建物外観の見え方が変わるのが興味深いです。
    以下はtwitterに投稿されている写真。

    Meret Oppenheim Hochhaus (by Herzog & de Meuron), Basel (7 June 2019) ※着々と工事が進んでいる模様。 pic.twitter.com/mlZM7oAg6u

    — 福居伸宏 Nobuhiro Fukui (@n291) June 7, 2019

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    スイスバーゼルヘルツォーグ&ド・ムーロン事務所複合ビル集合住宅
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    日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催

    493.36 日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催

    日程
    2019年9月30日(月)
    –
    11月29日(金)
    architecture|exhibition
    テクノロジー建築展日建設計
    日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催されます
    www.nikken.co.jp

    日建設計CGスタジオ展「Visualize⁺ 建築を伝えるちから」が開催されます。会期は2019年9月30日~11月29日まで。場所は日建設計東京ビル 1階ギャラリーです。

    建築CGは、多くのデータ、デザイン、表現手法などがレイヤーのように集積して構築されます。
    現実に未だ存在していない建物の姿そのものや、そこから生まれる新たなアクティビティを、建物に係わる様々な人々にリアルに可視化して伝えることができるコミュニケーションツールです。
    日建設計CGスタジオは、ビジュアライゼーションの専門家集団として、高品質なCGを生み出し、新しいCGの可能性に挑戦し続けてきました。
    多種多様な表現や技術、さらに制作の裏側まで、本企画展でしか見ることのできない、CGスタジオが描く建築の世界「Visualize⁺」を、ぜひご覧ください。

    nikken.co.jp

    会期 2019年9月30日(月)~2019年11月29日(金) 9:10-17:00(月-金)
    休館日 土日祝日 10月12日(土)、19日(土)、11月9日(土)、23日(土) のみ10:00-17:00開館
    入場 無料
    会場 日建設計東京ビル 1階ギャラリー(東京都千代田区飯田橋2-18-3)
    問合せ 日建設計 広報室 webmaster@nikken.jp tel.03-5226-3030

    nikken.co.jp
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    テクノロジー建築展日建設計
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    「建築の3次元デジタルアーカイブの未来はどこへ?─『旧都城市民会館』3DDAトークセッションレポート」(note / FUKUKOZY)

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    テクノロジー保存関連福田晃司
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    note.mu

    「建築の3次元デジタルアーカイブの未来はどこへ?─『旧都城市民会館』3DDAトークセッションレポート」がnoteのFUKUKOZYのページにあります。

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    テクノロジー保存関連福田晃司
    2019.09.30 Mon 06:59
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2019/9/23-9/29]

    292.82 最も注目を集めたトピックス [期間:2019/9/23-9/29]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2019/9/23-9/29]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/9/23-9/29)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる、東京・豊島区の寺院「松栄山仙行寺」(19/10/4-10/14の期間、現地で展覧会が開催)
    2. 柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、山梨・富士吉田市の、既存オフィスビルを改修した宿泊施設「富士吉田のホステル」
    3. 藤本壮介の初NYプロジェクトとなる、ブルックリンの新しい運営形態の集合住宅の画像
    4. 山家明+田代朋彦による、大阪の、住宅兼事務所「大阪の住宅」
    5. 長谷川豪とジョナサン・モンク、MOUNT FUJIとリアム・ギリックがコラボして設計した、岡山の小型宿泊施設の写真と図面
    6. 山本周+小林栄範による、神奈川・横浜市の多目的ホール「荏田南交差点の改修」
    7. JIA新人賞2019の一次審査通過作品が公開。2019年10月12日には公開2次審査が開催
    8. ザハ・ハディド・アーキテクツとADPアンジェニエリによる、中国・北京の新空港「北京大興国際空港」
    9. 青木淳による、京都市京セラ美術館の建築についてのテキスト「像を重ねていく美術館」
    10. 春口滉平による、白須寛規設計の「並びの住宅」についての論考『中途半端「すぎる」こと』
    11. 原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツによる、東京・目黒区の住宅「扉の家」
    12. ヒルサイドテラスの50周年記念で展示や、槇文彦・妹島和世・西沢立衛・隈研吾・藤森照信らが出演するイベントが開催
    13. 畑友洋建築設計事務所による、兵庫の、武骨な構造体と長細いプロポーションが印象的な「明石市大蔵海岸公園施設」の動画
    14. 葛島隆之建築設計事務所による、愛知・刈谷市の、資材置き場や仕事仲間や近隣住民の為のコミュニティスペースなどの機能を持つ離れ「Hut」
    15. 隈研吾による、トルコ・エスキシェヒルの現代美術館「The Odunpazari Modern Art Museum」がオープン
    16. 山家章宏+戸村英子による、東京・港区の、サロンスペース&ショップ「tac:tac I’M HERE」
    17. スノヘッタの設計で完成した、アメリカ・フィラデルフィアの、テンプル大学新図書館の写真など
    18. ユルゲン・マイヤー・Hによる、ドイツの、既存住宅を改修した異なる仕上げを同じトーンでまとめた繊細な表情が印象的な住宅「Casa Morgana」の写真
    19. 平本英行 / ヒラモトデザインスタジオによる、北海道・札幌市の宿泊施設「佳松御苑」
    20. 【20位 URL】” target=”_blank”>徳野由美子建築設計事務所による、物販店舗+エステサロン「Vent de Senteales」

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    最も注目を集めたトピックス
    2019.09.30 Mon 06:14
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    2019.9.29Sun
    • ヴァージル・アブローによるファッションブランド「オフ-ホワイト」が2020春夏よりロゴのフォントを変更
    • 津川恵理による、自作・さんきたアモーレ広場を通して記された論考「個の表現から生まれるパブリック・スペース」
    • 藤井亮介の内装デザイン、RhizomatiksDesignの映像、幅允孝の総合プロデュースで、東京・日本橋に「猿田彦珈琲 誠品生活日本橋店」がオープン
    2019.10.01Tue
    • 岩手・住田町の「上有住地区公民館」設計プロポで、PERSIMMON HILLS architectsが最優秀者に。提案書も公開。
    • 【ap job更新】 株式会社マッチが、設計スタッフ(正社員)を募集中
    • 野副晋平建築計画事務所+nmstudioによる、大阪・吹田市の、千里山田西団地の住戸改修プロジェクト「千里の自在 -平成30年度公社千里山田西団地住戸改善事業-」
    • 平本英行 / ヒラモトデザインスタジオによる、東京・港区のレストラン・バー「BIFFI TEATRO di TSUMAGATA」
    • 青木淳と画家・小林正人によるトークイベント「絵の自由と建築の自由」が、東京都現代美術館で開催
    • ほか

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