
中川エリカ・藤原徹平・中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペが開催されます
中川エリカ・藤原徹平・中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2018」が開催されます。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈られます。
登録締切は、2018年10月16日(火)。提出期限は、2018年10月26日 (金) 消印有効とのこと。(ap・pr)
テーマ:「色のはたらき」
色にはさまざまなはたらきがあります。
たとえば世界の国旗は、わずか2~4色ほどの色と形の組み合わせだけで、みごとに各国のアイデンティティを体現しています。あるいは世界遺産に指定されるような街には、その風景を印象付ける色があります。自然界の植生や農業がつくる風景に素晴らしさを感じる時、もしかしたら私たちはその多くを、色相が作り出す様相として認識しているのではないでしょうか。
また科学の世界では、色とは光線とそれを受ける形から生じる現象であり、哲学を紐解けばそれは感覚器の反応、つまり受け止める側に主体の数だけ存在するものである。つまり色とは不変なものではなく、状態や感じる側によって変化し続ける、常に「流れている存在」と言えるかもしれません。
このコンペでは、そんな色のはたらきと私たちをとりまく空間が分かちがたく関係した、創造的な人間環境についての提案を求めます。建築でもインテリアでも、はたまたランドスケープでも、提案の規模は問いません。具体的なプログラムの有無も問いません。今の時代に人間が環境を創造することに、鮮やかな希望を持ち続けることのできるような提案を期待します。
募集概要は以下からどうぞ。