イエローハウス/ヴァレリオ・オルジアティ/architecturephoto.net

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Photos 021-040

020

松韻亭
谷口吉生

019

イエローハウス
ヴァレリオ・オルジアティ

018

クアラルンプール国際空港
黒川紀章

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神長官守矢資料館
藤森照信

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プファンフェンホルツ体育館
ヘルツォーグ アンド ド・ムーロン

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ローマ遺跡のためのシェルター
ピーター・ズントー

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飯田市美術博物館
原広司

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花みどり文化センター
鈴木雅和+貝島桃代

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ストックホルム市立図書館
グンナー・アスプルンド

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ストックホルム近代美術館
ラファエル・モネオ

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中銀カプセルタワービル
黒川紀章

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ルイ・ヴィトン銀座並木通り店
青木淳

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ミキモト銀座2
伊東豊雄

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トッズ表参道ブティック
伊東豊雄

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高過庵
藤森照信

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プラダ 青山 東京
ヘルツォーグ アンド ド・ムーロン

004

セント・マークス教会
シーグルド・レヴェレンツ

003

森の葬祭場
グンナー・アスプルンド
シーグルド・レヴェレンツ

002

ねむの木美術館
藤森照信

001

ねむの木こども美術館
坂茂

 

 

 


 

 

 

 

 

019:イエローハウス/ヴァレリオ・オルジアティ  1999 >>html ver. ▼解説 ▼関連書籍
 

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■概要
スイス、フリムスにある美術館。古い建物を改修した建物で、元の建物の色が黄色だったことから、イエローハウスと呼ばれているようだ。

■経緯
建物を設計した建築家は、ヴァレリオ・オルジアティ。彼はスイスを代表する現代建築家の一人である。そして、彼の父であるルドルフ・オルジアティもまた、スイスを代表する建築家であった。ルドルフは、フリムスに事務所を構え、この町に数多くの住宅やホテル、学校の改修などを手がけた。そのルドルフが、イエローハウスの改修に関して条件を残していたのである。それは、建物の外壁を白くする事だった。ヴァレリオは、その制約を守り、建物を設計した。しかし、その建物は、フリムスにある白い外壁を持つ民家とは異なる前衛的なものだった。

■素材
建物の表面は、荒い仕上げとなっている。既存の壁を剥がし、内部に隠れていた木がところどころ見えたり、既存の開口部をコンクリートで埋めた部分が、異なる素材感を示している。しかし、その全てを白く塗ることで、建物はマッシブな塊として認識されるようになっている。

■内部
内部は、漂白されたような外観とは異なり、優しさを感じさせる。木製の床と、厚い壁に開けられた窓から入る光。どれも優しい。

■作風
彼の一連の建築作品を見ても分かるように、彼の作風はスイスの建築家の中では特異な印象を受ける。それは、スイスの建築家に特徴的な、繊細さ・敷地への配慮・都市との関係・タイポロジーといった外的な要素から建物を定義するという手法が見出しにくいからだ。彼は建物を自立的な作品であると考えているのだと思う。

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■関連建物

034

ルドルフ・オルジアティの建築

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