成瀬友梨・西田司・伊藤暁・能作文徳・槇文彦が登壇し、塚本由晴・山名善之がモデレートする、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展のシンポが開催

成瀬友梨・西田司・伊藤暁・能作文徳・槇文彦が登壇し、塚本由晴・山名善之がモデレートする、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展のシンポが開催されます

成瀬友梨・西田司・伊藤暁・能作文徳・槇文彦が登壇し、塚本由晴・山名善之がモデレートする、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展のシンポが開催されます。開催日は2018年2月16日で、場所は東京都港区の「建築会館ホール」。リンク先で申し込み受付中です(2018年1月28日まで)。

本展で主題とした「建築の今日的状況」を歴史的・社会的に俯瞰して捉えなおし、読み解くためのシンポジウム。さらに、「新しい関係のかたち」が今後どこにつながっていくのか、そこに建築および建築家がどう貢献していけるのか、期待される役割と展開を展望します。

プロダクトデザイナーや建築写真家ら7組による展覧会『「辺境」展』が、文京区のDesign Koishikawaで開催
プロダクトデザイナーや建築写真家ら7組による展覧会『「辺境」展』が、文京区のDesign Koishikawaで開催 photo©太田拓実

プロダクトデザイナーや建築写真家ら7組による展覧会『「辺境」展』が、東京都・文京区のDesign Koishikawaで開催されます。出展者の一人・太田拓実は弊サイトでも紹介している建築作品の写真を多数手がけていることでも知られています。アーキテクチャーフォトに掲載された太田の写真はこちらで一覧できます

「辺境」展

物と空間、家具と彫刻、アートとデザイン、かたちと気配。
境の辺り、辺境の景色。

出展者

真喜志 奈美 Nami Makishi /Luft
西本 良太  Ryota Nishimoto
太田 拓実  Takumi Ota /Takumi Ota Photography
大原 温   Atsushi Ohara /SAT.PRODUCTS
桶田 千夏子 Chikako Okeda /Luft
篠崎 隆   Takashi Shinozaki/アスタリスクスタジオ
竹島 智子  Satoko Takeshima /Luft

以下は、展覧会の概要です。

PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、既存木造二階住宅を、家族構成の変化に合わせ、上階部分を屋根裏と読み替え採光を可能にし、快適な平屋に改修した「羽曳野の光井戸」
PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、既存木造二階住宅を、家族構成の変化に合わせ、上階部分を屋根裏と読み替え採光を可能にし、快適な平屋に改修した「羽曳野の光井戸」 photo©長谷川健太
PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、既存木造二階住宅を、家族構成の変化に合わせ、上階部分を屋根裏と読み替え採光を可能にし、快適な平屋に改修した「羽曳野の光井戸」 photo©長谷川健太


下階に光が差し込む様子がわかる動画

PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、大阪の、既存木造二階住宅を、家族構成の変化に合わせ、上階部分を屋根裏と読み替え採光を可能にし、快適な平屋に改修した「羽曳野の光井戸」です。

大阪でよく見かける築50年の建売住宅の改修です。住人は設計者の母です。これから老後を迎える母にとって平屋として生活できるように設計しました
このような建売住宅は大阪にある長屋を参考に戸建化しています。大阪の長屋は奈良や京都の町家のように坪庭などを設けず、暗いことが特徴で、建売住宅もその部分は改善されず、間口が狭く、奥に暗い構成となっています。しかもおおよその住宅では階段が急勾配で高齢で2Fを行き来するのは無理があります。 
そういった問題を解決しながら母の老後を明るくするような改修を考えました。

山村尚子+鈴木宏亮/す ず き による、静岡の店舗併用住宅「gré・正方形の家」
山村尚子+鈴木宏亮/す ず き による、静岡の店舗併用住宅「gré・正方形の家」 photo©長谷川健太
山村尚子+鈴木宏亮/す ず き による、静岡の店舗併用住宅「gré・正方形の家」 photo©長谷川健太
山村尚子+鈴木宏亮/す ず き による、静岡の店舗併用住宅「gré・正方形の家」 photo©長谷川健太

山村尚子+鈴木宏亮/す ず き が設計した、静岡の店舗併用住宅「gré・正方形の家」です。

 静岡市の市街地から少し離れた日本平の裾野。昔ながらの大きな農家と茶畑、そして新興住宅が混在し、小さな店舗がのんびりとした周辺環境を上手く借りるようにして点在している。街路はあぜ道の跡のように微妙に曲がり、日本平へとゆっくりと登っていく。ふと気が付くと、視界が抜けた先に富士山を望めるような場所にも繋がる。
 そんな地域の特性と上手く共存していくために、私たちはまず、周辺との距離感を図る壁面から考えた。壁を使い、住い手と周辺住民とがプライバシーをコントロールすることができる。そして、風景と奥行きを得ることが出来る位置・方向を開放することにした。一階は、自然な素材を好み、長く使い続け愛着のわくような衣類や雑貨を扱う建て主が営む店舗。二階は、風や光を存分に感じることが出来る、建て主の母親の住まいになっている。明確に住み分けはしつつも、お互いの気配を感じながら、安心感をもたらす建物をイメージした。二世帯住宅とはまた少し違う、働き、住い、見守る形を、シンプルでコンパクトな正方形の中に落とし込んだ。
( 山村尚子+鈴木宏亮/す ず き )

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