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小松隼人建築設計事務所による、山口・岩国市の住宅「岩国の家」

407.27 小松隼人建築設計事務所による、山口・岩国市の住宅「岩国の家」

小松隼人建築設計事務所による、山口・岩国市の住宅「岩国の家」 photo©矢野紀行
小松隼人建築設計事務所による、山口・岩国市の住宅「岩国の家」 photo©矢野紀行
小松隼人建築設計事務所による、山口・岩国市の住宅「岩国の家」 photo©矢野紀行

小松隼人建築設計事務所が設計した、山口・岩国市の住宅「岩国の家」です。

山口県岩国市の中心部近くに位置する閑静な住宅地。
敷地西側は多くの参拝客が訪れる神社が建ち、遠景に見える山並みも美しいため、この方位に建物を開放したい一方で様々な視線の交錯があること、さらに西からの強い日差しに配慮する必要がありました。建主の緑を眺めながら開放的に生活したいという要望も併せて、周辺環境と建築の多様なつながりを計画しました。

建築家によるテキストより

敷地の大きさから判断すると南側に大きく庭をつくることも考えられますが、諸室と庭との関わりに偏りができるため、まず採光、通風、周辺建物といった条件を考慮しながら建物を4つの棟に分けました。併行して4つの棟に「隣地との距離をとったゆとりある南庭」「塀に守られた西庭」「間接光を取り込み通風を促す北庭」「道路に開かれた路地庭」といった特徴ある4つの庭を棟とのつながりを考慮しながら配置しています。結果として棟と庭が市松状に連続していき、様々な視線から庭とのつながりが生まれました。

建築家によるテキストより

さらに棟と庭をつなぐ廊下を南北に通すことで、日常の移動が4つの庭との密接な関係を持ち、幅にゆとりを与えることで外部テラスとひと続きの使われ方や、家具を配置して居室の延長としての使われ方といった、様々な行為を生み出すインナーテラスとしての役割を果たしています。

建築家によるテキストより
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」

1,113.55 久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」 photo©Miti Ruangkritya

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureが設計した、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」です。

戸建住宅の改修、増築計画である。

敷地は都市の中にありながら、街区の中心に取り残されたようにある緑豊かな場所である。元々住宅として使われていた建物を、ギャラリーなどが入ることができるようにしたいというのがクライアントの要望であった。

ここでは、一つの場所から入って出ていくような元々の建物に対して、どこからでも入ることができて、自由にこの場所を訪れることができるような、まちに対する回遊性をつくることが必要だと私たちは考えた。

具体的な提案としては、広場に面する既存建物の壁を全て撤去し、新しいファサードとして、広場と既存建物の間に細長い建築を建てることにした。この増築部分は既存建物から少し離れて建ち、厚みを持った境界としてのエントランスであり、通路になったり、広場の一部になったり、ギャラリーの一部になったりする。

小さな建築を既存建物と広場の間に差し込むことで、既存建物、周辺環境、広場、ひと、まちなどの様々な関係に対して対話的な空間をつくることを目指した。

建築家によるテキストより
井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」

515.53 井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」

井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」 photo©渡邊聖爾
井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」 photo©渡邊聖爾

井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioが設計した、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」です。

完全分離型の2世帯住宅の計画。
3階建てが立並ぶ、都心の住宅地。築40年近い施主の両親が住んでいた実家を建替え、両親と同居できる完全分離型(玄関、水回りが別々)の2世帯住宅にする計画。

建築家によるテキストより

2世帯住宅にするといっても、土地の大きさは24坪で前面道路が約4mのため建てられる床面積が、160%にまで減ってしまい、合計の床面積40坪弱の中に、2世帯合計で6名、5部屋+納戸、LDK2つと水回り(洗面やお風呂)を別々に入れ込む難易度の高い設計となった。

建築家によるテキストより

2世帯住宅の問題点は、世帯間の距離感だ。
一体的すぎても良くないし、離れすぎていても味気ない関係となってしまう。玄関も別々な完全分離型の2世帯住宅は階によって分断されてしまうため、この分断された距離感を丁度良くつなげる方法として、道路側にたくさんの大きな開閉窓設け道路側のスペースを介して間接的につながるような計画とした。大きな窓は採光の役目も果たしている。

建築家によるテキストより
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」

1,965.23 久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」 photo©BTA
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」 photo©BTA
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」 photo©BTA

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureが設計した、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」です。

最小限自主施工住宅のプロトタイプの提案である。

タイの地方では自らの手で住宅を作っている人がたくさんいる。その人たちと一緒に住宅のプロトタイプをつくってみたい。そんな考えからスタートしたプロジェクトである。

今回設計したのは農家のための小住宅である。

建築家によるテキストより

この建築は低予算(30万円程度)かつ、全ての部分は住み手が自らの手で作ることができ、材料は全て流通している工業製品あるいは再利用された材料を使用している。

あり合わせのもので即物的に組み立てられたこの建築では、屋根は深い庇を作り壁になり、動く壁は窓になる。構造と下地の区別はなく、隙間は光と風が抜ける開口になる。

ここで目指したのは、経験の蓄積としての現代のヴァナキュラーである。

建築家によるテキストより
堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる

1,077.99 堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる

堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる photo©Tetsuya Ito

堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞しています。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎・大貫卓也・面出薫が名を連ねています。過去の受賞者は公式サイトのこちらのページから閲覧できます。こちらのページには受賞にあたっての堀部のインタビュー動画が掲載されています。

デザインの全分野において傑出した成果に贈られる「2020毎日デザイン賞」(毎日新聞社主催)の選考委員会が開催され、建築家の堀部安嗣氏の「立ち去りがたい建築」に決まり、3日発表された。

堀部安嗣氏は住宅建築の第一人者として知られる。堀部氏は1995年のデビュー作「南の家」「ある町医者の記念館」から近年の代表作「竹林寺納骨堂」まで、一貫して建築が本来持っていた基本的な役割と心を落ち着けられるたたずまいを追求してきた。氏の作品に共通する「居心地のよい空間」「人の確かな居場所」のデザイン力が高く評価され、今回の受賞となった。

選考委員会では、コロナ禍にあって、あらためてパーソナルな「居心地のよい場所」が見直されているという声が相次いだ。選考委員で建築家の岸和郎氏は「どこか時代の流れを超越したような雰囲気を漂わせる堀部安嗣の空間は、そんな2020年の時間の中での救いだったのではないかと考える」と講評している。

リリーステキストより

◇2020毎日デザイン賞選考委員
大貫卓也(アートディレクター)/岡﨑乾二郎(造形作家・批評家)/岸和郎(建築家)/深澤直人(プロダクトデザイナー)/面出薫(照明デザイナー)(敬称略)

リリーステキストより

以下は、代表作品の写真。

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小松隼人建築設計事務所による、山口・周南市の住宅「周南の家」

1,327.61 小松隼人建築設計事務所による、山口・周南市の住宅「周南の家」

小松隼人建築設計事務所による、山口・周南市の住宅「周南の家」 photo©矢野紀行
小松隼人建築設計事務所による、山口・周南市の住宅「周南の家」 photo©矢野紀行
小松隼人建築設計事務所による、山口・周南市の住宅「周南の家」 photo©矢野紀行

小松隼人建築設計事務所が設計した、山口・周南市の住宅「周南の家」です。

敷地は山口県周南市の中心市街地近くに位置する地域です。
敷地面積は住宅が一棟建つには十分過ぎるくらいの広さがありますが、建て主が望まれる与条件を満たすと周辺とは明らかにスケールオーバーします。そのため、住宅をひとつのカタマリとして計画するのではく、周辺環境のスケールに寄り添った建物として計画しました。

建築家によるテキストより

まず、諸室を敷地境界線に合わせてロの字型に点在させていき、室同士の隙間は中庭や庭の様子を楽しむ回廊として設えました。諸室の大きさは周辺環境に適応させ、室同士の配置は様々な生活シーンやストーリーを組み立てることで決定し、今後のライフスタイルの変化にも対応させています。分棟型の計画ですが、中央に位置する大きな中庭に視線が向かうことにより、住宅としての一体的なまとまりもつくり出しました。

建築家によるテキストより
abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、神奈川の、横浜市電保存館「しでんほーる」

3,211.80 abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、神奈川の、横浜市電保存館「しでんほーる」

abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、神奈川の、横浜市電保存館「しでんほーる」 photo©Taku Hata
abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、神奈川の、横浜市電保存館「しでんほーる」 photo©Taku Hata

abanba / 番場俊宏+番場絵里香が設計した、神奈川の、横浜市電保存館「しでんほーる」です。

横浜市電保存館「しでんほーる」は建物の機能のほとんどが駐車場と多目的ホールです。

それぞれを一つの機能としてとらえてしまのではなく、駐車場は、中央に広い通路を持ち、その両側に車室やピロティが並ぶ屋外の屋根付き広場としてとらえ、多目的ホールは、全体を使う時以外の部分的な利用や、複数のアクティビティが同時に起こることを想定するなど、空間を機能ごとに分節してとらえることで、建物を4つのボリュームに分け、それを集めて一つの空間にまとめています。
また、そうすることで、周辺の住宅街のスケールに馴染みながら、特徴的な外観を持つ建物とすることを目指しました。

建築家によるテキストより
隈研吾による、フランス・パリの、日本の腕時計ブランドの店舗「Grand Seiko Boutique Vendome」の写真

276.84 隈研吾による、フランス・パリの、日本の腕時計ブランドの店舗「Grand Seiko Boutique Vendome」の写真

隈研吾のウェブサイトに、フランス・パリの、日本の腕時計ブランドの店舗「Grand Seiko Boutique Vendome」の写真が掲載されています。

パリの高級ブティックにとって最高の立地とされるヴァンドーム広場に立地するということなので従来の大理石+メタルという高級ブティックとはまったく違う質感の空間を作ろうと考えた。
「日本の時計ブランド」がストレートに感じられる素材として、竹のスムシコと畳を選んだ。スムシコは山形の銀山温泉の藤屋旅館で最初に用いて以来、KKAAのシグネチャーマテリアルとなっている。畳は通常この様に展示台に使われることはないので、今回の畳の展示台は大きな挑戦だった。

中川エリカの建築展「JOY in Architecture」について、藤村龍至・西田司・萬玉直子が語っている動画

114.45 中川エリカの建築展「JOY in Architecture」について、藤村龍至・西田司・萬玉直子が語っている動画

中川エリカの建築展「JOY in Architecture」について、藤村龍至西田司・萬玉直子が語っている動画「中川エリカ展を藤村龍至さんと面白がる」です。中川の建築展「JOY in Architecture」については、アーキテクチャーフォトでも特集記事として掲載しています。

本日はZOOMのラジオを飛び出し、TOTOギャラリー・間で開催中の中川エリカ展を、藤村龍至さんと一緒に面白がる企画です。

ゲスト:藤村龍至/RFA主宰・東京藝術大学建築科准教授
モデレーター:萬玉直子/オンデザイン
主催:東京理科大学西田研究室

毛綱毅曠が1972年に完成させた住宅「反住器」の現在の様子を紹介する動画。同建築を訪問した藤森照信のコメントも収録「そこはまるで“ポツンと一軒家”~震災後の集団移転で~」(NHK)加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・足立区の住宅「鍵形の家」

6,466.75 加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・足立区の住宅「鍵形の家」

加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・足立区の住宅「鍵形の家」 photo©高橋菜生
加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・足立区の住宅「鍵形の家」 photo©高橋菜生
加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・足立区の住宅「鍵形の家」 photo©高橋菜生

加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.が設計した、東京・足立区の住宅「鍵形の家」です。

駅から徒歩10分程度の敷地界隈は、商店街から住宅街といった町へと変わっていく地域で、ちらほらと商店が残っている中に、住宅だけではなく緑道や公園が整備されている。その一角にある敷地は比較的交通量の多い道路と、歩車分離された小さな管理通路に挟まれた細長い角地。

古くから水路だったこの通路には、緑が生い茂り、住人の生活歩道として利用されていることからか、住宅群は背を向けるように建ち並んでいた。この環境を好んでいた施主に我々は、通路を通して町に開いていく建築を提案することにした。

建築家によるテキストより

ローコストでつくる必要があった状況で、まず考えられたのが高騰する防火サッシュを減らすこと。角地という条件はこれを可能にする。十分な建築ボリュームを確保し延焼ラインに沿ってセットバックすると、通路側に斜辺の余剰空間が残った。車庫や駐輪場の要求から、必然とそこに半屋外領域としての屋根がかけられる。

建築家によるテキストより

外部との繋がりを意識し、1階にリビング・ダイニング・キッチンといった家族のパブリックな場を配置すると、隣り合わせる半屋外との関係性は平行な斜辺により、起こりうるアクティビティが短調に留まる。そこで建築を鍵形のボリュームに再構築する。

鍵型は内外と入れ子になる空間に多様な場をつくる。またそれぞれの場に相応しい大きさや機能、配置が異なる窓を設えた。
見る、感じる、出入りする、といったようにそれぞれの窓に違った役割を持たせることができる。と同時に、通路へは異なる目的を持つ動線を作り出すことができる。内から外に派生していく視線やアクティビティの連続性が、徐々にこの建築を通路へと開いていく。

建築家によるテキストより
隈研吾建築奨学財団が設立、2021年度の奨学生を募集。建築学専攻の院生が対象で返済は不要

3,678.82 隈研吾建築奨学財団が設立、2021年度の奨学生を募集。建築学専攻の院生が対象で返済は不要

公益財団法人 隈研吾建築奨学財団が設立されていて、2021年度の奨学生を募集しています。建築学専攻の院生が対象で返済は不要。選考されれば月5万円が支給されるようです。詳細はリンク先でどうぞ。

田中裕之建築設計事務所による、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」

3,321.07 田中裕之建築設計事務所による、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」

田中裕之建築設計事務所による、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」 photo©八代写真事務所
田中裕之建築設計事務所による、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」 photo©八代写真事務所
田中裕之建築設計事務所による、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」 photo©八代写真事務所

田中裕之建築設計事務所が設計した、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」です。店舗の公式サイトはこちら

宮崎市宮崎駅前に新しくできた大規模商業施設に入るレストラン、カフェである。
施設内の7Fの屋上中庭に面しており、他のテナントとは離れたところに位置している。

7Fへのアクセス途中には商業施設の雑多な情報に接するが、7Fで中庭を通る(雨の日は中庭で傘を挿すことになる)ため、意識を徐々にリセットし、快適な飲食体験への移行が可能になることを目指した。

建築家によるテキストより

クライアントは畜産資料の販売を行う鹿児島県鹿屋市の寿商会である。
販売先の農家から自分たちの飼料を食べて育った家畜を精肉・チーズ・ジェラート等の原材料として買い戻す形で仕入れ、畜産農家との間での循環を作り出している。
また、寿商会は飼料から生産、加工、消費までを流れを持った「食のストーリー」として提案しており、このレストラン、カフェは販売した飼料がお客さんのところに行き着く最終地点となる。

建築家によるテキストより

設計としては、綺麗な開口部を作ることで周囲との関係性を作る、というようなことをはせず(その先には駅前の大きな広告看板しか見えず宮崎の自然豊かな景色は期待できない)、空間の気配を消すことで、内外も含めた空間が一体となった雰囲気を作ることを目指した。

建築家によるテキストより
乾久美子と中川エリカが「リサーチと設計」をテーマに対談している動画。ギャラリー・間での個展に合わせて企画されたもの

346.95 乾久美子と中川エリカが「リサーチと設計」をテーマに対談している動画。ギャラリー・間での個展に合わせて企画されたもの

乾久美子中川エリカが「リサーチと設計」をテーマに対談している動画。中川のギャラリー・間での個展に合わせて企画されたものです。動画の公開は2021年4月末までの期間限定予定との事。

第一線で活躍する建築家と中川エリカ氏が、展覧会の現場にて、中川氏の建築思想に深く関係する問題意識を手がかりに語り合います。双方向の批評を通じて、世代を超えた「建築のよろこび」「建築批評をする/されるよろこび」を見出そうとする試みです。

第3回:2021年3月1日(月)公開
出演:乾 久美子氏(建築家) × 中川エリカ氏
テーマ:リサーチと設計

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