〝建築と社会の関係を視覚化する〟メディア。

最新記事

【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中Technics cafe Kyoto ©Daisuke Shima

京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

YUSUKE SEKI STUDIOは、この度新たなスタッフを募集します。

特徴としては
①現場主義であること
施工現場でのコミュニケーションや発見を重視し、柔軟にその場で設計にアドリブ的に取り込みます。
CAD図面上だけで完結しない表現を目指しているので、現場経験を大切にしたい、ものづくりのプロセスに興味がある、という方は向いていると思います。
ただし図面作業やリサーチ作業をおろそかにしているわけではありません。

②カルチャー的感度が高い
SacaiやIssey Miyake、Suba、常石ホールディングスなど規模にとらわれず、境界線を感じさせないクライアントたちとのプロジェクトが多い。
現在もホテルやオフィス、飲食店や新築ビル、アート作品制作など多彩なプロジェクトが進行中です。

また、スタジオのマーチャンダイズの展開を、友人アーティストやクライアント、海外のファッションブランドと不定期に行っています。

設計以外のカルチャーとのクロスオーバーを行うことで、多面的に社会との接続方法を考えます。

多様なプロジェクトへの参画やそこでの出会いを通じ、新たな経験や文化を吸収したいという意欲のある方はぜひご応募ください。

ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意北側より吹抜越しに見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意俯瞰、3階から見下ろす。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意北側より開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意展示エリアからエントランス側を見る。夜景 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」です。
ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリーです。建築家は、独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出しました。また、展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意されました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

高品質なポータブル照明器具を取り扱うAmbientec。六本木AXISビルにオープンした都内初の直営ギャラリー「Ambientec Gallery Tokyo」のインテリアデザインを担当。

建築家によるテキストより

建物の吹き抜けに面して配置した展示エリアは、オリジナルのモジュール什器を使用しAmbientecの全製品を紹介する空間となっている。4種類のフレームパーツを連結させてできあがるこのモジュール什器は2023年にAmbientecとの協働で開発し、ポータブル照明の魅力を正確に見せる「標本箱」となることを目指してデザインしたものである。
今回は壁、天井と合わせてフレームを黒に塗装し、より製品とその光を浮かび上がらせる効果を狙った。

建築家によるテキストより

展示エリアの後ろには、左官材や木材等の質感のある素材で仕上げた2つの部屋を計画。ハイカウンターとダイニングのような円形テーブルを配置し、遮光された部屋の中で実際に製品が使用されるシーンを体感できる空間とした。

建築家によるテキストより
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する駅の連絡通路から全体を見る。 photo©千葉正人
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する共用通路から全体を見る。 photo©千葉正人
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する什器の詳細 photo©千葉正人

浜田晶則建築設計事務所が設計した、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」です。
共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画での計画です。建築家は、行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案しました。また、“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

丸の内ビルディング内のテイクアウト専門のベーカリーの計画である。

建築家によるテキストより

リニューアルされた地下のフードゾーン「マルチカ」エリアの共用通路と駅の連絡通路に挟まれた角地に面しており、連絡通路から店舗区画を通り抜けて共用通路へと横切ることができる平面計画とした。

床には共用部の通路と同じタイルを使用し、店舗区画内に対して共用部の通路を拡張させることで区画の境界が曖昧になるようにし、通りの人々を自然と引きこもうとした。

建築家によるテキストより

2つの通路に沿って流れるように配置した什器を、土窯のように左官で仕上げた。
構造は鉄骨と木をハイブリッドさせることで、形態の自由度とスパンを両立させた。鉄骨がアーチを支える背骨の役割となり、曲線で加工した木板をワッフル上に組むことで肋状の骨組みを構成した。その上に金属のラス網と左官材を重ねて塗り、滑らかなサーフェスを成形した。
それぞれの素材特性を複合させることで、生物のように軽やかさと強さを両立する什器である。

カウンター・棚・出入口が連続する、ひとつながりの土窯のような什器が、人々が行き交う通路沿いに象徴的に存在し、人々を迎え入れ、記憶に残る場になることを期待している。

建築家によるテキストより
パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格
パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格USBコンセント(Type-C)
パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格ホテルへの製品の使用例

パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中です。
多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格です。申込期間は、2025年6月2日~2025年7月14日※ただしご応募数が定員に達し次第終了。プレゼントキャンペーンについての詳細はこちら。【ap・ad】

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社が6月2日(月)より、
USBコンセント(Type-C)の体感セット 無料プレゼント キャンペーンを実施します。
※USB-CはUSB Implementers Forumの商標です。

応募期間|2025年6月2日~7月14日

以下に、製品の写真や使用例の写真も掲載します。

MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とする
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター3、生物多様性の促進(Promoting Biodiversity) photo©Matthias Jung
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター5、既存建築の再活性化(Revitalising Existing Buildings) photo©Kunst und Ausstellungshalle der Bundesrepublik Deutschland
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター7、実験への挑戦(Daring to Experiment) photo©Kunst und Ausstellungshalle der Bundesrepublik Deutschland
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター6、循環の最適化(Optimising Cycles) photo©Matthias Jung

MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」です。
“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示です。建築家は、企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築しました。それによって、展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例としています。
展覧会の会期は、2026年1月25日まで。公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

持続可能性の章ごとの物語:MVRDVがボンのブンデスクンストハレ(Bundeskunsthalle)にて「WEtransFORM」展の展示デザインを手がける

木曜日に、ドイツ・ボンのブンデスクンストハレは、MVRDVによる展示デザインで最新の展覧会「WEtransFORM:建築の未来について」を開幕しました。ブンデスクンストハレの「持続可能性と環境変化の年」の中核と位置づけられているこの展覧会は、持続可能な建築と都市計画の未来を紹介し、気候に配慮した建築文化の刷新に必要な基本的な設計原則に焦点を当てています。空間デザインは、キュレーターによる8章構成を反映しており、館内にすでにある素材だけでほぼ完全に作られた、謎めいた没入型の空間が連なっています。この循環型のデザイン手法は、展覧会そのものを、展示が提唱する新たな建築文化の実例としています。

「私たちはこれまでに、自身の作品展を数多く手がけてきたことや、ハノーバーからボゴタ、台北に至るまでの博覧会向け展示パビリオンを設計してきたことから、展示デザインにおいてかなりの専門知識を培ってきました」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライス(Jacob van Rijs)は語っています。「その専門知識を、誰にでもわかりやすく、多様で、情報豊かな展示づくりにおいて、ブンデスクンストハレのような権威ある機関、そして建設における持続可能な革命という重要なテーマに活かすことができるのは、とても刺激的です」

キュレーターのエヴァ・クラウス(Eva Kraus)氏とスヴェン・ザッペルト(Sven Sappelt)氏は、ニュー・ヨーロピアン・バウハウスの原則に基づいてこの展覧会を構成し、建築業界の持続可能性を探るための8つのテーマ章の構成を作り上げました。展覧会は「地球の生態系(Earth’s Ecosystem)」に関する導入章から始まり、「気候レジリエンスの強化(Strengthening Climate Resilience)」「生物多様性の促進(Promoting Biodiversity)」「十分性の実践(Practising Sufficiency)」「既存建築の再活性化(Revitalising Existing Buildings)」「循環の最適化(Optimising Cycles)」「実験への挑戦(Daring to Experiment)」「積極的な関与(Getting Actively Involved)」と題された章へと続いていきます。

MVRDVはこれら8つの章を、それぞれ独立した空間の連なりとして構想し、ブンデスクンストハレにすでにある展示資材を各テーマに対応させるという課題に自ら取り組みました。その際には、展示される素材の種類や、各展示形式が伝えるメッセージや体験的な効果を常に念頭に置いていました。これら8つの空間は、壁面のグラフィック処理によって引き立てられており、色のグラデーションがそれぞれの空間の個性を際立たせています。

MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Demone
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Ossip van Duivenbode
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Ossip van Duivenbode
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Arch Exist

MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情(Architecture and Emotion)」の会場写真です。
オランダの国立博物館で開催されています。建築家とキュレーターは、思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成された展示を考案しました。会期は、2025年10月12日まで。展示の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

マ・ヤンソン:建築と感情
個展がオランダのニューウェ・インスティテュートで開幕

「マ・ヤンソン:建築と感情」は、2025年5月16日にオランダのニューウェ・インスティテュートで開幕しました。ニューウェ・インスティテュートは、建築、デザイン、デジタル文化を扱うオランダの国立博物館であり、展示、調査、公共プログラムを通じて新しいアイデアの可能性を探求することに取り組んでいます。

この展覧会は、MADにとってオランダで初めての個展となります。マ・ヤンソン、ダン・チュン(Dang Qun)、早野洋介の主導で、MADはこの展覧会をニューウェ・インスティテュートとの共同の取り組みとして開催しています。この展覧会は、ニューウェ・インスティテュートの総合芸術ディレクターであるアリック・チェン(Aric Chen)が、タイン・ファン・デ・ウェイデフェン(Tijn van de Wijdeven)およびエミリー・ワインス(Emily Wijns)と共にキュレーションを担当しています。

2004年に設立されたMADは、人間、自然、そして建築環境との関係を再考することに取り組み、現代建築の限界を常に押し広げています。MADの作品は機能性を超え、空間デザインを通じて深く共鳴する体験と感情的なつながりを生み出すことを目指しています。

「この展覧会は、モダニズムやグローバリゼーションへの批評から、MADのデザイン言語の探求、住宅での暮らしやアートインスタレーションから大規模な文化・商業プロジェクトに至るまで、さまざまな視点からMADの実践にアプローチしています。これにより、マ・ヤンソンとMADの思想や制作手法に、来場者がより近づけるようになっています」と、ニューウェ・インスティテュートの総合芸術ディレクターであるアリック・チェンは語っています。「建築模型、美術作品、マルチメディアによる空間的なプレゼンテーションを通して、来場者はMADがどのように建築を用いて感情を呼び起こし、環境に応答しているかを体験することができます」

マ・ヤンソンは次のように付け加えました。「この展覧会が、来場者をMADにより近づけ、私たちの仕事への理解を深める機会となることを願っています。私たちは想像力を通じて、都市と建築に常に新たな命と活力を吹き込み、人々が自然、時間、そして世界との関係を再考するよう促してきました」

この展覧会は7つの章で構成されており、それぞれがMADの建築実践と研究における決定的な瞬間を軸としています。

・中国におけるMAD
・アブソリュート・タワーズ
・山水都市
・具現化された自然
・重層的な未来
・つながる風景
・MADの人々

27の建築および芸術作品を詳細に調査することを通じて、キュレーターたちは、MADのデザイン哲学の進化と、その発展を形作ってきた重層的な概念的アイデアをたどっています。

【ap job更新】 不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供する「株式会社テシオ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供する「株式会社テシオ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供する「株式会社テシオ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供する「株式会社テシオ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【仕事内容】
ワンストップ型リノベーション業界で毎年成長している当社でお客様の理想の暮らしを実現するため、お客様との打ち合わせ、設計、工事監理、お引き渡しまで一貫して担当いただきます。多くのリノベーション実績もあり、お客様が思い描く理想の「住まい」を実現していきます。

打ち合わせ(間取り、デザイン提案)
基本設計、実施設計
見積もり作成(積算部門と連携して)
現場監理
引き渡し

お客様は単身からご夫婦、ファミリーと幅広く、様々な暮らしを提案いただくことが可能です。デザインから間取りなどお客様と一緒になって創っていきます。
メンバーは中途入社の方が中心のチームとなっています。いきなり上記業務をすべてお任せするのではなく、ご自身のご経験に合わせ柔軟にサポートさせていただきながら業務に取り組めるような体制も構築しておりますのでご安心ください。ハウスメーカー、設計事務所、リフォーム会社、店舗内装などの出身者を中心に幅広く在籍しております。
※お客様が物件を購入後、営業チームから引継ぎを行います。
※1件当たりのスケジュールは約5ヶ月(設計2か月、工事3か月)。スキルや希望する働き方に対して案件を振り分けていきます。

【入社後のキャリア】
チームマネジメントや設計のスペシャリストとして専門性を身につけることはもちろん、特にワークライフバランスを重視される方は、委託型の設計デザイナーとして、給与面を重視される方はインセンティブ制度や案件数に応じた給与設計のある設計職など、ご希望に合わせた柔軟な働き方も相談可能です。

【やりがい】
オーダーメイド型のためお客様の叶えたい暮らしに寄り添った設計、デザイン提案が可能
20年以上の実績があるため社内のノウハウを最大限活かし成長することが可能
意思決定がスピーディーな会社のため、様々な変化を体感できる環境です
年齢問わず風通しが良い環境のため裁量権をもってアイデアを反映できます
働き方やスケジュール管理も自身で立てられる為、働きやすい環境です

【募集背景】
中古住宅を再生し、住宅の機能を向上させて快適な住まいづくりを行うリノベーションと、不動産の仲介業をワンストップで提供するのが当社の「リノデュース」リノベーション事業です。
差別化されたサービスであるため、業績も好調です。今後の事業拡大に向けて人材拡充を行っています。
当社のリノベーション事業にとって大事な部署である設計部門であなたの経験やスキルを活かしませんか?

【ap job更新】 住宅の設計施工を中心に手掛け、コンドミニアムやヴィラの開発にも取組む「前田工務店」が、意匠設計と現場管理のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 住宅の設計施工を中心に手掛け、コンドミニアムやヴィラの開発にも取組む「前田工務店」が、意匠設計と現場管理のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 住宅の設計施工を中心に手掛け、コンドミニアムやヴィラの開発にも取組む「前田工務店」が、意匠設計と現場管理のスタッフ(経験者・既卒)を募集中

住宅の設計施工を中心に手掛け、コンドミニアムやヴィラの開発にも取組む「前田工務店」の、意匠設計と現場管理のスタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちはこれまで、単に美しいだけでなく、そこで暮らす人が「心豊かな時間を過ごせる家」をコンセプトに一般住宅を中心に約100棟程度の設計施工を手掛けてきました。

お客様からは「また建てるなら同じ家を建てたい」という嬉しいお言葉も多数いただきます。

昨年、完成した自邸での暮らしを通じて、「毎日過ごす住宅という環境が、どれだけ私達の心や人生を支えてくれるか」その影響の大きさを改めて実感しています。
現在、私たちはこれまで培った経験を活かし、一般住宅の枠を超え、コンドミニアムやヴィラの開発にも着手しています。この新たなステージに共に挑戦していただける仲間を募集します。

建築を通じてお客様や仲間の喜びに貢献することで、建築デザインだけでなく、報酬だけでもなく、その両面を手にし自分自身の建築人生をより豊かなものにしていきたいと考える方からのご応募を心よりお待ちしています。

宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「LIVELY」エリア、階段状の家具、厨房側を隠す役割とイベント時のステージの役割を担う。 photo©Yikin HYO
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「LIVELY」エリア、開口部側からエントランス側を見る。 photo©Yikin HYO
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「COZY」エリア photo©Yikin HYO
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「CHATTY」エリア、ファミレス席 photo©Yikin HYO

宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」です。
商業施設内の人々が利用する空間の改修です。建築家は、食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置しました。また、計画の前段として当事者を集めたWSも実施されました。

ショッピングセンター、ルミネ北千住にある社員食堂のリニューアル。

本社員食堂は、ルミネで働く店舗スタッフや施設管理・営業を行うスタッフ、清掃スタッフなどの食事・休憩スペースとして利用されてきた。荒川が一望できる眺望と、リーズナブルで栄養バランスに配慮した食事を提供する食堂は人気ではあったが、内装は、老朽化と場当たり的に行われてきた改修により、統一感を欠き望ましい環境ではなかった。

また、施設管理をする施主側には、単に食事をする場所以上の使われ方を生み出すことで、働く人たちのモチベーションの向上や定着率を高め、店舗間のコラボレーションなどが生まれる雰囲気を醸成したい狙いもあった。

建築家によるテキストより

限られた設計・施工期間ではあったものの、まず施設利用当事者であり、今後企画運営も担う営業部社員を集め、自分たちの想像する利用シーンを拡張していくためのワークショップを行った。

ワークショップは事前にHAGISOの設計スタッフが食堂の現状の使われ方を丸一日現地で観察・記録した上で、様々なアイデアをアイデアカードとして用意し、その組み合わせをディスカッションする形で行われた。利用者であり企画者である参加者が数多あるアイデアカードから必要なカードを選び、レイアウトを想像していくことで当事者意識が高まっていく。

また、当初は設計範囲外であった食堂隣の室も、境界の間仕切壁を撤去することで、3つの室空間が連続的につながることになった。
ここまでの検討を通じて、家具レベルでの個別のアクティビティと、3つの室が群としてそれらを包含するエリアになりうることが見えてきた。

建築家によるテキストより

レイアウトはまず、荒川を一望できる明るくて広い中心エリアを「Lively」、自動販売機やファミレス席のあるエリアを「Chatty」、比較的自然光が届きにくく天井高が低いエリアを「Cozy」と名付け、それぞれのエリアの性格付けを明確に区別した。

「Lively」はアクティブな活動を想定したエリア。固定家具は室の際に集約し、可動でスタッキングできる家具を中心に選定している。階段状の家具は厨房側を隠す役割と、イベント時のステージとなることを意図した。

「Chatty」は気兼ねなくおしゃべりができる複数人での利用を想定したエリア。前述のファミレス席や、Livelyとの境界をまたぐかたちで配置されたビッグテーブル、スタイリング撮影が行えるフォトブースなどを用意。

「Cozy」は他とは対称的で一人用の静かなリラックスエリア。照度を抑え、壁際に並ぶソファベンチは一人ずつ袖壁で仕切ることで他者を気にせずリラックスできる。中央のロングテーブルもデスクライトによって視線を切りつつ、集中力を高める働きがある。

これら3つの性格の異なるエリアがゆるやかに場のトーンを作り出しながら、個性的な家具たちが具体的なアクティビティを誘発する。食堂として多様な過ごし方を受け入れつつ、食堂以上の場になるきっかけを仕掛けていった。

建築家によるテキストより
天然由来の亜鉛が持つ質感に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開。重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現。木・石・プラスチック等にも塗布が可能。風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施中
天然由来の亜鉛が持つ質感に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開。重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現。木・石・プラスチック等にも塗布が可能。風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施中 image courtesy of ローバル株式会社
天然由来の亜鉛が持つ質感に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開。重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現。木・石・プラスチック等にも塗布が可能。風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施中若杉グランドビル地下駐輪場(WGP)、設計:アートアンドクラフト+佐藤伸也建築設計事務所 撮影:増田好郎、photo courtesy of ローバル株式会社

天然由来の亜鉛が持つ質感や意匠性に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開されています。
重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現します。そして、木・石・プラスチック等にも塗布が可能です。また、風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施しています
「塗る亜鉛テクスチャー」の特製サンプルの申込はこちらから。【ap・ad】

亜鉛を塗る新感覚のコーティング。

天然由来の亜鉛が持つ質感や意匠性に注目した新しいコンセプトの製品『塗る亜鉛テクスチャー』が誕生しました。

まるで素材がそのまま塗られているような質感。
塗り重ねることで、見る角度によって変わる独特な陰影をつくり出し平面に立体的な奥行きを表現できます。

鉄や亜鉛めっきだけでなく、木や石、プラスチックなどにも塗装でき亜鉛が持つ落ち着いた金属感を塗布することが可能です。

鋼板でしか得られないような重厚な金属感は木材や周辺の自然の豊かな緑とも調和します。

亜鉛という天然のテクスチャーが持つ意匠性は空間を演出する素材としてイマジネーションをかきたてます

以下に、建築家の採用事例と製品写真を掲載します。

熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案外観、南側の道路より見る。夕景 photo©Yukinori Okamura
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案外観、南側の道路より見る。 photo©Yukinori Okamura
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案外観、敷地内の南西側より見る。 photo©Yukinori Okamura
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案貨物仕分けエリアより倉庫側を見る。 photo©Yukinori Okamura

熊木英雄 / オーガニックデザインが設計した、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」です。
倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画です。建築家は、機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向しました。そして、ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案しました。

倉庫を地場産業としている地域の「景観」を見直し、倉庫を利用していないこの地に住む人々に、「場の記憶」になるような倉庫のデザインを試みました。
周辺の既存倉庫は機能のみのデザインで溢れ、人々に対し排他的・無機質に閉じており、それ故、愛想のない街並みを繰り広げてきました。そこを変えることで新しい価値がこの地域にもたらされることを目指しました。

建築家によるテキストより

当該敷地は、首都高速道路の北端IC、外環自動車道IC、バイパスに隣接する、物流に適した利便性の高い立地に位置している。
この立地は、物流輸送の要所であるとともに、市民が高速道路から市内住宅地へアクセスする際の主要な出入口でもある。

地域の歴史を振り返ると、1960年代以降、東京都に隣接する地の利を活かして、倉庫物流業が地場産業として発展してきた。一方、1985年以降には急激な住居地域化が進み、倉庫と住宅地が隣接する状況が生まれた。市民にとって、倉庫や工場群は日常的な景観でありながら、その無機質な外観から、「誇れるものではない」と認識されてきた。

しかし、倉庫群は地域に暮らす人々にとって、潜在的な故郷の風景の一部でもある。
家族や学校行事で移動する際、帰路で目にすると「地元に帰ってきた」と感じさせるのは、この倉庫群なのである。

建築家によるテキストより

本プロジェクトでは、これまでの倉庫建物の様相を継承しつつ、市民の心に残る故郷の風景を創出することを目指した。
具体的には、温もりや親しみを感じさせる杉材を使用した木組みを採用し、新たな故郷の景色として記憶に残るシンボルを目指している。
つまりこの倉庫を利用していない人に対してのデザインでもある。ただこの木組みは、荷解き場に木漏れ日をもたらし、倉庫利用者に明るさ調節とともに柔らかな印象を与える効果も考慮されている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/6/9-6/15]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/6/9-6/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/6/9-6/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. ザハ・ハディド・アーキテクツとコックス・アーキテクチャーによる、オーストラリアの「ウェスタン・シドニー国際空港」。次世代の空港デザインも意識した計画。国との最初の出会いの場として、地域に根差している感覚を体験できる空間を志向。“ユーカリの樹皮越しの日差し”を想起させる天窓のあるルーバー天井を特徴とする建築を考案
  2. 佐藤オオキの総合プロデュースと日建設計の建築デザインによる、大阪・関西万博の「日本館」。“いのちと、いのちの、あいだに”をテーマとする施設。“いのちのリレー”の体現を求め、CLTを雁行させながら円環状に無数に反復させる建築を考案
  3. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  4. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  5. 宇野享+良知康晴 / CAnによる、愛知・名古屋市の「焼肉 三國」。既存の2店舗を新築で統合する計画。面積の最大化に加えて将来の賃貸利用も想定し、視界が広がり複数の空間を確保できる“スキップフロア”の建築を考案。雰囲気の継承を意図して内装はラフで簡素な仕上げとする
  6. パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格
  7. 関本竜太 / リオタデザインによる、埼玉・川越市の「越屋根の家」。地域から失われつつある農家住宅の建替え計画。新しくも“昔から建っていた”佇まいを目指し、“低いプロポーション”と“越屋根”を特徴とする建築を考案。縁側と土間で内外を繋げて休憩や交流の場とする
  8. 坂茂建築設計による、スイス・ビールの「オメガ・スウォッチ本社 (スウォッチ本社/Cité du Temps/オメガファクトリー)」
  9. ディラー・スコフィディオ+レンフロによる、ロンドンの「V&A イースト・ストアハウス」。美術品の収蔵と公開を行う施設。画期的な“新しい博物館体験”を求め、吹抜のホールを“保存用ラック”が取り囲む構成を考案。ラックの端や側面には頻繁に作品が入れ替わる“ミニ展示”のスペースも備える
  10. 尾﨑龍一と吉田佑介による、埼玉・入間市の「機設工事本社屋」。重量物の搬入や据付を行う企業の為に計画。現場のバックオフィスとしての社屋の在り方を追求し、“流動性の中に拠点性を見つける”ような空間を志向。部位のヒエラルキーや材料の象徴性を慎重に剥ぎ取り造り上げる
  11. arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする
  12. 「第38回 福岡県 美しいまちづくり建築賞」の応募受付が開始。県が主催する歴史あるアワード。県内にあり使用中で10年前から応募時までに竣工した建物を対象。“住宅”と“一般建築”の二部門で大賞と優秀賞等を選定
  13. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  14. 崔愷による、大阪・関西万博の「中国パビリオン」。“自然と共に生きるコミュニティの構築”をテーマとする施設。歴史と文明発展を伝える存在として、古代の知識の運び手“竹簡”から着想を得た建築を考案。細長い敷地を魅力的な庭園の様な展示ルートに変貌させる
  15. ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンのオフィス「メイキング・ハウス」。既存建物を改修したデザイナー自身の事務所。ものづくりの喜びを共有する場所を求め、“自分たちを街に開く方法”としての空間を志向。大きな窓から人々が“活気に満ちた実験的な世界”を垣間見れるようにする
  16. ピタゴラスイッチ等の創作で知られる、佐藤雅彦の展覧会の入場チケットをプレゼント。横浜美術館で開催。多様な作品の創作プロセスを紹介し、その独創的な“作り方”を紐解く内容。ピタゴラ装置の実物も展示
  17. 防蟻防腐処理した木材の施工事例を見学する、意匠設計者向けのガイドツアーが開催。経年変化を見据えたメンテナンス計画や、外部に現しで使用する際のポイント等も解説。主催は兼松サステック
  18. 原広司が設計した「粟津邸」を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催。施主の粟津潔の作品に加えて、関連作家の絵画や映像も展示
  19. 安藤忠雄による、香川の「直島新美術館」が、明日開館。完成した建築や開館記念展の様子も公開
  20. 山本理顕による展覧会「コミュニティーと建築」の入場チケットをプレゼント。2024年にプリツカー賞を受賞した建築家の展示。およそ60点の模型・図面・ドローイング等を通して、約50年にわたる設計活動を紹介。代表作のひとつである横須賀美術館で開催

乾久美子に“橋のある風景”をテーマに話を聞いているインタビュー動画。土木学会の制作で2025年5月に公開されたもの 室伏次郎と大西麻貴が登壇したトークショー「阿部勤の<いえ>原点を語る」の動画。2025年5月に行われたもの。期間限定での公開

室伏次郎大西麻貴が登壇したトークショー「阿部勤の<いえ>原点を語る」の動画です。2025年5月に行われたもの。2025年7月31日までの期間限定での公開となっています。

【ap job更新】 新しい設計事務所の形を模索する「YAP」が、建築設計(経験者・既卒・2025年新卒)、施工管理、広報事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 新しい設計事務所の形を模索する「YAP」が、建築設計(経験者・既卒・2025年新卒)、施工管理、広報事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 新しい設計事務所の形を模索する「YAP」が、建築設計(経験者・既卒・2025年新卒)、施工管理、広報事務のスタッフを募集中YAP OFFICE

新しい設計事務所の形を模索する「YAP」の、建築設計(経験者・既卒・2025年新卒)、施工管理、広報事務のスタッフ 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

「まちの風景を工作する」

YAP.Incは2013年から大阪・上本町を拠点に活動してきました。
「設計事務所がまちの風景を作っているのに、設計事務所がまちの風景にいないのはなんだかおかしい。八百屋や豆腐屋と同じように町に顔を出しながら設計活動がしたい。」
そんな単純な動機から、大きくまちに開きながら「開く風景」をつくってきました。

2020年からのパンデミックを経て、私たち設計事務所を取り巻く日常は緩やかに、でも確実に変化していると感じています。
中でも建設費の高騰は、私たちが生業としている設計事務所にとって、見て見ぬふりするわけにいかない現象でした。
実際にいくつものプロジェクトが難しい局面を迎えました。

独立後10年を経て一念発起。
今年から、新しい設計事務所の形を模索し始めました。

これまでの経験を活かして、大規模な公共建築から、小さな店舗のリノベーションまでを手がけながら、一方で、自分たちの手で作る場を町に生み出そうと「YAP TOWN プロジェクト(仮)」を始めました。

鶴橋の小さな2軒長屋の一軒をセルフリノベーションして、地域住民の立ち寄り場をつくる自社プロジェクトです。
これから鶴橋のまちを掘り下げていこうと日々、議論しています。

そのようにして、マイクロデベロッパーとしてのYAPを模索しつつ、さらにマイクロコントラクターとして施工を担おうと、建設業許可取得に向けても動き出しています。

そして2024年から、同世代の建築家・佐藤伸也がCOOとしてYAPにジョインし、より強力なチームになりました。
設計だけでなく、企画・運営や施工、プレデザインまでインクルードして、常に形を変えながら、より広範囲の責任を担い、まちの風景をグングン更新していく。
YAPはそんなチームに変化していってるど真ん中。真っ最中です。

どんなに活動が広がっても、全ては素晴らしい建築作品をつくって発信し、デザインの力で社会の役に立ちたい、という起業した当初の初期衝動が変わることはありません。
建築家は、素晴らしい空間を作ってなんぼ、空間の発明をして、参照されてなんぼだと思っています。
作品づくりに向けるエネルギーを削ぐことはありません。

現在も埼玉県川口市、兵庫県川西市、北海道赤井川村で公共建築のプロジェクトは進行中。プロポーザルにも挑戦し続けます。
作品づくりと場づくりを往復しながら、設計を軸足に、より広範囲に跨りながら、まちの風景を更新していく。

そんな欲張りな私たちのビジョンに共感し、さまざまな個性が重なった、より強力なチームの一員になってくれる仲間を募集します。
小さな力を集めて、新しい設計事務所の形を共につくりましょう。

CEO 山口陽登 + COO 佐藤伸也 + チーフ 福田絢華

2025年5月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2025年5月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2025年5月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。(※広告とチケットプレゼント企画の記事は除きます)


  1. 安藤忠雄による、香川の「直島新美術館」が、明日開館。完成した建築や開館記念展の様子も公開
  2. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  3. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  4. 隈研吾に、万博のパビリオン建築について聞いているインタビュー。建築への不要論や炎上し易さにも言及
  5. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  6. 都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す
  7. 妹島和世建築設計事務所による、長野の「森の別荘」を会場としたファッション展が開催
  8. 湯浅良介による、埼玉・狭山市の住宅「LIGHTS」。ウルフの描く“灯台”をモチーフとして構想。“誰かの帰りの足並みを軽くする”住まいを求め、灯台の様に“光を指し示す”在り方を志向。形態・配置・開口部の検討に加えてカーテンの柄までも考慮して作り上げる
  9. アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する
  10. 原広司が設計した「粟津邸」を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催。施主の粟津潔の作品に加えて、関連作家の絵画や映像も展示
  11. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビアの博物館「Asaan, Misk Heritage Museum」。世界遺産登録の日干し煉瓦の建物が建ち並ぶ地域での計画。国の遺産を保存し共有する施設として、伝統建築の中庭を備えた構成や泥煉瓦の素材を参照した建築を考案。壁の厚さや日除け装置で消費エネルギー削減も行う
  12. 永山祐子建築設計による、大阪・関西万博の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」。女性をテーマとしジェンダー平等を目指す施設。自身設計のドバイ万博日本館のファサードのリユースも試み、解体・運搬・保管・再構築に関わる様々な問題を乗り越えて実現。次のリユース先も決定済で設計も既に開始
  13. 小林佑輔 / tombow architectsによる、神奈川・川崎市の住宅改修「house K / T」。アトリエ併設の設計者の自邸。既存の構成などの魅力の最大化もテーマとし、“空間の境界面”を主対象として“繋がり方”を編集する設計を志向。壁や開口だけでなく家具・階段・構造材なども等価に扱い再構築する
  14. IKAWAYA建築設計による、東日本の住宅「Strolling Gardens & House」。住宅街の不定形な敷地に計画。自然と暮らしが一体となる住まいを求め、大小の庭を“多方向に積み上げる”建築を考案。周辺のスケールとの調和を意図した“小さな箱”を組合わせる構成は多様な居場所の創出にも寄与
  15. 佐藤光彦建築設計事務所による、東京・品川区の集合住宅「nishico」。二方向接道の旗竿地に建つコーポラティブハウス。竿を繋げて“路地”をつくり、旗に設けた“広場”と接続、残りの“余白”にヴォリュームを配置。街並みと調和して光溢れる共有の場を備えた建築が立ち上がる
  16. 小阿瀬直+山田優+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京の「三鷹の家」。公園に近い住宅街の狭小地に建つ住まい。限られた容積の中で“快適”を求め、天空率を用いた後退の回避で“街の空地の風景”を居住空間に導入。中央階段に家具の機能を付与して動線のみならず“居場所”にもする
  17. 隈研吾建築都市設計事務所による、大阪・関西万博の「ポルトガルパビリオン」。“海、青の対話”をテーマとした施設。“海洋の動きのダイナミズム”の表現を意図し、ロープとリサイクルネットを主要素材とする建築を考案。ファサードには広場に向けたパフォーマンス用のステージも組み込まれる
  18. 和順陽と和順菜々子による、東京・世田谷区の住戸改修「光を纏う部屋」。設計者とテキスタイルデザイナーの夫婦の自邸。明るいが型ガラスで景観が享受できない与件に対し、カーテンで光を拡散して“様々な要素を抽象化する”計画を考案。浮遊感が生まれ柔らかい雰囲気で空間が満たされる
  19. 神谷修平+カミヤアーキテクツによる、東京・大田区の集合住宅「THE CONTOUR」。幹線道路沿いでの計画。騒音や振動に加えて視認性の高い敷地条件に対し、閉じながらも“魅力のある表情”を備えた存在を志向。“ソリッドなRC壁”にコンターの様に“水平目地”を刻んだファサードの建築を考案
  20. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
  21. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、アラブ首長国連邦の複合開発「Oystra」。集合住宅を中心に商業とレジャーの施設も内包。海と空の自然のエネルギーに着想源とし、バルコニーやテラスのデザインは“波が砂に刻むさざ波の模様”も反映。環境予測で日射遮蔽の最適化と自然換気の強化も実施
  22. OKDOによる、静岡の「森を育む丘の家」。森を切り拓いた新興街区での計画。地域の成長や豊かさにも寄与していく存在を目指し、敷地境界の内外を緩やかに接続する“丘のような”建築を考案。人と犬の快適な共存も意図して建築の内と外も曖昧にする
  23. 川口裕人 / 1110建築設計事務所による、兵庫の「あわじ島のドッグヴィラ」。海と山があり建替えも進む地域に建つ貸別荘。周囲の視線等を防ぐと共に遠景の自然への接続も求め、中庭形式を採用しつつも“型を弱める”設計を志向。多様な規模の部屋が接続する“ネックレス”の様な構成を考案
  24. 浜田晶則建築設計事務所による、大阪・関西万博の「土の峡谷(トイレ4)」。トイレと休憩所の機能を持つ施設。“現代の人間の巣のような未来の建築像と社会”の提示を意図し、土を出力可能な3Dプリンターを用いた“峡谷”の様な建築を考案。国内で入手可能で全て自然に還せる素材で作る
  25. 関本竜太 / リオタデザインによる、東京・西東京市の「巣の家」。建蔽率と容積率が厳しい狭小地での計画。“広がりのある空間”の創出を課題とし、天井高があり高窓から視線が抜けるリビングを上階に設ける建築を考案。鳥の巣が宿木を飲込んで成長した“人の住み処”をイメージ
  26. 永山祐子建築設計による、愛知・名古屋市の飲食店「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY」がオープン。地下にはボッチャも体験できる多目的なイベントスペースも備える
  27. アプロポス・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「チェコパビリオン」。“人生のための才能と創造性”をテーマとした施設。身体と心の動きの接続を意図し、芸術作品が展示された“260mの螺旋状通路”を備えた建築を考案。ファサードのガラスは伝統の伝達と共に動的な視覚体験も創出
  28. 青木淳がキュレーターを務める、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の展示「中立点」の会場写真。生成AIと人間の関係をテーマに実施。キュラトリアルアドバイザーとして家村珠代、出展作家として藤倉麻子・大村高広・木内俊克・砂山太一が参加
  29. 関谷涼太 / タソ建築アトリエによる、愛知・名古屋市の住宅「地包みの平家建て」。発想の源泉を“職人”に求めて計画された設計者の自邸。社会に果たせる“職責”を信じ、施工者の“技術と熱を美しく実現させる場”を志向。議論を越えて技術と向き合う過程が“空間美”となって建物に還元される
  30. SANAAの妹島和世と西沢立衛へのインタビュー動画。王立英国建築家協会が制作して2025年5月に公開されたもの。日本語で視聴可能
  31. AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る
  32. トラフ建築設計事務所による、東京・港区のショールーム「SLEEPY TOFU HOUSE」。寝具ブランドの為に計画。“やわらかい暮らし”の体感の場として、豆腐を模した“TOFU ROOM”の周りに住空間を想起させるエリアを配置する構成を考案。製品の柔らかい質感との呼応も意図して建材を選定
  33. IKAWAYA建築設計による、東京・目黒区の「Spiral Gardens House」。建て込んだ住宅街での計画。コロナ禍以降の新しい暮らしも考慮した“明るく開放的な住宅”を求め、4つの庭を“多方向に積み上げる”構成を考案。階段を“滞在空間”と捉え直した設計は“多様な場”の創出を意図
  34. コルデフィ+CRAによる、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」。“生命の劇場”をテーマに構想された施設。日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向。循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計する
  35. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「深セン科学技術博物館」。地域の新技術開発の創造力を紹介する施設。都市に向かう“堅固な球体”の様な外観と、壮大なアトリウムを中心とする内部空間の建築を考案。特殊表面処理技術を用いて青から様々なグレーに変化するファサードも実現
  36. 花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」。施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案。外部動線と連続するように平面構成も計画する
  37. SAKUMAESHIMAによる、東京・品川区のオフィス「菱熱工業」。全部署をワンフロアに集約する計画。部署間の交流と集中的な作業の両立を求め、ゲストからも見渡せる労働エリアを中央に据えて周囲に作業や会議の為の場を配置。最低限の移動で柔軟に働ける空間も意図
  38. トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「Whisky Bank Shibuya」。センター街に位置するウィスキー販売店。棚を空間全体を包み込むように配置し、琥珀色の瓶のライトアップで通行人の視線を引寄せる計画を考案。時を経た鉱物を用いたテーブルは熟成された商品との親和性も考慮
  39. BWM デザイナーズ&アーキテクツによる、大阪・関西万博の「オーストリアパビリオン」。“未来を作曲”をテーマとした施設。同国の音楽と木造の文化の伝達を意図し、“歓喜の歌”をあしらった螺旋状で木造の“五線譜”を備えた建築を考案。会期終了後の容易な解体と再利用が可能な構法でつくる
  40. トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。