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グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー

280.57 グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー

グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビュー photo courtesy of UMA

グラフィックの枠を超え建築家とも協同する原田祐馬 / UMAの単著『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』をプレビューします。

京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)空間演出デザイン学科でゼミをもつデザイナーの著者が、今年4月1日から自主的にスタートした1日1問の出題形式のオンラインゼミ「One Day Esquisse(ワンデイ・エスキース)」。
本書は同ゼミで出題された課題と参加学生の作例、講師による講評コメントをもとに、自宅の環境や身近な素材からクリエイティブなアイデアを発想し、具体的な形やプレゼンテーションとしてアウトプットするための視点と手法を解説する書籍です。

5月末まで約1ヶ月半にわたり実施されたゼミから課題をテーマごとに章立て。
出題の詳細内容と出題意図、学生の提出作品、作品に対する講評コメントを作品画像を中心にレイアウト。
解説文から考え方のヒントを読み解き、具体的な作例も制作意図とともに見ることができます。

大学の新1年生から修士課程2年生まで、幅広いレベルの学生たちにむけられるゼミの柔軟な課題の数々は、現役の学生だけでなく、コロナ禍で一般化したオンライン授業に悩む教員の方々のヒントとなる内容。
また、デザイン系の学校・職種を目指すひと、広告関係や商品開発などクリエイティブな業務に関わるビジネス層にとってもデザイン的な思考法に触れる入口となるでしょう。

リリーステキストより
佐々木祐治 / U.L.A.Designによる、神奈川・横浜市の住宅「Garden Wall House #2」

146.41 佐々木祐治 / U.L.A.Designによる、神奈川・横浜市の住宅「Garden Wall House #2」

佐々木祐治 / U.L.A.Designによる、神奈川・横浜市の住宅「Garden Wall House #2」 photo©田中克昌
佐々木祐治 / U.L.A.Designによる、神奈川・横浜市の住宅「Garden Wall House #2」 photo©田中克昌
佐々木祐治 / U.L.A.Designによる、神奈川・横浜市の住宅「Garden Wall House #2」 photo©田中克昌

佐々木祐治 / U.L.A.Designが設計した、神奈川・横浜市の住宅「Garden Wall House #2」です。

横浜市内の傾斜地に建つ、夫婦と子供三人のための住宅である。背後は高さ6m以上の巨大な擁壁で囲われていたため、擁壁方向を「捨てる」計画とし、南東側に予算と建築的な要素を集約させることで、プライバシーの確保と眺望や採光の両立、屋内と屋外が対等で豊かな関係性を感じられる住宅を提案した。

建物形状は普遍的で力強い箱型とし、北西方向は換気口以外の開口部を一切設けていない。南東方向の窓と屋外テラス、駐車スペースを通じて光と風を取り込む計画である。

建築家によるテキストより

木造で鉄骨造のようなカーテンウォールを構想したが、防火地域や延焼ラインの問題で住宅用サッシによる連窓は厳しく、予算の問題でビル用サッシの採用も難しい。しかし在来軸組工法ならではの合理性と構造美を目指し、一定の間隔で構造柱とサッシを並べた結果、伝統的な西洋の壁式構造のようでもあり、日本建築の柱と梁のイメージも併せ持った、先進的な木造建築が実現できたように思う。

敷地面積が限られる都市住宅において、最小限の面積で最大限の緑化を実現するシステム、それが「Garden Wall」である。高さ6m、幅20m以上の「塀」でありながら、道路や隣地からの視線を適度に遮り、プライバシーを確保しつつ、周囲に対しては閉鎖的な威圧感を与えない。植物が育つまでの視覚効果と本物のツタが絡む下地材を兼ねた造花をネットに絡ませることで、地面に植えた植物は5年~10年かけて成長し、やがて多種多様なツタで覆われていく。春には花を咲かせ、秋には真っ赤に紅葉する「庭壁」は、設置面積もわずかなため、屋外テラスや駐車スペースとして敷地を最大限活用できる。木材の経年変化、植物の成長と共に、家族の成長を楽しめる住まいになれば嬉しい。

建築家によるテキストより
武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」

916.61 武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」

武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」 photo©山内紀人
武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」 photo©山内紀人
武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」 photo©山内紀人
武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」 photo©山内紀人

武保学 / きりん による、三重・伊賀市の、既存町屋のホテル客室への改修計画「城下町の客室」です。

三重県伊賀市の古い街並みに残る町屋をホテルの客室に改修する計画である.

徒歩5分ほどに位置するフロント棟で鍵を受け取った宿泊客は、街の雰囲気を味わいながらこの建物にたどり着くという「分散型ホテル」の形式をなしている.

敷地に建つ築180年程の建物群は時間の蓄積を感じさせるが、部分的に昭和時代のリフォームによって新建材で覆われており、建物内部は新旧がいびつに混在する状態であった.

今回「建物が生き生きと使われていた時代に戻していく」というホテルのコンセプトに基づいて建物の触り方を決めていった.

建築家によるテキストより

また新建材を剥がして現れたオリジナルの仕上げを出来るだけ残すと同時に、新設部分も既存の板材の再利用や、伊賀の土を用いた左官など、この場所にゆかりのあるもので仕上げている. 建具はここにあったものを活用し、洗面台には箪笥を転用した.

建物の歴史に寄り添う手法は、新しく手を入れる部分と古いものとの「差異」にも表れている. 新規の木材は基本的に「赤身」に限定した. 一般的に入手しやすい「白太」の材が多く使われるが、「赤身」に厳選することによって新設部分と既存部分とがどことなくまとまった印象を生み出す. 「白太」によって新旧を対比させるのでも、「白太」を塗装することによって既存部分と無理に近付けるのでもない、調和と対比のゆらぎの上に空間の秩序を位置づけた.

ここを訪れた人が「古い部分と新しい部分の区別がつかない」と感じてもらえればこの試みはうまくいったのではないかと思う.

建築家によるテキストより
伊原慶+和久田幸佑 / TA+A + 和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体による、高知県・土佐町の、スポーツ観光拠点施設「湖の駅 さめうらカヌーテラス」

1,844.59 伊原慶+和久田幸佑 / TA+A + 和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体による、高知県・土佐町の、スポーツ観光拠点施設「湖の駅 さめうらカヌーテラス」

伊原慶+和久田幸佑 / TA+A + 和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体による、高知県・土佐町の、スポーツ観光拠点施設「湖の駅 さめうらカヌーテラス」 photo©小川重雄
伊原慶+和久田幸佑 / TA+A + 和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体による、高知県・土佐町の、スポーツ観光拠点施設「湖の駅 さめうらカヌーテラス」 photo©小川重雄
伊原慶+和久田幸佑 / TA+A + 和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体による、高知県・土佐町の、スポーツ観光拠点施設「湖の駅 さめうらカヌーテラス」 photo©小川重雄

伊原慶+和久田幸佑 / TA+A和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体が設計した、高知県・土佐町の、スポーツ観光拠点施設「湖の駅 さめうらカヌーテラス」です。
施設の公式ページはこちら

中山間地域は、場所の大半が山(傾斜地)である。山々の間に川が流れ、川と山の間の僅かな平地に集落が形成される。自然環境に僅かに手を加え、自然と一体の新しい生活環境を獲得している。嶺北地域を象徴するさめうら湖は、四国地方の生活を支える水瓶として、自然地形とダムが一体に混ざり合い雄大な湖面環境を形成している。

同じく地域の魅力的景観のひとつである相川の棚田も、自然の斜面に人が手を加え、段差の中に見事な水田の景観を構築している。嶺北地域の既存景観の中に、切り開かれた人びとの生活が一体的に融合し、新しい生活環境を形成していると言える。それが中山間地域という場所の魅力である。

青少年等の家として役割を担った旧さめうら荘が隣地に移設され、あらわになった段差や擁壁等の微地形と変形した地型に、それらを紡ぎ合わせるように建築を挿入した。建築が環境を切り取るのではなく、既存環境と建築が混ざり合う中に多様な場所を生み出したかった。

建築家によるテキストより
坂茂の設計で完成した、栃木・那須郡の宿泊施設「アートビオトープ・スイートヴィラ」の写真

200.54 坂茂の設計で完成した、栃木・那須郡の宿泊施設「アートビオトープ・スイートヴィラ」の写真

坂茂のウェブサイトに、栃木・那須郡の宿泊施設「アートビオトープ・スイートヴィラ」の写真が5枚掲載されています。施設の公式サイトはこちら

約16,000m²の広大な敷地に計画された分棟形式の宿泊施設である。敷地の両脇を流れる渓流を間近で楽しめるように、土地の形状を活かして、全棟木造60m²の14棟(計15室)のヴィラが配置されている。緩やかな傾斜の土地に沿うように、室内はスキップフロア形式になっており、大開口の4枚引戸を開けると、大きく外へ張り出した屋根の下に設けられた奥行き3mのテラスと室内が一体的に結ばれる構成になっている。幅5.4mの大開口部は、450mmピッチで並ぶ12m長の登り梁を束材として木製上下弦材で挟み、筋交いを入れてトラスを形成することにより大梁をなくすことで、屋内外の空間が途切れず連続している。浴室は2面を開けることで半屋外空間となる。外壁には敷地の造成中に出土した石が使われている。

仙台市役所本庁舎建替設計プロポで、石本建築事務所・千葉学建築計画事務所JVが受注候補者に。提案書も公開

1,464.10 仙台市役所本庁舎建替設計プロポで、石本建築事務所・千葉学建築計画事務所JVが受注候補者に。提案書も公開

仙台市役所本庁舎建替基本設計プロポーザルで、石本建築事務所千葉学建築計画事務所設計共同企業体が受注候補者に選定されています。次点者は、久米・AL設計共同企業体でした。

こちらのPDFで選定結果と提案書が公開されています。

技術提案書等の審査を行い、下記のとおり受注候補者を決定いたしました。

受注候補者:石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体

次点者:久米・AL設計共同企業体

選定結果については下記の受注候補者の選定結果についてをご覧ください。

なお、本公募型プロポーザルは最も適切な設計者の選定を目的としており、下記技術提案書に含まれる提案内容をそのまま実現するものではありません。今後、本市と設計者の共同作業により、本市が抱える課題や目指す方向性を踏まえた建築設計の実現を目指します。

【ap job更新】 合同会社わくわくデザインが、設計スタッフ(正社員・パートタイム、外部パートナー)、模型製作アルバイトを募集中

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合同会社わくわくデザインの、設計スタッフ(正社員・パートタイム、外部パートナー)、模型製作アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

わくわくデザインでは、設計スタッフ(正社員、設計パートタイム、外部パートナー設計者)と模型製作アルバイトを募集いたします。

私たちの事務所は、現在、福祉施設、自然の中の利用促進施設等の業務が進行中です。
小さい事務所なりのフットワークの軽さを活かして、みんながわくわくするような設計を提案することを心がけています。

スキルアップを重視しつつ、現在の楽しく仕事ができるように、各人の将来の希望や状況に合わせて、柔軟な勤務環境を相談しながら決めていければと思っています。

詳細は、ホームページをご覧ください。
https://wkd.jp/news/

堀部安嗣と横内敏人による対談「住宅設計の現場で考えること」の動画。2017年2月に行われたもの

461.40 堀部安嗣と横内敏人による対談「住宅設計の現場で考えること」の動画。2017年2月に行われたもの

堀部安嗣横内敏人による、対談「住宅設計の現場で考えること」の動画です。2017年2月に行われたものが、2020年11月22日に公開されました。

2017年2月17日に行われ、たいへん好評だった建築家・堀部安嗣さん×横内敏人さんの対談記録。
住宅設計の現場にどんな試行錯誤が隠されているのか、普段なかなか語られることはありません。『堀部安嗣 小さな五角形の家』(2017年刊)では、“30坪の住宅”に込める設計思想の全貌を、エスキス、実施図、施工図にはじまり多様なプロセスから紐解きました。
本書の出版を記念して、堀部さんと長年親交をお持ちの建築家・横内敏人さんに、一つとして同じものはない「設計の現場」の楽しさ・家という手仕事の醍醐味を、丁寧かつざっくばらんに語りつくしてもらいました。
聞き手は京都大学准教授(当時 名城大学准教授)の柳沢究さんです。

青木淳の講演会「アップデート(対話)」がオンラインで開催

254.67 青木淳の講演会「アップデート(対話)」がオンラインで開催

日程

青木淳の講演会「アップデート(対話)」がオンラインで開催されます。開催日は2020年12月15日18:30~。千葉工業大学建築学科の主催で行われるものです。事前申し込み制で、学外の参加も可能だそう。

2013年度より始まりました千葉工業大学 建築学科レクチャーシリーズも、今年で8年目になります。本年度はコロナ禍の影響により2回のオンライン開催といたします。2回目は建築家の青木淳氏をお招きし、今年開館した「京都市京セラ美術館」を中心に、お話を伺います。「アップデート(対話)」というタイトルは青木さんのご提案ですが、青木さんの設計思考などについて、議論の展開をご期待ください。

■日時:2020年12月15日(火) 18:30〜20:30
■対象:千葉工業大学の学生、および学外の方も参加できます。
■場所:ZOOMによるオンライン形式

日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化問題を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」

92.28 日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化問題を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」

日本全国の道路や橋などのインフラ老朽化を取り上げたNHKのウェブ特集記事「壊れたら もう直せない…」が公開されています。

岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所による、大阪市の住宅「大正の家」

973.33 岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所による、大阪市の住宅「大正の家」

岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所による、大阪市の住宅「大正の家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所による、大阪市の住宅「大正の家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所による、大阪市の住宅「大正の家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所による、大阪市の住宅「大正の家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平

岸本将太+姫野友哉 / 岸本姫野建築設計事務所が設計した、大阪市の住宅「大正の家」です。

木津川沿いに建つ住宅である。

準工業地域のこのエリアには、工場や商店と住宅が一体になった建物が多く建ち並んでいる。ここに建っていた以前の住まいも元々は1Fに建て主の会社が入っており、その上が住居となっていた。築約50年の建物は改築が繰り返され、一度訪れただけでは迷子になるほど入り組んで造られていた。大変面白い建物であったが、老朽化や構造的に不安な事もあり建て替える事となった。

本計画では住宅用途のみとし、将来的に息子夫婦が同居する予定として計画をした。
1Fは駐車場、2Fは子世帯、3Fは共有スペースや客間、4Fは親世帯としてフロア毎に区切る計画としている。

建築家によるテキストより

元々会社が入っているような大きな建物に住んでいた建て主の持ち物(一般的な住宅にはないスケールのもの)が入るように設計を進めたところ、住宅のはずが工場のような何とも言えない不思議なスケール感が生まれ、それが周囲の風景と馴染みつつも何か少しズレがあるような建築ができたように思う。

建築家によるテキストより
馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」

1,373.09 馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」

馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」 photo©長谷川健太
馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」 photo©長谷川健太
馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」 photo©長谷川健太
馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」 photo©長谷川健太

馬場正尊 / Open A(監修)、塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計が設計した、東京・港区の、複合ビルの低層部のファサード改修「南麻布の幕屋」です。

三菱地所レジデンスがおこなうReビル事業のプロジェクト。

オフィスの上に集合住宅が積まれた複合ビルを2017年取得し、段階的に改修を行っている。今回はこのザ・パークレックス南麻布のファサードを改修し、建物や地域の魅力を高めることが求められた。

この一帯はかつて徳川綱吉の離宮があった場所で、北側にはお寺が点在する閑静な住宅地が広がっているが、南側は明治通りと首都高速があり騒然としていた。そこで南側の環境を和らげると同時に、点在する寺院と共に街並を形成していくことを考えた。

既存建物のアプローチは2層吹き抜けとなっていたが、その中央にガラス間仕切と入口があり屋内外に中途半端なスペースができていた。そこで入口の位置を吹抜けの端まで後退させ、少し過剰とも言える大きな軒下をつくり、敷地境界に沿って木製のスクリーンを掛けることにした。

このスクリーンは60mm角の桧材にM6の寸切りボルトを2列通したユニットを2階床梁から吊るし、それにM6寸切りボルトを横繋ぎしてできている。桧は寺院で良く使われている木材で耐久性が高く、その油分は排気ガスの成分を軽減してくれる。角材をボルトで編み込んだ様な裏表の無いつくりは、風圧に対して十分な強度を生みだすと共に、街路にも屋内にも美しい表情を見せてくれる。奥行き100mmに調整された角材はスクリーンとの距離や視線の向きによってその透明性を変化させ、車通りの多い南側の風景を様々な形で抽象化する。

建築家によるテキストより
中村堅志 / 中村建築による、神奈川の「2棟の住宅〜横浜市の3世帯住宅〜」

537.70 中村堅志 / 中村建築による、神奈川の「2棟の住宅〜横浜市の3世帯住宅〜」

中村堅志 / 中村建築による、神奈川の「2棟の住宅〜横浜市の3世帯住宅〜」 photo©平井広行
中村堅志 / 中村建築による、神奈川の「2棟の住宅〜横浜市の3世帯住宅〜」 photo©平井広行
中村堅志 / 中村建築による、神奈川の「2棟の住宅〜横浜市の3世帯住宅〜」 photo©平井広行

中村堅志 / 中村建築が設計した、神奈川の「2棟の住宅〜横浜市の3世帯住宅〜」です。

敷地は、最寄り駅から徒歩2分ほどの住宅地にある46坪の旗竿形状。元の住人であるご両親と兄夫婦・弟夫婦の3世帯のための住宅を、兄弟の資金により建て替える計画である。世帯間の関係は非常に良好であるが故に、世帯相互のプライバシーの確保を望まれた。

一般的な銀行融資では、一つの建物を兄弟で組むことが慣習的にできないこともあり、「長屋建て」が前提条件として導き出された。「長屋建て」特有の界壁一枚を隔てて隣り合わせになることのないように「戸建て」に近い建ち方を模索した。それがこの住宅地での過度なボリュームを抑えることにもつながるだろうと考えた。

そこで、ひとつの敷地にひとつの建物として解釈される最低限の条件で、2棟の住宅を建てることとした。構造的に別々に成立している2棟は、内部空間で意匠的に接していることによって法的にひとつの建物として定義されている。

建築家によるテキストより
トラフ建築設計事務所による、JR東日本東京駅構内の飲食店舗「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」

525.32 トラフ建築設計事務所による、JR東日本東京駅構内の飲食店舗「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」

トラフ建築設計事務所による、JR東日本東京駅構内の飲食店舗「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」 photo©楠瀬友将
トラフ建築設計事務所による、JR東日本東京駅構内の飲食店舗「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」 photo©楠瀬友将
トラフ建築設計事務所による、JR東日本東京駅構内の飲食店舗「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」 photo©楠瀬友将

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・千代田区のJR東日本東京駅構内の飲食店舗「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」です。店舗の公式ページはこちら

2006年に台湾で誕生し、世界に1,400店舗以上*を展開するアジアンカフェ「Gong cha(ゴンチャ)」の東京駅 グランルーフ フロント店の内装計画。東京駅という場所柄、幅広い客層に受け入れられる店舗が求められた。
*2020年11月現在

既存躯体の段差を利用し、店舗の手前と奥で利用者のニーズに合わせてエリア分けする構成とした。手前の一段低いモルタル床のエリアには、ビッグテーブルやハイカウンター席を配し、利用者が一人でも気軽に立ち寄りやすくしている。ブランドカラーでもある赤色のリノリウムのスロープを上ると、奥にはレジカウンターと、ベンチやテーブルセットのあるエリアが設けられている。

建築家によるテキストより
OSTR / 武井良祐+太田翔による、東京・文京区の「湯島の住宅」

4,213.57 OSTR / 武井良祐+太田翔による、東京・文京区の「湯島の住宅」

OSTR / 武井良祐+太田翔による、東京・文京区の「湯島の住宅」 photo©井出野下貴弘
OSTR / 武井良祐+太田翔による、東京・文京区の「湯島の住宅」 photo©井出野下貴弘
OSTR / 武井良祐+太田翔による、東京・文京区の「湯島の住宅」 photo©井出野下貴弘
OSTR / 武井良祐+太田翔による、東京・文京区の「湯島の住宅」 photo©井出野下貴弘

OSTR / 武井良祐+太田翔が設計した、東京・文京区の「湯島の住宅」です。

[生きるための環境]をつくる開口
壁に開口を開けることは、生きるための環境をつくる行為だと思う。
内部に風や光、風景が入り込み、暮らしていて気持ちが良いという根源的な住宅。

この住宅では、隣地の建物と視線が交差しないように調整した開口と、周辺も関係なしに、この位置にあると光や風が気持ちが良いだろうと感覚的設けた開口もある。
その矛盾した両者を同居させることで隣家との間合い、都市との距離感、親と子の距離を離しつつ繋ぐ関係を目指した。

建築家によるテキストより
アルド・ロッシの、イタリア国立21世紀美術館で行われる回顧展「Aldo Rossi. The Architect and the Cities」のプレビュー動画。1990年にプリツカー賞を受賞した建築家で、日本にもいくつかの作品が存在

184.56 アルド・ロッシの、イタリア国立21世紀美術館で行われる回顧展「Aldo Rossi. The Architect and the Cities」のプレビュー動画。1990年にプリツカー賞を受賞した建築家で、日本にもいくつかの作品が存在

アルド・ロッシの、イタリア国立21世紀美術館で行われる回顧展「Aldo Rossi. The Architect and the Cities」のプレビュー動画です。会期は2020年12月17日~2021年8月29日まで。展覧会の公式ページはこちら。1990年にプリツカー賞を受賞した建築家で、日本にもいくつかの作品が存在しています。

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