2021.4.13Tue
【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中

ap job 【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中

【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中深大寺ガーデン

志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」の、【募集職種】募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

古谷デザイン建築設計事務所では、建築設計、インテリアデザイン、ランドスケープデザインのスタッフを募集しています。
現在事務所スタッフは総勢9名で大小様々25のプロジェクトに取り組んでいます。

コロナ禍となり住み替えのニーズや開発機運の高まりから仕事量が増え、志を共にする方との出会いを期待しています。
仕事のご依頼は多岐にわたります。

個人のご自宅、別荘の新築設計から集合住宅や複合の商業施設の設計。
関西のオフィスビル改修、北陸の酒蔵の設計、海外の厩舎。古民家の改修や様々なビルディングタイプの意匠監修業務などです。
これらの設計監理業務に加えて弊社の強みである造園・ランドスケープ案件の設計施工及びスタッフの強みを生かしたインテリアコーディネート業務や企画提案業務など幅広く執り行っております。

できれば社会経験を積まれた方の応募が望ましいですが、一定のセンス、気力、体力、やる気をあわせ持った若い方も是非ご応募ください。
指導は厳しいですが、確実に成長していただけるとお約束いたします。

■代表者メッセージ
これは自慢ですが、とても活躍されているデザイナーさんやお客さん、お付き合いしている工務店の社長さんに「古谷さんのところは雰囲気いいよね」「スタッフの方たちが素敵だよね」と言われる機会を多く頂戴しています。日中の大半の時間をともにする仲間ですから、良くも悪くも家族付きあいのようなかたちを意識しているからかもしれません。
面白いプロジェクトが多く、毎日が創造性に溢れていて、なんて恵まれているのかと思います。スタッフにも、大変ながらもこの楽しさを共有してほしいといつも思っています。

デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」

1,327.48 デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」

デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」 photo©Keiko Sasaoka
デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」 photo©Keiko Sasaoka
デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」 photo©Keiko Sasaoka

デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、兵庫・川辺郡の「猪名川霊園礼拝堂・休憩棟」です。
同事務所は基本設計・デザイン監修を手掛けています。詳細なクレジットは末尾を参考ください。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

猪名川霊園は、大阪から北へ約40km離れた兵庫県にある北摂山系の険しい場所に位置しています。墓地は段々畑のようになっていて、一番高い場所にある神社へと続く記念碑的な階段で二分されています。そして、この階段がプロジェクト全体の軸となっています。

ヴィジターセンターとチャペルは、外の世界と内の静かな空間との間の顕著な境界として設計されています。中央の階段に沿って、神社と対をなすように、ビジターセンターとチャペルは中庭を囲むように配置されています。来訪者は、南東側の階段状のファサードに設けられた中央の広いフレーム付きの開口部につながる外部プラットフォームからこの空間にアプローチします。

プログラムは単一の傾斜した屋根面の下に形式的に配置されており、エントランスから神社までのヴューラインに沿っています。ヴィジターセンターの部屋は中庭に面していますが、隠れ家的なチャペルは独立しています。チャペルへは、外から直接アクセスするか、庭から緩やかなスロープを上って、独立した廊下を通って行くことができます。暖房と人工照明を最小限に抑えた、飾り気のない静かな部屋は無宗派の瞑想空間として、純粋な形で提供されています。両側の庭園からの間接的な日差しを頼りに、チャペルを訪れる人々は静寂に包まれ、日照時間の変化や季節の葉の変化などの自然の指標を通して、本質的な時間のリズムに意識がむけられます。すべての庭園の植栽は、日本の牧草地や森林の色調や質感からインスピレーションを得ています。厳選された草、低木、野草が注意深く配置されています。

中庭の対角線上にあるのがヴィジターセンターです。屋根の下端にある2つの大きな部屋は、家族の集まりや記念日に利用できます。ヴィジターラウンジは、休憩や食事ができるカジュアルなエリアです。メモリアルルームは、布に和紙を貼ったプリーツカーテンで3つの小部屋に分けることができ、儀式の後の正式な食事の場となっています。

床、壁、屋根は純粋な建築要素として形成されており、同じ土のような赤色のコンクリートを使用しています。内部の床や地面はホーニング仕上げ、通路の壁や屋根はサンドブラスト仕上げとなっており、全体的にモノリシックな外観となっています。このプロジェクトのために特別にデザインされた家具は、シンプルでカジュアルな塗装が施された木製の椅子、ベンチ、テーブルで構成されており、機会に応じて配置を変えることができます。

敷地の両端を結ぶ軸線に沿って、山頂から建物に向かって階段の途中に水が流れるようになっています。階段の下側、チャペルの近くに差し掛かると、水の流れは緩やかになり、溜まりとなって樋に集められ、敷地の下に新たに設けられた地下水路を通って近くの運河へと流れていくようになっています。

ネリ&フーによる、韓国・ソウルの、ファッションブランドMCMの旗艦店「MCM HAUS」。既存の5階建の建物等を改修

483.57 ネリ&フーによる、韓国・ソウルの、ファッションブランドMCMの旗艦店「MCM HAUS」。既存の5階建の建物等を改修

ネリ&フーによる、韓国・ソウルの、ファッションブランドMCMの旗艦店「MCM HAUS」。既存の5階建の建物等を改修 photo©Dirk Weiblen
ネリ&フーによる、韓国・ソウルの、ファッションブランドMCMの旗艦店「MCM HAUS」。既存の5階建の建物等を改修 photo©Dirk Weiblen

ネリ&フーによる、韓国・ソウルの、ファッションブランドMCMの旗艦店「MCM HAUS」です。既存の5階建ての建物と付属の駐車場タワーを改修した建築です。店舗の場所はこちら

以下、建築家によるテキストの翻訳

プロジェクトの概要は、ソウルの高級地区である江南(カンナム)にあるMCMの新しい旗艦店として、既存の5階建ての建物と付属の駐車場タワーを改修することでした。ネリ&フーは、MCMの強いブランドストーリーとドイツのルーツを考慮し、ブランドの伝統へのこだわり、クラフトマンシップとディテールへのこだわりに忠実でありながら、デジタル時代の進歩を祝福するMCMの姿勢を体現するような旗艦店のデザインを目指しました。
ネリ&フーは、新しい旗艦店のデザインコンセプトとして、製造業における実験的な試みと、クラフトマンシップや伝統的な芸術を融合させたバウハウスの動きにインスピレーションを得ました。 新店舗は、江南地区の単なる建築物としてではなく、MCMブランドの新たな「家」としての役割を果たすべきであると考えました。
つまり、工業、グラフィック、家具、インテリアデザイン、建築など、バウハウスの芸術的媒体の総体を体現する家でなければならないのです。

バウハウスの精神は、旗艦店の新しい金属製のファサードに表現されており、建物は重厚なコンクリートの土台の上に、厳選された窓の開口部を持つ骨董品箱のようになっています。 既存の建物は2つの独立したファサードとして構成されていましたが、主な課題は容積率を維持しつつ、1つの建物として認識されるような新しいファサードを作ることでした。 新しいファサードを支えるために、追加の構造補強が必要となりました。
新しいファサードは、駐車場タワーと店舗エリアの間の不規則なスラブエッジのギャップを埋めるために直線化され、単一の塊を形成しています。 クライアントの限られた予算と4ヶ月という工期を考えると、ファサードのソリューションは、経済的な手段で最大限の視覚的インパクトを与える必要がありました。 北向きのファサードに対応して、自然光をできるだけ多く反射させるためにブロンズ色の金属を選択し、400mmの深さの窓を設けて、レリーフと影を導入しました。この大きな開口部は、視覚的に、商品や内部の活動をフレーム化するのにも役立っています。ブロンズ色の金属メッシュは、大きな開口部を覆うようにヴェールをかけ、ファサードに奥行きとテクスチャーのレイヤーを与えています。頑丈なコンクリートの台座は、歩行者のスケールに合わせたストリートスケープの存在感を示し、視覚的に商品のための専用のショーウィンドウを提供しています。

杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー

152.60 杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー

杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー

現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』がamazonで発売されています。本記事では書籍の中身をプレビューします。

こちらは杉本が本書籍に寄せたテキスト。

表紙の絵柄について

この本のジャケットには抽象画が採用された。しかしこの絵は初めから抽象画として描かれたものではない。それは偶然に絵となったものだ。私は熱海にあるMOA美術館全面改修にあたって、全長17メートル、高さ4メートルの壁を6面、日本の伝統工法である黒漆喰でおおうことにした。漆喰は土だ、そしてコテで塗られる。現代建築は乾いた材料を好む。しかし伝統工法は湿式工法が多い。この巨大な壁面を目地なしで仕上げるには1面を1日で終わらせなければならない。熟達の職人が3人集められた。1人ひとりコテの運びが違う。伝統工法を用いてこれだけの巨大面を仕上げたことは、日本建築史上ないのではないかと自負している。漆喰そのものが稀になった現在、普通は白の漆喰に炭の粉を混ぜて黒にするのはさらに稀だ。乾くのに時間がかかる。数日後、その面に立ち現れたのはほぼ無意識のコテの痕跡だ。私はそこに意識を超えた美しさを見出すのだ。大昔、人が意識と無意識の狭間で描きはじめた洞窟壁画もこのようにはじまったのに違いない。
Old Is New、忘れられた古代の魂、私は現代にあって、その魂の姿をもう一度見てみたいのだ。
(杉本博司)

書籍より
杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第9回「与条件を立てる / 素材絵画」

1,808.59 杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第9回「与条件を立てる / 素材絵画」

杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第9回「与条件を立てる / 素材絵画」

 
※このエッセイは、杉山幸一郎個人の見解を記すもので、ピーター・ズントー事務所のオフィシャルブログという位置づけではありません。

 


 
与条件を立てる / 素材絵画

 

text:杉山幸一郎

 
 
ピーターズントーは、これまで数多くの建築を設計してきましたが、その中に実現した集合住宅は2つしかありません。
バーゼル近郊にある«シュピッテルホーフ集合住宅 / Spittelhof Housing (1996) »と、クールにある«マサンサの老人ホーム / Home for Senior Citizens (1993) »です。

今回は、«マサンサの老人ホーム »について考えてみたいと思います。

このアルプスの山の麓に建つ有料老人ホームは、ある程度のケアが必要であるけれど、自分一人で生活ができる人が入居対象となっている、いわば高齢者のための集合住宅のような施設です。

各住戸にはリビングダイニングと寝室があり、クローゼットを挟んで引き戸によって緩く隔てられています。さらに廊下側にはキッチンのボックスと水回りが付け加えられ、反対側にはバルコニーもある。
そこから眺める夕日は、クールに住んでいる人なら誰もが知っている最も美しい日常の一コマです。

玄関から入って、共用廊下を通って各住戸に入る。そして奥のバルコニーへ。
教科書にあるような平面計画でタイポロジーとしてはとても単純です。

同じ敷地内には他にもいくつかの建物が建っています。それらを、ひとまとまりとして使うこともあるのか、今回紹介する建物にはレクリエーションのための部屋はありません。代わりに廊下が十分な幅をもって計画され、また床から天井まで続く開放的なガラス窓のおかげもあって、大きな共有リビングのようなスペースになっています。

同じクール (Chur) に建っている、以前紹介した«ローマ遺跡のためのシェルター(第6回の記事を参考)»から7年後の1993年に竣工。80-90年代にかけて設計された木造の«ズントーアトリエ(第4回の記事を参考)»や«ベネディクト教会(第7回の記事を参考)»に比べるとこの老人ホームはひとまわり大きいプロジェクトです。

そして、現在のズントーデザインに見られるような、多様な素材の用い方から始まり、開口部や建具のデザイン、何より全体を取りまとめる建築アイデア«Architectural Idea»の明確さにおいて、現在の文脈に最も沿っている、初期のプロジェクトではないかと僕は考えています。

2021.4.12Mon
藤本壮介とWOHA マン・サム・ウォンによる「未来の建築―新しい空間とつながりの創造にむけて」をテーマに行われた講演の動画。国際文化会館の主催で行われたもので日本語同時通訳版

1,079.00 藤本壮介とWOHA マン・サム・ウォンによる「未来の建築―新しい空間とつながりの創造にむけて」をテーマに行われた講演の動画。国際文化会館の主催で行われたもので日本語同時通訳版

藤本壮介WOHA マン・サム・ウォンによる「未来の建築―新しい空間とつながりの創造にむけて」をテーマに行われた講演の動画です。2021年2月5日に国際文化会館の主催で行われたもので日本語同時通訳版です。英語でのオリジナル版はこちら

インド太平洋地域の未来を創るリーダーによるウェビナーシリーズ。第4回は、世界的に活躍する建築家の藤本壮介氏と東南アジアを代表する建築事務所WOHAの設立者であるシンガポールの建築家マン・サム・ウォン氏にご登壇いただきます。

住環境や労働環境の変化が著しいコロナ時代において、人と人、人と自然のつながりや空間は今後どのように変わっていくのでしょうか。それらのつながりや空間の創造に携わる両氏に、未来の建築像について伺います。

三井嶺建築設計事務所による、神奈川・逗子市の住宅「逗子の家『森の図書館』」

1,317.69 三井嶺建築設計事務所による、神奈川・逗子市の住宅「逗子の家『森の図書館』」

三井嶺建築設計事務所による、神奈川・逗子市の住宅「逗子の家『森の図書館』」 photo©三井嶺建築設計事務所
三井嶺建築設計事務所による、神奈川・逗子市の住宅「逗子の家『森の図書館』」 photo©三井嶺建築設計事務所

三井嶺建築設計事務所が設計した、神奈川・逗子市の住宅「逗子の家『森の図書館』」です。

急峻な小山の麓に建つ、数万冊の蔵書を納める図書館のような住まい。

「図書館」の片隅に「司書」として住む場所があればよいとの要望だった。ゆえにリビング・ダイニングといった室名の部屋はない。住宅として必要な寝室・キッチンなどの他は全て閲覧室と書架に充てている。

本に集中できるよう、”透明”に替わり意識に溶ける構成要素を考えた。

1. 緑色の壁と小さな景色。
森の記号としての緑色をメインに、意識に溶け込む色を配した。山や空を印象的に切り取る窓による小さな景色は、色のついた壁へと拡張され、壁の存在は薄れる。

2. 時間軸を混在させる本棚。
博物館から貸与を受けたもので、あえて残した傷やラベルが時間の厚みをもたらし、意識にストレスなく馴染む。

3. わずかにむくりをつけた三次元曲面の屋根。
山から覆いかぶさる木々の枝をモチーフに、小さな木材を敷き重ねた。山の勾配に合わせるように緩やかなカーブを描きつつ、短手にもほんのりとむくりをつけた3次元シェルの構造が閲覧室を柔らかく包み込む。さらに中央部にスリットを切り、隙間を押し広げるようにして光をわずかに取り込んでいる。木が束となった構造は、スリットを切られたことで量塊の重々しさが薄れ、移ろう光を受けることで木漏れ日の降る森の木々へと再び還元される。

窓は少なく物理的には閉じた空間ではあるが、透明であるよりも建築の存在は意識に溶け、本の中の世界へと思いを馳せることができる。

建築家によるテキストより
武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」

4,159.36 武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」

武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」 photo©山内紀人
武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」 photo©山内紀人
武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」 photo©山内紀人

武保学 / きりんが設計した、三重・伊賀市の店舗「場所を見守る土産物店」です。

小さな建築であっても、いやむしろ小さな建築であるからこそ都市の文脈におけるあり方を表明することが、充実した都市空間をつくりだしていくと信じている.

今回、三重県伊賀市の中心部に5坪ほどの店舗を計画した.
店内には忍者や伝統工芸の組紐など、この地方にちなんだモチーフでデザインされたお土産物が並ぶ.

建築家によるテキストより

この店舗の向かいには、坂倉準三設計による「旧伊賀市庁舎」が建っている.
役所機能は移転したが、建物は今後図書館などの複合施設として活用される予定である.
ただ老朽化による改修コストの増大や建物の保存に対する根強い反対意見もあり、2年間空き家状態が続いている.

全国的に解体される流れにある近代の名建築を現代に生かすことができれば、ここは他のどこにもない価値を持った場所になる.
そういう場所のオリジナリティに目を向けて、場所をいつくしむ人が増えることを願っている.

建築家によるテキストより

場所を意識させる仕掛けとして、店内正面に大きな鏡を設置した.
商品の衣服を合わせる姿見としての役割と同時に、外の風景の広がりを店内に取り込んでいる.
内部に足を踏み入れた人は、静けさの中で鏡に溢れる風景と対峙することによって外に居るときよりも鮮明にこの場所特有の空気を感じることだろう.
それは車窓からの眺めが、実際の景色よりも記憶に残りやすいのと似ている.

建築家によるテキストより
「妹島和世氏が手掛けた日本女子大学・目白キャンパス 正式オープン」(建設通信新聞DEGITAL)

385.10 「妹島和世氏が手掛けた日本女子大学・目白キャンパス 正式オープン」(建設通信新聞DEGITAL)

「妹島和世氏が手掛けた日本女子大学・目白キャンパス 正式オープン」という記事が、建設通信新聞DEGITALに掲載されています。妹島のコメントも紹介されています。

最も注目を集めたトピックス [期間:2021/4/5-4/11]

200.54 最も注目を集めたトピックス [期間:2021/4/5-4/11]

最も注目を集めたトピックス [期間:2021/4/5-4/11]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/4/5-4/11)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. チームラボアーキテクツによる、千葉・流山市の保育園「キッズラボ南流山園」
  2. 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第7回「『札』を『入』れるという功罪 – 入札による公共建築の設計業務について」
  3. 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第8回「公共建築という学びのフィールド」
  4. 永山祐子の設計で近くオープンする、群馬・前橋市のジンズの新施設「JINS PARK」。施設内外に地域のコミュニティの場となる広場を設ける
  5. 妹島和世による、東京・銀座の、資生堂の店舗 SHISEIDO THE STOREでのウインドウディスプレイ
  6. 黒川紀章が1972年に完成させた「カプセルハウスK」を保存・公開するプロジェクトが発足。2021年5月の公開を予定
  7. 40歳未満の建築家を対象とする「ARTPLAZA U_40 建築家展」が、全国からの出展者を募集
  8. 菊竹清訓の、島根県立美術館で行われた建築展「菊竹清訓 山陰と建築」のカタログがPDFで公開
  9. 高池葉子建築設計事務所による、千葉・八千代市の住宅「床と光の家」のオープンハウスが開催。伊東豊雄事務所出身の建築家
  10. フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・長浜市の「風景と暮らす家」
  11. フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・長浜市の住宅「FRAME HOUSE」
  12. SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」。写真家の大矢真梨子が事務所の日々の状態を記録
  13. 小野寺匠吾建築設計事務所による「本棚 [R]」
  14. 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の二世帯住宅「吉村町の家」
  15. デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、アメリカ・ニューヨークの集合住宅「11-19 Jane Street」。周辺環境のコンテクストや内部の住戸タイプとも関連する繊細なデザインのファサードが特徴
  16. 坂茂の設計で2024年の開館を予定している「豊田市博物館(仮称)」。谷口吉生の「豊田市美術館」に隣接する敷地に計画され庭園は一体となるようにデザイン
  17. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・台東区の、くら寿司のグローバル旗艦店「くら寿司浅草ROX店」
  18. 藤森照信とシンガーソングライター小田和正の対談記事。二人は東北大学建築学科での同級生として知られる
  19. 子浦 中 / シオ建築設計事務所による、東京・台東区の、旧社員寮を改修したオフィスとアートスペース「花園アレイ」。起業家とアーティストによる地域社会の創生拠点を構想
  20. 吉岡徳仁によるメゾン・エルメスでのインスタレーション”Maison Hermès Window Display”

2021.4.11Sun
吉阪隆正+U研究室が1957年に完成させた住宅「VILLA COUCOU」のオンライン公開イベントが開催。住宅遺産トラストの主催

1,047.04 吉阪隆正+U研究室が1957年に完成させた住宅「VILLA COUCOU」のオンライン公開イベントが開催。住宅遺産トラストの主催

日程

吉阪隆正+U研究室が1957年に完成させた、東京・渋谷区の住宅「VILLA COUCOU」のオンライン公開イベントが開催されます。住宅遺産トラストの主催で行われるもの。開催日は2021年4月18日。要事前申し込み。

シリーズ第三回は「VILLA COUCOU」(吉阪隆正+U 研究室/ 1957 年竣工 )からお届けします。

1952年にル・コルビュジエのアトリエから帰国した吉阪の代表作のひとつであり、色ガラスを嵌め込んだ小さな開口部、トップライト、メゾネット、コンクリート打ち放しの 表情は、吉阪隆正とル・コルビュジエの親密な繋がりを彷彿とさせます。

施主・近藤等さん(仏文学者、登山家)の意向で、一切の見学取材を受けていませんでした。 この度、ご遺族の皆様のご厚意により、今回に限りオンライン上で公開させていただくことになりました。

U研究室出身の建築家であり吉阪隆正についての研究者である齊藤祐子さんの解説とともに、建築史家・編集者の伏見唯さんのナビゲートでお楽しみください。

吉阪隆正が1956年に完成させた住宅「浦邸」を、歴史家の倉方俊輔がガイドしている動画藤本壮介が設計した群馬の「白井屋ホテル」についての、ニューヨークタイムズによるインタビュー記事。藤本とJINSの田中仁に話を聞く

623.79 藤本壮介が設計した群馬の「白井屋ホテル」についての、ニューヨークタイムズによるインタビュー記事。藤本とJINSの田中仁に話を聞く

藤本壮介が設計した群馬の「白井屋ホテル」についての、ザニューヨークタイムズスタイルマガジン:ジャパンによるインタビュー記事『藤本壮介の建築とアート
「白井屋ホテル」から‟めぶく”新しい街づくり』が公開されています。藤本壮介とJINSの社長の田中仁に話を聞いてまとめています。

2021.4.10Sat
【ap job更新】 +ft+/髙濱史子建築設計事務所が事業拡大のため、建築設計の実務経験豊富なスタッフ・新卒スタッフを募集中

ap job 【ap job更新】 +ft+/髙濱史子建築設計事務所が事業拡大のため、建築設計の実務経験豊富なスタッフ・新卒スタッフを募集中

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【ap job更新】 +ft+/髙濱史子建築設計事務所が事業拡大のため、建築設計の実務経験豊富なスタッフ・新卒スタッフを募集中Nakamata Laboratory Store / photo: Hideaki Hamada

+ft+/髙濱史子建築設計事務所の、事業拡大のための、建築設計の実務経験豊富なスタッフ・新卒スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

+ft+/髙濱史子建築設計事務所は、事業拡大のため建築設計の実務経験豊富なスタッフ、新卒スタッフを募集します。

+ft+では店舗、オフィス、住宅の新築・リノベーション、会場構成、家具やインスタレーションなど 国内外の様々な用途と規模のプロジェクトに取り組んでいます。 +ft+が探求しているのは、形態によって生まれる空気感であり、時間であり、ストーリーです。 その場所が我々の提案により纏うことになる新しい空気感に意識的になりたいと考えています。

我々は立場や経験にとらわれず、フラットでオープンな作業環境の中で、チームとして各プロジェクトのポテンシャルを最大限に引き出していく働き方を目指しています。敷地やクライアントと同様に、チーム構成も一期一会と捉え、毎回それぞれのコラボレーションでしか生まれない空間の形態や質に興味があります。

経験者の方についてはパートタイムや、プロジェクト契約などフレキシブルな働き方にも対応致します。新卒の方は、設計の思考を鍛えながら、基本計画から竣工まで一連の実務経験ができる事務所です。

楽しむ力、コミュニケーションを取る力を持った、 一緒にものづくりをしていくことのできる方の応募をお待ちしております。

2021.4.09Fri
デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、アメリカ・ニューヨークの集合住宅「11-19 Jane Street」。周辺環境のコンテクストや内部の住戸タイプとも関連する繊細なデザインのファサードが特徴

1,766.71 デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、アメリカ・ニューヨークの集合住宅「11-19 Jane Street」。周辺環境のコンテクストや内部の住戸タイプとも関連する繊細なデザインのファサードが特徴

デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、アメリカ・ニューヨークの集合住宅「11-19 Jane Street」。周辺環境のコンテクストや内部の住戸タイプとも関連する繊細なデザインのファサードが特徴It occupies the site of a former garage and completes the streetscape photo©James Ewing / JBSA
デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツによる、アメリカ・ニューヨークの集合住宅「11-19 Jane Street」。周辺環境のコンテクストや内部の住戸タイプとも関連する繊細なデザインのファサードが特徴The south-facing entrance towards Jane Street photo©James Ewing / JBSA

デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツが設計した、アメリカ・ニューヨークの集合住宅「11-19 Jane Street」です。周辺環境のコンテクストや内部の住戸タイプとも関連する繊細なデザインのファサードが特徴的な建築です。

以下は、建築家によるテキストの翻訳です

グリニッジ・ビレッジ歴史地区の北西端に位置するジェーン・ストリートは、主に19世紀と20世紀に建てられた赤レンガのタウンハウスと大きなアパートが混在しているのが特徴です。この新しいアパートメントビルは、1920年代に2階建ての駐車場があった場所に建てられました。6階建てのこの建物は、地下駐車場、メゾネット式タウンハウス、ワンフロアを使用したアパートメント、ペントハウスで構成されています。周囲の構造物の大きさの違いを調整しながら、挿入されたボリュームは、通りのスケールを尊重すると同時に、その建築的背景を反映しています。

通りから見える5階建ての部分は、周辺のレンガ造りのタウンハウスを現代風にアレンジしたもので、ベース、ミドル、クラウンの明確な分節を持っています。エントランスのスケール、窓のリズム、マリオンやストリングコース(建物の外壁にある水平な装飾的な帯)の使用は、ウェストビレッジの豊かでドメスティックな建築を参考にしています。また、ファサードの色や素材にも地元のコンテクストが反映されています。

建物は左右対称の構成で、タウンハウスのエントランスは1階の両端のくぼみにあります。中央にはアパートメントとガレージのための大きなダブルエントランスがあります。窓のデザインは、住宅の構成要素ごとに異なります。例えば、メゾネット式タウンハウスにはバルコニー付きのフランス窓があり、2層あるワンフロアを使用したアパートメントにはコンクリートのマリオンで仕切られた広い開口部があります。
最上階のペントハウスは天井が高く、通りから離れています。柱と梁だけのシンプルな構造で、大きな窓からはプライベートガーデンが見渡せるようになっています。

1階部分には赤い顔料を使ったコンクリートが使用されており、彫刻のような強い存在感を放っています。上階はローマン・ブリックで覆われており、ストリングコース、リンテル(まぐさ)、マリオンは同じ赤のコンクリートで、全体に微妙な色の変化を与えています。通りの正面は、突き出たコーニスで覆われています。このコーニスは、1階と2階の間にある突起したストリングコースに呼応しており、ファサードに特別な影と分節を与えています。

屋外にはブロンズの手すりや窓やドアのフレーム、共用部にはテラゾーの床など、抑制されながらも堅実な素材が随所に使われています。タウンハウスとアパートメントには、カッラーラ大理石とナチュラルオークの床が採用されています。ルーフテラスとリアガーデンは、ベルギーのランドスケープアーキテクトであるピーター・ヴィルツによってデザインされ、すべてのアパートメントが自然とのつながりを持てるようになっています。

シンガポール工科デザイン大学教授のエルウィン・ビライ、韓国科学技術院教授のチョン・ジェスンによる「アジアにおける都市の未来」をテーマとした講演の動画。国際文化会館の主催で日本語同時通訳版

607.81 シンガポール工科デザイン大学教授のエルウィン・ビライ、韓国科学技術院教授のチョン・ジェスンによる「アジアにおける都市の未来」をテーマとした講演の動画。国際文化会館の主催で日本語同時通訳版

シンガポール工科デザイン大学教授のエルウィン・ビライ、韓国科学技術院教授のチョン・ジェスンによる「アジアにおける都市の未来」をテーマとした講演の動画です。国際文化会館の主催で日本語同時通訳版です。上に掲載した動画は日本語同時通訳付のもので、オリジナルの英語版はこちら

アジアは、世界で最も大都市が集中する地域です。しかし、近代以降続いてきた大都市化の流れに、3つの疑問が呈されています。第一に、既存の人口集中の課題に加えて新型コロナウィルスの流行を機に浮き彫りとなった密な環境。第二に、デジタル技術の進展により仕事のリモート化と分散化が可能となった現代の職場の在り方。第三に、より根本的に、ウェルビーイング(心身と社会的な幸福)を重視する人々が疑問をおぼえる効率化や経済成長を追求する都市型社会。コロナ対策やデジタル化などで先駆的な取り組みを行ってきた韓国とシンガポールから専門家をお迎えし、それぞれの国の取り組みや課題をもとに都市の未来についてお話しいただきます。

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