2023.9.18Mon
UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査する、中国電力主催の建築アワード「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円
UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査する、中国電力主催の建築アワード「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円

UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査する中国電力主催の建築アワード「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集しています。賞金総額は約135万円です。応募締切は2023年11月30日(※当日消印有効)
新築住宅部門・リフォーム住宅部門は、応募用紙に「作品の平面図と完成写真・カラープリント等」を貼り付けることで提出が可能。学生部門は、A2用紙(横)片面1枚に「配置図、平面図、断面図、その他設計意図を自由に表現した図面にコンセプト(主旨)を添えて提出(学生部門は全国からの応募が可能)。【ap・ad】

募集テーマ:自然素材を活かしたサステナブルな住まい

■審査委員

前田圭介 (UID主宰、近畿大学工学部 教授)
原浩二  (原浩二建築設計事務所 所長、広島工業大学 非常勤講師)
高坂敦信 (住宅誌「モダンリビング」編集長)

■各賞について

最優秀賞(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金30万円(各1点)
優秀賞(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金15万円(各1点)
佳作(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金10万円(各1点)
審査委員特別賞 賞金5万円

最優秀賞(学生部門)賞金10万円
優秀賞(学生部門)賞金5万円
佳作(学生部門)賞金3万円
審査委員特別賞 賞金2万円

※審査によっては入賞者なしとなる場合があります。

徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDKから外部を見る。 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、ルーム1からルーム2を見る。 photo©藤井浩司 TOREAL

徳本賢洛 / TOK205が設計した、福島・耶麻郡の別荘「O/4」です。
高原の多数の樹木が存在する敷地です。建築家は、木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案しました。また、自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む事も意図されました。

2020年夏の終わり、福島県の高原の敷地を初めて訪ねる。敷地に残された樹木を観察しているだけでも、太い幹と旺盛な緑の葉、そして立派な樹高に心から畏敬の念を抱く。現状の自然の状況を保持し、高い木々の傘の下に覆われる建築、現状の木々が豊かに表現される建築を想像する。

建築家によるテキストより

木を切らず、枝を折らないように配慮し、既存樹木との距離をデザインすることを心掛けた。
ひとつは、平面的に既存樹木の幹をよけて、余白のボイド空間に建築寸法と現場寸法を確定する。もうひとつは、南側のコナラの木の最下点である5.5mラインより下側に最高高さが決定され、全ての枝張りより下側に全体の建築が配置されている。

既存樹木から建築可能範囲が設定され、樹木の間を縫うようにボリュームが挿入され、枝張りと地盤との間の新しいレイヤー空間に建築プログラムが配された別荘である。

建築家によるテキストより

残された自然が、建物とどのような関係性を持たせるかを検討する。
北西面を4分の円の曲線にして、硝子を多用した境界面とする。垂直硝子が多角的に据えられ、外部・内部空間は万華鏡のように多面的に表現される。直射と反射との両方を通じて残存自然を豊かに視界へ取り込める計画とした。

在来軸組工法による木造であることから、4分の円上には必要十分な耐力壁を施し、残りの耐力壁を東面と南面で担保している。東は隣地別荘が近接していることから通風用の窓の設置程度に留め、南はコナラとホオの群生を大窓で切り取り借景している。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/11-9/17]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/11-9/17]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/9/11-9/17)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定
  2. 遠藤隆洋建築設計事務所による、長野の別荘「軽井沢の居場所」。4家族14人が集まる別荘の建替。今までの“林での活動”と“合宿の様な過ごし方”に着目して、林との接点を最大化する“約30mの細長い”建築を考案。広縁と濡れ縁を設けて滞在中の“溢れる活動”も受け止める
  3. SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  4. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、ハンガリー・ブダペストの「新国立ギャラリー」のCG動画。国内最大規模の市民公園の中に建設
  5. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、長野の「旧軽井沢倶楽部の別荘」。様々な表情を見せる自然林の中の敷地。恵まれた環境を“感じる”建築を目指し、開口部等の操作で“過ごし方”と“外の環境”が結びついた空間を多数構築。暮らしの存在が自然を“より豊かに”感じさせる場を作る
  6. SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  7. プリツカー賞受賞建築家のシェリー・マクナマラへのインタビュー動画「楽観的でなければ建築家にはなれない」。ルイジアナ美術館が制作して2023年9月に公開されたもの
  8. ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「角地に立つ保育園」。住宅街の三面接道の敷地。人目に留まる二つの隅切りに着目し、建物の隅に特徴的な開口を設けて“顔”とすると同時に固有性のある“保育環境”も構築。45度振った架構は都市と連動して内部空間に力強さを与える
  9. 【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・後編「建築家としての活動の延長線上で“建具メーカー”を運営する」
  10. 光浦高史 / DABURA.mによる、大分・佐伯市の工場「U meme Lab.」。美容液の開発製造を行う建築。地域に開かれた親しみのある存在を目指し、内部の可視化と共に“門型フレーム”の段階的な変化で“柔らかな”外部形状を構築。自然光が入り風景を望む諸室は労働環境の向上も叶える
  11. 原広司による、神奈川・多摩区の“粟津潔邸”(1972年竣工)を会場にした展覧会「吉國元展」が開催
  12. 竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える
  13. 徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・新宿区のオフィス「発掘とラミネート」。既存を改修して賃貸事務所とする計画。限られた予算でプロジェクトを実施する為、表層の除去と保護を慎重に振り分ける“発掘作業”の様な設計を志向。解体での下地の露出とグレー塗装等を組合わせて空間を構築
  14. 西澤徹夫による、TOTOギャラリー・間での建築展「偶然は用意のあるところに」。これまでに手掛けた文化施設等の模型を中心に構成。限りない“チューニング”の積み重ねによって生まれる建築を、周縁的で断片的なオブジェクトから“事後的に探る”体験を提供
  15. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  16. 川合健二による、愛知・豊橋市のコルゲートハウス(1965年竣工)が宿泊施設に転用。1棟貸のホテルとして2023年9月から運営開始
  17. 岡田宰 / 2id Architectによる、埼玉の「Switch Lounge」。賃貸集合住宅の在宅勤務者の為の場。“気持ちの切替”が出来る空間を目指し、集中・気分転換・休憩の観点で区分しつつ滑らかに繋げる構成を考案。素材や仕様で多様な選択肢も創出して“利用者毎の気持ち”に寄添う
  18. 清家清による、東京・大田区の住宅「私の家」(1954 年竣工) の見学ツアーが2023年9月より開始
  19. 木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える
  20. TAB / 河合啓吾による、岐阜・郡上市の住宅「SLBH4」

2023.9.17Sun
ミケーレ・デ・ルッキと藤本壮介の対談の動画。2022年7月に神戸で行われたもの

ミケーレ・デ・ルッキ藤本壮介の対談の動画です。デザイン・クリエイティブセンター神戸の主催で2022年7月に神戸で行われたものです。

ミケーレ・デ・ルッキと彼が主宰する建築スタジオAMDL CIRCLEによるリサーチプロジェクト「EARTH STATIONS」の全容を初めて紹介する展覧会「EARTH STATIONS by AMDL CIRCLE ミケーレ・デ・ルッキと未来を共有する建築」の関連企画として開催したトークセッションの記録動画です。

ゲストには、2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーを務める建築家・藤本壮介氏をお迎えし、ミケーレ・デ・ルッキ氏から「EARTH STATIONS」や六甲山サイレンスリゾートのこれからについてお聞きすると共に、自然と建築、社会情勢の変化と建築などをテーマにお話しを伺いました。

2023.9.16Sat
高松宮殿下記念世界文化賞の2023年の彫刻部門の受賞者に、オラファー・エリアソンが選出

高松宮殿下記念世界文化賞の2023年の彫刻部門の受賞者に、オラファー・エリアソンが選出されています。リンク先にプロフィール等が掲載されています。

以下は、公式のインタビュー動画です。

高松宮殿下記念世界文化賞の2023年の建築部門の受賞者に、フランシス・ケレが選出

高松宮殿下記念世界文化賞の2023年の建築部門の受賞者に、フランシス・ケレが選出されています。ケレは、アフリカのブルキナファソ出身の建築家で、現在ドイツを拠点に活動しています。2022年にはプリツカー賞を受賞しています。アーキテクチャーフォトでは、プリツカー賞受賞の際に、代表作品と経歴や業績をまとめて特集記事として公開しています。また、2023年10月19日に日本で受賞記念講演会が開催されます(要事前申込)。

以下は、公式のインタビュー動画です。

ザハ・ハディド事務所による、中国・マカオの、宿泊施設「W Macau – Studio City」。約600の客室と飲食等の付帯機能を備えた施設。建築デザインは、アールデコ時代の豊かなディテール・大胆な幾何学模様・複雑な職人技を現代的に再解釈して考案。環境性能や敷地内の植物群の保全等にも配慮
ザハ・ハディド事務所による、中国・マカオの、宿泊施設「W Macau – Studio City」。約600の客室と飲食等の付帯機能を備えた施設。建築デザインは、アールデコ時代の豊かなディテール・大胆な幾何学模様・複雑な職人技を現代的に再解釈して考案。環境性能や敷地内の植物群の保全等にも配慮 photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド事務所による、中国・マカオの、宿泊施設「W Macau – Studio City」。約600の客室と飲食等の付帯機能を備えた施設。建築デザインは、アールデコ時代の豊かなディテール・大胆な幾何学模様・複雑な職人技を現代的に再解釈して考案。環境性能や敷地内の植物群の保全等にも配慮 photo©Virgile Simon Bertrand

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・マカオの、宿泊施設「W Macau – Studio City」です。
約600の客室と飲食等の付帯機能を備えた施設です。建築デザインは、アールデコ時代の豊かなディテール・大胆な幾何学模様・複雑な職人技を現代的に再解釈して考案されました。また、環境性能や敷地内の植物群の保全等にも配慮されています。


こちらは、リリーステキストの翻訳です

ZHAによるスタジオ・シティ・リゾートの第2期計画の中で新たにオープンする2つのホテルのうちの1つであるWマカオは、40階以上あり557の客室とスイートを有し、宿泊客のためにカフェ、レストラン、プール、スパ、ジム、レコーディング・スタジオが併設されています。

マカオのコタイ地区に位置するハリウッドにインスパイアされたスタジオ・シティ・リゾートは、2015年からこの街にゲストや観光客を迎えています。2017年にリゾートの拡張を依頼されたZHAは、アジア最大級の屋内ウォーターパークや広々としたミーティングスペースなど、新しいレジャー、エンターテインメント、ホスピタリティ施設を備えたスタジオシティ第2期を設計しました。スタジオ・シティ第2期のデザインは、既存のリゾートの映画的な要素を取り入れながら、アールデコ時代の豊かなディテール、大胆な幾何学模様、複雑な職人技を現代的に再解釈しています。

ホテル・タワーの垂直性を明確にする外部フィンを備えた3つの異なるガラスによるグラデーションで構成された断熱グレージング・ユニットと遮光フィンは、宿泊客とスタッフの熱的快適性を維持しながら、日射熱取得とグレアを低減します。BREEAMアジア・アワード2021を受賞したスタジオ・シティ第2期は、高性能な建物外壁と新しい高効率サービスにより、リゾート全体のエネルギー需要を削減します。

環境サイトアセスメントにより、隣接するマカオ・コタイ・エコロジカル・ゾーンの15ヘクタールの保護湿地からスタジオ・シティ第2期開発の構成が決定されました。楕円形のタワーの向きと構成は、リゾート内外の自然換気を容易にするように計算されています。プロジェクトのエコロジストは、マカオの気候に適した在来種の補充植栽とともに、敷地内の既存の植物群の保全策を策定しました。

2023.9.15Fri
【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中
【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中
【ap job更新】 “場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報を募集中OMO5熊本 / 2023

“場所の魅力”を出発点に、宿泊施設と住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2023年新卒)と広報募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

佐々木達郎建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

【代表メッセージ】
現在、ホテル、旅館等の宿泊施設の設計、その他オフィス、住宅、店舗等、様々なプロジェクトが進行しています。
それぞれのプロジェクトでは、「場所と対話する建築」をテーマに掲げ、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。

また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。

私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事を自分ごとにできる人、また、責任感を持って活躍してくれる仲間を募集しております。

【業務について】
現在は住宅やホテル等の設計依頼が多く、敷地がもつ「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトから提案し、建築、インテリア、家具やもの等を通じて空間の提案を行っています。

藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定
藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定外観のイメージ

藤本壮介建築設計事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開されています。
約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包しています。また、2025年に着工して2029年の竣工を予定しているとのこと。

本事業は、準備組合が事業主体として開発を推進しており、廣瀨および東京建物が事業協力者として参画している、新潟県最高層(※1)となる約150mの商業・オフィス・住宅複合型タワー再開発プロジェクトです。2025年の本体工事着工を予定しており、デザイン監修には世界的建築家である藤本壮介氏が主宰する藤本壮介建築設計事務所を起用し、基本計画は株式会社梓設計に委託しております。

(※1)新潟県内の商業・オフィス・住宅複合型の建築物が対象。2023年8月時点、廣瀨・東京建物調べ。現在、建築中・計画中のものは除く。

本計画地は、新潟市が進める新潟都心のまちづくり「にいがた2㎞」(※2)の古町地区内に位置しており、幹線道路にも面した交通利便性の高い立地です。古町地区にはみなとまち文化が色濃く残っており、現在も重要文化財や名勝など、数多くの貴重な文化財が集積しています。

(※2)新潟市HP https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/seisaku/jigyoproject/niigata2km.html

本事業では、周辺エリアの活性化に資する都市機能の導入や、周辺施設との連携を高める都市基盤の拡充、防災機能強化と環境負荷低減に向けた取り組みを行うことにより、都市再生への貢献を果たします。また、美しい景観形成に努めるとともに、歩きやすく公共交通機関で移動しやすい回遊性の高い環境の整備を進めます。

リリーステキストより

以下に、その他の画像を掲載します。

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる手前:「Re SHIMIZU-URA PROJECT|集落を継ぎ接ぐ暮らしの提案」いとうともひさ+山下大地+川崎光克+両川厚輝+小串賢司マルセロ、奥:「巣材の家」山田宮土理+中村航+森下啓太朗+熊田英梨嘉 photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる左:「里山タイニーハウス 滴滴庵」大山亮+片山果穂+笹木聖+渕野剛史+増井柚香子+宮﨑陸、正面奥:「里山だった場所と融合する家」森屋隆洋、右:「六郷キャンパスプロジェクト」冨永美保+川見拓也 photo©architecturephoto

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションで、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編・後編に分けて紹介します(前編はこちらからどうぞ)。会期は2023年9月15日~24日。SDレビュー2023の審査を務めたのは、千葉学中山英之山田憲明金野千恵でした。展覧会の公式サイトはこちら

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

以下、入選作品を展示順に掲載します。

【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中クルックフィールズ / ©Yurika Kono

藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

新規スタッフを募集します。

フジワラテッペイアーキテクツラボは2012年に法人化し、今年で12年目です。
1年1年、体制を充実させている最中です。

私たちは、建築の設計をする前にかなりの時間をかけて地域資源のリサーチを行います。そのリサーチをもとに、どんな建築をつくるのか、プレデザイン・基本構想段階を重視して業務を行っています。

その意味では単なる設計事務所ではなく、地域の宝を探し出し磨き上げていく探究の場であり、未来への責任を果たしていく人の集合体でありたいと思っています。

一緒に土地を訪ね、その土地の暮らしや産業を広く理解します。また、そこに住む人・働く人の考えにしっかりと耳を傾けた上で、最高の建築の提案を考えていくのは、1つの理想ですが、実際には大変な労力がかかり、多様な能力が問われます。

私たちに共感し、この運動体に参加してくれる人を探しています。
ぜひご応募ください。

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる左:「100年の家 S邸改修計画」百枝優、右手前:「小さな開発」水上哲也、右奥:「TEMPO」湯浅良介 photo©architecturephoto
SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる左:「1:1のハウス」河嶋正樹+荒木康佑、中央奥:「House on the Border」土屋紘奈+杉山幸一郎+倉掛健寛+豊福晃弘+早坂環、右:「竹が繋ぐ地域の和ものづくりを通した町づくり」西村安未+猪又理子+江南聖也+吉川直杜+大石親良+川崎爽+中田陸+箱田里菜+陶器浩一+滋賀県立大学陶器浩一研究室 photo©architecturephoto

SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションで、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編・後編に分けて紹介します。会期は2023年9月15日~24日。SDレビュー2023の審査を務めたのは、千葉学中山英之山田憲明金野千恵でした。展覧会の公式サイトはこちら

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

以下、入選作品を展示順に掲載します。

【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」が、建築設計アシスタント(既卒・経験者)を募集中

事業企画から運営までも手掛ける、“地方の暮らしを身近にする”会社「quod」の、建築設計アシスタント(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

2023年8月quodは一級建築士事務所を開業し、さらに事業の幅を広げていきます。

物件開発・建築設計チームを新設にあたり、地域を象徴する物件をカタチにすることを熱量高く一緒に取り組んでくれる建築設計アシスタントを募集します。

quodの物件開発では、エリアリサーチ、事業計画、建築設計、ファイナンス、PRブランディングまで包括して行います。
建築設計の仕事をしながら他分野の知識を習得することも可能です。

───

quodは地方の暮らしを身近にする会社です。

quodが掲げるローカルプレイスブランディングとは、地域を象徴するプロジェクトを多数生みだすこと。

プロジェクトを通して、その地域のイメージ・ブランド力が高まり、地域の人にとっても、地域に関わる人にとっても愛着がまし、ここに居場所があることを良かったと思えるようにしたい。

関わる人にとってその地域がアイデンティティの一つになること。それを目指していきます。

藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる
藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催。会期中にトークイベントも行われる

藤田雄介が手掛ける、建具ブランド“戸戸(こと)”の展覧会「戸戸 CASE STUDIES」が、都内2箇所で開催されます。
前編は、東京・文京区の「plateau books」にて、2023年10月6日~10月29日(※金土日祝日のみ)の期間開催。後編は、東京・練馬区の「AROUND ARCHITECTURE COFFEE(佐竹邸1F)」にて、2023年11月4日~11月26日(*土日のみ)の期間開催されます。また、会期中にトークイベントも行われます。アーキテクチャーフォトでは、藤田雄介に「戸戸」について聞いたインタビューを特集記事として公開しています。

戸戸 CASE STUDIES

設計活動と並行して建具ブランド「戸戸(こと)」を始めて、早5年が過ぎました。縁あって、10月と11月にふたつの場所で展示をすることになりました。

10月のplateau booksでの展示は、普段通り本屋として営業する状態を崩さずに、ハッキングするような展示になります。11月はAROUND ARCHITECTURE 佐竹さんの自邸1階のギャラリースペースで、コーヒースタンドの営業もあります。コンパクトな空間なので、展示の雰囲気も変わります。さらに、それぞれの会期中にトークイベントを開催します。個人的に話してみたかった、住宅研究者の谷繁玲央さん、GROUPの井上岳さんに登壇してもらえることになりました。とても楽しみです。

また展示に合わせて、これまで戸戸の製品を使ってくれた、建築家の皆さんの事例の一部をまとめた小さな本をつくりました。こちらも是非ご覧下さい。

少し涼しくなっているはずの、秋の東京の散歩ついでに是非お立ち寄りください。

建築家によるテキストより

以下に、展覧会とトークイベントの詳細な情報を掲載します。

小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催。テーマは「他人と私の柔らかい器」。最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催。テーマは「他人と私の柔らかい器」。最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催されます。テーマは「他人と私の柔らかい器」最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈登録締切は2023年11月2日(木)提出期限は2023年11月9日(木)です。【ap・ad】

テーマ:他人と私の柔らかい器

世界中で流行したウィルス感染症によって、あらゆる人のパーソナルな境界が柔らかく変化し始めています。地球の裏側と画面越しに繋がることは前よりもずっと現実的です。地球のいくつもの時間が同じ画面に集まる感覚。そんな多時間の空間感覚が生まれてきているように思います。
あるいは、久しぶりに友人と対面で会った時の何とも言えない感覚。空間を介した親密な繋がりは、以前よりも強くなった気がします。

多時間であり親密である。私たちの時代が持ち始めているそのような空間や関係性の感覚が、どんな素晴らしい未来をつくり得るのか。具体的な場所や環境や物語と一緒に描いてみてください。

賞金

●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
インターナショナルアワードセレモニーへの招待(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

以下に、募集概要等を掲載します。

竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える
竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える外観 photo©笹の倉舎 笹倉洋平
竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える2階、左:キッチン、右:畳、手前:ダイニング photo©笹の倉舎 笹倉洋平
竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える2階、ホールからダイニングを見る。 photo©笹の倉舎 笹倉洋平

竹本卓也建築研究所が設計した、大阪・豊中市の「刀根山の家」です。
高度地区の敷地に建つ設計者の自邸です。建築家は、斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案しました。また、多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化を与える事も意図されました。

間口2間・奥行6.8間、建坪13.9坪のスキップフロアの住宅(設計者の自邸)。

大阪府豊中市の第1種低層住居専用地域内の一角。西側接道、東西に細長い敷地形状で、東側隣地と高低差のある、23.2坪の小さな土地。高度斜線の制限を素直に受けるため、標準的な階高では2階の天井高を十分に確保できない。

建築家によるテキストより

そのような間口や建坪、斜線の制限のある敷地でも過不足ない家でありたい。
あたりまえをあきらめない、あたりまえではない家を目指した。

建築家によるテキストより

14のスペースを9のレイヤーでつなぐスキップフロア。

階段室や廊下のないひと連なりの構成とすることで、コンパクトでありながらも住宅として必要な容量を十分に確保している。
また変化する床面と天井面が高さ方向への制限から建物を開放し、一体的でありながらも関係性の異なるつながりを生み出している。

建築家によるテキストより

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