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エル・クロッキーの最新号(201号)は、カルソ・セント・ジョン特集。 建築出身のブランディングデザイナー西澤明洋による新著『アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング』
サムネイル:建築出身のブランディングデザイナー西澤明洋による新著『アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング』

1,566.30 建築出身のブランディングデザイナー西澤明洋による新著『アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング』

建築出身のブランディングデザイナー西澤明洋による新著『アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング』 がamazonで発売されています。

アイデアをビジネスで実現していくにはどうすればいいのか?
ロジカルな左脳とクリエイティブな右脳、その両方を使いこなすヒントが「建築的思考術」にあった!

建築を学んだ後、企業のブランド開発を数多く手掛ける、ブランディングデザイナー西澤明洋氏が
同じく建築を学び、新領域を開拓、活躍するクリエイターへインタビューを敢行。

インタビューと考察から見えた「建築的思考術」の7つのキーワード
「構造」「コンテクスト」「コンセプト」「場」「考える」「共創」「構想力」から、
企画や交渉などあらゆる仕事でイノベーションを起こし、アイデアを実現させるコツを解き明かします。

●隈研吾氏との対談より一部抜粋
西澤:アーキテクチュアルシンキングというキーワードを聞いて、なんと定義されますか
隈「:正解がないこと」と言えるでしょうね。建築では「これが正しい」というものがありません。模範解答なら誰でも出せますが、それでは楽しくて、みんなを喜ばせることはできません。今までの 延長線上ではダメです。しかも、自分と違う考え方やセンスを持つ人たちに理解してもらわないと成立しない。建築ほど社会性があり、他者からの目にさらされている分野は少ないでしょう。建築系出身の人が、他分野でもユニークな活躍ができるのも、建築の特殊な厳しい環境で 鍛えられたからではないでしょうか。建築教育でも、建築界だけの美学や論理を押し付けるのではなく、あらゆる状況に適応する柔軟な能力を、もっと教えなければなりません。

●目次
はじめに
第1章   「構造」
事例1 tha ltd.代表 ウェブデザイナー 中村勇吾氏
第2章   「コンテクスト(文脈)」
事例2 NOSIGNER代表 太刀川英輔氏
第3章   「コンセプト」
事例3 KIRO代表 多摩大学大学院教授 紺野登氏
第4章   「場」
事例4 シゴトヒト代表 求人サイト「日本仕事百貨」運営 ナカムラケンタ氏
第5章   「考える」
事例5 リビングワールド代表 働き方研究家 西村佳哲氏
第6章   「共創」
事例6 studio-L代表 コミュニティデザイナー 山崎亮氏
第7章   「構想力」
事例7 ライゾマティクス代表 齋藤精一氏
特別対談  建築家・隈研吾氏
終章   「アーキテクチュアル・シンキング」とは何か

ジョン・ポーソンの新しい作品集『John Pawson: Anatomy of Minimum』
サムネイル:ジョン・ポーソンの新しい作品集『John Pawson: Anatomy of Minimum』

445.42 ジョン・ポーソンの新しい作品集『John Pawson: Anatomy of Minimum』

ジョン・ポーソンの新しい作品集『John Pawson: Anatomy of Minimum』がamazonで予約受付中です。リンク先に中身の画像が11枚掲載されています。2019年10月16日の発売を予定。

A powerful new monograph showcasing the defining elements and architectural anatomy at the very heart of Pawson’s work

This monograph, the latest volume in Phaidon’s documentation of John Pawson’s stellar career, hones in on the essential details that mark his distinctive architectural and aesthetic style. It groups a selection of his recent works into domestic projects, including his own house in rural England; extended sacred spaces; and repurposed structures, such as London’s Design Museum. Throughout its pages, this book explores Pawson’s unique approach to proportion and light and his precise language of windows, doors, and walls.

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(4)、中村真広(ツクルバ)と岡部修三(upsetters architects)

2,032.75 インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(4)、中村真広(ツクルバ)と岡部修三(upsetters architects)

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(4)、中村真広(ツクルバ)と岡部修三(upsetters architects)

ユウブックスから刊行されたインタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』をプレビューします。
4回目のプレビューは、中村真広 / ツクルバのインタビュー「自社プロジェクトで都市・建築へのエールを送る」と岡部修三 / upsetters architectsのインタビュー「デザインと戦略、建築家として新しいフィールドとかたちを求めて」です。

 本書はユウブックス の1作目『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の続編です。

 「建築家の職能の拡張」を共通のテーマにしながらも、『リノベーションプラス』が「探求と生活の両立」であるならば、今作は「探求の延長にある領域で、フィーについて考える」に編集者の個人的な関心が移ったことも反映されました。

 具体的には設計業務を遂行するうえで、それをより良いものとするために自然と考察し、手掛けることになる領域、つまり建物のソフトの部分に関わってくる「企画」「リサーチ」「コンサルティング」といった、“設計周辺”に積極的に携わることの可能性を探っています。

 取材を通し、ソフト面でも提案した価値に見合う対価を得ること、それがアトリエ系設計事務所の置かれた経営状況をより良い方向に導き、ひいては設計者の地位の向上につながるのではと、建築家の方々には教えていただきました。

 もちろんそれらの領域への進出が仕事を取るための工夫、フィーについての試行錯誤、といった側面だけで行われているわけでは決してありません。
 多くが社会問題を解決し、またよりよい設計ができるような環境を整えたり、多様化する社会にプロジェクトを対応させたり、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家らしい視点でより広く社会に良い影響を与える手法について深く考え、試みられています。
 ちなみに、いわゆる“上流工程”に建築家が関わることの意味とは何か、についても巻頭鼎談では熱く議論が交わされました。

 本書ではこのように、社会と同時に建築界に対し、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っています。

 ぜひご一読いただけましたら幸いです。

荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』プレビュー

836.71 荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』プレビュー

荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』プレビュー

 
荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』がamazonで発売されています

荻窪を拠点に100件を越える個性的ながらも施主に寄り添った住宅を手掛けてきた、西久保毅人(ニコ設計室)による、自身の設計のエッセンスをまとめた書籍『家づくりのつぼノート』がamazonで発売されています。ここでは書籍の内容をプレビューします。
また、帯にはニコ設計室に実際に依頼した、作家・角田光代さんの寄稿文が掲載されています。
そして、2019年8月29日には二子玉川蔦屋家電にて書籍刊行記念トークイベント(※要事前申込)も開催されます【ap・ad】

子どもの心を持ちつづける設計者がつくる理想の家とは?

毎日の暮らしが楽しくなる家づくり108のアイデア

日本を代表する人気設計者の一人、西久保毅人さんが住まいのつくり方のつぼを伝授。
西久保さんの家づくりの特徴の一つに、家を大きな食堂としてとらえていること。
その食堂が気持ちの良い場所であれば、住む人は楽しく幸せになり、家も美味しそうになるという考え方です。理想の家は美味しい食堂(キッチン・ダイニング)に寝室、お風呂、トイレが付属しているくらいがよいのだそう。
また、西久保さんは、子どもの目線を上手く家づくりに取り入れています。その家で暮らす子ども時代は10年程度と短いのですが、その小さなスケール感覚を大事にすることで、家はもっと魅力的に、愛着が湧くものになるのです。カラフルな色を使っているのになぜか落ち着く家というのも西久保さんがつくる家の魅力の一つ。

オリジナリティあふれる家づくりのアイデアが、パンパンに詰まった一冊です。

著者について
西久保毅人(にしくぼ・たけと)
1973年、佐賀県に生まれ、育つ。
1995年、明治大学理工学部建築学科卒業
1997年、同大学院修了( 小林正美教授に師事)
象設計集団、アトリエハルを経て
2001 年 一級建築士事務所 ニコ設計室設立

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(3)、蘆田暢人(蘆田暢人建築設計事務所)と落合正行(日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室)

0.00 インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(3)、蘆田暢人(蘆田暢人建築設計事務所)と落合正行(日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室)

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(3)、蘆田暢人(蘆田暢人建築設計事務所)と落合正行(日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室)

ユウブックスから刊行されたインタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』をプレビューします。
3回目のプレビューは、蘆田暢人 / 蘆田暢人建築設計事務所のインタビュー「エネルギー関連のデザインリサーチから建築企画の上流を目指す」と落合正行 / 日本大学理工学部まちづくり工学科 落合研究室のインタビュー「研究室でリサーチやコンサルティングを担い、良い設計与件をつくっていく」です。

 本書はユウブックス の1作目『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の続編です。

 「建築家の職能の拡張」を共通のテーマにしながらも、『リノベーションプラス』が「探求と生活の両立」であるならば、今作は「探求の延長にある領域で、フィーについて考える」に編集者の個人的な関心が移ったことも反映されました。

 具体的には設計業務を遂行するうえで、それをより良いものとするために自然と考察し、手掛けることになる領域、つまり建物のソフトの部分に関わってくる「企画」「リサーチ」「コンサルティング」といった、“設計周辺”に積極的に携わることの可能性を探っています。

 取材を通し、ソフト面でも提案した価値に見合う対価を得ること、それがアトリエ系設計事務所の置かれた経営状況をより良い方向に導き、ひいては設計者の地位の向上につながるのではと、建築家の方々には教えていただきました。

 もちろんそれらの領域への進出が仕事を取るための工夫、フィーについての試行錯誤、といった側面だけで行われているわけでは決してありません。
 多くが社会問題を解決し、またよりよい設計ができるような環境を整えたり、多様化する社会にプロジェクトを対応させたり、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家らしい視点でより広く社会に良い影響を与える手法について深く考え、試みられています。
 ちなみに、いわゆる“上流工程”に建築家が関わることの意味とは何か、についても巻頭鼎談では熱く議論が交わされました。

 本書ではこのように、社会と同時に建築界に対し、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っています。

 ぜひご一読いただけましたら幸いです。

田根剛・中川エリカ・髙橋一平・横内敏人の作品が紹介される『TOTO通信 2019年夏号 特集:借景 家のまわりも家の中』のオンライン版

0.00 田根剛・中川エリカ・髙橋一平・横内敏人の作品が紹介される『TOTO通信 2019年夏号 特集:借景 家のまわりも家の中』のオンライン版

田根剛中川エリカ髙橋一平横内敏人の作品が紹介される『TOTO通信 2019年夏号 特集:借景 家のまわりも家の中』のオンライン版が公開されています。サイト全体がリニューアルされていて実際の紙面のデジタルブック版も閲覧できるようになっています。

 円通寺の縁側から、庭の垣根越しに比叡山が見える風景のように、昔から借景は、建築の質を上げてきた。それは現代の住宅にとっても同じだろう。周囲の景観を取り込めば、単体の魅力だけでなく、その土地の力を得た建築になるのではないか。しかし、どこにでも借景たりうる豊かな自然があるわけではない。自然があったとしても、それを取り込むには工夫が必要なこともある。
 一方で、街中だからといって内に閉じこもらない、開かれた住宅が求められている。せっかく開くのならば、借景を取り込みたい。では、何を借景と見立てるのか。山や海のみならず、空か、地面か、あるいは隣家の壁か。借景の力をあらためて振り返るとともに、その現代的な工夫に注目していく。

『谷口吉郎建築作品集』が、金沢の、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館の開館に併せて刊行

1,968.83 『谷口吉郎建築作品集』が、金沢の、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館の開館に併せて刊行

『谷口吉郎建築作品集』が、金沢の、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館の開館に併せて刊行されます。発売は2019年7月20日だそう。

〈昭和を、日本を代表する建築家の建築作品集、約40年ぶりの復刊〉
〈「清らかな意匠」を体現する数々の代表作、その竣工時の姿を伝える貴重な写真集〉

1981年刊行の『谷口吉郎作品集』の復刊。谷口吉郎氏の生家跡(金沢市寺町)に建設される、長男・谷口吉生氏設計になる「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」(2019年夏開館予定)の開館を記念し刊行する新版です。旧本に収録されていた竣工当時の作品写真をほぼそのまま忠実に再録、現存していない建築や当時の状況を知ることのできる、資料価値の高い一冊です。吉郎氏自筆エッセイも多く収録するほか、吉生氏のエッセイ、谷口吉郎研究の第一人者である藤岡洋保氏(東京工業大学教授)による、新規書き下ろし解説も収録します。

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(2)、豊田啓介・蔡佳萱・酒井康介(noiz)と齋藤精一(Rhizomatiks Architecture)

3,781.72 インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(2)、豊田啓介・蔡佳萱・酒井康介(noiz)と齋藤精一(Rhizomatiks Architecture)

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(2)、豊田啓介・蔡佳萱・酒井康介(noiz)と齋藤精一(Rhizomatiks Architecture)

ユウブックスから刊行されたインタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』をプレビューします。
第二回目のプレビューは、豊田啓介・蔡佳萱・酒井康介/noizのインタビュー「コンピューテーショナル・デザインを武器に、デザインと戦略を提供する」と、齋藤精一/Rhizomatiks Architectureのインタビュー「アートの手段を用いながら建築や都市のフレームワークを構築する」の一部を紹介します。

 本書はユウブックス の1作目『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の続編です。

 「建築家の職能の拡張」を共通のテーマにしながらも、『リノベーションプラス』が「探求と生活の両立」であるならば、今作は「探求の延長にある領域で、フィーについて考える」に編集者の個人的な関心が移ったことも反映されました。

 具体的には設計業務を遂行するうえで、それをより良いものとするために自然と考察し、手掛けることになる領域、つまり建物のソフトの部分に関わってくる「企画」「リサーチ」「コンサルティング」といった、“設計周辺”に積極的に携わることの可能性を探っています。

 取材を通し、ソフト面でも提案した価値に見合う対価を得ること、それがアトリエ系設計事務所の置かれた経営状況をより良い方向に導き、ひいては設計者の地位の向上につながるのではと、建築家の方々には教えていただきました。

 もちろんそれらの領域への進出が仕事を取るための工夫、フィーについての試行錯誤、といった側面だけで行われているわけでは決してありません。
 多くが社会問題を解決し、またよりよい設計ができるような環境を整えたり、多様化する社会にプロジェクトを対応させたり、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家らしい視点でより広く社会に良い影響を与える手法について深く考え、試みられています。
 ちなみに、いわゆる“上流工程”に建築家が関わることの意味とは何か、についても巻頭鼎談では熱く議論が交わされました。

 本書ではこのように、社会と同時に建築界に対し、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っています。

 ぜひご一読いただけましたら幸いです。

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(1)、山道拓人・千葉元生・西川日満里(ツバメアーキテクツ)と古澤大輔・籾山真人(リライト)

5,990.56 インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(1)、山道拓人・千葉元生・西川日満里(ツバメアーキテクツ)と古澤大輔・籾山真人(リライト)

インタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』のプレビュー(1)、山道拓人・千葉元生・西川日満里(ツバメアーキテクツ)と古澤大輔・籾山真人(リライト)

ユウブックスから刊行されたインタビュー集『アーキテクトプラス “設計周辺”を巻き込む』をプレビューします。
第一回目は、山道拓人・千葉元生・西川日満里/ツバメアーキテクツのインタビュー「空間をつくる『Design』とプロジェクトをつくる『Lab』の二部門構成でソーシャルテクトニクスを体現する」と、古澤大輔・籾山真人/リライトのインタビュー「ハード(建築)とソフト(仕掛け)を融合させた〝場所づくり〟を実践」の一部を紹介します。

 本書はユウブックス の1作目『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』の続編です。

 「建築家の職能の拡張」を共通のテーマにしながらも、『リノベーションプラス』が「探求と生活の両立」であるならば、今作は「探求の延長にある領域で、フィーについて考える」に編集者の個人的な関心が移ったことも反映されました。

 具体的には設計業務を遂行するうえで、それをより良いものとするために自然と考察し、手掛けることになる領域、つまり建物のソフトの部分に関わってくる「企画」「リサーチ」「コンサルティング」といった、“設計周辺”に積極的に携わることの可能性を探っています。

 取材を通し、ソフト面でも提案した価値に見合う対価を得ること、それがアトリエ系設計事務所の置かれた経営状況をより良い方向に導き、ひいては設計者の地位の向上につながるのではと、建築家の方々には教えていただきました。

 もちろんそれらの領域への進出が仕事を取るための工夫、フィーについての試行錯誤、といった側面だけで行われているわけでは決してありません。
 多くが社会問題を解決し、またよりよい設計ができるような環境を整えたり、多様化する社会にプロジェクトを対応させたり、歴史文化やコミュニティに貢献する事業を生み出すなど、建築家らしい視点でより広く社会に良い影響を与える手法について深く考え、試みられています。
 ちなみに、いわゆる“上流工程”に建築家が関わることの意味とは何か、についても巻頭鼎談では熱く議論が交わされました。

 本書ではこのように、社会と同時に建築界に対し、建築家が“設計周辺”に職能を広げることへの可能性を探っています。

 ぜひご一読いただけましたら幸いです。

書籍『看板建築 昭和の商店と暮らし』
サムネイル:書籍『看板建築 昭和の商店と暮らし』

639.90 書籍『看板建築 昭和の商店と暮らし』

書籍『看板建築 昭和の商店と暮らし』がamazonで発売されています。リンク先のamazonのページでプレビュー画像が10枚掲載されています。この書籍の「立面図と写真の解説文、冒頭の解説、コラム」をゼネコン設計部勤務のJun-Junが手掛けており、その依頼された背景はこちらのブログに掲載されています。設計業務の傍らtwitterinstagramで自身が描いた看板建築の立面図をウェブ発信していたことが今回の書籍につながったとの事。

昭和レトロの味な建築「看板建築」の物件を撮りおろし&貴重なフィルム写真で大解剖!

現存する看板建築店舗10件へのインタビュー取材、失われた看板建築アーカイブから、懐かしい昭和の暮らしを見て・読んで・楽しむビジュアルブック。

建築家の藤森照信氏らが命名した、店舗兼住宅の一形式。その多くは関東大震災後の復興期に現れた木造建ての建物で、
その正面だけを銅板やモルタル、タイルなどの素材で覆い、装飾した商店建築(町家)のことをいう。
建築家の手によらない自由奔放で愛らしいデザインが今なお人気が高い。

<取材先>
万定フルーツパーラー(東京都文京区)
岡昌裏地ボタン店(東京都千代田区)
湯浅物産館(神奈川県鎌倉市)
一不二(東京都中央区)
山本歯科医院(東京都千代田区)
たから湯(埼玉県秩父市)
星野写真館(神奈川県鎌倉市)
江戸屋(東京都中央区)
藤太軒理容所(東京都西多摩郡)
パリー食堂(埼玉県秩父市)

藤本壮介の新しい書籍『建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます』
サムネイル:藤本壮介の新しい書籍『建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます』

798.56 藤本壮介の新しい書籍『建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます』

藤本壮介の新しい書籍『建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます』がamazonで発売されています。出版社のサイトに中身のプレビュー画像等が掲載されています。著者は藤本壮介・瀧口範子です。

建築家藤本壮介が、建築が生まれる源泉を語った貴重な1冊。藤本氏の思考と素顔に、ジャーナリストの瀧口範子氏が迫る。多様で不可思議で矛盾に満ちた世界に、誠実に向き合ってきた藤本氏。建築を志したきっかけから、事務所設立までの日々を振り返る。また代表作品の背景にある、施主との関係やチームでの設計がひも解かれ、さらに未来に見る夢が素直な言葉で語りおろされている。

『住宅建築2019年6月号』に掲載された、大松俊紀による論考「ミケランジェロの空」のプレビュー

732.18 『住宅建築2019年6月号』に掲載された、大松俊紀による論考「ミケランジェロの空」のプレビュー

『住宅建築2019年6月号』に掲載された、大松俊紀による論考「ミケランジェロの空」のプレビュー

住宅建築2019年6月号』に掲載された、大松俊紀による論考「ミケランジェロの空」をプレビューします。

ミケランジェロの空  大松俊紀

 イタリア、ルネサンスの時代に活躍したミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564年)。彼が関わった建築は14作品とされており、彫刻家でもあったミケランジェロですが、細かな装飾や絵がなく抽象化された彫刻として、「空白の間」となっている作品もあります。ミケランジェロはどのようなことを考えて建築を創造したのでしょうか。没後約450年を迎え、建築家の大松俊紀さんが残された建築からミケランジェロの建築を振り返ります。

大西麻貴+百田有希、能作淳平、魚谷繁礼、増田信吾+大坪克亘を取り上げた、TOTO通信2019年春号「客を招く間取り」のオンライン版

1,067.01 大西麻貴+百田有希、能作淳平、魚谷繁礼、増田信吾+大坪克亘を取り上げた、TOTO通信2019年春号「客を招く間取り」のオンライン版

大西麻貴+百田有希能作淳平魚谷繁礼増田信吾+大坪克亘を取り上げた、TOTO通信2019年春号「客を招く間取り」のオンライン版が公開されています。

家の間取りは多様化している。
特徴的な間取りが次々と現れ、人の生き方や暮らし方の多様さを反映しているかのようだ。
一方で住まいの歴史を振り返ると、間取りには基本形があり、とりわけ座敷や応接間などの接客のスペースは、住宅の要でもあった。
その接客のスペースが、あまり見られなくなってきている。
それが現代のライフスタイルの潮流だとしても、まだ絶えたわけではない。
これから先、家を開き、社会との接点を住宅に求めるならば、接客文化から得られるヒントもあるにちがいない。
では、接客のためには、どのような建築をつくればよいのか。
座敷や応接間などの基本形は大切だが、それだけではない。
新しい試みも含めて、客を招く間取りを特集する。

古澤大輔・TNA・吉村靖孝・古谷デザイン・伊達翔+後藤周平らの作品が掲載された『住宅特集 2019年5月号 特集:まちに暮らす楽しさ』
サムネイル:古澤大輔・TNA・吉村靖孝・古谷デザイン・伊達翔+後藤周平らの作品が掲載された『住宅特集 2019年5月号 特集:まちに暮らす楽しさ』

569.66 古澤大輔・TNA・吉村靖孝・古谷デザイン・伊達翔+後藤周平らの作品が掲載された『住宅特集 2019年5月号 特集:まちに暮らす楽しさ』

古澤大輔TNA吉村靖孝古谷デザイン・伊達翔+後藤周平らの作品が掲載された『住宅特集 2019年5月号 特集:まちに暮らす楽しさ』がamazonで発売されています。出版社のサイトで掲載作品のサムネイル画像を閲覧できます。

長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくり I』のプレビュー

2,163.44 長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくり I』のプレビュー

長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくり I』のプレビュー image courtesy of フリックスタジオ

長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポーザルを総括した書籍『木の國・木曽町の庁舎づくりⅠ――設計プロポーザル編:公募で設計者を選ぶ』をプレビューします。発売は2019年4月27日を予定。当プロポーザルの結果はこちらでまとめています

2020年秋に竣工予定の長野県・木曽町の本庁舎・防災センター。2017年秋に行われた設計者選定のための公募型プロポーザルには、全国から204もの案が集まり、その中から若手設計者が選ばれ話題を呼んだ。応募作品の紹介や審査のプロセスだけでなく、関係者による座談会を収録した本プロポの全貌がわかる1冊。発注者はどのように準備し、応募者はどう考えたのか。成功するプロポのヒントがみえてくる。

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