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大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットをプレゼント。スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会。初の大規模回顧展として開催される
大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットをプレゼント。スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会。初の大規模回顧展として開催される

大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会です。初の大規模回顧展として開催されます。会期は、2024年12月21日~2025年3月2日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年11月25日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

本展はスイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914–1996)と、そのパートナーであり芸術家の吉川静子(1934–2019)の二人の活動と作品を紹介するものです。吉川とミューラー=ブロックマン双方にとって初となる大規模な回顧展として開催されます。

二人はチューリッヒを拠点として芸術活動、教育活動に従事した芸術家でした。ミューラー=ブロックマンが亡くなった後も、吉川はチューリッヒで画家として晩年まで制作を続けます。二人の出会いは、1960年に東京で開催された世界デザイン会議においてでした。津田塾大学で英文学を学んだ吉川は、通訳としてこの会議に参加したのです。この世界的な会議に刺激を受けた吉川は、ドイツのウルム造形大学に留学しデザインを学んだ後、ミューラー=ブロックマンの事務所で働き始めます。信頼の絆で結ばれた二人は結婚し、生涯を共にしながら、芸術家としてそれぞれに進むべく道を開拓していきました。

吉川の芸術世界とミューラー=ブロックマンの卓越した構成的デザイン———アートとデザインという分野を超えた二人の活動の軌跡をどうぞご堪能ください。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

森美術館での展覧会「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」の入場チケットをプレゼント。蜘蛛をモチーフとした作品で知られるアーティストの展覧会。彫刻・絵画・ドローイングに加え、日記や映像などのアーカイブ資料も公開
森美術館での展覧会「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」の入場チケットをプレゼント。蜘蛛をモチーフとした作品で知られるアーティストの展覧会。彫刻・絵画・ドローイングに加え、日記や映像などのアーカイブ資料も公開展覧会ポスター
森美術館での展覧会「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」の入場チケットをプレゼント。蜘蛛をモチーフとした作品で知られるアーティストの展覧会。彫刻・絵画・ドローイングに加え、日記や映像などのアーカイブ資料も公開ルイーズ・ブルジョワ 《ママン》 1999/2002年 所蔵:森ビル株式会社(東京)

森美術館での展覧会「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
蜘蛛をモチーフとした作品で知られるアーティストの展覧会です。彫刻・絵画・ドローイングに加え、日記や映像などのアーカイブ資料も公開します。会期は、2024年9月25日~2025年1月19日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年10月15日(火)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

ルイーズ・ブルジョワ(1911年パリ生まれ、2010年ニューヨークにて没)は、20世紀を代表する最も重要なアーティストの一人です。彼女は70年にわたるキャリアの中で、インスタレーション、彫刻、ドローイング、絵画など、さまざまなメディアを用いながら、男性と女性、受動と能動、具象と抽象、意識と無意識といった二項対立に潜む緊張関係を探求しました。そして、対極にあるこれらの概念を比類なき造形力によって作品の中に共存させてきました。

ブルジョワの芸術は、彼女が幼少期に経験した、複雑で、ときにトラウマ的な出来事をインスピレーションの源としています。彼女は記憶や感情を呼び起こすことで普遍的なモチーフへと昇華させ、希望と恐怖、不安と安らぎ、罪悪感と償い、緊張と解放といった相反する感情や心理状態を表現しました。また、セクシュアリティやジェンダー、身体をモチーフにしたパフォーマンスや彫刻は、フェミニズムの文脈でも高く評価されてきました。

様々なアーティストに多大な影響を与えているブルジョワの芸術は、現在も世界の主要美術館で展示され続けています。日本では27年ぶり、また国内最大規模の個展となる本展では、約100点に及ぶ作品群を、3章構成で紹介し、その活動の全貌に迫ります。

本展の副題「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」はハンカチに刺繍で言葉を綴った晩年の作品からの引用です。この言葉は、ブルジョワの感情のゆらぎや両義性を暗示しつつ、ブラックユーモアのセンスをも感じさせます。自らを逆境を生き抜いた「サバイバー」だと考えていたルイーズ・ブルジョワ。生きることへの強い意志を表現するその作品群は、戦争や自然災害、病気など、人類が直面する、ときに「地獄」のような苦しみを克服するヒントを与えてくれることでしょう。

以下に、詳細な情報を掲載します。

SOMPO美術館での展覧会「カナレットとヴェネツィアの輝き」の入場チケットをプレゼント。18世紀の“ヴェドゥータ(景観画)”の巨匠の展覧会。アルド・ロッシが自身の概念“類推的都市”を説明する為に言及した画家でもある
SOMPO美術館での展覧会「カナレットとヴェネツィアの輝き」の入場チケットをプレゼント。18世紀の“ヴェドゥータ(景観画)”の巨匠の展覧会。アルド・ロッシが自身の概念“類推的都市”を説明する為に言及した画家でもある展覧会ポスター image courtesy of SOMPO美術館
SOMPO美術館での展覧会「カナレットとヴェネツィアの輝き」の入場チケットをプレゼント。18世紀の“ヴェドゥータ(景観画)”の巨匠の展覧会。アルド・ロッシが自身の概念“類推的都市”を説明する為に言及した画家でもあるカナレット《カナル・グランデのレガッタ》、1730-1739年頃、ボウズ美術館、ダラム The Bowes Museum, Barnard Castle, Co. Durham,England

SOMPO美術館での展覧会「カナレットとヴェネツィアの輝き」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
18世紀の“ヴェドゥータ(景観画)”の巨匠の展覧会です。また、アルド・ロッシが自身の概念“類推的都市”を説明する為に言及した画家でもあります。会期は、2024年10月12日~2024年12月28日まで。展覧会の公式ページはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年10月4日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

18世紀、ヴェドゥータの巨匠 日本初の展覧会

ヴェドゥータ(景観画)の巨匠カナレット(1697-1768)の全貌を紹介する日本で初めての展覧会です。スコットランド国立美術館など英国コレクションを中心に、油彩、素描、版画など約60点で構成します。カナレットによる緻密かつ壮麗なヴェネツィアの描写を通じ、18世紀の景観画というジャンルの成立過程をたどるとともに、その伝統を継承し、ヴェネツィアの新たなイメージを開拓していった19世紀の画家たちの作品もあわせてご紹介します。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする
MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする共用部から店舗(上階)を見る。 photo©Stefan Ruiz
MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする2階と1階を繋ぐ階段。 photo©Stefan Ruiz
MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする店舗(下階) photo©Stefan Ruiz

MVRDVが設計した、中国・香港の「Sotheby’s Maison」です。
世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗の計画です。建築家は、伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案しました。そして、上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間としました。


こちらはリリーステキストの翻訳です

新しいサザビーズメゾンのインテリアデザインにより、香港に世界屈指のパブリックアートと文化の拠点が誕生

MVRDVは、香港の高級ショッピングスポットであるランドマーク・チャーターの賑やかな一角を一変させ、世界屈指のオークションハウスであるサザビーズの新しい店舗をデザインしました。道教の二元性とダイナミックな変化の原理から影響を受けたインテリアデザインのメゾンには、2つの明確な雰囲気が存在します。明るく開放的な上層階はギャラリースペースとなっており、サザビーズがキュレーションした商品体験で、アート作品や高級品をゆっくりとご覧いただけます。一方、下層階には、没入型の体験とアート作品との親密な出会いを楽しむためのドラマチックな空間が設けられています。

新しいサザビーズのメゾンは、香港の中心部、チャーター・ロードとペダー・ストリートの角に位置しています。香港の階層的な歩行者環境のおかげで、ランドマーク・チャーターのこのエリアを訪れる月間130万人の来客の大半は、通りからスカイブリッジやエスカレーターを使って2階から入店します。

ここでは、デザインによって、かつては7つの個別の小売店舗であったものを5つの「サロン」という一連のまとまったものに統合し、アート作品や高級品を即座に購入できる状態で展示しています。各サロンはそれぞれ異なるテーマに焦点を当てています。さらに、サザビーズの食品および飲料体験ができる店舗が1階に間もなくオープンし、サザビーズ・メゾンがより幅広い一般の人々にとってさらに利用しやすいことを確かなものにします。

サロンの柔軟な白いスペースはサザビーズのDNAからインスピレーションを得た素材パレットによって引き立てられています。ウォールナットや大理石などの自然で高貴な素材を使用し、シャンパンカラーのスティールやサザビーズの青みがかった色調がアクセントとして加えられています。このメゾンのフロアは、できる限り全体を自由に探検できるように、途切れのないバリアフリー空間を提供しています。このようにして、このデザインは、販売スペース内に一種のウォークスルー形式のギャラリーを形成し、メゾンを世界でも有数の公共のアートと文化の中心地のひとつにしています。

「私たちのサザビーズ・メゾンは長い時間をかけて作り上げてきました」と、サザビーズ・アジアのマネージング・ディレクター、ネイサン・ドラヒは語ります。「香港にあるこの最先端のスペースに対する私たちの目標は、世界中の訪問者にとって文化の中心地となることです。ここは、アートと文化を愛する多くの世代の人々が集まり、素晴らしい作品や体験に触れ、インスピレーションを受ける場所です。皆さまを香港の中心にあるサザビーズで、別世界へとご案内します」

「私たちは、有名なオークションハウスを、一般の人が訪れるような場所ではない、ある種『エリート』な空間だと考えることに慣れているかもしれません」と、MVRDVの共同設立者であるヤコブ・ファン・ライスは語ります。「私たちは、一般の人々と貴重なアートコレクションとの間の障壁が再び想像され、アートが新しく大胆な形でアクセス可能になる空間を構想しました。2階は、常に変化するショーケースとなり、一般公開される唯一の期間に、個人コレクションに保管されている貴重な品々を鑑賞する機会を提供します。一方、1階の落ち着いた思索的な雰囲気は、サザビーズのキュレーションにより厳選されたアート作品と来館者が1対1で向き合う体験ができる場所であり、2階の活気あふれる雰囲気とは完全な対照をなしています」

アーティストのシアスター・ゲイツによる講演の動画。森美術館で2024年4月に行われたもの。日本語字幕付 アーティスト塩田千春の、大阪中之島美術館での展覧会「塩田千春 つながる私(アイ)」の入場チケットをプレゼント。新作のインスタレーションを中心に絵画・ドローイング・映像なども展示。出身地大阪での16年ぶりの大規模個展
アーティスト塩田千春の、大阪中之島美術館での展覧会「塩田千春 つながる私(アイ)」の入場チケットをプレゼント。新作のインスタレーションを中心に絵画・ドローイング・映像なども展示。出身地大阪での16年ぶりの大規模個展展覧会ポスター image courtesy of 大阪中之島美術館
アーティスト塩田千春の、大阪中之島美術館での展覧会「塩田千春 つながる私(アイ)」の入場チケットをプレゼント。新作のインスタレーションを中心に絵画・ドローイング・映像なども展示。出身地大阪での16年ぶりの大規模個展塩田千春 《家から家》2022年 写真:Sunhi Mang ©JASPAR, Tokyo, 2024 and Chiharu Shiota

アーティスト塩田千春の、大阪中之島美術館での展覧会「塩田千春 つながる私(アイ)」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
新作のインスタレーションを中心に絵画・ドローイング・映像なども展示されます。また、出身地大阪での16年ぶりの大規模個展です。
会期は、2024年9月14日~2024年12月1日まで。展覧会の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年  9月6日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

塩田千春(1972年生まれ)の出身地・大阪で、16年ぶりに開催する大規模な個展です。
現在ベルリンを拠点として国際的に活躍する塩田は、「生と死」という人間の根源的な問題に向き合い、作品を通じて「生きることとは何か」、「存在とは何か」を問い続けています。

本展は、全世界的な感染症の蔓延を経験した私たちが、否応なしに意識した他者との「つながり」に、3つの【アイ】-「私/I」、「目/EYE」、「愛/ai」を通じてアプローチしようというものです。それぞれの要素はさまざまに作用し合いながら、わたしたちと周縁の存在をつないでいると考えます。インスタレーションを中心に絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を通じて、本展が 「つながる私」との親密な対話の時間となることでしょう。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

チョウ・ミンスクとハンス・ウルリッヒ・オブリストの対談の動画。チョウが設計した2024年のサーペンタイン・パヴィリオンをテーマに開催。2024年6月に行われたもの

チョウ・ミンスクハンス・ウルリッヒ・オブリストの対談の動画です。チョウが設計した2024年のサーペンタイン・パヴィリオンをテーマに開催されました。2024年6月7日に行われたものです。アーキテクチャーフォトでは、チョウが設計したサーペンタイン・パヴィリオンを特集記事として掲載しています。

2025年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーターに、青木淳が決定。テーマは「中立点-生成AIとの未来」。キュラトリアルアドバイザーに家村珠代、出展作家に藤倉麻子+大村高広と砂木が名を連ねる
2025年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーターに、青木淳が決定。テーマは「中立点-生成AIとの未来」。キュラトリアルアドバイザーに家村珠代、出展作家に藤倉麻子+大村高広と砂木が名を連ねるヴェネチア日本館改修イメージ図 image©藤倉麻子+大村高広

2025年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーターに、青木淳が決定しました。
テーマは「中立点-生成AIとの未来」です。キュラトリアルアドバイザーに家村珠代、出展作家に藤倉麻子大村高広砂木(木内俊克、砂山太一)が名を連らねています。展覧会の会期は2025年5月10日~11月23日。

キュレーターを務める青木淳によるステートメント

幾何級数的なデジタル技術の進化のなか、ごく近い将来、生成AIが私たちの社会、環境、あるいは私たちの内面をも、まったく異なる様相に変えてしまうのではないかという不安が、現在、全世界を覆っています。とくに日本は、SNSなどデジタル技術の普及のなかで、ポリティカルにコレクトで、ただミスや欠点がない、最大公約数的で凡庸な社会に向かって突き進んでいるように思われます。
たしかに生成AIから返ってくるのは、既存データの総合から導き出されたもっとも間違えの少ない回答で、私たちはついついそれを「正解」と捉えがちです。しかし、その先に待っているのは、人間が生成AIに従う、生成AIが人間に代わって主体となる社会でしょう。

しかし、日本には、「間」という観念の歴史があります。「間」とは、古来、日常的な意味での「あいだ」である以上に、2つの事物の応答(対話)が孕むテンションであり、そのテンションのふるまいがひとつの虚なる主体として潜在するという観念でした。この伝統に倣うなら、主体を人間に置くのでも、生成AIに置くのでもなく、そのあいだの虚なる「中立点」つまり「対話」に主体を措定することに賭けてみる価値があると考えられますし、ここで提案するのもまさにその試みの実践です。人間も間違えるし、生成AIも間違える。その間違えと間違えとのやりとりのなかから、それらどちらにも属さない創造的な「つくること」が生まれるのではないか。まだ生成AIが揺籃期にあるうちに、生成AIとの生産的な付き合い方を確立し、それを今後の生成AIの進化の方向付けに役立てられないか、というのが狙いです。

今回は、「日本館」そのものをその試みの対象とします。生成AIを「日本館」を構成する複数の部位に憑依させ、それら生成AIとのギクシャクした対話のなかから、「日本館」をフィクショナルに、またアクチュアルに「改装」することを通して、人間と生成AIの「中立点」という主体を浮かび上がらせようとするものです。

リリーステキストより

以下に、出展作家による画像と、キュレーター指名コンペ参加者が作成した展示プランの資料へのリンクも掲載します。

彫刻家の舟越桂の、彫刻の森美術館での展覧会「舟越桂 森へ行く日」の入場チケットをプレゼント。“人間とは何かを問い続けた”作家の、“作品の変遷”と“創作の源となる視線”に迫る内容。デッサン・メモ・実際に使った道具類も展示
彫刻家の舟越桂の、彫刻の森美術館での展覧会「舟越桂 森へ行く日」の入場チケットをプレゼント。“人間とは何かを問い続けた”作家の、“作品の変遷”と“創作の源となる視線”に迫る内容。デッサン・メモ・実際に使った道具類も展示《樹の水の音》2019年、楠に彩色、大理石 、93×46.5×31cm、西村画廊蔵  ※この写真は所蔵者の許可を得て撮影しています。実際の展示風景と異なります。 photo:今井智己、©Katsura Funakoshi Courtesy of Nishimura Gallery

彫刻家の舟越桂の、彫刻の森美術館での展覧会「舟越桂 森へ行く日」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
“人間とは何かを問い続けた”作家の、“作品の変遷”と“創作の源となる視線”に迫る内容です。デッサン・メモ・実際に使った道具類も展示されます。
会期は、2024年7月26日~2024年11月4日まで。展覧会の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年7月29日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

自然の中で人々と芸術家が交流する場として誕生した日本で初めての野外彫刻美術館である『彫刻の森美術館』。作品は芸術家の言葉であると考える当館が、周年を記念した展覧会にと2023年3月に舟越桂氏に依頼したことから本展の企画が始まり準備が進められてきましたが、2024年3月29日 舟越桂氏が逝去されました。本展は、最期までこの展覧会の実現を望み、励んでくださった作家本人の意思と、ご遺族の意向を尊重し開催されます。

~森へ行く日~
「遠い目の人がいる。
自分の中を見つめているような遠い目をしている人がときどきいる。
もっとも遠いものとは、自分自身なのかもしれない。
世界を知ることとは、自分自身を知ることという一節を思い出す。
私が感じている人間の姿を代表し、象徴してくれるような個人に出会った時、
私はその人の像を作ってみたいと思う。」
(創作メモより)

遠くを見つめるまなざしを持った静かな佇まいの人物像で知られる彫刻家 舟越桂。生涯を通じて人間とは何かを問い続けた彫刻家の作品の変遷とその創作の源となる視線に迫ります。

聖母子像や性別を感じさせない静謐な空気をまとった人物像は、その後、人間という存在の大きさや不思議さを象徴する山のようなイメージの人物像や、「祈り」の思いや行為に人間の姿を与えたという考えに至った「水に映る月蝕」(2004年)、そして東日本大震災がきっかけとなって制作された「海にとどく手」(2016年)、さらに両性具有の身体と長い耳を持った、人間を見つづける存在としての「スフィンクス」へ辿り着きます。一貫して人間の存在をテーマにしながら、様々に変容を遂げる作品を舟越は自ら「心象人物」と名付けました。

「手と目と頭を使って人間の像を作ることで、思考だけでの理解を越えて、人間を把握することに変わっていかないだろうか。その時間のつみかさねで、私も人間について考えていると思いたい。」
『言葉の降る森』角川書店

具体的には目に見えない、しかし現実に人間がその回りに抱える問題、祈りや思いなどに人間の姿を与えながら、人間について考えることで舟越は「人は皆それぞれ、たった一度の人生を生きていく初めての存在なのだ」ということを証明するための物語を紡ぎ出そうとしていたのではないでしょうか。

本展が、自分と出会う場として、自分と向き合う時間として、皆様に届くことを願っております。

リリーステキストより

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美術家の内藤礼の、東京国立博物館での展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」の入場チケットをプレゼント。“根源的な生の光景”を生み出す作家の展示。収蔵品や建築空間を読み解き、“あらたな空間作品”を制作。長年閉ざされていた“鎧戸”を開放して自然光の下での作品鑑賞の体験も提供
美術家の内藤礼の、東京国立博物館での展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」の入場チケットをプレゼント。“根源的な生の光景”を生み出す作家の展示。収蔵品や建築空間を読み解き、“あらたな空間作品”を制作。長年閉ざされていた“鎧戸”を開放して自然光の下での作品鑑賞の体験も提供展覧会チラシ、使用図版:重要文化財 足形付土製品(部分) 新潟県村上市 上山遺跡出土 縄文時代(後期)・前2000~前1000年 撮影:畠山直哉

美術家の内藤礼の、東京国立博物館での展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
“根源的な生の光景”を生み出す作家の展示です。作家は、東京国立博物館の収蔵品や建築空間を読み解き、“あらたな空間作品”を制作しました。また、長年閉ざされていた“鎧戸”を開放して自然光の下での作品鑑賞の体験も提供されます。
会期は、2024年9月23日まで。展覧会の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年7月29日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

太陽が形づくる光と影、地が生成する水や石、大気が織りなす風や雨。美術家・内藤礼は、私たちの傍らにある自然の諸要素と日常のささやかな事物を受け止めることで、私たちが日々見過ごしがちな世界の片隅に宿る情景、知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を出現させてきました。精緻に構想されるその作品の世界は、その場を訪れる人をそれぞれの沈潜にいざないます。

本展は、150年の歴史を持つ東京国立博物館の収蔵品、その建築空間と内藤との出会いから始まりました。1万数千年という時を超え、内藤は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出しました。それは、自然・命への畏れと祈りから生まれたものであり、作家はそこに「生の内と外を貫く慈悲」を感じたといいます。生の求めに迫られてつくりだされた一つ一つの土製品は、人間本来の姿を私たちに伝えるようです。会期中、自然光に照らし出される展示室では、かつて太陽とともにあった生と死を、人と動植物、人と自然のあわいに起こる親密な協和を、そっと浮かび上がらせます。

色彩に生を、風景に物語を、光に祈りを見出す内藤の作品は、縷々として尽きることなく私たちの世界を満たしてきた、遥か遠い時代から続く創造の営みを想起させます。そこには、人間が繰り返してきた「つくる」ということ、今につながる「生きる」ということへの希求が垣間見られます。時空を超えた交感がなされる会場は、空間よりも広く、時間よりも深く、目には見えない存在、耳では聞こえない声の確かさを感じ取る契機となることでしょう。本展の体験を通して、原始この地上で生きた人々と、現代を生きる私たちに通ずる精神世界、創造の力を感じていただけたら幸いです。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

ゲルハルト・リヒターによる彫刻作品「STRIP-TOWER」。自身の“ストリップ・ペインティング”の手法を用いて制作。ロンドンのケンジントン・ガーデンズで期間限定で公開
ゲルハルト・リヒターによる彫刻作品「STRIP-TOWER」。自身の“ストリップ・ペインティング”の手法を用いて制作。ロンドンのケンジントン・ガーデンズで期間限定で公開Image: STRIP-TOWER (2023) by Gerhard Richter © 2024, Gerhard Richter, Prudence Cuming Associates
ゲルハルト・リヒターによる彫刻作品「STRIP-TOWER」。自身の“ストリップ・ペインティング”の手法を用いて制作。ロンドンのケンジントン・ガーデンズで期間限定で公開Image: STRIP-TOWER (2023) by Gerhard Richter © 2024, Gerhard Richter, Prudence Cuming Associates
ゲルハルト・リヒターによる彫刻作品「STRIP-TOWER」。自身の“ストリップ・ペインティング”の手法を用いて制作。ロンドンのケンジントン・ガーデンズで期間限定で公開Image: STRIP-TOWER (2023) by Gerhard Richter © 2024, Gerhard Richter, Prudence Cuming Associates

ゲルハルト・リヒターによる彫刻作品「STRIP-TOWER」です。
ロンドンのケンジントン・ガーデンズで期間限定で公開されています。会期は2024年10月27日まで。


こちらはプレスリリースの抄訳です

サーペンタインと英国王立公園は、ドイツ人アーティスト、ゲルハルト・リヒター(1932年ドイツ・ドレスデン生まれ、ケルン在住)の大型彫刻作品を発表しました。作品名は、「STRIP-TOWER」(2023年)で、ケンジントン・ガーデンズのサーペンタイン・サウスの台座に設置ました。この作品は、1970年にサーペンタインが設立されて以来、英国王立公園で長年続けられてきた公開プレゼンテーションの最新作です。

「STRIP-TOWER」は、リヒターが60年以上にわたって実践してきた絵画、写真、デジタル複製、抽象の探求と自己探求のアプローチを発展させたものです。

リヒターは2010年に「Abstract Painting 724-4」(1990)と題された以前の「スキージー・ペインティング」に触発され、「ストリップ・ペインティング」シリーズの制作を開始しました。この絵画は写真に撮られ、ソフトウェア・プログラムのサポートにより、スキャンされデジタル処理され、2つ、4つ、8つ、16つ、32の短冊に分割されました。そして、絵画の縦縞を水平に伸ばした後、アルミニウムにラミネートし、パースピレックスで覆うというものです。「STRIP-TOWER」も同様の手法で、カラフルなストライプのセラミック・タイルが2枚の垂直なパネルを覆っています。垂直の細いストライプが緻密な構図を形成し、パネルが交差することで、来場者もその中に立つことができる断面が生まれています。

チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造る
チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造るSerpentine Pavilion 2024, Archipelagic Void, designed by Minsuk Cho, Mass Studies © Mass Studies Photo: Iwan Baan Courtesy: Serpentine
チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造るSerpentine Pavilion 2024, Archipelagic Void, designed by Minsuk Cho, Mass Studies © Mass Studies Photo: Iwan Baan Courtesy: Serpentine
チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造るSerpentine Pavilion 2024, Archipelagic Void, designed by Minsuk Cho, Mass Studies © Mass Studies Photo: Iwan Baan Courtesy: Serpentine
チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造るSerpentine Pavilion 2024, Archipelagic Void, designed by Minsuk Cho, Mass Studies © Mass Studies Photo: Iwan Baan Courtesy: Serpentine

チョウ・ミンスク / マス・スタディーズが設計した、イギリス・ロンドンの、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」です。
毎年1組が選定され造られる期間限定の建築です。建築家は、歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向しました。そして、ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造りました。公開期間は、2024年6月7日~10月27日です。施設の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です

第23回サーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」は、ソウルを拠点とする韓国の建築家チョ・ミンスクと彼の事務所マススタディーズが設計し、2024年6月7日に一般公開されます。また、ゴールドマン・サックスは10年連続でこのプロジェクトを支援しています。

特別キュレーションのアクティベーション・シーズンの幕開けとなる第23回サーペンタイン・パヴィリオンでは、新しいコミッションによるサウンドスケープ、ライブラリー、一連のパフォーマンスやトークショーが開催されます

5つの「島」で構成されるパビリオンの各構造物は、大きさ、形、名前、目的がユニークで、6月から10月までのサーペンタインのライブ・プログラムに多面的なプラットフォームを提供します。

パヴィリオンの主要入口となるギャラリーでは、音楽家・作曲家のチャン・ヨンギュが制作した6チャンネルのサウンド・インスタレーション「The Willow is in the Summer and Moonlight in Autumn」が上演されます。パヴィリオンの周囲の環境からインスピレーションを得たチャンは、ケンジントン・ガーデンで録音した自然や人間の活動から得た音を、伝統的な韓国の声楽や楽器に取り入れました。特徴的な音色とメロディーは、季節の変化をトレースしています。それらは常に変化し続ける公園の景観と生態系に呼応しています。

アーティストのヘマン・チョンとアーキビストのレニー・スタールによる未読本図書館は、パヴィリオンの北側に設置されます。「生きた」参考図書館として機能するアート作品として構想され、各書籍は、共通の知識のプールを形成するために、前の所有者から寄贈されたものです。来館者は、手持ちの未読本の寄贈を歓迎され、コレクションを増やしていくことができます。これらのタイトルにアクセスできるようにすることで、未読本図書館は集合的なジェスチャーとして機能し、アクセスと流通の概念に取り組んでいます。

サーペンタインビルディングの歴史にちなみ、ティーハウスはパヴィリオンの東側に位置します。ジェームズ・グレイ・ウェストの設計によるサーペンタイン・サウス・ビルディングは1934年にオープンし、当初は1960年代初頭までティーハウスとして機能していましたが、1970年にアートギャラリーとして再オープンしました。

屋外で遊べるスペースとして、パヴィリオンにはプレイ・タワーもあります。鮮やかなオレンジ色のネットスケープで覆われたピラミッド型の構造で、来場者が登って交流できるようになっています。

西側には、5つの「島」の中で最大の建造物であるオーディトリアムがあります。内壁にベンチが設置されたこのスペースは、市民が集い、パフォーマンスやトークを行う場所となります。2024年6月7日(金)に、チョウ・ミンスクがサーペンタイン・アーティスティック・ディレクターのハンス・ウルリッヒ・オブリストと対談し、今年のパビリオンの背後にあるインスピレーション、チョウの建築へのアプローチ、コミッションの歴史について語ります。

また、サーペンタイン・ パヴィリオン2024は、アーティストたちが新しいサイトスペシフィック作品を創作する、音楽、詩、パフォーマンス、ダンスなどのライブな出会いの場として毎年開催される学際的なプラットフォーム、サーペンタインのパークナイトの会場にもなります。

ル・コルビュジエの“美術作品”に焦点をあてる展覧会「もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」の入場チケットをプレゼント。近代建築を代表する建築家の油彩・素描・版画・タピスリー・彫刻など約130点の作品を展示。創作活動の根底にあった絵画への情熱を紹介する内容。まとまった作品群の公開は約30年ぶり
ル・コルビュジエの“美術作品”に焦点をあてる展覧会「もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」の入場チケットをプレゼント。近代建築を代表する建築家の油彩・素描・版画・タピスリー・彫刻など約130点の作品を展示。創作活動の根底にあった絵画への情熱を紹介する内容。まとまった作品群の公開は約30年ぶりル・コルビュジエ「奇妙な鳥と牡牛」、タピスリー、1957年、大成建設所蔵 image courtesy of 公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館

ル・コルビュジエの“美術作品”に焦点をあてる展覧会「もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。

近代建築を代表する建築家の油彩・素描・版画・タピスリー・彫刻など約130点の作品が展示されます。創作活動の根底にあった絵画への情熱を紹介する内容です。また、まとまった作品群の公開は約30年ぶりとのこと。
会期中には、古谷誠章、藤井由理、青木淳、加藤道夫、中村研一、隈研吾が其々に参加する講演会も企画されています。加えて、ギャルリー・タイセイ林美佐によるギャラリートークも計4回行われます。

会期は、2024年6月25日~2024年8月12日。会場となる大倉集古館の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年6月17日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

「私の探求や知的生産の根底の秘密は、絶え間ない絵画実践のなかにあるのです。」

フランスを拠点に活動した建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)は、7か国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、20世紀を代表する重要な建築家として高く評価されていますが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られています。

本展では、世界有数の所蔵作品をもつ大成建設ル・コルビュジエ・コレクションの中から約130点の作品を展示することで、ル・コルビュジエの美術作家としての側面をご紹介いたします。

本コレクションの素描やパピエ・コレ作品がまとまって公開されるのはおよそ30年ぶりのことです。本展をご覧いただくことで、建築を含めたル・コルビュジエのすべての創作活動の根底にあった、彼の絵画への情熱に気づいていただけることと思います。

※(“Le Corbusier Lui Meme”(『ル・コルビュジエ みずから語る生涯』 P250)

リリーステキストより

以下に、写真と詳細な情報を掲載します。

妹島和世が監修するパヴィリオンなども公開される、イベント「PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間」が東京都庭園美術館で開催。日本ロレックスの主催で行われ、妹島も参加するシンポジウムや、名和晃平・目/me・小牟田悠介による作品展示も実施

妹島和世が監修するパヴィリオンなども公開される、イベント「PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間」が東京都庭園美術館で開催。日本ロレックスの主催で行われ、妹島も参加するシンポジウムや、名和晃平・目/me・小牟田悠介による作品展示も実施されます。開催日は、2024年4⽉19日。観覧料は無料(但し、通常の美術館展覧会観覧料または庭園入場料が必要)。

日本ロレックスは2024年4月19日(金)に東京都庭園美術館の協力のもと、1日限定のアートイベント「PERPETUAL MOMENT − 自然の中の時間」を開催いたします。

朝香宮鳩彦王の邸宅として1933年に建築されたアールデコ様式の歴史ある建造物であり、国の重要文化財に指定されている東京都庭園美術館の緑豊かな自然の中で展開される、この日だけの特別なイベントです。

スイス連邦工科大学ローザンヌ校のロレックスラーニングセンターを手掛け、ロレックスの様々な活動においても深い関わりがある、東京都庭園美術館館長で建築家の妹島和世氏がイベントホストを務めます。

当日は西洋庭園にて妹島和世氏監修によるこの日限りのパビリオン、名和晃平氏・目/me・小牟田悠介氏による過去・現在・未来をテーマとしたアートインスタレーション、その制作背景について妹島和世氏と語るシンポジウム、そして原摩利彦氏によるサウンド・インスタレーションや建築家のEnric Mirallese and Benedetta Tagliabue の家具の展⽰が行われます。

庭園美術館に来られた方は誰でも観覧することができます。日々の喧騒を忘れ、ゆっくりとした自然の中の時間を東京都庭園美術館 西洋庭園にてお楽しみください。

永山祐子によるプレイグラウンドなどが体験できるイベント「Playground Becomes Dark Slowly」が日比谷公園で開催
永山祐子によるプレイグラウンドなどが体験できるイベント「Playground Becomes Dark Slowly」が日比谷公園で開催永山祐子による「はなのハンモック」(会場:第一花壇)

永山祐子によるプレイグラウンドなどが体験できるイベント「Playground Becomes Dark Slowly」が日比谷公園で開催されます。
会期は、2024年4月27日~5月12日(9:00~22:00)。入場無料、予約不要。永山に加え、アーティストの大巻伸嗣細井美裕のインスタレーションが展開されます。イベントの公式サイトはこちら

本イベントは、キュレーターを山峰潤也氏が務め、「公園という都市の隙間の中で変化していく日の光を感じながら、自然への想像力を駆り立てること」をコンセプトに大巻伸嗣氏、永山祐子氏、細井美裕氏ら3名のアーティストによるアート体験を提供します。日中は永山祐子氏の「はなのハンモック」を中心としたプレイグラウンド、夜は光を放つ大巻伸嗣氏の「Gravity and Grace」、細井美裕氏がサウンドスケープの視点から日比谷公園の音を収集し、再構築した「余白史」など、一日を通して公園での新たなアート体験をお楽しみください。

リリーステキストより

以下にその他の画像などを掲載します。

アーティストのシアスター・ゲイツの講演「ブラックスペースをつくる」の動画。国際文化会館の主催で行われ2024年3月に公開されたもの(日本語字幕付)

アーティストのシアスター・ゲイツの講演「ブラックスペースをつくる」の動画です。国際文化会館の主催で行われ2024年3月に公開されたもの。日本語字幕付です。ゲイツは2022年のサーペンタインパヴィリオンを手掛けており、アーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介していました。

世界が注目するアーティストおよび都市計画家、シアスター・ゲイツを迎え、「建築」を通して現代社会について考えるArchitalk新エピソードを配信いたします。

ゲイツ氏が、出身地シカゴで治安悪化が著しかった地域の廃屋をアートの拠点として再生させながあら場づくりの実践を各地で行っています。また、人種に起因する土地・建物売却を多く経験した地域の文化的価値に光をあてつつ、ドイツ・イギリスで古い建物のリノベーションによって地域の活性化を行ったプロジェクトなどをご紹介いただきます。また、場の歴史など建物に宿るものをふまえた建築空間の創出や有効活用方法についてもお話しいただきます。

スピーカー:シアスター・ゲイツ(アーティスト/都市計画家)
モデレーター:片岡真実(森美術館館長/国際文化会館評議員)
主催:公益財団法人国際文化会館
助成:MRAハウス、住環境財団、米日財団

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