佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・中央区日本橋本町の「武田グローバル本社 インテリアデザイン」
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・中央区日本橋本町の「武田グローバル本社 インテリアデザイン」 photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・中央区日本橋本町の「武田グローバル本社 インテリアデザイン」 photo©太田拓実

佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・中央区日本橋本町の「武田グローバル本社 インテリアデザイン」です。

武田薬品工業が東京・日本橋本町に建設した新グローバル本社のインテリアデザインのクリエイティブディレクション。

常に患者さんを第一に考え、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献するという創業以来引き継がれてきた同社の思いを汲み、人間の「生きる力」をオフィス全体の空間デザインコンセプトに設定した。

エントランスから受付、ワーキングエリアまでの一連の流れを人間の生命を育むストーリーと捉え、『生』『水』『光』『土』『木』『人』『絆』『未来』という8つの漢字のモチーフを洗練された現代的なアイコンで表現。それらを、日本企業らしい「和」を感じさせるあしらいで、壁面のアートワークやカーペット、照明などに展開した。

「生きる力」をサポートする日本発のグローバルな研究開発型のバイオ医薬品企業のアイデンティティを発信すると同時に、そこで働く多様な人たちが、同社の目指す明るい未来を共有できる空間にすることを目指したスペースブランディングプロジェクトである。

二俣公一 / ケース・リアルによる、富山のセレクトショップ「CÔTE À CÔTE(コータ・コート)」
二俣公一 / ケース・リアルによる、富山のセレクトショップ「CÔTE À CÔTE(コータ・コート)」 photo©志摩大輔

二俣公一 / ケース・リアルによる、富山のセレクトショップ「CÔTE À CÔTE(コータ・コート)」です。

老舗ブランドから新進気鋭のブランドまでを揃えるセレクトショップの計画。

区画はアーケード沿いにある4.8mという天高が特徴的な大空間で、既存空間を見た我々はこの高さを最大限に生かしたショップにしたいと考えた。

そこで店内は多彩なセレクトの背景となるような真っ白な漆喰壁をベースに、天井から吊り下げたステンレスのV字型ハンガーを整列させたシンプルな構成とした。さらに天井は、ハンガーレイアウトに合わせて空調や照明などの設備機器を徹底して整理。ステンレスと相性の良い亜鉛メッキ仕上げの既製配線ラックを用いて、ライン照明やスポットライトなどのレイアウトを行った。

また店内と同じく全面白色で仕上げたファサードは、アーケードからそのままエントランスへと流れる緩やかなアール壁を取り入れている。一方で通りと少し距離を取った構えとすることで、店内に入る瞬間に感じる世界感を強めている。

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