五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる photo©佐々木育弥
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる photo©佐々木育弥
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる photo©佐々木育弥
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「ニセコの小さな住居」。海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくる photo©佐々木育弥

五十嵐淳建築設計事務所が設計した、北海道・虻田郡の「ニセコの小さな住居」です。
海外から移り定住する若夫婦の為に計画、自然との関係の在り方を熟慮して環境と多様な距離感をもつ居場所を複数内包する建築を考案、建設費高騰も考慮し地場の工法を取り入れてつくりました。

シンガポールからニセコに移住した若い夫婦と犬1匹のための小さな住居である。

ニセコは道央の後志管内中央に位置する、東に羊蹄山、北にニセコアンヌプリの山岳に囲まれた波状傾斜の多い丘陵盆地である。
冷帯湿潤気候で平均気温は6.7℃、夏は暑く雨量は多い。冬は寒く、特別豪雪地帯に指定されている。

建築家によるテキストより

現在このエリアはインバウンド需要により地価が高騰し、同時に建設コストも高騰していることから、汎用性のない方法ではなく、地場の施工慣習に則って設計する、この地での住宅の建ち方として反復可能な方法を選んだ。フットプリントは最小に、構造は枠組壁工法のオープン工法とし、軒の出は工法による最大値とした。基礎形状や断面、暖房方式についても慣習に則った。

建築家によるテキストより

自然や環境は多様である。
コンドミニアムや別荘やキャンプのように、時どき触れ合う自然や環境と、住居のようにそこに生き続け、向き合わなければならない自然や環境は、付き合い方が大きく変わる。厳しさも豊かさであるといえるが、付き合い方や向き合い方にも多様性が必要となる。そんな地球環境との多様な距離感をつくった住居である。

建築家によるテキストより
ミナ ペルホネンの皆川明が監修した遊具。幼児の使用を想定したFRP製の遊具で、動物や自然からインスピレーションを得て形態等を構想、有機的な形態や抑制された色遣いが特徴的
ミナ ペルホネンの皆川明が監修した遊具。幼児の使用を想定したFRP製の遊具で、動物や自然からインスピレーションを得て形態等を構想、有機的な形態や抑制された色遣いが特徴的
ミナ ペルホネンの皆川明が監修した遊具。幼児の使用を想定したFRP製の遊具で、動物や自然からインスピレーションを得て形態等を構想、有機的な形態や抑制された色遣いが特徴的
ミナ ペルホネンの皆川明が監修した遊具。幼児の使用を想定したFRP製の遊具で、動物や自然からインスピレーションを得て形態等を構想、有機的な形態や抑制された色遣いが特徴的

ミナ ペルホネンの皆川明が監修した遊具です。
幼児の使用を想定したFRP製の遊具で、動物や自然からインスピレーションを得て形態等を構想、有機的な形態や抑制された色遣いが特徴的な製品となっています。ジャクエツから販売されます。

鳥が大空を舞うように羽を広げた姿に見立てています。鳥の羽や胴体に腰掛けて、羽ばたく鳥に乗って空を飛ぶような気持ちを想起させてくれます。

リリーステキストより

これは浜辺で見つけた石の形からヒントを得た遊具です。有機的で多様な局面で構成された造形の中で、子供たちは自然と身体の動きや重量との関係性を体感することができます。

リリーステキストより

これは鳥が巣の中で休んでいる姿をイメージした滑り台です。ステップを登る代わりに凹凸を自由なルートで登ることで、“滑るために登る”のではなく登る体験そのものが子供たちの自由な発想や感覚を養います。

リリーステキストより
ツバメアーキテクツによる、東京の「目黒川沿いのクリニック」。川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける
ツバメアーキテクツによる、東京の「目黒川沿いのクリニック」。川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける photo©morinakayasuaki
ツバメアーキテクツによる、東京の「目黒川沿いのクリニック」。川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける photo©morinakayasuaki
ツバメアーキテクツによる、東京の「目黒川沿いのクリニック」。川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける photo©morinakayasuaki

ツバメアーキテクツが設計した、東京の「目黒川沿いのクリニック」です。
川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける事が意図されました。

MRIの検査を行うクリニックの設計。

施主は目黒川沿いの空中階を選び、立地を活かした開放的なクリニックを要望した。

建築家によるテキストより

風景を取り込み、外を歩く人の視界に入ることも考え、川面のように波打つ天井をテーマにデザインを展開した。廊下もその天井のリズムに位置づくように全体をプランニングし、それぞれのヴォールトは検査室前の小さな居場所にも対応する。

建築家によるテキストより

川沿いの光が奥まで貫き、都市とインテリアを結びつけることを意識した。

建築家によるテキストより

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