6a・アーキテクツのウェブサイトに、ロンドンの、使用される素材・色・寸法等の組み合わせによって、他にない独特の空気感が生まれているコンセプトショップ「Blue Mountain School」の写真が29枚掲載されています。
architecture archive
アルヴァロ・シザがデザインした、エドュアルド・ソウト・デ・モウラをモチーフにした、ポルトガル銀行発行のコインの写真が1枚、domus_webに掲載されています。2017年には今年の逆で、ソウト・デ・モウラがシザをテーマにしたコインをデザインしてたようです。
スタジオ・ムンバイが既存集合住宅を改修した、広島・尾道の宿泊施設「LOG」の写真が、施設の公式サイトに掲載されています。柔らかな色彩とテクスチャーの仕上げが印象的な建築となっています。
「安藤忠雄氏の風の教会を多目的ホールに再生/19年5月から事業スタート/神戸市が賑わい創出事業に選定 」という記事が、建設ニュースに掲載されています。リンク先ニュースによれば増築も行われる計画との事ですが、安藤事務所が手掛けるのかどうかは明らかになっていません。
デイビッド・チッパーフィールドのウェブサイトに、ロンドンの、六角形平面で仕上げによるマッシブな表情が特徴的な2本の高層集合住宅「Hoxton Press」の写真と図面が10枚掲載されています。
デイビッド・チッパーフィールドによる、ドイツのベルリン博物館島の5つの施設を連結する機能も担う「ジェームズ・サイモン・ギャラリー」の写真と図面が20枚、designboomに掲載されています。オープンは2019年夏を予定しているそう。こちらに2007年6月時点での日本語で計画概要を読めるニュース記事があるのですが、そこには「完成は2012年を見込んでいる」とあるので、計画・建設が長期化された末に完成したことが伺えます。
スタジオ・カデナ(Studio Cadena)が設計した、コロンビアの、店舗名のイニシャルのMをモチーフとしているファサードの開口部の形状が特徴的なベーカリー「Masa bakery」の写真が16枚、dezeenに掲載されています。単純なアイデアにも思えますが、各所に丁寧な設計が為されていることで、単なるアイデアだけでないクオリティをもった建築になっています。
tecoの金野千恵と、Community Nurse Company代表・矢田明子の対談「ケアを暮らしの動線のなかへ、ロッジア空間を街のなかへ」が、10+1websiteに掲載されています。
サラ・マーレイによる、TEDでのトーク「住宅危機に対する遊び心いっぱいの解決法」の動画です。日本語字幕付です。
動画内で紹介されているプロジェクトのページはこちら。
隈研吾のウェブサイトに、台湾の、リサイクルコンテナを積み上げたカフェ「スターバックス花蓮湾ストア」の写真が8枚掲載されています。
台湾で有名な景勝地でも花蓮に建つ、リサイクルコンテナを使ったモバイル型カフェ。
連結して40フィートの長さになったコンテナを、90度ずつ回転しながら4層の高さまで組み上げ、大きな樹木のような透明感のある建築を作った。回転しながら積み上げることによって、多様なテラス空間も生み出すことができた。
リサイクルコンテナを利用して生まれるポーラスな「都市の森」は、軽やかなモビリティを持つ、新しいサステイナブル建築のプロトタイプとなるだろう。
隈研吾のウェブサイトに、台湾の、屋根のみが地面に置かれたような形状の廟「TAO」の写真と図面が10枚掲載されています。廟とは「祖先の霊をまつる建物」のこと。
台北の南70kmの新埔の山中に計画された、道教の神、鬼谷子をまつる道教の廟。
箱の上に屋根が乗るのではなく、オルガニックな形状の屋根だけを、大地の上に直接置いた。
屋根の端部にソリを与えて地面からめくりあげることによって、妻入りでも平入りでもない、寄棟屋根のコーナーから入るという、ユニークな形状が可能となった。
柱や梁がないように、屋根にもフレームがなく、ジョイストと野地板のみで剛性を獲得する木造ドーム構造とした。ジョイストには50mm厚の集成材を使用し、500mmピッチで配置することによって、かつてアジアの木造建築の屋根を支えていた、斗栱と同じようなリズム感を与えることが可能となった。
隈研吾のウェブサイトに、台湾での台中花博(2018)のためのパヴィリオン「台中花博台開積木概念館」の写真が13枚掲載されています。
台中花博(2018)のために計画された、一辺400mmの積木を積み上げて作った、モバイルパビリオン。
参加型のデモクラティックな建築のためのプロトタイプとして、この三角形の積木をデザインした。積木を組み合わせ、椅子、テーブル、プランターボックスから、このパビリオンのような一辺10m、高さ7mの建築まで組み合わせることができる。
積木の素材には、一般に流通している24mmのラーチ合板を用い、台湾だけでなく世界各地で「積木建築」が増殖していくことを夢みている。
イシダアーキテクツスタジオが設計した、長野・軽井沢の別荘「積葉の家」の写真が13枚、designboomに掲載されています。
アーティストのオラファー・エリアソンと建築家のゼバスティアン・べーマン(Sebastian Behmann)主宰するスタジオ・アザー・スペーシズによる、グリーンランドの、その場の氷を型枠として利用して内部空間を作っている、災害調査・ビジターセンター設計コンペの応募案の画像が公開されています。「projects」→「Ilulissat Icefjord Park, Greenland」の順にクリックしていくと画像が8枚見られます。この提案は、設計コンペの最終候補に残っていいました。コンペで設計者に選ばれたのはドルテ・マンドルップでした(画像も掲載されています)。
オラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真がdezeenに掲載されています
アーティストのオラファー・エリアソンによる、気候変動を視覚化するために、グリーンランドからロンドンに巨大な氷の塊を輸送・設置したインスタレーション「ice watch」の写真が7枚、dezeenに掲載されています。2016年11月にはパリでこのインスタレーションが行われていました。
以下は、グリーンランドで氷の塊を採取する様子の動画。

A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇が設計した、京都・左京区の店舗併設住宅「窓緑の家」です。
3階建ての店舗併設住宅である。
設計を依頼された際に建っていた既存の花屋は、小さな空間に多くの植物が溢れるばかりに並べられ、鉢や小物に至るまで店主が丁寧に選んだものと組み合わせられて独特の雰囲気を発していた。それは華やかな色とりどりの花に囲まれた非日常の風景では無く、日常の生活空間に緑や花を添えて暮らすことの豊かさが感じられるような素朴な質のものであり、とても好ましいものに感じられた。
また、花屋はインターネットでの販売が中心であり、店舗は広い作業スペースのある倉庫のような空間でよいとの店主からの言葉があった。このことによっていわゆる一般的な花屋らしさというものに縛られず、店舗から住居へと溢れる緑のある空間で、家族が毎日を暮らせる場所であってほしいとシンプルに考えることができた。