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スペインの建築雑誌『エル・クロッキー』が、コロナウイルスでの自宅待機の為にデジタル版3冊を無料公開

スペインの建築雑誌『エル・クロッキー』が、コロナウイルスでの自宅待機の為にデジタル版3冊を無料公開。スタジオ・ムンバイ、カルーソ・セント・ジョンの特集号を含む3冊です。メールアドレスを登録するとダウンロードリンクが送られてくるようです。

We at El Croquis want to join the effort that practically the whole world is making to overcome the COVID-19, a tragedy that we can stop together.

We have decided to give our readers three free digital editions of El Croquis, to make these days more bearable.

We at El Croquis support the #stayathome movement and we have taken the necessary safety measures to ensure the health of our colleagues, enabling remote working for most of us. Even so, we continue to send orders for printed volumes at a normal rate, taking great care in the preparation.

To access the free copies you must fill in the following form. You will receive an email with the download links:

ニューヨークが、コロナウイルスが流行する中、必要のない建設を禁止へ

ニューヨークが、コロナウイルスが流行する中、必要のない建設を禁止にするというニュースがcurbed.comに掲載されています。インフラ、病院、手頃な価格の住宅などの仕事はまだ許されているとの事。

ミラノサローネ国際家具見本市が2021年へ延期されることに

ミラノサローネ国際家具見本市が2021年へ延期されることが発表されました。

Salone del Mobile. Milano/ミラノサローネ国際家具見本市 (以下、ミラノサローネ) は2020年に予定されていた開催が、2021年4月13日(火)〜18日(日)へ延期されることが決定しました。2月25日に4月から6月への延期を発表し、6月開催に向け最後まで実現を模索しましたが、状況が一変し先行きが不透明になり、世界的な緊急事態が長引く中、ミラノサローネの主催者として止むを得ない決断となりました。

2021年はミラノサローネの60周年でもあり、業界全体にとって特別開催年となります。従来の隔年開催見本市が初めて同時開催されます。毎年開催のサローネ国際家具見本市、ワークプレイス3.0、サローネ国際インテリア小物見本市、S.Project、サローネサテリテに加え、2021年開催予定のエウロルーチェ はもちろん、エウロクチーナ/ FTK、サローネ国際バスルーム見本市も全てが一堂に会します。

業界全ての企業、ミラノサローネと相乗的に機能するサプライチェーン全体、そしてミラノの街が再起動する機会となる1度限りの一大イベントを開催します。

建築家・青木淳の都営交通考察 番外編〜停留場のベンチについて の第1回「東京さくらトラム(都電荒川線)とそのベンチについて」

建築家・青木淳の都営交通考察 番外編〜停留場のベンチについて の第1回「東京さくらトラム(都電荒川線)とそのベンチについて」が公開されています。

『新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して(会長緊急談話)』(日本建築学会)

『新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して(会長緊急談話)』というPDFが、日本建築学会のウェブサイトで公開されています。

ANREALAGE 森永邦彦がデザインを手掛けた「ドバイ万博日本館公式ユニフォーム」を紹介するコンセプト動画

ANREALAGE 森永邦彦がデザインを手掛けた「ドバイ万博日本館公式ユニフォーム」を紹介するコンセプト動画です。こちらのPDFで写真やコンセプトなどを閲覧できます。

公式ユニフォームでは、人と人、文化と文化、心と心などの「つながり」を表現しました。人の体を原型とした従来のユニフォームとは異なり、男性用/女性用の区分がない球体を原型とすることで、性別やサイズを問わず、多様な体を包み込むフォルムを制作しました。真っ白に見えるジャケット・スニーカー・鞄は、再帰性反射素材により、光を纏います。光により文様が浮かび上がり、見る角度により色合いが多様に変化し続けます。まる、さんかく、しかく、という多様な個性を象徴する記号がつながり、心(=ハート)のモチーフが生まれ、更にハートとハートがつながることで、中東のアラベスク柄と日本の和柄が共存したモチーフが現れます。足元はスニーカーに統一し、ASICS(アシックス)が製造、携行用バッグはPORTER(ポーター)が製造し、帽子はHaute Mode Hirataの平田欧子氏に監修いただきました。素材は次の時代につながる環境に配慮した東レの高機能素材を使用しています。世界中の文化がクロスオーバーする万博の場において、あらゆる境界を越境し、装いが、人と人、そして、心と心を繋ぐ役割を果たすことを願います。

「ドレス・コード? ─ 着る人たちのゲーム」展が、東京オペラシティアートギャラリーで開催

「ドレス・コード? ─ 着る人たちのゲーム」展が、東京オペラシティアートギャラリーで開催されます。会期は2020年4月11日~6月21日まで。

今日着ている服、あなたはどうやって選びましたか?

制服、スーツ、ジーンズ、Tシャツ、ジャージ、ワンピース、トレンチコート……。その時の気分で選ぶこともあれば、何をするか、誰に会うかで決めることもあるでしょう。コスプレのように自分とは別の〈だれか〉になろうとすることだってあります。

一方で、ファッションは「着る」だけでなく、「視る/視られる」ものです。特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれています。インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの装いを自由に発信できるようになった現在、私たちとファッションのかかわり方もまた新しい局面を迎えています。
本展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たな〈ドレス・コード〉、わたしたちの装いの実践(ゲーム)を見つめ直します。

本展は京都、熊本会場の展示を経て、いよいよ東京での開催となります。東京展では初出品となる作品をご覧いただけるほか、当館の全展示室(3F ギャラリー1, 2、4F ギャラリー3, 4)を使用した独自の展示空間も計画しています。ぜひお楽しみください。

安藤忠雄建築研究所による、東京・下北沢の、賃貸集合住宅が完成。不動産サイトでは募集も。
安藤忠雄建築研究所による、東京・下北沢の、賃貸集合住宅が完成。不動産サイトでは募集も。

安藤忠雄建築研究所が設計を手掛けた、東京・下北沢の、賃貸集合住宅が完成していて、不動産サイトでは募集も開始されています

「LEGALAND下北沢」は、安藤忠雄建築研究所設計による建物の魅力を存分に活かした低層賃貸マンションです。閑静な住宅地の環境に馴染むようシンプルな建物形状で、一層分は地下に埋め込み、周囲との隙間は緑豊かな緑地としました。建物中央は地上4層を貫く吹き抜けの共用空間となっており、頭上のスカイライトから自然の光が落ちる設計となっております。また、新たな文化を発信する創造文化拠点へ進化を遂げる下北沢駅から徒歩5分に立地し、不動産そのものの価値も非常に高い物件です。

リリーステキストより

■物件概要
名称:LEGALAND下北沢
所在地:東京都世田谷区代田5丁目23番3号 
交通:小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅 徒歩5分
延床面積:1271.38㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造 地下1階地上4 階建て
専有床面積:930.10㎡
間取り:1R:20戸 / 1LDK:2戸 / 2DK:6戸 合計28戸(駐車場:2台)
施工会社:まこと建設株式会社
設計会社:安藤忠雄建築研究所
竣工日:2020年3月23日

リリーステキストより
坂茂や藤森照信に美術館の設計を依頼したことでも知られる、ねむの木学園を運営した 宮城まり子さんが亡くなりました

坂茂や藤森照信に美術館の設計を依頼したことでも知られる、ねむの木学園を運営した 宮城まり子さんが亡くなりました。リンク先は毎日新聞のニュース記事です。坂が設計した美術館はこちら藤森照信が設計した美術館はこちら

『「贋作」建築と撤去訴訟=韓国』(中央日報) 丹下健三が1960年に完成させ、浦辺鎮太郎が1983年に美術館に改修した旧倉敷市庁舎(倉敷市立美術館)が、登録有形文化財に

丹下健三が1960年に完成させ、浦辺鎮太郎が1983年に美術館に改修した旧倉敷市庁舎(倉敷市立美術館)が、登録有形文化財になるようです。リンク先はNHKのニュース記事です。文化庁が公開している2020年2年3月19日に公開された新規に登録される全国133件のリストのPDFはこちら。旧倉敷市庁舎(倉敷市立美術館)の建物の写真と概略はこちらのページに簡潔にまとまっています

こちらは文化庁のPDFでの同建築の紹介テキスト。

昭和35年に倉敷市が建てた鉄筋コンクリート造の庁舎。丹下健三の設計によるモダニズム庁舎建築の好例。昭和58年に倉敷市出身の建築家浦辺鎮太郎(うらべしずたろう)の設計で改修し、市立美術館に転用。

藤森照信が、令和元年度日本芸術院賞を受賞

藤森照信が、令和元年度日本芸術院賞を受賞しています。「ラ コリーナ近江八幡 草屋根」(平成27年竣工)が対象作品のようです。

賞の概要

日本芸術院では,会員以外の者で,卓越した芸術作品と認められるものを制作した者及び芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められる者に対して,毎年,恩賜賞と日本芸術院賞を授与しています。
日本芸術院賞は,昭和16年から戦中,戦後の一時期を除いて毎年授与しており,平成30年度において第75回を数えています。
恩賜賞は日本芸術院賞を受賞した者の中から特に選ばれて贈られる賞です。
恩賜賞には賜品が,日本芸術院賞には賞状,賞牌,賞金が贈られます。
平成30年度恩賜賞・日本芸術院賞の授賞式は,天皇皇后両陛下の行幸啓を仰ぎ,令和元年6月24日に挙行されました。

日本芸術院についてはこちら。

役割

日本芸術院は,芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関です。
また,芸術の発達に寄与する活動を行うとともに,芸術に関する重要事項を審議し,これを文部科学大臣又は文化庁長官に意見を述べることができるとされています。

沿革

日本芸術院は,明治40年6月に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし,大正8年9月に「帝国美術院」として創設されました。
その後,昭和12年6月に美術のほかに文芸,音楽,演劇,舞踊の分野を加え「帝国芸術院」に改組されるなどの拡充を経て,昭和22年12月に「日本芸術院」と名称を変更し,今日に至っています。

川久保玲のコムデギャルソンとミキモトのコラボレーションを、ニューヨークタイムズが特集した記事「紳士に真珠の輝きをーー コム デ ギャルソンとミキモトが 提示する新たな価値観」

川久保玲のコムデギャルソンミキモトのコラボレーションを、ニューヨークタイムズが特集した記事「紳士に真珠の輝きをーー コム デ ギャルソンとミキモトが 提示する新たな価値観」が公開されています。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンが内外装を手掛けるユニクロの店舗が銀座に5月オープンし、さらに藤本壮介のデザイン監修によるユニクロ店舗が4月に横浜にオープン
ヘルツォーグ&ド・ムーロンが内外装を手掛けるユニクロの店舗が銀座に5月オープンし、さらに藤本壮介のデザイン監修によるユニクロ店舗が4月に横浜にオープンヘルツォーク&ド・ムーロンが内外装のデザインを担当した「UNIQLO TOKYO」のイメージ画像。
ヘルツォーグ&ド・ムーロンが内外装を手掛けるユニクロの店舗が銀座に5月オープンし、さらに藤本壮介のデザイン監修によるユニクロ店舗が4月に横浜にオープン藤本壮介がデザイン監修している「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」のイメージ画像。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンが内外装を手掛けるユニクロの店舗が銀座に2020年5月オープンし、さらに藤本壮介のデザイン監修によるユニクロ店舗が2020年4月に横浜にオープンするそうです(ただし、コロナウイルスの影響で、各店舗のオープン日が変更になる可能性があるようです)。

5月15日には、日本を代表する繁華街である銀座のマロニエゲート銀座2に、新しいグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」をオープンいたします。プリツカー賞や世界文化賞を受賞したスイスの建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンに、内装および外装のデザインを依頼し、LifeWearを体現する店舗を作り上げました。再開発が進む銀座エリアのお客様の流れを変える、ユニクロの重要な店舗の一つになると考えています。

リリーステキストより。

4月10日に、横浜ベイサイドにオープンする「UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店」は、ジーユーとの合同店舗です。日本を代表する建築家の一人である藤本壮介氏に、「ユニクロとジーユーの店舗でありながら、公園でもある」新しい店舗のコンセプトメイキング、およびデザイン監修をしていただきました。ファミリーでのご来店が多いユニクロやジーユーならではの発想で、お子様も安心して遊べる、地元のお客様の憩いの場となることを目指した店舗です。

リリーステキストより。
トラフが建築の設計監修と展示計画を含む内装設計を手掛けた、東京・町田市の「Snoopy Museum Tokyo」の写真

トラフが建築の設計監修と展示計画を含む内装設計を手掛けた、東京・町田市の「Snoopy Museum Tokyo」の写真が22枚、公開されています。建築設計を手掛けたのはレジファインクリエイト。施設の公式サイトはこちら

世界唯一のシュルツ美術館(アメリカ・カリフォルニア州)公式サテライト、スヌーピーミュージアム。六本木から南町田グランベリーパーク内への移転・再オープンにあたり、建築の設計監修と展示計画を含む内装設計を手掛けた。鶴間公園を臨む地上3階建ての施設は、前ミュージアムの約二倍の広さを誇り、ゆったりと過ごせる。作者や作品をより深く理解でき、キャラクターの世界に浸れるユニークな空間が求められた。

ミュージアムではアイコニックな円形エントランスをくぐると、来場者を迎え入れる受付、そこから3階展示室に上がり、キャラクターのサインを追って 2階展示室、1階ショップをたどる順路とした。3階では五角形の部屋に投影される映像が来館者を出迎え、緩やかに仕切られた空間に作者の紹介ゾーンや色彩豊かな展示が、映像の部屋を取り囲むように配される。屋外の緑を望む3階テラスには、コミックに登場するゴルフシーンを背景にした撮影スポットが現れる。2階に降りると、白いタイルを敷き詰めたほの暗い部屋に、横たわる巨大なスヌーピーが厳かな印象を与える。そこから原画が並ぶ部屋、ウッドストックをフィーチャーした黄色の空間へと続き、緩急のある展示構成とした。1階のショップには、作家の手描きラインを活かした什器や、天井と同じ高さの壁面棚を配置し、中央に立つシンボルツリーが平面から飛び出したようなコミックの世界観を強調する。

作家の書斎を思わせる展示エリア、スケールアウトしたキャラクター、その特徴を抽象化した素材や色など、スヌーピーの世界を築く要素をちりばめて再解釈した。来場者が没入感を味わえるだけでなく、何度訪れてもそれまでとは違った角度から、慣れ親しんだキャラクターの世界を見ることができるミュージアムを目指した。

クレジット: ギャラリー ディレクション:草刈大介(ブルーシープ) ・ ショップ ディレクション:ソニー・クリエイティブプロダクツ/グラフィック:祖父江慎+cozfish/アニメーション:ロボット/ 建築設計: レジファインクリエイト/照明計画:大光電機

第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館の出品作家が、ダムタイプに決定

第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館の出品作家が、ダムタイプに決定されています。

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、ヴェネチア(イタリア)で開催される「ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の国別参加部門に毎回参加し、日本館展示を主催しています。
2021年5月から11月にかけて開催される「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の日本館展示では、日本代表作家としてダムタイプが参加します。

■ダムタイプとは

ヴィジュアル・アート、映像、コンピューター・プログラム、音楽、ダンス等、さまざまな分野の複数のアーティストによって構成されるグループ。1984年の活動開始以来、集団による共同制作の可能性を探る独自の展開を続けてきました。特定のディレクターをおかず、プロジェクト毎に参加メンバーが変化する等、ヒエラルキーの無いフラットでゆるやかなコラボレーションによる制作活動は、美術、演劇、ダンスといった既成のジャンルにとらわれない、あらゆる表現の形態を横断するマルチメディア・アートとして内外で評されています。

これまでに、メルボルン国際芸術フェスティバル、バービカン・センター(ロンドン)、新国立劇場(東京)、国際モダンダンス・フェスティバル(ソウル)、リヨン現代美術館、アテネ・コンサートホール、シンガポール芸術祭、シカゴ現代美術館、アムステルダム市立劇場等で上演/展示されてきました。

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