特集”宇野友明建築事務所”

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特集”宇野友明建築事務所”

architecture, feature

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吉根の家 / 2008

architecturephoto.netでは、名古屋を拠点に活動している宇野友明建築事務所を特集する。近年に完成された作品だけでなく、過去の作品も含め紹介します。


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“見たことのない普通の建物を求めて”
宇野友明のウェブサイトのトップページには、この言葉が書かれている。一見すると、この文章は矛盾しているようにも思える。”見たことのない” と“普通”は相反する要素と言えるからだ。“普通”であると認識されるには、”見たことがある”という条件が必要になる。人はよく見て知っているものを”普通”であると認識する。では、宇野の言う“見たことのない普通の建物”とはどのような事を意味するのだろうか。宇野は以下のように書いている。
“私の仕事は、現代日本建築のスタンダードモデルの模索です。
過去に日本人は時代が求める”普通の建築”を作ってきました。
神社、お寺、仏塔、寝殿造り、数寄屋、茶室、民家、町家等々・・・
時代を超えて今も残るものは、すべて同じ価値を持ち合わせています。
それは「美しさ」です。時代を超えられる手立てはそれしかありません。
経済性と便利さが求められ、価値観の多様化やエコロジーが叫ばれる現代にこそ、時代を超える”普通の日本の建築”を提示していきたいと思います。”

そして、この宇野の建築を支える特徴として、宇野自身が設計と施工を行っているという点が挙げられる。宇野は、自身が考える建築を実現するために、試行錯誤し、自身の手で設計し、信頼できる職人とともに施工する方法にたどりついたのである。自身の方法に対し宇野はコラムの中でこう述べている。
“私の仕事で最も特徴的なのは、自ら家づくりを行なうということです。本来の建築家は施工を行ないません。ましてやこのご時世で施工分離が声高に謳われている中で、それに逆らうようにあえて現場に身を置いています。そこにいたるまでの経緯は単純ではありませんでした。 ~中略~ 同じ映画を観ても、同じ本を読んでもその捉え方は十人十色です。同様に同じ図面を見ても工務店や職人により、その出来上がりのイメージはそれぞれに違っています。それが現場で自由に修正が可能であれば問題はないのですが、工務店が請負った段階で、その主導権は私の手から離れてしまうのです。そして、すべての工程で工務店の意思が大なり小なり反映されてしまうのです。それは、時に良い方向に向かう場合もありますが、常に利益を上げなければならない工務店との家づくりは、私にとってストレスの多いものでした。どんなものづくりでもでも、いろいろな意思がそこに働いてしまうということは決して良いことではありません。”
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吉根の家 / 2008
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栄生のクリニック / 2008
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八龍の家2 / 2008
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竹ノ山の家 / 2008
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幡豆の家 / 2007
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長島の家 / 2007
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白山町の家 / 2007
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羽黒の家 / 2006
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大西町の家 / 2006
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翠松園の集会所 / 2003
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八事石坂の家 / 2001


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