小松隼人建築設計事務所による”O-clinic”

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小松隼人建築設計事務所による”O-clinic”

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photo(C)矢野紀行写真事務所

小松隼人建築設計事務所が設計した広島の"O-clinic"です。


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以下、建築家によるテキストです。
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「奥性の演出、気積の調整」
 広島市の郊外型ショッピングモールに、内科診療所を移転開院する計画である。大型施設であるため、どのような業種においても対応できるよう天井高は4mと高く設定されていること、さらに外部通路からは必然的に内部天井に視線が流れることが特に印象的な敷地であった。
移転開院ということもあり、以前までの診療所の安心感を継承させることが大テーマとして掲げられるが、この開放性の高い天井高を活かす一方で設備負荷を抑えること、また人通りの多い外部通路からの視線を遮りながらも奥行きを感じさせること、という与条件を設定した。平面計画においては、見通しのよいシンプルなゾーニング計画を行うことをテーマとして設定している。
開放性の獲得と設備負荷の低減は相反する内容であり、4mという天井高をそのまま活用することは後者を考慮すると困難である。そこで、天井を傾斜させることで開放的な高さを残しながらも空間に抑揚をつけ、全体的な平均天井高を抑えることで気積をコントロールさせた空間としている。
また、壁と天井の縁を切ることでそれぞれを個別化させ、奥行きのあるシームレスな天井をつくりだしている。照明については必要な箇所に適宜配置し、結果として生まれたランダムな様相が奥性をさらに演出する役割を果たすこととなった。さらに天井仕上げにはナラの無垢材を採用することにより、下向きな患者の視線を上向きに導き、ささやかながの心のケアとやすらぎをもたらすことを意図している。
■建築概要
計画名称:O-clinic
所在地:広島県広島市
設計:小松隼人建築設計事務所
主要用途:診療所
竣工:2010年11月
延床面積:174.58m2
施工:大昌工芸株式会社
写真:矢野紀行写真事務所


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