SHARE y+M design officeによる、徳島・鳴門市の住宅「折り壁の段床」
y+M design officeが設計した、徳島・鳴門市の住宅「折り壁の段床」です。
徳島県鳴門市の竹林が茂る川沿いに夫婦二人と犬2匹が暮らす住宅を計画した。
室内は、生活の一部に車と犬が入り込むため、一体感を感じながらも適度な距離感を保つように、ワンルームの空間としながら、用途ごとにレベルの異なる3つのフロアの断面構成とした。
車のフロアから一段上がった犬のフロアを庭と同レベルにし、仕上げを全面土間とすることで庭とのつながりが生まれ、庭への行き来と通風確保を可能とする。
そこから1m上がったレベルを人のフロアとし、大型犬の抜け毛が人の生活空間にあがらないようにし、お互いが自由にストレスなく暮らせるように配慮した。
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以下、建築家によるテキストです。
徳島県鳴門市の竹林が茂る川沿いに夫婦二人と犬2匹が暮らす住宅を計画した。
南北に細長い計画地は、北側に工場、西側に新しい住宅が並び、南側は畑、東側は河川敷に竹林が生い茂る川が流れている。
敷地の有効活用とプライバシー確保、日射取得を考慮し、建物を西側によせて東側の竹林に向けて開く平面構成とした。天井高さを変化させる折板状の屋根と折れながら繋がる外壁は、リビング、ダイニング、フリースペースなど各エリアをパーテーションのように分けながら、外部へと続いていく。
室内は、生活の一部に車と犬が入り込むため、一体感を感じながらも適度な距離感を保つように、ワンルームの空間としながら、用途ごとにレベルの異なる3つのフロアの断面構成とした。
車のフロアから一段上がった犬のフロアを庭と同レベルにし、仕上げを全面土間とすることで庭とのつながりが生まれ、庭への行き来と通風確保を可能とする。
そこから1m上がったレベルを人のフロアとし、大型犬の抜け毛が人の生活空間にあがらないようにし、お互いが自由にストレスなく暮らせるように配慮した。
■建築概要
所在地:徳島県鳴門市
主要用途:専用住宅
構造:木造軸組工法
階数:地上2階
敷地面積:274.76㎡
建築面積:113.43㎡
1階床面積:98.98㎡
2階床面積:29.82㎡
延床面積:128.80㎡
竣工年月:2015年10月
写真撮影者:笹の倉舎/笹倉洋平
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・屋根 | 屋根 | シート防水 |
外装・壁 | 外壁(外周) | ガルバ小波板 横張り |
外装・壁 | 外壁(内周) | サイディング UBボード(ウベボード) じゅらく吹き付け塗装 |
外装・壁 | 外壁(木部) | 杉羽目板 バトン塗装 |
内装・床 | 床 | 杉フローリング(梅江製材所) バトン塗装 |
内装・壁 | 内壁 | クロス FE-9112(サンゲツ) |
内装・天井 | 天井 | 構造用合板 木肌美人塗装 |
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