SHARE 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の二世帯住宅「吉村町の家」
山田伸彦建築設計事務所が設計した、宮崎市の二世帯住宅「吉村町の家」です。
(子世帯)
キャンプなどのアウトドアの趣味をお持ちで、キャンピングカーを所有しており、全体として車を3台+来客用として1台を希望されており、地方の車社会での配置計画を再考することにした.キャンピングカーを南側の庭部分に少し乗り入れるように考え、車自体が塀の機能を持つようなイメージを取り入れている.内部は家型をそのままあらわしたリビングと個室で、回遊動線で物理的な狭小性を緩和するように考えている.インテリアの素材をリビングはキャンプのラフさを取り入れるためにラワンとフレキシブルボード床とし、切り替え部分や施工については目地を含め繊細なディテールとしている.
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以下、建築家によるテキストです。
(子世帯)
キャンプなどのアウトドアの趣味をお持ちで、キャンピングカーを所有しており、全体として車を3台+来客用として1台を希望されており、地方の車社会での配置計画を再考することにした.キャンピングカーを南側の庭部分に少し乗り入れるように考え、車自体が塀の機能を持つようなイメージを取り入れている.
内部は家型をそのままあらわしたリビングと個室で、回遊動線で物理的な狭小性を緩和するように考えている.インテリアの素材をリビングはキャンプのラフさを取り入れるためにラワンとフレキシブルボード床とし、切り替え部分や施工については目地を含め繊細なディテールとしている.
(親世帯)
水回りの快適性を望まれており、個室(寝室01)からもアクセスできるようにしている.将来的な介助を含め、高齢者住宅として過不足ないバリアフリー機能をもたせている.内部は子世帯同様家型をあらわし、空間容量を増やしつつ広がりを感じさせ、子世帯のインテリアのラワン素材を一部取り入れている.
■建築概要
吉村町の家
所在地:宮崎市阿波岐原町
主要用途:専用住宅
設計者:山田伸彦建築設計事務所
施工:富永建設
構造:木造在来工法
階数:地上1階
最高の高さ:4,396mm
軒高:3,104mm
敷地面積:293.07m²(88.65坪)
建築面積:122.85m²(37.16坪)(建蔽率41.92% 許容60%)
延床面積:122.02m²(36.91坪)(容積率41.64% 許容100%)
設計期間:2019.02~2019.10
工事期間:2019.11~2020.06
地域地区:第1種低層住居専用地域、法第22条区域
道路幅員:4.0m
駐車台数:4台
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・屋根 | 屋根 | ガルバリウム鋼板 t-0.4 大波板 |
外装・壁 | 外壁 | ガルバリウム鋼板 t=0.4 小波板 |
外装・建具 | 開口部 | |
内装・床 | 子世帯側リビングダイニング床 | フレキシブルボード t=6 |
内装・床 | 子世帯側寝室・洗面・WC床 | ラワンベニヤ t=5.5 OSCL塗装 |
内装・床 | 子世帯側子ども室床 | 杉フローリング t=15 FS121 OSCL塗装(高嶺木材) |
内装・床 | 子世帯側寝室床 | |
内装・床 | 親世帯側床 | 杉フローリング t=15 FS121 OSCL塗装(高嶺木材) |
内装・壁 | 子世帯側リビングダイニング壁 | ラワンベニヤ t=5.5 OF塗装 |
内装・壁 | 子世帯側寝室・子ども室壁 | |
内装・壁 | 親世帯側壁 | |
内装・天井 | 子世帯側リビングダイニング天井 | ラワンベニヤ t=5.5 OF塗装 |
内装・天井 | 親世帯側天井 |
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