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2021.12.31Fri
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トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「暮らしの香り メインストア銀座」。銀座ガス灯通りに位置し、目に見えない香りを扱う空間を体現する為、ブランドを象徴する色彩とロゴのラインを手掛かりに設計を進めこの場所の相応しい店舗を目指す
photo©太田拓実

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architecture|feature
BRANCH LIGHTING DESIGND.BRAINトラフ建築設計事務所ライトパブリシティ中央区太田拓実店舗東京禿真哉鈴野浩一銀座
トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「暮らしの香り メインストア銀座」。銀座ガス灯通りに位置し、目に見えない香りを扱う空間を体現する為、ブランドを象徴する色彩とロゴのラインを手掛かりに設計を進めこの場所の相応しい店舗を目指す photo©太田拓実
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トラフ建築設計事務所が設計した、東京・銀座の店舗「暮らしの香り メインストア銀座」。銀座ガス灯通りに位置し、目に見えない香りを扱う空間を体現する為、ブランドを象徴する色彩とロゴのラインを手掛かりに設計を進めこの場所の相応しい店舗を目指しました。店舗の公式サイトはこちら。

創業70年の大香が設立したリヴィング ウィズ センツ初のブランド「暮らしの香り」のメインストア内装計画。

建築家によるテキストより

銀座ガス灯通りに面した場所に、『日々の暮らしに寄り添う香り』という新ブランドに込めた想いを訴求する空間が求められた。やさしく包み込むような香りを表現したロゴのラインを手掛かりに、香りという目に見えないものを扱う空間を体現した。

建築家によるテキストより

カシミヤカーペットが敷かれた床が、硬い路面からの来客をやさしく迎え、帯のようにおおらかな曲線を描くペイルグリーンの壁は、柔らかい質感で店舗空間を包みこみ、荒々しいスケルトン天井とコントラストを描く。
壁面には薬棚を思わせるグリッド状の商品棚と、有機的なフォルムのニッチ棚を設えた。点在する3 台のオーク材のテーブルが、丸みをおびた形状で客を店内の奥へと導き、流動的な店内動線を実現する。
メインテーブルには、山中湖の森の中にあるアトリエで製造されたオリジナルフレグランス全30種がガラスポットに収められて並ぶ。
しぐさが美しく見える配慮がなされたガラスポットの形状や、店内に漂う香りが、香りを体験するプロセスにこだわるブランドの姿勢を表している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「暮らしの香り メインストア銀座」。銀座ガス灯通りに位置し、目に見えない香りを扱う空間を体現する為、ブランドを象徴する色彩とロゴのラインを手掛かりに設計を進めこの場所の相応しい店舗を目指す photo©太田拓実
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以下、建築家によるテキストです。


創業70年の大香が設立したリヴィング ウィズ センツ初のブランド「暮らしの香り」のメインストア内装計画。

銀座ガス灯通りに面した場所に、『日々の暮らしに寄り添う香り』という新ブランドに込めた想いを訴求する空間が求められた。やさしく包み込むような香りを表現したロゴのラインを手掛かりに、香りという目に見えないものを扱う空間を体現した。

カシミヤカーペットが敷かれた床が、硬い路面からの来客をやさしく迎え、帯のようにおおらかな曲線を描くペイルグリーンの壁は、柔らかい質感で店舗空間を包みこみ、荒々しいスケルトン天井とコントラストを描く。
壁面には薬棚を思わせるグリッド状の商品棚と、有機的なフォルムのニッチ棚を設えた。点在する3 台のオーク材のテーブルが、丸みをおびた形状で客を店内の奥へと導き、流動的な店内動線を実現する。
メインテーブルには、山中湖の森の中にあるアトリエで製造されたオリジナルフレグランス全30種がガラスポットに収められて並ぶ。
しぐさが美しく見える配慮がなされたガラスポットの形状や、店内に漂う香りが、香りを体験するプロセスにこだわるブランドの姿勢を表している。

寄り添う香りをテーマに、ブランドを象徴する色彩の中に、自然のぬくもりを感じる素材や曲線を取り入れ、銀座という立地にふさわしい上質でたおやかなイメージの空間をめざした。

■建築概要

主要用途:物販店舗
所在:東京銀座
施工:D.BRAIN
クレジット:
ブランディング:ライトパブリシティ
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
延床面積:60.49㎡
設計期間:2021年5月~2021年11月
施工期間:2021年7月~2017年11月
写真:太田拓実


The main store’s interior plan for Living With Scents’ the first brand, “KURASHI NO KAORI”. The company is established by DAIKO with a long history of 70 years. The location faces Ginza Gasutou-dori and needs to be a space that appeals to the new brand’s “fragrance nestling in daily life.” The lines of their logo that express embracing scents are the key inspiration to enable space to handle scents which are invisible items.

The cashmere carpet floor provides a warm welcoming feeling for customers who have been walking along the hard pavement outside and enter the store, and the walls painted with a pale green, which are drawn in a curve like an obi-belt, surround the store space with its soft texture in the contrast with a rough skeleton ceiling. On the wall, there are grid-type display shelves reminiscent of medicine cabinet as well as niche shelves that have an organic form. The three oak tables which are dotted around in the shop feature rounded shapes to guide customers to the back of the store and contribute to creating a flow in the store. On the main table, all thirty kinds of original fragrances manufactured in the atelier in the forest alongside Lake Yamanaka are stored in glass pots and lined up. The brand’s concept, which values the fragrance testing holistic experience, is embodied in the shapes of the glass pots, which enables the visitors a beautiful posture and gesture when testing the products, and the scent floating in the store.

We aimed to create a high-end space deserving of Ginza, where we incorporated materials with the warmth of nature and curves to the brand color.

KURASHI NO KAORI Main Store Ginza
Principle use: SHOP
Production: D.BRAIN
Credit: Branding :LIGHT PUBLICITY /Lightings: BRANCH LIGHTING DESIGN
Site area: Ginza, Tokyo
Total floor area: 60.49m2
Design period: 2021.05-2021.11
Construction period: 2021.7-2017.11
Photo: Takumi Ota

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    藤本壮介による、ハンガリー・ブダペストの「ハンガリー音楽の家」が完成。国内最大規模の公園を敷地として建設、自然と建築の環境の境界をなくす事を意図し、音の振動を視覚的に表現した“波”から着想を得て設計された施設となっています。アーキテクチャーフォトでは2021年1月に建設段階の様子も特集記事として紹介していました。施設の公式サイトはこちら。

    こちらはリリーステキストの翻訳です

    「リジェ・ブダペスト・プロジェクト(The Liget Budapest Project)」は、ハンガリー最大規模の公園・景観整備と、ミレニアム時代以来の規模の施設開発を組み合わせた、現在ヨーロッパで最も重要な文化開発です。リジェ・ブダペスト・プロジェクトを構成する「ハンガリー音楽の家(The House of Hungarian Music)」は、ブダペスト最大の見どころである英雄広場の近くに、取り壊されたかつてのオフィス街の跡地に建設されています。設計者の藤本壮介は、ユニークで刺激的、かつ有機的な建物を創り上げました。彼のデザインは、国際コンペに提出された168のプロジェクトの中から、ハンガリーおよび国際的な審査員によって選ばれたものです。

    藤本壮介のヴィジョン
    藤本は「ハンガリー音楽の家」の国際コンペに応募する際、自然環境と建築環境の境界をなくし、自然の音と音の自然の調和を図るプロジェクトを思い描きました。デザインの特徴である浮き屋根は、音の振動を視覚的に表現した「波」から着想を得ています。藤本は、開放性と透明性の精神に基づき、建物の側壁をガラス張りにし、光井で連結された屋根のパンチング構造から、木の葉のように光を建物内部に取り込むように設計しました。また、ブダペストのリスト音楽院の有名な分離派の建物や、国際的に有名なハンガリーの音楽と音楽教育の伝統からもインスピレーションを受けたといいます。

    藤本壮介は自身のビジョンをこう語ります。
    「世界初の公共公園のひとつで仕事をするというのは、信じられないほど刺激的なことです。リジェ・ブダペスト・プロジェクト、そしてその中の『ハンガリー音楽の家』は、まさに象徴的な開発プロジェクトであり、緑と建築物の調和を実現したことから、将来の都市開発者の手本になるかもしれません。」

    ユニークな建築的解決策
    藤本のヴィジョンを実現するための特徴のひとつが、建物の壁面をガラス張りにしたことで、優雅さ、透明感、個性を演出しています。「ハンガリー音楽の家」のユニークな外観は、特別な技術的ソリューションと結びついています。ファサードのガラス壁は94枚の特注の断熱パネルで構成され、建物の一部では高さが12m近くにもなっているのです。

    もうひとつの象徴的なデザインは、有機的な屋根の構造です。藤本が音波の形から着想した特殊な浮き屋根です。厚みの異なるキャノピーが戯れるようにうねり、葉の高さよりも低い位置にあることで、建物が環境と調和していることを保証しています。

    藤本壮介は語ります。
    「『ハンガリー音楽の家』の壮大で明白な姿を支えているのは、ハンガリーで前例のないデザインとエンジニアリングのソリューションの数々です。屋根の構造には直角がなく、同じものは2つとありません。さらに、この開口部には革新的なソリューションが導入されています。光井はここから始まり、光を最下部まで導き、室内を明るく照らし、独特の雰囲気を作り出すのに役立っています。」

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    ハンガリーブダペスト劇場・ホール美術館・博物館藤本壮介
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