プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所が設計した、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」です。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指しました。施設の公式サイトはこちら。
この計画は、漁協の水揚げ場と管理事務所だった施設を、「大磯町みなとオアシスエリア」の中核施設として再整備するもので、施設整備というハード面だけではなく、漁業従事者との連携など、ソフト面での周囲との連携・協働が重要と考えました。
既存施設を、新設した物販施設や飲食施設と一体的に利用できるようなプログラムとし、施設利用者と港湾利用者の積極的な交流の場となるように整備しています。
施設のデザインは、外部空間を積極的に取り込み、港を臨む景観を存分に活かすべく、海へと抜ける視線を重視した構成としました。一階には歩道を取り込んだ外部滞留スペースからつながる開放的なマルシェを配置し、二階には水揚場屋根に続くルーフテラスを持つカフェレストランを配置しています。
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以下、建築家によるテキストです。
海辺のプラットホーム –港の風景をつくる-
この計画は、漁協の水揚げ場と管理事務所だった施設を、「大磯町みなとオアシスエリア」の中核施設として再整備するもので、施設整備というハード面だけではなく、漁業従事者との連携など、ソフト面での周囲との連携・協働が重要と考えました。
既存施設を、新設した物販施設や飲食施設と一体的に利用できるようなプログラムとし、施設利用者と港湾利用者の積極的な交流の場となるように整備しています。
施設のデザインは、外部空間を積極的に取り込み、港を臨む景観を存分に活かすべく、海へと抜ける視線を重視した構成としました。
一階には歩道を取り込んだ外部滞留スペースからつながる開放的なマルシェを配置し、二階には水揚場屋根に続くルーフテラスを持つカフェレストランを配置しています。
港の風景を楽しみながら、ゆったりとした時間を楽しむことができるこれらのスペースは、多世代にわたる観光や地元の人々が集う海辺のプラットフォームとなるよう、港との一体感を強調するつくりによって、大磯らしさや漁港らしさを表現しています。
■建築概要
所在地:神奈川県中郡大磯町
主要用途:海の駅
建築主:大磯町
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設計監理
建築:プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所
構造:KAP
設備:森村設計
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施工:匠建設
敷地面積:1,600.00㎡
建築面積:795.44㎡
延床面積:1,006.31㎡
構造規模:鉄筋コンクリート造 地上2階
設計期間:2018年7月~2019年3月
施工期間:2019年11月~2020年12月
撮影:坂下智広