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2022.10.14Fri
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noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る
photo©高木康広

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建材(内装・床)WhateverKESIKI岡本健デザイン事務所建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)千代田区noiz高木康広丹青社事務所東京
noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広
noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広
noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広

noizが設計した、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」です。
事務所内のオープンスペースです。建築家は、柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築しました。そして、建築と最新技術の可能性が融合した場を作る事も意図されました。施設の公式サイトはこちら。

NTTグループ内外の組織・分野の垣根を超えた自由なコミュニケーションと柔軟な発想を促し、新しい事業コンセプトの創造と社会実装を目指す活動拠点として、大手町にあるNTTコミュニケーションズ本社内に設けられた、次世代に向けたオープンスペースの内装設計です。

建築家によるテキストより

この施設自体が、企画やデジタルクリエーション、グラフィックデザインなど、多くの外部クリエイターチームとNTTコミュニケーション内部の企画チームとの密な協働の結果でもあり、典型的な大規模オフィスビルの中にありながらも、外部への発信力やアイデンティティを強く持つことが求められました。

建築家によるテキストより

COVID-19の影響でリモートワークが普及し、リアルなワークスペースの意味が逆説的に問われる中で、ワークスペースの常識を問い直すことをテーマとして設計を行いました。施設全体を一つの生態系としてあつかい、その中で多様な対立項、例えばリアルとヴァーチャル、モノと情報、多様性と均質性、静と動、遊ぶことと働くこととなど、相反した概念・機能をあえてあいまいな形で混ぜあわせ、さらにはNon-Human Agentやスマート環境などを人と対等なコラボレーターとして取り込むことで、次世代の共創環境で多様な人が集まること、新しいアイディアを発想し、試し、技術を創り出す環境的触媒の意味とあり方に、一つの解を与えることを試みています。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広
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noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る photo©高木康広
noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る image©NOIZ

以下、建築家によるテキストです。


NTTグループ内外の組織・分野の垣根を超えた自由なコミュニケーションと柔軟な発想を促し、新しい事業コンセプトの創造と社会実装を目指す活動拠点として、大手町にあるNTTコミュニケーションズ本社内に設けられた、次世代に向けたオープンスペースの内装設計です。

この施設自体が、企画やデジタルクリエーション、グラフィックデザインなど、多くの外部クリエイターチームとNTTコミュニケーション内部の企画チームとの密な協働の結果でもあり、典型的な大規模オフィスビルの中にありながらも、外部への発信力やアイデンティティを強く持つことが求められました。

COVID-19の影響でリモートワークが普及し、リアルなワークスペースの意味が逆説的に問われる中で、ワークスペースの常識を問い直すことをテーマとして設計を行いました。施設全体を一つの生態系としてあつかい、その中で多様な対立項、例えばリアルとヴァーチャル、モノと情報、多様性と均質性、静と動、遊ぶことと働くこととなど、相反した概念・機能をあえてあいまいな形で混ぜあわせ、さらにはNon-Human Agentやスマート環境などを人と対等なコラボレーターとして取り込むことで、次世代の共創環境で多様な人が集まること、新しいアイディアを発想し、試し、技術を創り出す環境的触媒の意味とあり方に、一つの解を与えることを試みています。
 
85mと東西に長い大規模オフィスのグリッド空間の中に、角度を45度振った新しいグリッドを、二つの異なる壁紙を重ね合わせるように挿入し、透明なガラスの部屋が斜めに並ぶ配置を基調としました。二つの異なる系を重ね合わせることで、あたかもより大きなシステムの一部がたまたまこの区画で切り取られたかのような、ネットワーク基盤を担う企業ならではの、都市スケールの重層的なひろがりを示唆します。

あえてガラスの部屋の角度や配置を構造からずらすことですき間に生じるスペースは、ひろがったりくびれたりしつつ連なる多目的な空間となります。ここには多様な活動を誘発するための複数の機能、カフェやライブラリ、ワークスペースやランドスケープと呼ぶ丘のような構造物、ハンモックの森といった場を、ゆるく偏在させながら配置します。

斜めのガラス面が予想外の方向に外の景色や奥の活動を重層的に反射、屈折させることで、ミラーワールドが実現したかのような、非日常的な感覚を引き起こします。印象としてのデジタル空間と物理空間の重なり合いを誘発させるだけでなく、多目的スペースには実際に多様なセンサーやマーカーなどが組み込まれ、連続する空間自体が多様な実験や実証のための装置として機能します。

このような、センサーでの認識が難しい建築要素をあえて多用することで、デザイン性はもとより、よりロバストな環境に適応するシステム開発の実験場として機能するような工夫も、随所に盛り込まれています。例えば曲面を含むフレームレスガラスのパーティションの足下は、1/4円弧でゆるやかに床から立ち上がる特殊な巾木となっていますが、これは流動性を体現する重要なデザイン要素であると同時に、施設内を自律的に走り回る多様なエージェント群がガラスに衝突することなく、ゆるやかに方向を変え、実験を継続できるようにする現実的な装置でもあります。

構造グリッドと機能グリッドを45度ずらした重ね合わせに加え、さらにチューリングパターンと呼ばれる流れるような曲線による塗り分けパターンを、あえて構造や機能と独立に配置し、線を交錯させています。これによりそれぞれの場所が自律的に機能しつつも同時に流動、混在し、連続する空間全体に複雑さと動きの感覚、境界をあいまいにする効果や、全体を一つの有機体として認識し、常に異なるスケールを意識するような、共創スペースならではの工夫を織り込んでいます。

パーティションなど立面を構成する要素には、曲面ガラスや光沢感のある金属など屈折や反射効果の強い素材を使い、空気や光の連続感を強調しているのに対して、上下で対応する床と天井の塗分けパターンには、木やモルタルなど素材感の強いマットな素材を用いることで、垂直、水平それぞれの方向での連続感を強調し、より大きなスケールの構造をイメージしやすくしています。
 
最初にゲストが体験するエントランススペースはあえて暗くして、外光によるバックライトと高精度LEDディスプレイによる「モノリス」による最初のWow体験を演出し、世界の多様なリアルタイムデータを可視化しプレゼンテーションにも用いられる幅10mの巨大なLEDモニターや、遠隔地からジャックイン可能な会議用アバターロボット、等身大の対面会議が可能な移動型ディスプレイなど、パーク内には様々な独自のデジタルデバイスが仕込まれています。

空間デザインとしてはもちろんシステムとしても、長期的に多くのIoTデバイスやエージェントを追加しながら、オープンな実証環境として機能していくフレキシビリティを重視した設計としています。人数や使い方に応じて自由に形状や組み合わせを変えられる、アメーバのようなシステムテーブルも、そうしたフレキシビリティと多様性を実現する装置であり、機能を体現するアイコンでもあります。

細長い大空間をあえて一つの部屋のままとし、端から端へと色や密度、素材感や空間のスケール、閉鎖性や重厚さなど、あらゆる要素のグラデーションとして扱うことで、施設全体が連続する有機体として機能するように計画しています。それはデジタル技術とネットワークの世界で次世代の社会インフラ構築を使命とする企業の目指す質であり、多様なスケールを横断しながら柔軟な発想で変化を続ける姿勢のシンボルでもあります。

■建築概要

作品名:OPEN HUB Park
建築主:NTTコミュニケーション株式会社
場所:大手町、東京
用途:オフィス
プロジェクトチーム:NOIZ/豊田啓介、蔡佳萱、酒井康介、田頭宏造、山谷勇太郎
設計監理:NOIZ
施工:株式会社丹青社
企画:KESIKI
デジタルクリエイティブ:Whatever
グラフィックデザイン:岡本健デザイン事務所
延床面積:1545.09m2
設計期間:2021年1月~4月
工事期間:2021年5月~2022年1月
完成年:2022年
写真:高木康広

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

ビニル床タイル(川島織物セルコン)

内装・壁壁

PB+AEP塗装、一部グラフィックシート貼り

内装・天井天井

システム天井ボード+AEP塗装

内装・建具間仕切

フロートガラス、強化ガラス t=10

内装・造作家具ROOT LIBRARY 造作家具 天板

SUS PHL+カラークリア塗装

内装・造作家具HAMMOCK NEST 造作家具 天板

PANECO Material Board(WORKSTUDIO)

内装・造作家具システムテーブル 天板

突板練付合板+UC塗装 [アメリカンチェリー・シナ・チーク・ホワイトバーチ]

内装・その他曲面巾木

集成材削り出し+塗装仕上 [オイルステイン・AEP]

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所による「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」。湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画。アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築。様々な要素は廃材も活用して製作 photo©松尾悟史

    芦沢啓治建築設計事務所とトラフ建築設計事務所が設計した「大阪北港マリーナ『PARK HULL』」です。
    湾岸のカフェやホテルのある施設の一角に計画されました。建築家は、アップサイクルを楽しみ学べる場を目指し、遊具や家具とグラフィックを一体化させたランドスケープを構築しました。また、様々な要素は廃材も活用して製作されています。施設の公式サイトはこちら。

    大阪湾岸にオープンした、カフェやホテルを併設する大阪北港マリーナHULL。
    その敷地内に、アップサイクルをテーマにしたエディテイメント型公園「PARK HULL」を手掛けた。自由な発想で遊び、海辺の環境から未来への想像力を育むことを目的とし、大人も子供も楽しめ、好奇心を掻き立てられる新たな公園のかたちが求められた。

    建築家によるテキストより

    より自由度の高い遊びを受容できる場として、全体を一つのランドスケープのように感じられる公園を提案した。
    円形のグラフィックは、点在する遊具や家具をランドスケープの一部としてつなぎ留める。子供たちの遊具としても機能するグラフィックは、その同心円に置かれた家具も遊具の一部のようにも見せている。青は海と空を、冬場にはファイヤープレイスとなるサークルベンチや砂場の赤は火や土をイメージしている。遊具もそれぞれの色に塗り一体化させ、大きなスケール感に対応した。

    建築家によるテキストより

    自由な発想で遊べる遊具「PLAYRING」は、体力やバランス感覚とともに、判断力も養える。廃材を活かしたすべり台は、遊具であると同時に、アップサイクルされたオブジェでもある。もともと廃棄されていたポリエチレン発泡体の端材をカットし、束ねることで作られた「もこもこソファ」はひと時の休憩の場となる。

    建築家によるテキストより
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    大阪トラフ建築設計事務所芦沢啓治鈴野浩一禿真哉建材(外構・家具)建材(外構・造作家具)ジャクエツTRANSIT BRANDING STUDIOクレバー松尾悟史
    2022.10.14 Fri 16:02
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    【ap job更新】 土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」が、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中

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    建築求人情報
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    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    土木景観とランドスケープを中心に、構想から詳細設計までを行う「株式会社Tetor」の、社員もしくは契約社員(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    株式会社Tetor(テトー)は社員及び契約社員を募集します。

    Tetorは土木景観、ランドスケープデザインを中心とした設計事務所です。

    Tetorとは手と人を大事にするという理念のもと設立された事務所です。現在は全国の公園・橋梁・河川等のデザインに構想から詳細設計まで幅広くデザイン業務を行っています。Inclusive Design 誰も排除しないデザイン・Reusable Design 再利用する再利用可能なデザイン・Interface Design多様な利用を促すデザインの3つの柱をもとに、デザインに携わっています。

    弊社は少人数精鋭によるプロフェッショナル集団を目指し、デザイナー・エンジニアの両方の側面を持った人材を募集いたします。
    また、長期的に会社に貢献して頂ける方を歓迎しています。

    これまでのプロジェクトとしては岡山県奈義町のナギテラス 、国葬の一般献花会場となった九段坂公園などがあり、グッドデザイン賞、土木学会デザイン賞など多数の賞を受賞しています。

    公園や橋梁、道路などの土木デザインやランドスケープデザインから、サインやストリートファニチャーまでのプロダクトデザイン等、設計対象は大小多岐にわたります。

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    MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応
    photo©Ossip van Duivenbode

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    MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
    MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode
    MVRDVとALLによる、フランス・レンヌの集合住宅。中心部から郊外に移り変わる場に計画。都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案。全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応 photo©Ossip van Duivenbode

    MVRDVとALLが設計した、フランス・レンヌの集合住宅「アセンション・ペイサジェール」です。
    中心部から郊外に移り変わる場に計画されました。建築家は、都市の成長に伴う住宅供給と景観保全を目指し、近隣に対し高さを抑えて段階的に高層化する建築を考案しました。また、全住戸に自動給水の植物を設置し周辺環境とも呼応させる事が意図されました。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    MVRDVの「アセンション・ペイサジェール」、レンヌの川沿いを活性化し、密度と多様な所得レベルに対応した住居を供給

    MVRDVは、共同建築家ALLとともに、不動産開発会社ジボワールグループの為に、フランス・レンヌ西部の2つの川の合流地点に集合住宅アセンション・ペイサジェールを完成させました。12階建て、10,550㎡のこの複合施設は、レンヌの中心部とその外周部の間の重要な移行スペースを占めており、街の外側の成長のコンテクストに伴い必要とされる密度を高め、37ユニットの社会住宅を含む様々なサイズと価格帯の138戸の住宅、商業スペース、緑のある水辺環境の新しい公共スペースを提供します。

    2018年、フランスの雑誌『l’Express』はレンヌをフランスで最も住みやすい都市とし、2017年に新しいTGV接続路が登場したことと相まって、この魅力は継続的な人口増加につながっているのです。街の中心部には多くの歴史的建造物があり、この拡張の圧力は外側に移動し、周辺部は田園地帯の外側に成長するか、できれば高密度化という快適なアプローチで上方に成長することが求められているのです。イル川とヴィレーヌ川が合流する地点に正確に位置し、緑の浮遊する公園であるジャルダン・ドゥ・ラ・コンフリュアンスの向かい、現在は歩行者天国となっているフランソワ・ミッテラン通りの端にあるアセンション・ペイザジェールは、非常に目立つ場所にあるため、周辺の高密度化に対して模範となるアプローチが必要でした。

    アセンション・ペイサジェールは、地層からインスピレーションを得ています。このプロジェクトは、徐々に傾斜が後退する大小2つの曲線的な建物で構成されています。川沿いや近隣に接近する箇所では、建物を低くし、広大な低層建築のコンテクストを認めています。しかし、それ以外の場所では、そのデザインは、3つのピークに徐々にステップアップし、敷地の中心では最大12階建ての高さに達しています。この緩やかなステップバックが生み出すテラスには、鉢植えの緑が飾られていて、最上階の住戸まで、川沿いの青々とした雰囲気が広がっています。大きなブロックの西側の角、建物の2つの「ピーク」の間には、果樹を含む庭があり、この緑のアプローチが強調しています。

    ファサードは、地質学とのつながりを強調しています。それは、5色のグレーを基調としたマットと光沢のあるセラミックパネルが、層状に配置されているのが特徴です。地上付近は暗くてマットな質感、最上部は明るくて光沢のある質感となっています。夜間は、建物上部のセラミックパネルに組み込まれた照明が、その効果をさらに高めています。その結果、この街の一角を大幅に高密度化しながらも、まるで環境そのものが生んだかのような自然なデザインで、真に街に属しているように見えます。。

    MVRDVの設立パートナーであるナタリー・デ・フリースは述べています。
    「アセンション・ペイサジェールでは、私たちが期待したとおりの、そしてまさにこの場所で必要とされているプロジェクトを実現することができました」「川や公園が向かいにあり、人が住むには素晴らしい立地条件です。その良さを壊さずに、できるだけ多くの人が住めるようにすることがチャレンジでした。そのために、小さな丘のようなシルエットを持つ2つの建物のアンサンブルを作り、テラスやバルコニーで覆い、植物や 木々のための大きな鉢がすでに用意されている素敵な屋外スペースを居住者に提供することにしました」

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    集合住宅フランスMVRDV図面ありALL
    2022.10.14 Fri 08:48
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    2022.10.13Thu
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    2022.10.15Sat
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