architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.11.11Fri
2022.11.10Thu
2022.11.12Sat
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索
photo©山内紀人

SHARE 田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索

architecture|feature
建材(内装・天井)ティーエイチイーMIRROR田中了多イドModuleX建材(内装・家具)建材(外装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(外装・床)建材(内装・床)図面あり山内紀人兵庫店舗
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人

田中了多 / MIRRORが設計した、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」です。
住宅街の交差点前の区画に計画されました。デザイナーは、用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案しました。街と関わり長く愛される店の在り方を模索されました。店舗の公式サイトはこちら。

住宅街にある美容室の内外装計画。

計画地は、十字路に面した建物の1階角地で、数年間シャッターが閉まっていた区画。シャッターを開けると、風や視界が抜ける魅力的な二面開口であった。ただ東側はガードレールで区切られた歩道だが、南側は白線だけの路側帯で、歩行者のそばを車が通ることや、時間帯によっては信号待ちの人が溢れるなど、少し危険な状況だと感じた。

建築家によるテキストより

店を任されたのは近所にお住いのご家族。仕事と生活が地続きとなり、街や住民との関係が親密になることが想像された。そこで街や住民に寄り添った店の在り方を模索した。周辺環境は、駅から続く遊歩道や公園など街の余白が多くあり、住民がうまく利用していた。その環境に倣って、一般的には区画いっぱいに外壁を立て店内を最大限広くするところ、外壁をクランクさせながら立てることで区画内にも余白をつくった。

建築家によるテキストより

機能としては、人が溜まれる場所(※便宜上はポーチと駐輪場としている)や通り抜けの道となっていて、前述した危険な状況の緩和にも繋がっている。また美容室としての用途にも丁寧に応えるために、店内の使い勝手やゾーニングも同列で検討し、内と外の機能が噛み合う構成とした。

店の特徴となった外壁は、部分的にセットバックされたことで佇まいが柔らかくなり、繋がった二面のファサードがまとまった印象を作っている。また美容室の特性上、外から見えすぎないことも重要なので、窓は正面ではなくクランクさせたことで生まれた側面に設け、光を効果的に取り込もうと試みた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 photo©山内紀人
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 image©MIRROR
田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索 image©MIRROR

以下、建築家によるテキストです。


住宅街にある美容室の内外装計画。

計画地は、十字路に面した建物の1階角地で、数年間シャッターが閉まっていた区画。シャッターを開けると、風や視界が抜ける魅力的な二面開口であった。ただ東側はガードレールで区切られた歩道だが、南側は白線だけの路側帯で、歩行者のそばを車が通ることや、時間帯によっては信号待ちの人が溢れるなど、少し危険な状況だと感じた。

店を任されたのは近所にお住いのご家族。仕事と生活が地続きとなり、街や住民との関係が親密になることが想像された。そこで街や住民に寄り添った店の在り方を模索した。周辺環境は、駅から続く遊歩道や公園など街の余白が多くあり、住民がうまく利用していた。その環境に倣って、一般的には区画いっぱいに外壁を立て店内を最大限広くするところ、外壁をクランクさせながら立てることで区画内にも余白をつくった。

機能としては、人が溜まれる場所※や通り抜けの道となっていて、前述した危険な状況の緩和にも繋がっている。また美容室としての用途にも丁寧に応えるために、店内の使い勝手やゾーニングも同列で検討し、内と外の機能が噛み合う構成とした。

店の特徴となった外壁は、部分的にセットバックされたことで佇まいが柔らかくなり、繋がった二面のファサードがまとまった印象を作っている。また美容室の特性上、外から見えすぎないことも重要なので、窓は正面ではなくクランクさせたことで生まれた側面に設け、光を効果的に取り込もうと試みた。

外壁の仕上げは一般的な住宅でも使用されるガルバリム鋼板。色は既存シャッター同色のアイボリーとし、そのまま店内まで引き延ばした。入口扉や家具は、既存屋根瓦の茶褐色に近いニヤトーとした。既存から色を引用したのは、数年間シャッターが閉まっていた状態を急に変えるのではなく、少しの変化で街に調和させることを考えたからだ。

住民との直接的な接点を持つため、待合には受付カウンターではなくテーブルを置いているが、今後は接点を増やすため、外の余白にベンチなどが置かれ、街に合った形で使われる予定だ。
当然だが余白部分にも家賃が発生しており、店内を広くする方が経済効率は良いが、店が余白を持ちながら街や住民と関わることは、住宅街の店として長く愛される上で効果的な方法ではないかと思う。

※便宜上はポーチと駐輪場としている

■建築概要

題名:Lucrin(ルクラン)
所在地:兵庫県尼崎市武庫之荘5丁目1−1
主用途:美容室
設計:MIRROR 田中了多
施工:ティーエイチイー 橋本幸治
照明計画:Modulex
ロゴデザイン:イド 小栗誠詞 上遠野苑美
計画面積:店内50㎡/外部余白10㎡
設計期間:2021年12月-2022年3月
施工期間:2022年3月-2022年4月
竣工:2022年4月
写真:山内紀人

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外部 壁 

ガルバリウム鋼板[小波]

外装・床外部 床

モルタル金ゴテ仕上げ

内装・床内部 床

エスリューム PP-20510(サンゲツ)

内装・壁内部 壁

AEP塗装仕上げ

内装・天井内部 天井

AEP塗装仕上げ

内装・建具建具

ニヤトー

内装・家具家具

ニヤトー

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

田中了多 / MIRRORによる、奈良市の飲食店「宿雨」。商業ビルの奥にあるコーヒースタンド。道との程良い距離と外の共用部に注目し、店のイメージを象徴して外装とも繋がる“紺色”に染色した空間を考案。カウンターに収納もできる椅子が内外の境界横断を促進
  • SHARE
建材(内装・天井)ティーエイチイーMIRROR田中了多イドModuleX建材(内装・家具)建材(外装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(外装・床)建材(内装・床)図面あり山内紀人兵庫店舗
2022.11.11 Fri 15:09
0
permalink

#山内紀人の関連記事

  • 2024.9.26Thu
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「イソップ 南青山」。低層の商業施設内での計画。“集合住宅の様なスケール感”や“窓から差し込む自然光”に着想を得て、心安らげる“家庭のような空間”を志向。什器類を60年代頃の木製家具を参照して“置き家具”の形式で作る
  • 2024.7.31Wed
    フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・栗東市の「景色をつくる家」。巨大ビルもある“雑然とした”住宅街の敷地。“閉じながらも開放的な”建築を求め、窓を減らしつつビルのヴォイドに向けて“視線が抜ける大開口”を設ける構成を考案。ガレージは黒で統一して心を整える場にもする
  • 2024.6.06Thu
    tombow architectsとsunabaによる、茨城・つくば市の住宅「hut N」。古い住宅群が残る郊外の敷地。“土地に根差す生活”の切っ掛けとなり“周囲に意識も向ける”存在を求め、街並みを参照しつつも“少しの違和感”を与える建築を志向。切妻の量塊が浮かぶ様な“建ち方”の住宅を造る
  • 2024.4.25Thu
    茂木哲 / nagomによる、東京・港区の住戸改修「ジャパンディスタイルの家」。外国の方の賃貸入居を想定した計画。“日本らしさ”も備えた住まいを目指し、日本建築の“天井面で空間の格式を示す”作り方を参照した設計を志向。開けた外部環境を活かす為に“風景を切り取る”窓を各部屋に作る
  • 2024.4.19Fri
    古谷デザイン建築設計事務所による、長野・下高井郡の宿泊施設「GONDOLA HOUSE」。吉阪隆正設計の宿泊施設に並んで計画された新館。既存への“アンサーソング”として、吉阪建築の“親密さを増長し共鳴する”設計を志向。特徴的な形態を踏襲しつつ対比的な“白い外壁”で雪景色とも同化させる
  • 2023.12.07Thu
    武保学 / きりんによる、三重・伊賀市の住宅「森の中の浮き床」。山あいの広大な敷地に計画。周囲の木々の植生の変化に着目し、環境を“ここにしかない”風景として実感できる建築を志向。外まで伸びる“十字壁”で空間を分割し其々の領域と風景を関係づけるように開口部を設計
  • 2023.12.05Tue
    トラフ建築設計事務所による、京都・下京区の、店舗「Aesop 京都髙島屋店」。百貨店内のモノトーンの共用部に面する区画。店がオープンする秋の京都の景色に着想を得て、イチョウを想起させる“黄金色のカーペット”を敷詰めた空間を考案。商品棚には“幹”を思わせる濃い色調の合板を用いる
  • 2023.12.01Fri
    小田真平建築設計事務所とランディ・マリエ・ジェンセンによる、大阪市の住戸改修「弁天の住居」。施主の日本滞在用の住まい。自身が考える日本の“伝統的空間”の導入を目指し、和紙で仕上げた“透過性”の異なる二つの面を用いて“その先を連想させる”空間を構築。既存を活かし最小限の解体と追加で完成させる
  • 2023.7.28Fri
    小田真平建築設計事務所とロウエによる、大阪市の「粉浜の住居」。鉄骨3階建ての住宅を改修。シンプルと豊かさが同居する空間を求め、玄関土間と各階バルコニーを仕上げで連続させて“土間が立体化”した様な構成を考案。既存の窓から入る偶発的な自然光の魅力も活かす
  • 2023.5.23Tue
    nevertheless / 佐河雄介建築事務所による、福島の「仕立ての家」。若い施主夫婦が購入した木造住宅の改修。初期から“穴を穿つ”と“引き剥がす”設計を志向。上階床に“穴”を開けて“家族の気配が感られる”空間を構築し、壁を“剥がし”既存躯体と親和性のある素材で仕上げる
  • view all
view all

#ModuleXの関連記事

  • 2024.10.02Wed
    田中亮平 / G ARCHITECTS STUDIOによる、東京・台東区の飲食店「茶室ニゴウ」。木造二階建てを改修した店。非常に小さな面積という与件を受け、蛍光カラーの“幾何学図形”を導入して“空間認識に揺らぎを与える”計画を考案。グリーンとピンクの色はブランディングを手掛ける北川一成が選定
  • 2024.3.20Wed
    神出顕徳 / 3411 STUDIOによる、和歌山市の「神前の家族葬会館」。幹線道路が交差する角の敷地。情報化社会での“建築形態”を考慮し、街のスケールとの“整合性”も意図した量塊を二分割する建築を考案。内部では精度の高い“お見送り”の場として“木架構が連続”する空間を作る
  • 2024.2.26Mon
    橋村雄一 / Studio Hashimuraによる、東京・渋谷区の「ゴールドウイン原宿ビル」。明治通り沿いの敷地。ブランドの“機能的なミニマリズムの精神”の表現を求め、近代的なビルの原型の様な形式に“有機的なイメージ”を重ねる設計を志向。方立や階高の操作で立面に拡張性や開放性を付与する
  • 2024.1.26Fri
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の住宅「2700」。3m×16mの細長い角地に計画。柱で“コンクリートの箱”を持ち上げる構成とし、外部環境をダイレクトに取込む“多様に変化する”内部空間を創出。上階は対比的な“籠れるような空間”で引立て合う関係性も作る
  • 2023.10.17Tue
    五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする
  • 2023.8.08Tue
    古城龍児+小畑俊洋 / STUDIO MOUNによる、長崎の「雲仙の住宅」。施主所有の農舎の隣に計画。既存建物と新住居が一体となる“生活の場”を目指し、寸法や形状等を協調させて両者が呼応する関係を構築。日常風景を様々な場所に設けた開口部で切取り“新たな景色”として見せる
  • 2023.7.27Thu
    長坂常 / スキーマ建築計画による、アメリカ・ニューヨークの店舗「50 Norman」。日本の食を主題とする飲食と物販。“アウェイ”な土地で“ホーム”の質の保持を求め、端材等を日本で加工し輸送して職人を連れ現地で組立てる方法“DEKASEGI”を考案。コロナ禍の状況を乗り越え完成させる
  • 2023.6.27Tue
    長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」。創業100年の老舗の新店舗。伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成。静的な客席に“ゆらぎ”も生み出す
  • 2023.6.02Fri
    松井大佑 / Atelier komaによる、福岡・春日市の、診療所「light and space」。リハビリ設備も有する整形外科医院。患者が何度も往来する“待合”を主題とし、診療室とリハビリ室の緩衝帯にもなる“大らかな気積”で“縦横に光が溢れる”空間を考案。純白素材等の選択で光の拡散も意図
  • 2023.5.16Tue
    江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、設計スタッフ(経験者)と事務サポートスタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、設計スタッフ(経験者)と事務サポートスタッフを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、設計スタッフ(経験者)と事務サポートスタッフを募集中
    【ap job更新】 遠藤克彦建築研究所が、設計スタッフ(経験者)と事務サポートスタッフを募集中大阪中之島美術館 ©上田宏
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    遠藤克彦建築研究所の、設計スタッフ(経験者)と事務サポートスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    遠藤克彦建築研究所では、設計スタッフ(実務経験者)及びサポートスタッフを募集いたします。

    竣工及び新たなプロジェクトが数多く始動する今、新しいチームのメンバーとして一緒に働いてくれる方のご応募をスタッフ一同お待ちしております。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2022.11.11 Fri 15:15
    0
    permalink
    長野の「松本養護学校」と「若槻養護学校」の設計プロポで、SALHAUS・仲建築設計スタジオJVとCOAが、それぞれ最適候補者に選定。提案書も公開

    SHARE 長野の「松本養護学校」と「若槻養護学校」の設計プロポで、SALHAUS・仲建築設計スタジオJVとCOAが、それぞれ最適候補者に選定。提案書も公開

    architecture|competition
    福祉施設教育施設SALHAUS長野仲建築設計スタジオCOA

    長野の「松本養護学校」と「若槻養護学校」の設計プロポーザルで、SALHAUS・仲建築設計スタジオ設計共同体とCOAが、それぞれ最適候補者に選定されています。提案書も公開されています。

    松本養護学校及び若槻養護学校やその周辺の整備の計画及び設計にあたっては、「新しい学び」や「これからの時代にふさわしい学習空間」に係る高度な専門知識と審美眼に加え、地域の特性や課題、施設整備への意見・要望を十分理解した上で、事業者と県がコミュニケーションを図りながら計画から設計まで継続的に共同して取り組んでいきます。

    このことから、本事業に係る受託者に「高度な技術力」、「時代を超える学習空間デザインを生み出す力」、「将来を見越す力」、「県民や関係者などと一体となって設計を練り上げていく力量」を求め、本県とともに共同して進めるパートナーとして最も適した者を選考するため、公募型プロポーザルを実施しました。

    令和4年10月16日(日曜日)の審査委員会(二次審査)において同委員会から推薦された者を、県が最適候補者等として特定しました。

    pref.nagano.lg.jp

    【松本養護学校】
    ■最適候補者
    SALHAUS・仲建築設計スタジオ共同企業体

    • 二次審査提案書(PDF)
    • 一次審査提案書(PDF)

    ■候補者​​​​​​
    コンテンポラリーズ+第一設計共同企業体

    ■準候補者
    古森弘一建築設計事務所

    【若槻養護学校】
    ■最適候補者
    COA

    • 二次審査提案書(PDF)
    • 一次審査提案書(PDF)

    ■候補者​​​​​​
    NASCA+Eureka共同企業体

    ■準候補者
    該当なし

    • SHARE
    福祉施設教育施設SALHAUS長野仲建築設計スタジオCOA
    2022.11.11 Fri 07:15
    0
    permalink
    芸術家のヴォルフガング・ライプが、森美術館での展示の為に、作品「ヘーゼルナッツの花粉」を制作している動画

    SHARE 芸術家のヴォルフガング・ライプが、森美術館での展示の為に、作品「ヘーゼルナッツの花粉」を制作している動画

    art|video
    ヴォルフガング・ライプ

    芸術家のヴォルフガング・ライプが、森美術館での展示の為に、作品「ヘーゼルナッツの花粉」を制作している動画です。「地球がまわる音を聴く」展の為に制作されたもの(※会期は終了しています)。

    ヴォルフガング・ライプ
    《ヘーゼルナッツの花粉》
    2015-2018年
    花粉(ヘーゼルナッツ)
    サイズ可変

    Wolfgang Laib
    “Pollen from Hazelnut”
    2015-2018
    Pollen from Hazelnut
    Dimensions variable
    Courtesy: Kenji Taki Gallery, Nagoya/Tokyo

    ————————

    ※展覧会は終了しました
    「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」
    会期:2022.6.29(水)~ 11.6(日)

    youtube.com
    • SHARE
    ヴォルフガング・ライプ
    2022.11.11 Fri 06:51
    0
    permalink
    2022.11.10Thu
    • 平居直設計スタジオによる、埼玉・加須市の「JINS大利根店」。河川が複数流れる地域のロードサイドに計画。“川と共にある街”に寄添う建築を求め、道路形状とも呼応し“自然な流れ”を感じさせる“く”形の筒状空間を考案。内外を連続させ訪問し易さも意図
    2022.11.12Sat
    • 【ap job更新】 予算規模の大きい住宅や別荘等を手掛け、多くの建て主に賛同される「Tai and Associates」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
    • ネリ&フーによる、中国・北京の、社屋兼店舗「Recast Lao Ding Feng Beijing」。古い倉庫を歴史ある菓子企業の為に改修。“装飾的な型”を使う主力商品から着想し、古い煉瓦の殻の中にコンクリートの物体を“成形”する建築を考案。新旧の体験を通し過去と未来の繋がりも示唆

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white