トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、エントランスのディスプレイ棚を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、ソーイングエリア photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペースからカッティングスペースを見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階、ルーフトップ2 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所 が設計した、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」です。
既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点の計画です。建築家は、人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向しました。また、“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる事も意図されました。ブランドの公式サイトはこちら 。
バンクーバーに本社をもつカナダのアウトドアブランド、アークテリクスの北米以外で初となる新たなクリエイション拠点、Tokyo Creation Centerの内外装計画。目黒青葉台の小高い立地にある地下1階、地上2階建てのRC造の建物をリノベーションした。
日本国内だけでなく本社や海外からデザイナーが集まり、実際にプロダクトを使用するアスリートなどとのコミュニケーションを取りながら、デザイン、開発およびプロトタイプ製作を行える施設となることから、ローカルの特性を取り入れ、刺激を与え合うことのできる空間づくりが求められた。
そこで、様々な次元で内外のつながりを促すため、“OUTSIDE IN”をデザインコンセプトとして計画した。1階はプロトタイプ製作のためのソーイングエリアと執務エリア、2階はデザイナーのためのオフィス、地下1階は多目的コミュニティスペースと生地を裁断するワークショップや倉庫、眺望の良い屋上はアスリートやゲストが集うスペースとした。
ブランドの頭文字の“A”になぞらえて藍染めした板を斜め貼りした自動扉のエントランスを抜けると、吹き抜けに面した壁一面のヒノキのディスプレイ棚が出迎える。この棚にはブランドのアーカイブと共に日本および東京の文化や卓越した技術や手仕事、美意識を伝える品々を飾り、この施設の象徴とした。
以下の写真はクリックで拡大します
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 外観、東側の道路より見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 外観、エントランス側を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 外観、エントランスを見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、左:ソーイングエリア、右:エントランス photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、エントランスのディスプレイ棚を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、エントランスのディスプレイ棚を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、ソーイングエリア photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、ソーイングエリアからオフィスエリアを見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、ソーイングエリアから庭を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、庭(建築家による解説:TSUBAKI / 日本の山の小さな自然の営みをオマージュし、日本に自生する草木を岩に植えた作品。) photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、庭を上から見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、ソーイングエリアからエントランスの棚を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、ソーイングエリアからエントランスの棚を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、製作エリアからディスプレイ棚を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階、オフィスエリアの横のスペース photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階から2階への階段 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階から2階への階段からソーイングエリアを見下ろす。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、ラウンジスペース(建築家による解説:石山和広 / ヒマラヤの一角にある山を被写体とし、膨大な数の写真をもとに昼と夜の時間帯が一枚に表現された平面作品。) photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、オフィスエリア photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、オフィスエリア photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、オフィス、テーブルの詳細 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、オフィスエリアから南東のの開口部側を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、会議室、サイン photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、ミーティングルーム(建築家による解説:横山裕一 / 著書『ネオ万葉』から、富士山を詠んだ歌をモチーフとした作品を壁一面に拡大した) photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階、オフィスエリア(建築家による解説:BUAISOU / 藍染の作品は、クライミングロープの様々な結び目を表現しながら、ロープのうねりが山のようでもあり、アークテリクスのロゴである始祖鳥の形が隠されている) photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階から地下1階への階段 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペースから階段を見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペース photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペースからカッティングスペースを見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペースからカッティングスペースを見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、カッティングスペース、建具の詳細 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、カッティングスペース photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、カッティングスペースからコラボスペースを見る。 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、左:外部空間、コラボスペース photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペース photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、コラボスペースからミーティングルームを見る。(建築家による解説:ハタノワタル / 和紙をベースとした作品、土と墨で描かれた「山」の文字が山並みを連想させる) photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階、ミーティングルーム、建具の詳細 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階、ルーフトップ1 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階、ルーフトップ2 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階、ルーフトップ2、ベンチの詳細 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階、ルーフトップ2、夕景 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階、ルーフトップ2、ベンチの詳細、夕景 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 外観、南東側の道路より見る、夕景 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 外観、南東側の道路より見る、夕景 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 外観、東側の道路より見る、夕景 photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 1階平面図 image©トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 2階平面図 image©トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 屋上階平面図 image©トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区のオフィス「Arc’teryx Tokyo Creation Center」。既存建物の内外装を改修したクリエイション拠点。人々が集まる施設として、内外の繋がりの促進を意図し“OUTSIDE IN”を主題とする空間を志向。“山”をテーマにしたアートでブランドの原点も想起させる 地下1階平面図 image©トラフ建築設計事務所
VIDEO
video©Joel Fuller
以下、建築家によるテキストです。
バンクーバーに本社をもつカナダのアウトドアブランド、アークテリクスの北米以外で初となる新たなクリエイション拠点、Tokyo Creation Centerの内外装計画。目黒青葉台の小高い立地にある地下1階、地上2階建てのRC造の建物をリノベーションした。
日本国内だけでなく本社や海外からデザイナーが集まり、実際にプロダクトを使用するアスリートなどとのコミュニケーションを取りながら、デザイン、開発およびプロトタイプ製作を行える施設となることから、ローカルの特性を取り入れ、刺激を与え合うことのできる空間づくりが求められた。
そこで、様々な次元で内外のつながりを促すため、“OUTSIDE IN”をデザインコンセプトとして計画した。1階はプロトタイプ製作のためのソーイングエリアと執務エリア、2階はデザイナーのためのオフィス、地下1階は多目的コミュニティスペースと生地を裁断するワークショップや倉庫、眺望の良い屋上はアスリートやゲストが集うスペースとした。
ブランドの頭文字の“A”になぞらえて藍染めした板を斜め貼りした自動扉のエントランスを抜けると、吹き抜けに面した壁一面のヒノキのディスプレイ棚が出迎える。この棚にはブランドのアーカイブと共に日本および東京の文化や卓越した技術や手仕事、美意識を伝える品々を飾り、この施設の象徴とした。
中央のソーイングマシンが並ぶ製作エリアは、扇形のカッティングテーブルを円形に配置することで、吸音効果のあるヒノキのルーバー天井とともに求心性を持たせた。フロアの奥には、日本の山の景色の一部を切り取ったような中庭を望むように執務エリアを配置した。
世界中のデザイナーが集まる2階のオフィスは、大きなカッティングテーブルを挟んでデスクを配置し、個人作業と協同作業をシームレスに切り替えることができる。1階から続く壁一面のディスプレイウォールと、共通のルーバー天井が上下階の連帯感を強調する。
地下1階のイベントスペースは3連の引き戸で全開放でき、内外を使ったイベントにも対応する。ガラスで仕切られたワークショップスペースの背景には素材や工具が整然と並び、作業効率も考慮した光幕天井がギャラリーのように演出する。また、1階につながる階段室の天井を光幕として、上下階をシームレスに接続できるよう意識して計画した。
外階段でつながる屋上には、大小のテラスに異なる性格の居場所をつくった。高知県馬路村で長年保管されていた魚梁杉(ヤナセスギ)の12個の切り株を連ねたベンチは、夕方になると間接照明によってリング状に浮かび上がり、優れた眺望をたのしめる特別な場所となる。
外と直接つながってあらゆるものを引き込み、製品開発にあたって自然やデザイナーとの対話を大切にするアークテリクスにとって、開かれた空間になることを目指した。
※アートについて
今回のプロジェクトでは、ブランド発祥となった原点を感じさせる試みとして、「山」をテーマとしたアートを点在させた。
地下1階 会議室/ハタノワタル:和紙をベースとした作品、土と墨で描かれた「山」の文字が山並みを連想させる。
1階執務席横/BUAISOU:藍染の作品は、クライミングロープの様々な結び目を表現しながら、ロープのうねりが山のようでもあり、アークテリクスのロゴである始祖鳥の形が隠されている。
1階中庭/TSUBAKI:日本の山の小さな自然の営みをオマージュし、日本に自生する草木を岩に植えた作品。
2階ラウンジスペース/石山和広:ヒマラヤの一角にある山を被写体とし、膨大な数の写真をもとに昼と夜の時間帯が一枚に表現された平面作品。
2階会議室/横山裕一:著書『ネオ万葉』から、富士山を詠んだ歌をモチーフとした作品を壁一面に拡大した。
■建築概要
所在・会場:東京、代官山
主要用途:オフィス
施工:D.BRAIN
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
植栽計画:TSUBAKI
什器製作:カリモク
魚梁瀬杉提供:KIDZUKI
藍染:BUAISOU
木製執務テーブルデザイン:熊野亘
インテリアスタイリング:竹内優介
アート:地下1階ハタノワタル、1階TSUBAKI・BUAISOU、2階石山和広・横山裕一
延床面積:地下1階 307.30㎡、1階 259.78㎡、2階 198.53㎡
設計期間:2023年6月~2024年3月
施工期間:2023年12月~2024年4月
写真:見学友宙
ドローン撮影:Joel Fuller
We worked on the interior and exterior planning of the Tokyo Creation Center, the first new creation center outside of North America for Arc’teryx, a Canadian outdoor brand headquartered in Vancouver, British Columbia, at the base of the Coast Mountain range. We renovated a reinforced concrete building with one basement and two aboveground floors on a hill in Meguro Aobadai.
The idea was to create a local facility for designers from Japan, the headquarters, and worldwide to meet and design, develop, and prototype products in partnership with the athletes who utilize the products. The facility was therefore required to incorporate local characteristics and to create a space where people could inspire each other.
So we set its design concept as “OUTSIDE IN” to promote the connection between inside and outside in different dimensions. The first floor is a sewing area and work area for prototype creation, the second floor is an office for designers, the basement is a multi-purpose community space, a fabric cutting workshop and warehouse, and the rooftop, which has a great view, is a space where athletes and guests can gather.
Entering through the automatic door laid with slanted and indigo-dyed boards which close to form the brand’s initial “A”, customers are welcomed by cypress display shelves covering the entire wall facing the atrium. The shelves symbolize the facility, displaying the brand’s archives as items that convey the culture of Japan and Tokyo, its outstanding skills, crafts, innovation, and aesthetic. The production area, whose center has many sewing machines, has a significant centripetal impression with the circular layout of fan-shaped cutting tables and the ceiling with cypress louvers absorbing sound. The office area, at the back of this level, is where workers overlook a courtyard resembling a slice of Japanese mountain scenery.
The second-floor office space, where designers from around the world gather, has large cutting tables arranged by desks, allowing for seamless switching between individual work and teamwork. The wall of display shelves continuing from the first floor, and the common louvered ceiling, emphasize the solidarity between the upper and lower floors.
The event space on the basement level can be fully opened via three sliding doors, to accommodate both indoor and outdoor events. The workshop space, partitioned off with glass walls, has a backdrop of neatly arranged materials and tools. The light curtain ceiling, which takes work efficiency into consideration, creates a gallery-like effect. The light curtain ceiling of the stairwell, which connects the basement to the first floor, was consciously planned to connect both floors seamlessly.
The rooftop, accessed by the exterior staircase, has two levels of relaxing terraces. We created the bench with 12 cut stumps of Yanasesugi trees preserved in Umaji Village, Kochi Prefecture for many years. It is illuminated in the evenings with indirect lighting and appears in a ring shape, creating a special spot from which to enjoy a beautiful view.
Connecting directly with the outside to bring everything in, Arc’teryx puts importance on communication with nature and designers for product development. We aimed to create an open and connective space for Arc’teryx.
※About artworks
For this project, we placed artworks on the theme of “mountain” to evoke the brand’s origins.
Basement floor, Conference room / Hatano Wataru; Calligraphy of kanji “Mountain” written with soil and ink on Washi resembling a mountain range.
First floor, Next to the office / BUAISOU: Indigo-dyed work expresses the various knots like a climbing rope. The rope’s undulations resemble mountains, while concealing the shape of the Archaeopteryx, the origin of the Arc’teryx logo.
First floor, Courtyard / TSUBAKI: The artwork that pays homage to the small natural activities of Japan’s mountains, with native Japanese plants planted on rocks.
Second floor, Lounge space/Ishiyama Kazuhiro: A two-dimensional work featuring a mountain in the Himalayas, expressing the time of day and night on a single sheet composed of a vast number of photographs.
Second floor, Conference room / Yuichi Yokoyama: A wall of artwork with the motif from a poem about Mt. Fuji from his book “NEO MANYO”.
Arc’teryx Tokyo Creation Center
Building site: Tokyo Daikanyama
Principle use: OFFICE
Production: D.BRAIN
Lighting design: BRANCH LIGHTING DESIGN
Plants design: TSUBAKI
Furniture:Karimoku
Yanase cedar: KIDZUKI
Indigo dyeing: BUAISOU
Wooden office table: Wataru Kumano
Interior Styling: Yusuke Takeuchi
Art: BF Wataru Hatano, 1F TSUBAKI・BUAISOU, 2F Kazuhiro Ishiyama・Yuichi Yokoyama
Total floor area: B1F / 307.30㎡, 1F / 259.78㎡, 2F / 198.53㎡
Design period: 2023.6-2024.3
Construction period: 2023.12-2024.4
Photo: Photo: Tomooki Kengaku
Drone movie: Joel Fuller