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トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる
photo©太田拓実

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architecture|feature
BRANCH LIGHTING DESIGND.BRAINPALMETTO INOUE建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)図面あり店舗禿真哉福岡鈴野浩一トラフ建築設計事務所太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる共用通路側から空間全体を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる共用通路側から什器を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器と壁面の棚 photo©太田拓実

トラフ建築設計事務所が設計した、福岡市の店舗「Hirotaka 福岡店」です。
大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店です。建築家は、“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定しました。そして、“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

福岡・天神の新たなランドマーク「ONE FUKUOKA BLDG.」にオープンした、ジュエリーブランド「Hirotaka」の九州初となる直営店であり、国内10店舗目となる店舗の内装計画。
約40㎡の正方形に近い区画に、“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとした空間を構築した。

建築家によるテキストより

素材や色彩の選定には、柔らかな光沢をもつ真鍮、染色を施した木部、艶のあるアイボリートーンの塗装などを用い、什器のフォルムには丸みを与えることで、どこかレトロフューチャーな印象を漂わせている。

中央には、複数のボリュームを積層させた彫刻的な什器を配置。正面には、オランダのデザイナー、ディルク・ファン・デル・コーイによる再生プラスチック製の照明「The Fresnel」を設置し、柔らかな光が空間全体に広がるよう計画した。

建築家によるテキストより

背面には、民族的な盾を想起させるヴィンテージのオブジェを据え、静けさと象徴性を備えたアクセントとしている。鏡面仕上げの真鍮や木、光を受けて際立つ縁取りが重なり合い、まるで“現代のトーテム”のような佇まいを見せる。

床には吸音性のある圧縮フェルト調のカーペットを敷き、共用部の硬質な石貼りから一歩足を踏み入れた瞬間、空気の質がふわりと変わるような感覚を生み出す。

天井近くまで立ち上がるミラーや、壁の出隅に仕込まれた間接照明が空間の輪郭をやわらかく浮かび上がらせる。どこか懐かしく、同時に新しさを感じさせる空気が、空間全体に静かに広がっている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる共用通路から店内を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる左:共用通路、正面:店内 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる共用通路側から空間全体を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる共用通路側から什器を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる共用通路側から什器を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる壁面の棚と什器 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器と壁面の棚 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器越しに壁面を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げるカウンターから什器を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げるミラーとカウンター photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げるカウンターの詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による店舗「Hirotaka 福岡店」。大型複合施設の商業フロアにあるジュエリー店。“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとし、“柔らかさ”や“艶やかさ”を基準に素材・色彩・形態を決定。“懐かしさ”と“新しさ”が全体に広がる空間を作り上げる平面図 image©トラフ建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


福岡・天神の新たなランドマーク「ONE FUKUOKA BLDG.」にオープンした、ジュエリーブランド「Hirotaka」の九州初となる直営店であり、国内10店舗目となる店舗の内装計画。
約40㎡の正方形に近い区画に、“ミッドセンチュリーモダン”をテーマとした空間を構築した。

素材や色彩の選定には、柔らかな光沢をもつ真鍮、染色を施した木部、艶のあるアイボリートーンの塗装などを用い、什器のフォルムには丸みを与えることで、どこかレトロフューチャーな印象を漂わせている。

中央には、複数のボリュームを積層させた彫刻的な什器を配置。正面には、オランダのデザイナー、ディルク・ファン・デル・コーイによる再生プラスチック製の照明「The Fresnel」を設置し、柔らかな光が空間全体に広がるよう計画した。

背面には、民族的な盾を想起させるヴィンテージのオブジェを据え、静けさと象徴性を備えたアクセントとしている。鏡面仕上げの真鍮や木、光を受けて際立つ縁取りが重なり合い、まるで“現代のトーテム”のような佇まいを見せる。

床には吸音性のある圧縮フェルト調のカーペットを敷き、共用部の硬質な石貼りから一歩足を踏み入れた瞬間、空気の質がふわりと変わるような感覚を生み出す。

天井近くまで立ち上がるミラーや、壁の出隅に仕込まれた間接照明が空間の輪郭をやわらかく浮かび上がらせる。どこか懐かしく、同時に新しさを感じさせる空気が、空間全体に静かに広がっている。

Hirotakaのジュエリーが持つ繊細さと力強さを静かに引き立てる、密度ある余白の場を目指した。

■建築概要

所在・会場:ONE FUKUOKA BLDG.1F
主要用途:物販店舗
施工:D.BRAIN
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
店舗VMD計画:PALMETTO INOUE 担当/井筒晶貴
延床面積:39.36㎡
設計期間:2024年7月~2025年1月
施工期間:2025年2月~4月
写真:太田拓実

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床売り場 床

TURBO TILE 7745(オーシマプロス)

内装・壁売り場 壁

水性内部用塗料:オーデノータック(日本ペイント)

内装・造作家具売り場 什器

真鍮、木、ガラス

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


This interior design project was for the first directly operated Hirotaka store in Kyushu—and the brand’s tenth in Japan—located in ONE FUKUOKA BLDG., a new landmark in Fukuoka’s Tenjin district. The store occupies a nearly square site of approximately 40 square meters, designed around the theme of “Mid-Century Modern.

”Materials and colors were carefully selected to evoke this theme: brass with a soft sheen, stained wood, and glossy ivory-toned finishes. The softly curved forms of the fixtures introduce a subtle sense of retro-futurism.

At the center of the space, a sculptural island fixture composed of stacked volumes anchors the layout. On the front side, The Fresnel, a recycled plastic light fixture designed by Dutch designer Dirk van der Kooij, casts gentle, diffused light throughout the space.

On the back, a vintage object reminiscent of an ethnographic shield provides a quiet, symbolic presence. The layers of mirror-polished brass, wood, and light-catching trim combine to form a contemporary totem-like structure.

A sound-absorbing carpet with a compressed felt texture covers the floor, creating a noticeable shift in atmosphere from the building’s hard stone common areas.

Tall mirrors extending toward the ceiling and indirect lighting behind brass panels at the wall corners softly articulate the space.A quiet air—both nostalgic and subtly futuristic—gently fills the space.

The aim was to create a dense, generous void that quietly amplifies the delicate strength of Hirotaka’s jewelry.

Hirotaka Fukuoka Store
Building site: ONE FUKUOKA BLDG.1F
Principle use: SHOP
Production: D.BRAIN
Lighting design: BRANCH LIGHTING DESIGN
Shop VMD design: PALMETTO INOUE Maki Izutsu
Total floor area: 39.36m2
Design period: 2024.07-2025.01
Construction period: 2025.02-04
Photo: Takumi Ota

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    ネリ&フーによる、上海の店舗「インサイド / アウトサイド」。系列の2つのブランドの店舗を隣接して計画。“人間の根源的な空間”を探求し、より“原始的な存在の状態への回帰”を呼び起こす空間を志向。製品と呼応する“木造の小屋”と商品を輝かせる“洞窟の住居”を考案
    photo©Pedro Pegenaute

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    architecture|feature
    図面ありネリ&フー上海中国
    ネリ&フーによる、上海の店舗「インサイド / アウトサイド」。系列の2つのブランドの店舗を隣接して計画。“人間の根源的な空間”を探求し、より“原始的な存在の状態への回帰”を呼び起こす空間を志向。製品と呼応する“木造の小屋”と商品を輝かせる“洞窟の住居”を考案 photo©Pedro Pegenaute
    ネリ&フーによる、上海の店舗「インサイド / アウトサイド」。系列の2つのブランドの店舗を隣接して計画。“人間の根源的な空間”を探求し、より“原始的な存在の状態への回帰”を呼び起こす空間を志向。製品と呼応する“木造の小屋”と商品を輝かせる“洞窟の住居”を考案 photo©Pedro Pegenaute
    ネリ&フーによる、上海の店舗「インサイド / アウトサイド」。系列の2つのブランドの店舗を隣接して計画。“人間の根源的な空間”を探求し、より“原始的な存在の状態への回帰”を呼び起こす空間を志向。製品と呼応する“木造の小屋”と商品を輝かせる“洞窟の住居”を考案 photo©Pedro Pegenaute
    ネリ&フーによる、上海の店舗「インサイド / アウトサイド」。系列の2つのブランドの店舗を隣接して計画。“人間の根源的な空間”を探求し、より“原始的な存在の状態への回帰”を呼び起こす空間を志向。製品と呼応する“木造の小屋”と商品を輝かせる“洞窟の住居”を考案 photo©Pedro Pegenaute

    ネリ&フーによる、上海の店舗「インサイド / アウトサイド ジスファン&ウーヴン・ムーンライト」です。
    系列の2つのブランドの店舗を隣接して計画しました。建築家は、“人間の根源的な空間”を探求し、より“原始的な存在の状態への回帰”を呼び起こす空間を志向しました。そして、製品と呼応する“木造の小屋”と商品を輝かせる“洞窟の住居”を考案しました。


    こちらは建築家によるテキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    インサイド / アウトサイド
    ジスファン&ウーヴン・ムーンライト

    上海で初の旗艦店をデザインしてから4年、ネリ&フーは再びジスファンと協力し、盤龍天地開発(Panlong Tiandi development)内にある2つの店舗のデュオを創り上げました。隣接する2つの空間は、ひとつはジスファン・ブティックのため、もうひとつは姉妹ブランドのウーヴン・ムーンライトのためのもので、それぞれが独自性を持ちながらも、互いに対話をしています。ジスファン・ブティックは内部に木造の家を含み、ウーヴン・ムーンライトはコンクリートの住居であり、それぞれが異なるブランド・アイデンティティと多様な空間的要件に合わせて作られています。

    ジスファン・ブティックのデザインコンセプトは、すべての建築の基本的な原型とされるロジエの「原初の小屋(Primitive Hut)」に着想を得ています。装飾や様式を取り払った原初の小屋は、人間と自然界との関係を築き、シェルターの役割と自然とのつながりの両方を提供します。これは、リネン素材を日常生活と自然の文字通りの「糸」として捉えるというブランドの精神と一致しています。挿入された木造の構造体は、住まい、居住するための精神的な空間を形成すると同時に、製品を展示するための非常に機能的な要素でもあります。ホワイトオークは自然の木目と色をそのまま残し、床には手作りのセラミックタイルを組み合わせています。これらの温かみのある素材が、リネン製品の質感と調和しています。上部の傾斜屋根は空間の高さを最大限に活用し、人々がこの広々とした聖域を楽しめるようにしています。一方で、ファサードから差し込む柔らかな光と切り取られた眺めが、外のにぎやかな商業通りとの穏やかなつながりを生み出しています。

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    図面ありネリ&フー上海中国
    2025.07.07 Mon 07:45
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/6/30-7/6]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2025/6/30-7/6]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/6/30-7/6)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 安藤忠雄とアントニー・ゴームリーによる、韓国の「グラウンド」。美術館の庭園地下に埋設されたアートスペース。美術館体験の拡張を求め、7体の彫刻を内包した“パンテオンも想起させる”ドーム状の空間を考案。彫刻・建築・自然と鑑賞者をひとつの瞬間の中で結びつける
    2. 藤本壮介による、森美術館での展覧会の会場写真。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開
    3. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「oasis under a building」。“穴の空いた靴下”のような“反転したガラスの家”。ひとつとも複数ともいえる空間で構成。天井は“明るい空”のように機能させる
    4. 青木淳+品川雅俊 / AS、小堀哲夫、仙田満 / 環境デザイン研究所、日建設計が参加する、滋賀の「守山市民ホール大規模改修」プロポの公開プレゼンが開催
    5. 山路哲生建築設計事務所による、東京・世田谷区の「代田の家」。住宅街の“当たり前の再編集”も意識した計画。奥行の深い土地で“広がり”を獲得する為、短辺方向の壁面の代わりに“ブレース”を吹抜などに配する建築を考案。時代と呼応する“斜めの大黒柱”としても位置づける
    6. ピタゴラスイッチ等の創作で知られる、佐藤雅彦の展覧会の入場チケットをプレゼント。横浜美術館で開催。多様な作品の創作プロセスを紹介し、その独創的な“作り方”を紐解く内容。ピタゴラ装置の実物も展示
    7. ネリ&フーによる、中国の「ザ・ヤード 大連文化センター」。既存6棟を転用した劇場等を内包する複合施設。全体を統一する“建築言語”を求め、コールテン鋼を始めとした“最小限で無加工”の素材を用いる計画を考案。元々の棟配置を活かして“静かな思索の中庭”も作り出す
    8. 藤本壮介建築設計事務所による、沖縄・石垣島のヴィラ「NOT A HOTEL ISHIGAKI『EARTH』」が開業。約3000坪の敷地にたった一棟のみ建てられた建築。“円形のフォルム”と緑化された“すり鉢状の屋根”が特徴。プール・サウナ・ジムなどの機能も内包
    9. ネリ&フーによる、台北市の集合住宅「ザ・ラティス」。新旧の建物が混在する地域。“時代を超えた美学”の体現を求め、同国の格子を再解釈した“カテナリー曲線のスクリーン”をRCグリッドの中に配する建築を考案。対照的な素材を調和させ繊細なバランスを実現する
    10. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
    11. 佐藤尚巳建築研究所による、群馬・高崎市の「ハルナイノベーションセンター」。山裾にある商品開発の拠点施設。近隣の山並みから着想した切妻屋根を持ち、高窓から日光が入り“どこにいても自然が感じられる”建築を考案。雁行した平面は内部空間に“流れ・溜まり・適切な分節”をもたらす
    12. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
    13. 阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・淡路市の「dots n / 農園付き住居」。農業希望者に体験機会を提供する為に市の施設として計画。新しさと懐かしさのある“ここだけの風景”を主題とし、田の字型平面で寄棟と換気塔を特徴とする建築を考案。屋根や壁などに地域の“土の素材”も用いる
    14. MADによる、オランダ・ロッテルダムの美術館「フェニックス」。歴史的な倉庫を転用した施設。“移民”に関する美術館として、困難な物語と同時に未来への希望も伝える存在を志向。“旅”を象徴する約500mの“反射仕上げの螺旋階段”を中央に据える建築を考案
    15. 相坂研介設計アトリエによる、埼玉の「本庄の医院・住宅」。医院の改築と院長の居住部分を独立させ新築する計画。医院は、元の造形を活かした“塗分け”を行うと共に機能や動線の改善を実施。住宅は、将来のデイサービスへの転用も考慮した“木架構”が特徴の建築とする
    16. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
    17. 蘆田暢人と川上聡による、大阪市の「長源寺の庫裡」。親と子の二世帯が暮らす住まい。法規や住替えの与件に対し、庭を囲む様に平屋の親世帯と三階建の子世帯を配置する構成を考案。。自由な内部空間を実現する“リブフレーム”構造は世帯間の視線交錯の回避にも寄与
    18. 藤本壮介による、森美術館での展覧会の入場チケットをプレゼント。活動初期から進行中の計画まで網羅的に紹介する大規模個展。模型・図面・写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる大型模型なども公開
    19. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「ハリド・ビン・スルタン・シティ」。砂漠に隣接する敷地に都市を造る計画。砂丘の流動的な形状からも着想を得て、“線形のオアシス”を中心として7つの半円形の住宅街を配置する構成を考案。各施設の配置や日陰の創出などで歩行移動を主にする
    20. 竹中工務店による、VS.での「たてものめがね まちめがね展」。建築や街への人々の関心の向上も意図した展覧会。面白さの“理解しやすい形での発信”を目指し、“縮尺:スケール”を切口とする計画を考案。“一間ブロック”で日常を切り取った“等身大になる部屋”などを作る

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