
SHARE 現代美術作家 ロン・ミュエクの展覧会が、森美術館で開催。入場チケットをプレゼント。制作活動全体を包括的に紹介する大規模個展。初期の代表作から近作まで、日本初公開の作品を含む11点を展示
- 日程
- 2026年4月29日(水)–9月23日(水)


現代美術作家 ロン・ミュエクの展覧会が、森美術館で開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。制作活動全体を包括的に紹介する大規模個展。初期の代表作から近作まで、日本初公開の作品を含む11点を展示します。会期は、2026年4月29日~9月23日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年4月20日(月)9時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
ロン・ミュエク(1958年オーストラリア生まれ、英国在住)は、革新的な素材や技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家です。人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作されたミュエクの作品は、洗練され、生命感に溢れ、孤独、脆さや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現しています。ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された「センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト」展(1997年)への参加で注目を集めて以来、世界各地で個展を開催してきました。
実際の人物よりもはるかに大きく、あるいは小さく造られるその彫刻は、私たちの知覚に対する先入観への挑戦でもあります。同時に、実際に存在していそうであるというリアリティに肉迫する一方で、鑑賞者一人ひとりの解釈や思索を促す曖昧さも残しています。神秘的でありながら圧倒的な存在感を放ち、私たちと身体との関係、そして存在そのものとの関係を問いかけます。
本展は、作家とカルティエ現代美術財団との長きに渡る関係性によって企画されたもので、2023年パリの同財団での開催を起点とし、ミラノとソウルを経て、森美術館で開催されます。日本では、2008年に金沢21世紀美術館で回顧展が開催されて以来、2度目の個展になります。大型作品《マス》(2016-2017年)など作家の主要作品を中心に初期の代表作から近作まで11点を展示し、作品の発展の軌跡を深く洞察します。そのうち6点は日本初公開で、特に初期の代表作《エンジェル》(1997年)の出展はまたとない機会になるでしょう。また、フランスの写真家・映画監督のゴーティエ・ドゥブロンドによる、作家のスタジオと制作過程を記録した貴重な写真作品と映像作品も併せて公開し、ミュエクの比類なき彫刻がどのように生み出されるのかを明らかにします。
以下に、詳細な情報を掲載します。
展示内容の一部
※画像のダウンロードや無断使用と転載等は禁止とさせていただきます
以下の写真はクリックで拡大します




寡作の作家ミュエクの作品を網羅的に紹介する、日本では18年ぶりの大規模個展。出展作品の多数が日本初公開
本展は、初期作品から近作に至るまで、作家の制作活動全体を包括的に紹介する大規模な展覧会です。出展作品の多くは日本初公開となります。総作品数が50点程しかないミュエクの彫刻作品を多数集めて個展を開催することは困難であり、11点もの作品を展示する本展は貴重な機会となります。日本での個展は2008年以来となり、これほど多くの作品を展示するのは今回が初の試みです。大型作品《マス》(2016-2017年)を日本初公開
本展の中心をなすのは、巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成されるインスタレーション《マス》(2016-2017年)です。本作はオーストラリアのメルボルンで開催されたNGVトリエンナーレ 2017で初公開され、その後フランス、イタリア、オランダ、そして直近では韓国で展示されました。展示の際は毎回、美術館の展示室の構造や特性に合わせて再構成され、当館でも約300㎡にわたるサイトスペシフィックな展示となります。鑑賞者一人ひとりの感情を喚起する精緻に表現された彫刻
ミュエクは人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて、精緻な技法を用いて彫刻を制作します。洗練され、生命感に溢れ、孤独、脆さや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現した作品は、私たち誰をも魅了し、人間とはなにか、生きるとはどういうことか、という問いを考察する旅へと誘います。めったに見ることができない制作の舞台裏を公開
フランスの写真家ゴーティエ・ドゥブロンドが制作した写真シリーズと映像2点も展示されます。ドゥブロンドは25年以上にわたってミュエクの制作過程を記録しており、ロンドンと英国南部にあるミュエクのスタジオや、創作プロセスの貴重な舞台裏を垣間見ることができます。
ロン・ミュエク
1958年オーストラリア、メルボルン生まれ、1986年より英国在住。映画・広告業界で20年以上働いた後、1990年代半ばに彫刻の制作を開始。1996年、ロンドンのヘイワード・ギャラリーで開催された展覧会で、ポルトガル人画家パウラ・レゴの絵画と共に彼の彫刻《ピノキオ》(1996年)が展示され現代美術界にデビュー。翌年、他界した父親を小さく表現した《死んだ父》(1996-1997年)が、同地のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された「センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト」展に出品され注目を集める。以来、ミュエクは世界各地の権威ある美術館で作品を発表。近年ではソウル、オランダのハーグで個展を開催し、今後はシドニーでの個展が予定されている。日本では、十和田市現代美術館で《スタンディング・ウーマン》(2007年)が常設展示されている。一作品を制作するために数ヵ月、時には数年を要することもあり、過去30年間に制作された作品総数は50点程しかない。
以下の写真はクリックで拡大します

■展覧会概要
展覧会名:ロン・ミュエク
会期:2026年4月29日(水)~9月23日(水) 会期中無休
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:10:00~22:00
※火曜日のみ17:00まで
※ただし5.5(火・祝)、8.11(火・祝)、9.22(火・祝)は22:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
料金:
※()=オンラインチケットの料金
※日時指定枠に空きがある場合は、当日、窓口にてチケットをご購入いただけます。
[平日]一般 2,300円(2,100円)、学生(高校・大学生)1,400円(1,300円)、中学生以下 無料、シニア(65歳以上)2,000円(1,800円)
[土・日・休日]一般 2,500円(2,300円)、学生(高校・大学生)1,500円(1,400円)、中学生以下 無料、シニア(65歳以上)2,200円(2,000円)
※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから「日時指定券」をご購入ください。日時指定券の販売開始日は決まり次第ウェブサイトでお知らせします。
※当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。
※本展のチケットで、同時開催プログラムもご鑑賞いただけます。
※表示料金は消費税込。
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
主催:森美術館、カルティエ現代美術財団
企画:
近藤健一(森美術館シニア・キュレーター)
チャーリー・クラーク(本展アソシエイト・キュレーター)
キアラ・アグラディ(カルティエ現代美術財団キュレーター)


