SHARE ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスの日本初の作品集『ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス』
ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスの日本初の作品集『ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス』がamazonで発売されています
アーティストのペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスの日本初の作品集『ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス』がamazonで発売されています。金沢21世紀美術館で行われた展示に合わせて出版されたもの。出版社のウェブサイトにはプレビュー画像が4枚掲載。
スイスの巨匠、フィッシュリとヴァイス。
1970年代後半から活躍する彼らは、映像や写真、インスタレーション等のさまざまなメディアを使いながら、ありふれた日常の光景をユーモラスかつ思想的な視点で捉え、世界中から注目を集めています。
金沢21世紀美術館で開催中の彼らのアジアで初めての大規模個展に伴い、日本初の作品集を出版します。
ガラクタからガラクタへ、綿密な計算から生まれる連鎖反応が織りなす映像作品《事の次第》、ネズミとクマの被りものを着た彼ら自身が、社会システムの不条理を問う映画作品、また「ソーセージ・シリーズ」や「均衡」シリーズなど、タイトルを添えることで作品に想定外の物語性を感じさせるのも彼らの魅力です。
日常に潜む危うさを捉える皮肉とユーモアあふれるまなざし、そして絶えず柔軟な発想と新しい想像に満ちた存在は、日本にも多くのファンを持ちます。
彼らの制作活動に精通した三氏によるテキストも掲載し、イマジネーションの迷宮ともいえる彼らの作品世界を十二分に堪能できる一冊です。