SHARE 16組の建築家による”rep extra「SPACE OURSELVES」東京展”が3331 Arts Chiyodaで開催[2011/6/15-6/27]
中村竜治、島田陽、福島加津也など16組の建築家が出展する”rep extra「SPACE OURSELVES」東京展”が3331 Arts Chiyodaで開催されます。開催期間は2011年6月15日~6月27日。展覧会の概要は以下。
rep extra「SPACE OURSELVES」東京展
日程:2011年06月15日(水)- 06月27日(月)火曜休場
時間:12:00-19:00
料金:無料
主催:rep – radlab. exhibition project(http://exhibition.radlab.info/index.html)
会場:3331 Arts Chiyoda/1F メインギャラリー(http://www.3331.jp/)
(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)
※本展覧会は東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」(http://action.3331.jp/)参加企画です
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トークイベント:6月18日(土)13:00 – 18:00
レセプション:6月18日(土)、トークイベント終了後
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開催にあたって
SPACE OURSELVES・・・私たち自身(の、による、のため)空間とは、建築を設計する専門家だけでなくその場所で生活し日々の営みを行うすべての人=私たちによって生み出され、または発見され、あるいは実践されていく空間のあり方を意味しています。
そのような空間の状態を起こし、手助けする建築はどんなかたちをしているのでしょうか。それはみんなのものであり、公共の建築ですが、いわゆる公共建築と呼ばれるものではないでしょう。なぜならそれは、単に公のお金で建てられている、あるいは、大規模である、または、誰に/何にでも使える、ということを言っているにすぎないからです。あらかじめ誰かから与えられる公共ではなく、みんなの喜びを自らの喜びと感じるという意識のもと、「私たち」自身の実践によって生み出されていく公共。これがいかにあり得るかを考え、そこに根付く建築を考えること。それが生みだす場との応答の中で、人々が日々の生活空間のあり方を想像し実践する、そのような状態にある都市や街は、人々がいきいきと生活の豊かさを創造していく場所になるのではないでしょうか。
本展覧会は、2011年4月28日から5月15日まで京都のradlab.にて開催されました「SPACE OURSELVES」展の巡回展です。東京展は会場である3331 Arts Chiyodaが実施されている 東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画として実施されます。よって、2011年3月11日に発生した大震災後の復興プロセスの中で建築にできるひとつの提案として考えていきたいと思います。今後被災地では、多くの方々が住み慣れた家やコミュニティを離れ、一時的な住まいに移られます。元あった住民同士のつながりを維持し、あるいは元々なかったそのつながりをつくり、これから街を再建していく上で、住民みずからが自分たちの街の姿を想像し、その創造に参加していく感覚をいかに育んでいくのか。もちろんこの問いは建築的にのみ解かれるものではありません。しかし、本展覧会のテーマは、この問いへと建築的なところから応えるひとつの試みとしてもあり得るのではないでしょうか。建築がそこに住む人々の活動に寄り添い、励まし、復興に向けて未来の空間を紡いでいく起点となることを願っています。
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参加建築家
青木健/PLAY 建築都市人間デザイン研究所
梅原悟/UME architects
大室佑介/大室佑介アトリエ
岡部修三/upsetters architects
近藤哲雄/近藤哲雄建築設計事務所
島田陽/タトアーキテクツ
白須寛規/design SU
木村吉成、松本尚子/木村松本建築設計事務所
中村竜治/中村竜治建築設計事務所
西山広志、奥平桂子/NO ARCHITECTS
福士譲、福士美奈子/フクシアンドフクシ
福島加津也/福島加津也+冨永祥子建築設計事務所
藤田雄介/CAMP DESIGN INC.
前田茂樹/GEO-GRAPHIC DESIGN LAB.+大阪工業大学前田研究室
元木大輔/DAISUKE MOTOGI ARCHITECTURE
米澤隆/HAP+associates