SHARE 塚本由晴と小池昌代による書籍『建築と言葉 ーー日常を設計するまなざし』
塚本由晴と小池昌代による書籍『建築と言葉 ーー日常を設計するまなざし』がamazonで発売されています
塚本由晴と詩人の小池昌代による書籍『建築と言葉 ーー日常を設計するまなざし』がamazonで発売されています。
「建築には比喩が必要」「言葉は風景に支えられている」……建築家と詩人が、都市から家屋まで、風景ごとに必要な言葉を選び与えていく。「かたち」をつくる者同士が交わした劇的な対話。
【目次】
棲家まえがきにかえて 小池昌代
今、建築は言葉に期待する 塚本由晴序章 建築に言葉は必要か
建築は言葉で動き出す●視線を遠くまで伸ばしていく●部屋は何も言わないけれど……●ナチュラルは不自然にいきついてしまう建築の目的と無目的
建築の生命力をつかむために●建築の矛盾こそ「生活」である●言葉の不自由がもたらすもの●そこで生きた人たちを追想する●土と死体●人間は風景に支えられる●なぜ、川の流れをずっと見ていられるのか●暮らしの源を探し当てる更地から生まれる言葉
建築も言葉も「及ばなかった」●言葉の鬱蒼感を、言葉は追い払えるのか●立場が言葉を硬直させた●比喩が建築を動かす可能性●建築が法の代わりになる●かたちが変わり、言葉も変わる都市と家の「ふるまい」
なぜ古い建物を壊してしまうのか●「夫を殺した直後に、代々木公園の森が見えた」●東京という街のジューシーさ●外に向かって開かれる日本の家屋●マニュアル化できない非言語●公共に対して建築家は何が出来るのか●「みやしたこうえん」の想像力風景を再生するために
上手くいってる建築●街の作りを逆戻しする●土地と人間はどこまで離れてしまうのか●生きることの実践状態●風景を搾取してはいけない●雑巾が生活のテンポを作る●詩人が街づくりをすればいい●すべてに言葉を振りかけていく山水主義試論あとがきにかえて 塚本由晴
言葉の家あとがきにかえて 小池昌代
建築と言葉 ーー日常を設計するまなざし (河出ブックス)
小池 昌代 塚本 由晴