SHARE 隈研吾による新潟県長岡市の「アオーレ長岡」の写真
隈研吾のウェブサイトに新潟県長岡市の「アオーレ長岡」の写真が掲載されています
隈研吾のウェブサイトに新潟県長岡市の「アオーレ長岡」の写真などが10枚掲載されています。
20世紀の公共建築は、都市の成長、規模の拡大に応じて、郊外へ移動し、駐車場の中の孤立したコンクリートの箱となる傾向がある。アオーレ長岡では、この時代の流れを反転させようと試みた。郊外にあった市役所を、町の中心へと戻し、環境時代のコンパクト・シティにふさわしい、歩いていける都心型で、市民生活と一体化した市役所、まさに本来のヨーロッパの町がつちかってきたシティホールの名にふさわしい町の生活の「中心の場」の復活を目指した。
昔ながらのタタキの手法で仕上げられ、市民のコミュニケーションの中心となる「中土間」はコンクリートの箱にかわって、木と太陽光パネルで仕上げられた、やわらかい建築でやさしく囲われている。