SHARE OMAの重松象平、磯崎新などが参加する「建築夜楽校「21世紀の首都」」が建築会館ホールで開催[2012/10/4・11]
OMAの重松象平、磯崎新などが参加する「建築夜楽校「21世紀の首都」」が建築会館ホールで開催されます。
東日本大震災以降、首都のあり方が問われている。東京の大災害時に、首都機能はどう果たしていくのか。大阪都構想が実現したときに、日本はどう変わるのか。建築界ではここ数年、丹下健三、メタボリストら60年代の建築家と国家との関係が見直されてきた。行政においても首都機能移転についての議論の再燃や、総合特区による地域活性化の動きは列島の未来にとって重要である。本イベントでは、21世紀の首都を大きなテーマとしつつ、第一夜に首都と地方のグランドビジョンをめぐって、第二夜に世界的な視点で見た日本の首都の位置づけをもとに、21世紀の首都と列島の未来について討議する。首都のあり方を考えることで、地方を含めた国土全体の方向性を議論することとしたい。
建築文化週間 2012 建築夜楽校「21世紀の首都」
主催:日本建築学会
後援(予定):日本建築家協会、日本建築士会連合会、日本建築史事務所協会連合会、日本建設業連合会
協賛:大林組、鹿島、清水建設、大成建設、竹中工務店、東京ガス、戸田建設、日建設計、日新工業、日本設計、三菱地所設計
第1夜:「首都と地方のグランドビジョン」
日 時:2012年10月4日(木) 18:00~20:30(開場 17:30)
パネリスト:
八束はじめ(建築家、芝浦工業大学教授)
佐々木雅幸(大阪市立大学教授、大阪市立大学都市研究プラザ所長)
重松象平(建築家、OMAパートナー)
コメンテーター: 日埜直彦(建築家、日埜直彦建築設計事務所主宰)
モデレーター:松田達(建築家、東京大学助教)
第2夜:「21世紀の首都論」
日時:2012年10月11日(木) 18:00~20:30(開場 17:30)
パネリスト:
磯崎新(建築家、磯崎新アトリエ代表)
御厨貴(政治学者、放送大学教授)
太田浩史(東京大学生産技術研究所講師)
コメンテーター:門脇耕三(明治大学専任講師)
モデレーター:松田達(同上)
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝 5-26-20)
定 員:300 名(当日先着順)
参加費:無料
問合せ:日本建築学会事務局出版・普及事業グループ 三島
TEL 03-3456-2056 E-mail mishima@aij.or.jp
本企画は建築文化週間2012の一環として行われます。「都市」についての議論、「東京」についての議論はあっても、「首都」はこれまであまり議論がされて来ませんでした。東日本大震災以降、首都のあり方は新しいフェーズに入ったように思います。災害時の首都の位置づけや、大阪都の可能性が議論されるようになったためです。一国の首都のあり方を、建築学会にて様々な側面から問い直す機会としたいと思います。第一夜にて「首都と地方のグランドビジョン」について、第二夜にて「21世紀の首都論」について、討議いたします。二夜の議論を通じて、首都の今後、そして首都を通してみた国家・都市・建築の今後を考えていく企画です。どなたでも申し込み不要、無料でご参加いただけますので、多数の方のご来場をお待ちしております。
建築夜楽校2012関連企画「21世紀の首都」展
会 期:2012年10月2日(月)〜10月16日(木)9:00-19:00(土日祝日は17:00まで)
会 場:建築博物館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)
入場料:無料
出展者(予定):磯崎新、八束はじめ、御厨貴、太田浩史、重松象平、日埜直彦、門脇耕三+南後由和
本展覧会は建築夜楽校2012の関連企画として行われます。本展覧会では、3.11以後の首都と地方の関係を踏まえ、「首都」を建築・都市と関連する問題として考えたいと思います。首都に様々な側面から光をあてることで、国家・都市・建築、それぞれに対する新しい理解を問おうとしています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さいませ。
主催 :日本建築学会
問合せ:日本建築学会事務局教育・普及事業グループ 三島
TEL: 03-3456-2056 e-mail: mishima@aij.or.jp