SHARE 千葉学、猪熊純、加藤孝司、荒木信雄らが参加している「東京クリテリウム・プロジェクト」の概要
千葉学、猪熊純、加藤孝司、荒木信雄らが参加している「東京クリテリウム・プロジェクト」の概要です。2013年3月25日には、フォーラムも企画されています。
クリテリウムは都市をフィールドに行われる自転車ロードレースであり、市街地などに設定させた短い距離(1km~5km)の周回コースで競い合うスリリングなレースです。超高層ビル街を背景に行われるクリテリウムは世界的にみても例はなく、西新宿超高層ビル街の街路の立体交差などを利用したコースは都市のなかを走り抜けるダイナミックさを十分に感じることができます。
「東京クリテリウム宣言 自転車から見えてくる西新宿超高層ビル街の魅力と可能性」
私たち東京クリテリウム・プロジェクト実行委員会はスポーツ、観光、環境をテーマにした西新宿超高層ビル街21世紀化計画という都市再生の課題設定を行い、デザインの力で解いていくことを始めたいと考えています。
その第一弾として「東京クリテリウム・プロジェクト」の実現に向けて行動を開始します。
クリテリウムは都市をフィールドに行われる自転車ロードレースであり、市街地などに設定させた短い距離(1km~5km)の周回コースで競い合うスリリングなレースです。超高層ビル街を背景に行われるクリテリウムは世界的にみても例はなく、西新宿超高層ビル街の街路の立体交差などを利用したコースは都市のなかを走り抜けるダイナミックさを十分に感じることができます。
自転車は環境にやさしい乗り物であり、都市で行うことができるスポーツであり、レースなどのイベントは世界中から観光客を誘致することができます。
ここ数年、日本では自転車を通勤手段とする人も増えてきていますが、自転車レーンの整備は遅れ、駐輪するスペースも少ない状況です。西新宿超高層ビル街も同様の状況にあり、このイベントを機会に公開空地など既存空間のなかに駐輪関連施設の提案をしていきたいと考えています。
「東京クリテリウム・プロジェクト」は西新宿超高層ビル街の再生につなげていくものであり、21世紀にふさわしい都市空間という付加価値をつけてブランドを上げていくための活動の第一歩です。
下記のとおり東京クリテリウム・プロジェクトの参加建築家によるプレゼンテーション、都心部における駐輪場の現状調査報告、西新宿の都市の魅力や可能性、自転車レースの楽しみ、都市における自転車の楽しみ方などを語り合うフォーラムを開催いたします。
●プレゼンテーション(18時~18時20分)
東京クリテリウム・プロジェクト・プレゼンテーション出演者
千葉学(建築家/東京大学大学院准教授)
1960年東京都生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。千葉学建築計画事務所主宰。主な受賞に日本建築学会賞作品賞、吉岡賞、JIA新人賞などがある。
荒木信雄(建築家)
1967年熊本県生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。アーキタイプ主宰。
主な仕事に吉本興業株式会社 東京本部、なんばグランド花月ビル、SOPH.、Kaikai Kiki Gallery Taipei などがある。
猪熊純(建築家/首都大学助教)
1977年神奈川県生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰。主な受賞にINTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARDS 2009、DESIGN FOR ASIA AWARDS 2009 Merit Recognition などがある。
白井宏昌(建築家/滋賀県立大学非常勤講師)
1971年東京都生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。H2Rアーキテクツ共同主宰。東京、台湾、中国の3拠点で活動中。主な仕事に唐山市曹妃甸エコ工業団地複合ビル計画などがある。
中崎隆司(生活環境プロデューサー/建築ジャーナリスト)
1952年福岡県生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。生活環境(パッケージ・デザインから建築、まちづくり、都市計画まで)に関するプロジェクトのアドバイス、および調査、企画、計画、設計などを総合的にプロデュースすること、建築・都市をテーマとした取材・執筆することを職業としている。
●東京駐輪場調査報告(18時20分~18時30分)
加藤孝司(デザイン・ジャーナリスト)
1965年東京都生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。雑誌。ウェブなどで建築、デザイン、アートについて執筆。デザイン、アート、建築を語るトークイベントも主宰。ジャンルを超えて活動のフィールドを広げている。2006年よりジャンル横断的なウェブメディア「FORM Story of design」運営。主な活動に「Hiroshima2020Design Charrette」(2009)、「何に着目するべきか?」(2012)
●フォーラム(18時30分~19時30分)
フォーラム出演者:
倉田直道(工学院大学建築学部まちづくり学科主任教授、アーバン・ハウス都市建築研究所代表)
1947年長野県生まれ。川崎市都市景観審議会会長、八王子市景観審議会会長、足立区都市景観審議会副会長、杉並区まちづくり景観審議会副会長、港区景観審議会委員、新宿区都市計画審議会委員、茨城県まちづくりアドバイザー、日本建築学会都市計画委員会委員・まちづくり支援建築会議運営幹事、日本都市計画家協会理事、NPO法人まちづくり協会理事など。専門は、都市計画、都市デザイン、まちづくり、建築など。全国のまちづくりや都市開発関連の計画策定や駅前広場等の公共空間の設計を行っている。主な著書に、「新しい交通まちづくりの思想」(共著:鹿島出版社)、「都市史図集」(共著:彰国社)、「都市計画国際用語辞典」(共著:丸善)、「まちづくりデザインのプロセス」(共著:日本建築学会)、「大学と地域の共創まちづくり」(共著:学芸出版社)など。第4回ふるさとの顔づくり設計競技・建設大臣賞、2008年度都市景観大賞・美しいまちなみ優秀賞(島田市おび通り)など受賞。
伊藤弘(デザイナー/グル―ヴィジョンズ代表)
1993年京都府でデザイングループ”groovisions”設立。グループ設立時からワールドツアーを含むPIZZICATO FIVEのライヴ・ビジュアルを担当し注目を集める。1997年より活動の拠点を東京に移動。以来、CDのパッケージ・デザインやPV、様々な企業やブランドのアートディレクション、グラフィックデザイン、モーショングラフィックデザインを中心に活動。
松本哲弥(建築家/建設会社勤務)
1962年生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。複合施設や大型再開発など、主に都市計画的視点からの企画・計画・建築デザイン業務に従事。新宿における地域再編計画の提案にも多数携わる。
・モデレーター
千葉学(建築家/東京大学大学院准教授)
1960年東京都生まれ。東京クリテリウム・プロジェクトメンバー。千葉学建築計画事務所主宰。日本建築学会賞作品賞、吉岡賞、JIA新人賞など多数受賞。
●開催日時
2013年3月25日(月)
開場:17時30分
プレゼンテーション:18時~18時20分
東京駐輪場調査報告:18時20分~18時30分
フォーラム:18時30分~19時30分
交流会:19時30分~20時30分
●開催場所
ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」会議室
東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル2F(南西角)
●参加費
無料
●定員
50名
●交流会(19時30分~20時30分)
会費:500円(参加は自由です)。
●特別見学会(17時~17時55分)
当日17時から参加者限定の下記ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」の特別見学会を行います。
参加希望者は参加申し込み(下記参加方法)の上、新宿NSビル1Fのダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」受付にお集まりください。
http://www.daikin.co.jp/fuha/
●参加申し込み方法
参加希望者はお名前をご記入の上、参加プログラムを選択して下記アドレスにご予約をお願いいたします。
・お名前
・参加プログラム(ご参加の数字を記入してください)
➀プレゼンテーション・フォーラム参加
➁交流会参加
➂特別見学会参加
東京クリテリウム・プロジェクト実行委員会事務局
criterium@goo.jp
主催:東京クリテリウム・プロジェクト実行委員会
https://www.facebook.com/tokyocriteriumproject
協力:西新宿街ぐるみプロジェクト、新宿副都心エリア環境改善委員会事務局
協賛:ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」