SHARE book『中村好文 小屋から家へ』
書籍『中村好文 小屋から家へ』がamazonで発売されています
書籍『中村好文 小屋から家へ』がamazonで発売されています。出版社のウェブサイトに中身のプレビュー画像が掲載されています。
なにもない。すべてがある。
すまいの原点としての「小屋」12作品を紹介『中村好文 普通の住宅、普通の別荘』(2010年 TOTO出版)の続編となる本書のテーマは「小屋」。「人のすまいの原型は小屋にある」と考える中村氏が手がけてきた極小の小屋から、小屋の面影を宿した小住宅まで12作品を、雨宮秀也氏の撮り下ろしの写真で紹介します。
また、「古今東西 意中の小屋たち」と題して、中村氏が長年魅了され続けてきた「7つの小屋」を巻頭に紹介します。旅好きの建築家としても知られる中村氏が訪ね歩いてきた世界中の小屋から厳選された「ル・コルビュジエの休暇小屋」など実在する小屋から、「鴨長明の方丈」など歴史上の小屋まで、氏が愛してやまない7つの小屋を通して、小屋の魅力を解き明かします。
なにもないからこそすべてがある――小さな小屋に立ち戻ることで浮かび上がってくる「人の暮らしとすまい」に本当に必要なもの、本当の豊かさとは……。30年にわたり首尾一貫して「普段着のように居心地のよい住宅」をつくってきた中村流の「すまいづくり」のエッセンスが、この一冊にぐっと詰まっています。