SHARE 菊地宏の新しい書籍『バッソコンティヌオ──空間を支配する旋律』
菊地宏の新しい書籍『バッソコンティヌオ──空間を支配する旋律』がamazonで発売されています
菊地宏の新しい書籍『バッソコンティヌオ──空間を支配する旋律』がamazonで発売されています。
1972年生まれの菊地宏が建築を志した90年代から「白い建築」が注目を集めていた。建築が白ければ模型も白く、平面図では色を表現する余地がない。菊地には、建築をめぐるこの状況は、モードのうえにモードを重ね、より視野を狭めて進んでいるように思えた。なぜこれほどまでに建築は自由を奪われてしまったのか、白の呪縛から逃れ、豊かな空間をつくることができるのだろうか──。
菊地の設計活動は、こうした問いと向き合い、歴史や自然のなかに範を探していくものとなった。
空間の豊かさは、自然のリズムと協調することから生まれてくる。菊地は、環境、方角、季節、時間、光、色といった要素と人間をどのように結びつけられるかを丁寧に探り当てる。建築の最新モードから離れ、豊かな空間についてあらためてじっくりと考えるための一冊。 ( via www1.lixil.co.jp )
菊地宏|バッソコンティヌオ──空間を支配する旋律 (現代建築家コンセプト・シリーズ)
菊地 宏 メディア・デザイン研究所