SHARE 鈴木亜生 / ARAY Architectureによる鹿児島の住宅「SHIRASU」のオープンハウスが開催[2013/7/13]
以下、情報です。
「SHIRASU」オープンハウスのご案内
この度、鈴木亜生&ARAY Architectureが設計監理を行いました「SHIRASU」が竣工いたしました。つきましては、お施主様のご厚意によりオープンハウスを開催させて頂きます。遠方ではございますが、この機会にご高覧・ご批評頂きたく、ご案内申し上げます。
住所:鹿児島県鹿児島市西伊敷4-19-1
日時: 2013年7月13日(土)10:00 – 18:00
交通手段:
・タクシーをご利用の方
鹿児島中央駅から約15分
・バスをご利用の方
鹿児島市バス 鹿児島中央駅 停留所より 約20分
20番線「緑ヶ丘団地」行き乗車
「伊敷団地公園前」下車 徒歩5分
*きれいな靴下、手袋をご持参ください。
*スリッパの使用はご遠慮ください。
*駐車場のご用意はございません。
なるべく公共交通機関でお越しください。
*トイレ等の設備類はご使用できません。
当日連絡先:鈴木/080-6580-5952
高温多湿な鹿児島で設備に頼らず、環境に開いた暮らしの実現が望まれた。敷地はシラス台地の上の住宅地にあり、その地下資源であるシラスの地質を生かした鹿児島だけのエコハウスを目指している。シラスは断熱性・調湿性・蓄熱性などの他の地質にはない特性をもっている。舗装用シラスブロック平板の開発業者との協同で、建材としての材料強度を確保するため特殊にシラスの配合を変え、組積ブロックの形状に裁断し、中空層二重壁のシラスブロック積みの空間を実現している。この住宅には、空調設備はないが、多孔質で呼吸するシラスブロック壁の全体が、外部環境との間でエアコンディショニングする役割を担っている。内部では、象嵌されたシラスの原石がそのまま仕上げとなり、2億5千年前から堆積されてきた鹿児島の台地が、また新しい暮らしの環境を密接に支えていってくれる。
[建築概要]
設計監理:鈴木亜生 / ARAY Architecture
構造設計:萬田隆 / tmsd萬田隆構造設計事務所
施 工:株式会社アルカンシェル
ブロック:株式会社ストーンワークス
竣 工:2013年7月
用 途:住宅
構造規模:鉄骨造 地上2階
敷地面積:228.9㎡
建築面積:88.0㎡
延床面積:143.9㎡
[主要仕上]
屋上緑化:シート防水 + シラス緑化基盤敷き
外壁:シラス平板ブロック積み + 撥水剤
内壁:シラス平板ブロック積み (シラス原石象嵌)
内部床:杉フローリング + オイル仕上
お問い合わせ:
ARAY Architecture/鈴木 亜生
東京都港区麻布台1-1-19麻布センチュリーマンション202
T 03-6234-9881 E suzuki@asei.jp H www.asei.jp