書籍『プレ・デザインの思想 建築計画実践の11箇条』がamazonで発売されています
小野田泰明による書籍『プレ・デザインの思想 建築計画実践の11箇条』がamazonで発売されています。こちらのページに中身の画像や目次などが掲載されています。
建築計画者のトップランナー、小野田泰明。建築家等と協働し、空間の使われ方が高く評価された「せんだいメディアテーク」「横須賀美術館」といった話題の公共建築を世に生み出してきた。また現在は地元、東北地方の震災復興ディレクターとしても活躍する。常に「より良い建築とは何か?」という問いの答えを追求し、刻々と変化する状況の中、日々疾走する小野田氏が、自身の職能について書き下ろした一冊。
実践する建築計画学者が導き出した11のセオリー
本書は、建築計画者である小野田泰明氏の研究と実践から導き出された、“より良い建築空間を実現するための11のセオリー”に基づいて語られる建築計画の指南書であり、また日本では数少ない建築計画者の職能を解説する一冊です。
小野田氏は、建築計画学者として教育、研究に携わる一方、実際のプロジェクトにおいて、建築家やクライアントに請われ、コンサルタントとしてその設計や事業計画へも深く関わってきた、まさに実践する計画学者です。
空間に求められる機能やその在り方を、人が空間を認識しその行動を決定づけるメカニズムや建築計画の歴史、そして国内外の建設事情を交えながら、「せんだいメディアテーク」などの具体的な計画プロセスを例にとり、竣工後に行った調査結果とあわせてわかりやすく解説しています。
誰のための建築なのか?――建築作品と社会をつなぐプレ・デザイナーとして、人間と空間の関係を構築する建築計画実践の意義を問う一冊でもあります。
プレ・デザインの思想 (TOTO建築叢書)
小野田 泰明