SHARE framedesignによる東京・狛江の鉄道高架下につくられたフィットネスクラブ「blue tamagawa」の写真など
framedesignのウェブサイトに東京・狛江の鉄道高架下につくられたフィットネスクラブ「blue tamagawa」の写真などが掲載されています
framedesignのウェブサイトに東京・狛江の鉄道高架下につくられたフィットネスクラブ「blue tamagawa」の写真などが掲載されています。
近年東京の鉄道各社は線路の高架化推進しその結果生まれた高架下の敷地の有効活用を模索している状況です。一方で鉄道会社は鉄道の運営を母体としながら、沿線の環境と価値の向上に努めているという側面があります。
敷地は、多摩川沿いに位置し元々は高架下の砂利敷きの場所でした。小田急電鉄とビーチタウンが掲げるこの「アウトドアフィットネス」という考え方は、拠点を設けて地域の資源である自然環境を積極的に使うという考え方です。その考え方にふさわしい建築として私たちは、そこに場所が設置されることにより、新しく獲得した場所からの景色が今までと劇的に変化すること。建物を作るのではなく、コニュニティーの場所を作ることとすること。地域に対して特に多摩川の土手を行き交う人達に新しいシンボルを表現すること。これらを目標に設計を行いました。完成したヨガスペースやデッキから見ることのできるその景色は、建物が建設される前と何も変わっていないにもかかわらず、その見え方が劇的に変化しました。また、全体を一つのワンルームとして、ヨガのシーンが見えながらカフェスペースがあるという様々な活動が連鎖的に見えてくるそのシーンは、来訪者の日常生活に新しい発見と挑戦を与えるものとなりました。