SHARE 深澤直人が監修する展覧会「日本の杉の家具展」が松屋銀座7階・デザインギャラリー1953で開催[2015/1/28-2/24]
深澤直人が監修する展覧会「日本の杉の家具展」が松屋銀座7階・デザインギャラリー1953で開催されます
深澤直人が監修する展覧会「日本の杉の家具展」が松屋銀座7階・デザインギャラリー1953で開催されます。会期は、2015年1月28日~2月24日。トークイベントも企画されています。
この度、日本デザインコミッティーでは、「日本の杉の家具展」と題して、国内の木材資源としての杉の未来に焦点を当てる展覧会を、メンバーでプロダクトデザイナーである深澤直人監修の元、開催いたします。
杉は、学名を「クリプトメリア・ジャポニカ」と言い「隠された日本の財産」を意味する1種1属日本の固有種です。杢目の美しさや香りのよさ、優れた調湿機能から、古くは縄文時代から、正倉院の宝物を納める箱(唐櫃)をはじめ住宅や生活道具に使われてきましたが、家具には不向きとされました。なぜなら杉はやわらかく、強度面に不安があるからです。その弱点を克服する方法として、杉を蒸して圧縮する技術を今回の協賛企業である、飛驒産業が中心となり開発しました。
この技術を活用した家具(デザイン:柳宗理、川上元美)を今回、デザインギャラリーでご紹介いたします。