SHARE 隈研吾による、スイス・バルスの、ホテル客室の内装「バルス・テルメホテル」の写真
隈研吾のウェブサイトに、スイス・バルスの、ホテル客室の内装「バルス・テルメホテル」の写真が掲載されています
隈研吾のウェブサイトに、スイス・バルスの、ホテル客室の内装「バルス・テルメホテル」の写真が6枚掲載されています。
このホテルは、ズントー設計の「ヴァルスの温泉施設」と同じ会社の運営によるもので、隈の部屋以外に、ズントー設計の客室などもあります。
バルス・テルメホテルの改修。従業員用のアパート(1ユニット1.19㎡)を洞窟のようなインティメートで暖かい客室へと改修した。
約40cmの巾のオークの板を基本ユニットとし、そのユニットをオーバーラップさせながら、壁と天井を均一に覆いつくしていった。板と板の間に照明を設け、照明とインテリアデザインをインテグレートした。
ベッドもまた家具として扱うことをせず、一段上がった木製のプラットフォームの上に、直接マットを置くことで、小さな空間を効率よく利用することが可能となった。
日本伝統的住宅においても、マットを畳の上に直接置くことで、小さな空間を効率よく利用する手法が用いられてきた。この日本的方法の現代的翻訳を試みた。