SHARE 隈研吾による、韓国のアートセンターのための木製パヴィリオン「ノワドーム」の写真など
隈研吾のサイトに、韓国のアートセンターのための木製パヴィリオン「ノワドーム」の写真などが掲載されています
隈研吾のウェブサイトに、韓国のアートセンターのための木製パヴィリオン「ノワドーム」の写真などが12枚掲載されています。
韓国の光州のAsia Culture Centerに常設展示された木のパビリオン。ノワ(너와/Neowa: wood shingles)は韓国語で斧で割った木板のことで韓国の伝統的な家の屋根や壁面に使われてきた。韓国の家を作ってきた、標準的なエレメントを用いて、現代の生活を受け入れる、軽やかで、フレキシブルな「家」を作ろうと考えた。
今回200mm幅/18mm厚のバーチ合板を基本ピースとして、直径6m、高さ4mの透明なドームができあがった。全体を15個のユニットに分割し、ステンレスのパイプでできたダボを使うことで、解体・移動を簡単に行うことができる。
接合の穴の位置を変えることによってドーム以外の形状にも進化可能な、フレキシビリティーの高いパビリオンである。